瑞牆山荘〜甲武信
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- GPS
- 15:04
- 距離
- 24.4km
- 登り
- 2,146m
- 下り
- 2,442m
コースタイム
- 山行
- 5:53
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 6:05
二日目は5時発〜甲武信山荘12時着〜バス停15時着
甲武信小屋から途切れてるのは甲武信小屋で泊まることも考えて一旦ログ止めたのを忘れてたから。
天候 | はれ。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大日岩から砂払の頭間にちろっと雪。 金峰〜甲武信間はけっこうがっつり残雪。朝以外はけっこう踏み抜き。 |
写真
感想
ゴールデンウィークなにすっぺ?
と、思いついたのが富士吉田から大倉までの丹沢縦走か、瑞牆から奥多摩までの奥秩父縦走。
気温も高そうだしってんで標高が上な奥秩父へ出発。
装備は4〜5日で食料重そうだなってんで泊装備を軽く、雪はあるんだろうけど、そんな登んないからってんで6本歯の軽アイゼンを主体で以下。ザックはジーニス。
ツェルト、インナーポール、ストック、冬用シュラフ(ナンガオーロラ600DX)、5ミリマット(山と道 Minimalist Pad)、サーマレストZパッド(足元用)、軽アイゼン(6本歯)、エマジェンシ、ヘッデン(NAO)、使い捨てコンタクト*5、サングラス、替え靴下、替え下着*2、レインスーツ上下、化繊ジャケット、文庫本*2、メスティン、シェラカップ*2、400mlぐらいの蓋つきコッヘル、プラティパス2L、ハイドレ1.5L、ザックカバー、ウィンドブレーカ(ペラペラなやつ。)、帰りの着替え。カメラはDSC-TX30のみ。
食料:米4合、ふりかけ、コーンスープ*5、味噌汁*5、早ゆでパスタ*2(400g)、パスタソース*4、棒ラーメン*2(4食分)、カロリーメイト*2、ソイジョイ*2、ビーフジャーキー*2、ミックスナッツ*2、秋刀魚の蒲焼*2(有楽町の某どさんこプラザで売ってるやつ。)
火曜が雨っぽいから火曜までで打ち止めにしようかなー、と軽い気持ちでいたところに、以下のチラシを韮崎のバス停でもらったので、火曜で降りる計画で提出。
http://www.mt-compass.com
提出完了のメールを見ると、下山予定時刻から下山完了連絡をしないまま7時間経過すると緊急連絡先に連絡が行くとのこと。グハ。水曜までで登録しときゃよかった、、、と思いつつ緊急連絡先のtakezo氏にメール。
知らなかったんだけども5/1から運用開始で、県境跨っても可とか、下山報告必須とか、そこそこ良さげ。おぼろげだけど予備日の有無とか登録に多少難がありそうな気もしつつ、上手く運用されれば良いなぁ。
韮崎からバスで瑞牆山荘に着。
ちなみに臨時増便で普通のダイヤよりちょいと早め、9時40分ぐらいに着。乗客は9割ぐらいで隣席空いてた。
瑞牆山荘はけっこ駐車場に車停まってました。
ちょこっと準備して10時ちょうどぐらいにTシャツでスタート。
そこそこ重いけど前回の三条雲取よりは軽かったかも。鉄分少ないし、ツェルトにしたしなー。
富士見平小屋にちょうど30分ぐらいで着。テン場がけっこうな賑わいを見せてました。この時点で5−60張りぐらい。さすがに昨日からってのはそんなに多くないと思うので車組かもう一本前のバスで来れる方々ですかね。
初めて見たけどテン場受付用のテントや、飲み物販売用のテントが出てたりして盛況盛況。
富士もさらりと見えました。
するりと通過、大日小屋を目指します。
富士見平直後の登りを終えれば巻き道巻き道、と思いつつしずしずと登り。富士見平までは結構前後に人がいたんですが、大日小屋あたりまで前後の人影が薄かった。みんな一旦富士見平でテント張って、、みたいな感じなのかな。かくいう自分もやったことありますが。
大日小屋を過ぎ、大日岩あたりから積雪と他のパーティに遭遇。
雪はそこまで腐れてもないけど、締まってるわけでもないのでノーアイゼンで進行。
アイゼン付けてる方も居らさったので、この辺は好みかな。。。
砂払いの頭までたどり着くと、金峰までもう一息感が出ますねやっぱ。
南アルプス、八ヶ岳、富士山を遠くに望めます。ここでも北アが見えてたかも。
近づく五丈岩を頼りにのっしりのっしり登って頂着。んむ、人多いな。。。
山頂を通過してケルンがあるとこで昼食。山頂よりこっちはパタッと人が減ります。これ、あとで知ったんだけども大弛峠は5末まで道路開通してないからなんですね。縦走する人しかこっち来ないなら人減るの当然か。
おにぎりをもぐもぐしつつ、行く末を確認。朝日岳と奥千丈の間だから、、、結構あんなぁ。+ここから先、結構雪深そう。。。
アップダウンはここから大弛峠間にもあるっつっても100メータかそこらなのでそれほどでもないかなー、と思いつつ見た目の距離に多少辟易しつつ山行再開。
いやー、雪深い上に踏み抜きもボツボツっと。まあもう昼過ぎだしなぁ。
まあそれは良いとして、夏靴(トランゴS EVO)でいったんだけども浸水しまくり。まあ1回ソール張り替えてから結構経つし、去年暮れ引退させようかなと思ってたやつなんで止む無しかなー。。。買い替えて来るか、冬靴でくりゃよかった。
あまり普段知らない筋肉を使いつつ前進。朝日岳の岩が露出してる景観ポイントで軽く一息いれてざっざか進んで大弛峠着。。。
今回もそんなに良い感じじゃなかったけども、雪の状態次第じゃ結構時間食いそうなので、10時バスで大弛峠まで行くのはちょっと構えたほうがよさげ。今回はだいたい予想通り、ビビって16時半予定で考えてましたが。
小屋に入ってテン場借用。
小屋番さんによるとこの時期だと道路が開通してないからアスファルト上に張っても良いとのこと。ペグダウンできないから風吹くと弱いし、穴空いちゃうからオススメはしないけどね、と。基本は道路より小屋より側、正規のテン場に張ってねとおっしゃられてました。
ということで結構な方々がアスファルト場に張られてましたね。
まあ僕今回ツェルトなんでアスファルト上無理だったんですが、、、テントだったらそっち行っちゃってたかもなぁ。
ちなみに当日の小屋泊予約は1組のみとのこと、話を聞いてると鉄山後あたりにいらさったご夫婦っぽかったので抜いたポイントと、様子を伝えておきました。
テン場はほぼ雪残ってたのでスコップで整地するか隙間に顔を出してる土面かになるけども、土面は自分が張ったツェルト幅ぐらいのとこぐらいしかなかったので、諦めて雪上にするのが良いかと。
土出てるからここで良いや、と張ったものの、やーな感じで斜めってたので、何度か夜起きました。んむ、手間を惜しんじゃいけないね。
最近は専らメスティンで炊飯。今回は軽くをテーマにしてたんだけども、コイツはやめらんねぇなぁ。。。メスティンだともう失敗する予感すらないぐらい楽チンなんだけどもチタンコッヘルでも炊けるよう練習しようかしらん。(それでも生米は持ってくと思う。)
秋刀魚の蒲焼と味噌汁で、まあ基本コメを1合食う夕食完。んむ、満足。
読書しつつ浸水に1時間ぐらいかけてたので飯終わったら18時。トイレ行って就寝。
、、、つっても疲労困憊ってほど歩いてないのもあり横になりつつpodcastをず〜っと聞いてる感じ。いっつもこんな感じですな。斜めってたのもあり、時々足元が寒いなと思ったらパッドがずれてたり。ザックのほうがいいんだろうけどジーニスはしっかりしすぎてて足元にひくのはちょっとなぁ、と思ってるんだけども、使い方次第なのかしら。次回の宿題。
マットは5ミリでも地面からの冷えはあまり感じず。ほんと、厳寒期以外はこれ一枚で十分だわ。。。
夜中に目覚めてメガネをかけて時計を、、、と思ったらメガネが曇り。んむ、結露ピンチ、としばらくツェルトを開けて外気を取り込み。やっぱシュラフ厚いとなんでも来いって感じで安心感あるなぁ。。。
30分ぐらい通気して満足して再度就寝。結局朝も結露してなくて、なかなかいい感じでした。
4時過ぎ起床。
朝飯、、、なんとなくパスタを茹でる気にならず、カロリーメイトとコーンスープで軽く朝食。これで良いや。
ツェルト&結露なしなので片付けは瞬殺。このお手軽感、たまんないなぁ。結露なければホントもうこれで十分なんだけども。今年はもちっとツェルト山行増やそうかなー。
初日はノーアイゼンだったんだけども、さすがにこの時間だと結構雪も固いので軽アイゼン着でスタート。甲部信まで夏のコースタイムが6時間とのことで一旦こいつが目標。
前国師まで化繊ジャケット着てあったまったところで長袖のミッドレイヤに変更。半袖だとちと寒かったかな。
やー、二日目も天気いいな。。。
ざっざか進んでって、調子に乗り出すと踏み抜き。朝のうちは頻度は少ないけども踏み抜くとエッジがスネを削って痛いです。。。
甲部信までは基本下りでなんこかアップダウン、最後にがつっと登り、思ったより長いイメージ有り。なんこかアップダウンの間があまし派手な山がない&景色があまし見えないのがその要因な気がするけども、今回も長く感じた。
靴下変えたけど2日目も順調に浸水。もう替えないし。。。
途中で一回道間違い。ログにもきっちり残ってるな。。。優秀。
甲武信の直前、水師のピークから南下しました。
写真に誤ったポイントを載っけときましたが、雪が溶けかけだからこそ誤っちゃう感じですね。クワバラクワバラ。
誤ったポイントが視界があまり利かない箇所だったので、ちょっと下って視界があるポイントで間違いに気づきました。正面に見えるはずの甲武信、木賊が左手に見えたんですね。そこで地形図と磁石を見なおして、釜沢方面に南下してるのを確信して登り返し。ピークでザックを降ろして付近を捜索、正しいルートを発見、みたいな。
一応踏み跡、ルートもあったので選択した意識もなかったし視界がなかったらもっと進んでたかも。もうちょっと自分が進んでる方角に自覚的になんないとダメですね。
ささ、最後の登り〜、と水師から登りの間に他ルートからの合流があるせいか、この辺から他パーティーがポツポツといらさり。
じっくり登って甲武信頂着。やー、人多いなー。
道迷いで多少時間食った分差し引いても6時間は切れてないなこりゃ。。。雪結構あったもんなぁ。。。
ここから振り返ると金峰まですらーっと見えて、昨日今日歩いた稜線の長さにけっこう驚き。やー、歩いたねー。
この時点までで笠取まで行くと日が暮れるかどうかな感じだし、行くとしても雁坂峠小屋かなー、と思ってたんだけども、甲武信小屋でコーラを所望した際に見たバス停の時刻表の終バスが16時25分というのを見てうちに帰って布団で寝る選択肢が浮上。ヘタレてても下りだし4時間ありゃイケるべ。
甲武信から小屋までの下り道の雪も腐れてたし、この先もしばらく腐れ雪かな想定とか、靴ぐしゃぐしゃでもう替えの靴下ないしとか、こっから先下りつつ進んでく感じで消化ルート感しかないしなー、雲出てきてるし火曜雨つってたけど月曜夜も怪しげ、、、と次々ヘタレ思考が浮かんで来てモチベーション保てなかったので、木賊山を最後に下ることに。最近あましキツい山行してないから体力的にヘタれてるってのもあるのかも。
徳ちゃん新道下るの初めてだったんだけども、やー、急。よく登ったなこんなトコ。もう2年近く前か。。。
とか思いつつざっくり下ってちょうど3時間ぐらいでバス停着。15時11分発のバスに間に合い。
予定とは大幅に変わったけども天気良かったし良い山行でした。
やー、お疲れさまでしたー。
装備の反省
ヘッデン。暗いうちから歩いてもいいかなってんでNAO持ってったけど、5時時点でけっこう明るかったので、もっと簡易なのだけでよかったかも。実際、エマジェンシ用に持ってったe-liteしか使ってないし。(暗い間はトイレ含め動いてない。)
5ミリマット。寝るには十分。ただ、外付けにしてたら道脇の枝がささってボロボロに。むむむ。。。中に入れるかフィルムかなんかで覆わないとダメだなコレ。
インナポール。これ良かった。かなり空間が広がる。特にツェルトで結露すると中で座るにも濡れたりするけど、これあるとイケそう。綱張らなくてもハリが出るのもなかなか。ちなみにツェルトはfinetrackツェルト競蹈鵐阿如▲檗璽襪mont-bellのツェルトインナーポールでジャストサイズ。あつらえたようにぴったし。
食料。早ゆでパスタは要らなかったかも。朝はとっとと歩き出したい&歩いたら昼まであまし休憩とりたくないので今回みたくカロリーメイトを余分にもってきゃいいや。量的にもいらなかったかも。秋刀魚の蒲焼はなかなかよかった。外装がフィルムだからお気軽だしけっこ美味しい。
靴。や、後半を考えて夏靴で行ったんだけども、冬靴で行くか新調すべきだった。ぐちゃぐちゃだと気分もダウナーだし、マメとかできやすそうだしなんも良いことないもんなぁ。
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