大根沢山～神明発～ブナ沢～大沢左岸尾根～1603尾根～ブナ沢ノ頭北東尾根

2024年05月03日(金) ~ 2024年05月05日(日)

• GPS: 30:39
• 距離: 37.8km
• 登り: 4,767m
• 下り: 4,762m

コースタイム

1日目

• 山行: 10:56
• 休憩: 1:02
• 合計: 11:58

距離 14.8km 登り 2,052m 下り 2,005m

4:55 大根沢山登山口
8:19 8:34 田代沢の頭
9:40 10:07 大根沢山
11:27 11:47 神明発
16:53 宿泊地

2日目

• 山行: 10:13
• 休憩: 0:12
• 合計: 10:25

距離 11.4km 登り 1,689m 下り 1,692m

6:45 宿泊地
11:10 11:23 ブナ沢ノコル
11:43 11:44 ブナ沢ノ頭
17:11 宿泊地

3日目

• 山行: 8:13
• 休憩: 0:00
• 合計: 8:13

距離 11.5km 登り 1,046m 下り 1,079m

6:17 宿泊地
9:47 9:47 ブナ沢ノ頭
14:15 14:16 信濃俣大吊橋
14:25 14:25 信濃俣大吊橋下降点
14:32 大根沢山登山口
14:32 ゴール地点

天候

◎３日間快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

◎信濃俣林道は落石だらけで大きな石をどかして進みましたがパンクのリスクが高すぎるので次回は徒歩で行きます（汗）

コース状況／危険箇所等

◎ブナ沢
自分達では直登が難しい大滝が３つほどありました。
巻きはそれほど悪くはありませんが、1箇所はロープ無しで難しいと思います。トラバースの判断などを含め経験者同行の方が良いと思います。

◎大沢左岸尾根
地形図の通り急勾配の尾根。
1928付近は藪っぽく側面へ避けてのトラバースだったので苦労するかと思いましたが、次第に落ち着き植林帯へ入りました。
核心は下降点で勾配的に降りやすい尾根末端（左俣）へ降りるとゴルジュなので急勾配ですが尾根左側へ下りました。ここは硬いザレでフリクションの掛け方が難しくミスれないので2度ロープを出しゴボウで降りてます。

◎1603尾根
安全な植林帯メインの尾根。

◎ブナ沢ノ頭北東尾根
人の手が入っていない尾根で1800以下はずっと広葉樹林の気持ちの良い尾根で下降点も悪くありません。
大根沢山を避けて左岸稜線へのルートには良いかも？と思いましたが、信濃俣の渡渉の繰り返し、河原歩きが長すぎてウンザリしたので使う事は無いでしょう。

写真

5/3 4:55

信濃俣林道の広場。
ここまでの林道は超絶悪くなっていた。歩いた方が良いので2度と車で来ない。

5/3 8:15

ここまでは結構な急坂で良い歩荷トレーニングになりました。

5/3 8:36

尾根を見ると今まで歩いた記憶が蘇る

5/3 9:41

大根沢山に到着。ここで小休止。

5/3 9:44

自宅から持参したコシアブラの混ぜご飯。めっちゃ美味しい！

5/3 10:13

コルから見る深南部最奥部。
他人には分からないと思うけど、私はこの景色に惹きつけられる。

5/3 11:42

神明発三角点。
実は4度目にして初めて見た。

5/3 13:32

神明発北尾根を下る。
熊檻にビールのジョッキ。ここの熊はキリンビールが好物らしい。。。

5/3 13:45

左岸林道大根沢支線。
ここも崩落が激しく左岸林道へは簡単に行けません。

5/3 14:16

ブナ沢に降りてきました。4度目にもなると帰ってきた感が出る。

5/3 14:58

少し休憩して私は翌日の下見でサクラ沢宿舎方向へ。

5/3 15:10

サクラ沢に降りてきました。

5/3 15:15

翌日の着地点の視察。
結果的にこの下見が無かったら詰んでた可能性大。

5/3 15:26

サクラ沢宿舎。
崩壊していますが緊急時に風雨を凌ぐ事は出来るでしょう。

5/3 15:30

小屋浦の窪地にも。

5/3 15:30

深南部名物あり。

5/3 15:41

小屋の裏手の尾根を登ります。

5/3 15:46

この尾根にも熊檻がありました。
ここの熊はアサヒビールが好みらしい。。。

5/3 16:30

そして私達はクラフトビール🍺

5/4 5:05

晩御飯、朝ごはんもシェフが腕を振るって、普通山では食べられないご馳走をいただきました！

5/4 6:32

◎2日目
お昼ご飯用に井川メンパにコシアブラの混ぜご飯。

5/4 7:00

ブナ沢の沢登りへ

5/4 7:06

連瀑帯。テンション上がります。

5/4 7:09

沢登りは楽しい！

5/4 7:33

ブナ沢大滝。
ここは右岸から巻き。

5/4 8:15

水菜。

5/4 8:58

素晴らしい！

5/4 9:13

沢沿いにはイワカガミが咲いていました

5/4 9:34

こちらも大滝。
左の涸沢を登ります。

5/4 9:42

ここはクライマーの出番！本当に上手い！

5/4 9:50

ロープを垂らしてもらい安全に登ります

5/4 9:57

とは言え結構な斜度なので慎重に。

5/4 10:28

抜けると苔むして源流の様相

5/4 10:33

ここでお昼ご飯。こんなに美味しい山の恵みに感謝！

5/4 10:55

ここで私はメンバーと別れブナ沢のコルへ。

5/4 11:00

小滝を登ってる最中突然カモシカ君が現れビックリ！道を譲ってくれないか交渉。

5/4 11:11

ブナ沢のコルに出ました。

5/4 11:41

寸又川左岸稜線は気持ち良い。

5/4 11:56

痛恨の尾根間違い！

5/4 11:58

150mほど降ってしまい一瞬そのままブナ沢へ下ろうかと思ったけど、何ヶ月も狙っていた尾根を僅か150mで諦めるほど馬鹿馬鹿しい事はないと思い直し登り返す。

5/4 12:07

ここはオフィシャルドリンクの出番だ！

5/4 12:30

登り返した2000m付近からの展望。
登山を趣味にして良かった。

5/4 12:31

大根沢山がデカい！

5/4 12:33

さぁ、気を取り直して。

5/4 12:39

めっちゃ急坂

5/4 12:44

1928へ向かうと下で水の音が、、、

5/4 12:47

1928はちょっとした小ピーク。
需要は無いと思うが下で水を汲める。

5/4 12:58

全体的に斜度がキツいが藪は少ない。

5/4 13:07

デカザックだったら厳しかっただろう

5/4 13:11

部分的に馬酔木藪。これは伐採跡地の証拠なので人工藪とも言える。

5/4 13:18

しっかりワイヤーが出てきました

5/4 13:38

尾根末端。
安全な降り口はどこなのか？地形図を見る限り尾根右側の方が降りやすいが昨日の下見地点は尾根左側。

5/4 13:44

下見を信じて少し登り返して鬼のような下り。ここで2回ロープを出した。

5/4 13:46

下降中に見えた右俣。
ご丁寧に滝内蔵ゴルジュ。今回ほど下見の大切さを感じた事は無い。
あちらに降りてロープを回収していたらどうなっていたのか。。。恐ろしい。

5/4 13:47

こちらの下降点は降りてしまえば安全。

5/4 13:48

降りてきました。

5/4 13:48

降り口を振り返って

5/4 13:54

そのままサクラ沢を下降しても良かったのですが、今日も少しだけ下見したかったので1603尾根へ登り返します。

5/4 20:00

qurousagiさん特製サバ缶カレー。めっちゃ美味しかった！

5/4 14:41

幕営地に戻ってきました。
やっとゆっくり出来そうです。

5/5 6:31

◎3日目
本日も快晴。

5/5 6:34

前日セットしておいたロープを使って登る

5/5 9:06

一般ルートに合流。歩きやすくやりました。

5/5 9:16

ブナ沢の頭北側にあるオアシス

5/5 9:57

ブナ沢の頭北東尾根を降ります

5/5 10:41

気持ち良い広葉樹の森

5/5 10:56

ここでしか見れない展望は藪山登山の醍醐味

5/5 11:38

予定通りカバ沢出合に着地

5/5 11:52

ここから長い沢歩き

5/5 11:55

良い

5/5 12:32

信濃俣に合流。
水量が多く焦る。

5/5 12:42

3日連続のコシアブラ混ぜご飯。全然飽きない美味しさ！

5/5 13:35

長い。。。
やっと堰堤見えてきた

5/5 13:55

廃吊橋

5/5 14:08

5月なのに灼熱の河原歩きも終わり。

5/5 14:27

林道から見る景色。
奥に伊谷山。

5/5 14:31

楽しい３日間ありがとうございました！

撮影機器：

iPhone 13 Apple

iPhone 13 mini Apple

iPhone 15 Apple

感想

kaikairei

毎年恒例となったGWの大根沢源流山行！
今年はブナ沢遡行をメインに計画。
日帰りで簡単に来られる場所では無いので大根沢流域で唯一の未踏尾根だった1928尾根もプラスαで追加して達成感のある山行になりました。

コメント

heyworx

いつもおいしそうな登山、憧れます！

kaikairei

heyworxさん、ありがとうございます。
友人が料理上手で美味しい食事を作ってくれるんですよ！友人達に感謝です。