剱岳・長次郎谷
- GPS
- 56:00
- 距離
- 19.2km
- 登り
- 2,567m
- 下り
- 2,559m
コースタイム
- 山行
- 3:48
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 4:57
- 山行
- 7:05
- 休憩
- 2:35
- 合計
- 9:40
- 山行
- 6:02
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 7:12
天候 | 19日小雨のち曇り。夕方から夜半まで風雨 20日午前中晴れ。午後曇り 21日快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:室堂→扇沢、扇沢→大町温泉郷、大町温泉郷→信濃大町、信濃大町→松本(あずさに乗車して帰京) |
コース状況/ 危険箇所等 |
室堂から剱沢キャンプ場まで特に危険個所ナシ 剱沢雪渓は途中滝のある部分は雪渓を避け夏道を歩行。 長次郎谷は数か所クレバスアリ。上部左俣は大きなクレバスで寸断されかけている。 今回右端から通行可能だったが、切れたら困難と思われる。 |
その他周辺情報 | 薬師の湯(大広間の使用は17時迄) |
予約できる山小屋 |
剱澤小屋
|
写真
感想
雨の中立山を歩いた翌早朝、雨が上がりサッと周囲のガスが晴れて姿を現した剱岳がとても印象的で「いつか歩きたい!」と思っていました。
直通バスで室道へ向かう道中、カーテンの隙間から外を見ると一面真っ白。
台風通過の影響で日曜のお天気はそう期待出来ないのは分かっていましたが、『あーやっぱり…』
後の日は天候が回復するだろうと予想をしてやってきたのですが…。初日の行程で強い雨にならない事を願いながらの室道出発でした。
雷鳥沢辺りで気持ちガスが上がった?少しの変化で一喜一憂。w
剱沢キャンプ場へ向かうルートは「お花を見よう!」新室道乗越経由で行く事に決定し、まずは剱御前小舎目指します。
雪渓上がってちらほら見える高山植物に「これは○○」「あれは…?」話ながら標高を上げていきます。後ろを振り返ると地獄谷の蒸気と硫黄で色の変わった雪面が目に入りました。
毎度軽量化がテーマです。メンバーの中では軽い方だったはずですが、どうにも身体の動きが鈍い。
すぐにお腹が空くのはいつもの事なので、こまめに食べられそうな行動食にしていたつもりでしたが、なんだか…。うっかりバテるところを様子見て休憩とって貰いながら剱御前小舎に到着。
風が強かったので小屋の壁側に寄って休憩後、剱沢キャンプ場へ向けて出発。『帰りはここ登るのかー…』など考えている間に到着。
会で新調したテントを設営して一段落しところに、前日から立山入りしていた同期taka10さん下山してきました。w
晩御飯合流して貰い、ソロ山行とは思えない豊富な食材をご提供頂きました!
気圧の変化に身体が追いつかなかったのか頭痛・首痛に耐えられなくなり途中ダウンして食担放棄の私…(×_×)夜中までずっと治る気配なかったので不安に思いましたが、翌朝はスッキリ目覚めました。
皆さんご心配おかけしてすみませんでした。
taka10さんにお見送りして貰い、まずは、「岩と雪の殿堂剱岳」バーンと見えるハズの剱沢小屋へ移動。起きて外へ出た時本峰は姿を見せてくれていませんでしたが、ここでもあと少し…(^^;
雪渓を下り長次郎谷出合いへと進みます。途中、水音激しく聞こえる滝の部分は夏道を歩きつつ…源次郎尾根、八つ峰が徐々に視界に大きく入ってくる…ドキドキです。。
雪渓歩きはGWの山行以来。
「スプーンカットに置くように意識していると足の負担になりにくい」アドバイス通りに足を進め…途中クレバスやシュルンドの大きさに足を止めたり、両側にそそり立つ岩壁を眺めたり…気付いたら熊の岩へ到着していました。
地図見ていて「ココ」と思っていたのと違ったのは、上と下にあったから…。下の岩場をビバーク地として本峰へ向かう準備をしました。
左俣から長次郎谷出合いは途中雪渓が切れ落ち、空洞が。。『おーこれ上がるの…恐ろしや』CL:msatoさんがルート偵察して行けそうな所を進み、順調にコル到着。アイゼン、ピッケルをデポしていよいよ山頂へ!と一度ニセピークに着いて「ここ、違う違う。w」軌道修正してようやく山頂踏みました。
PikkuMyyさんも初の剱岳登頂♪
時間的に山頂には人がいなかったので貸切。左俣に入った時点でガスってきていたので、山頂もあまり展望がありませんでしたが、時折晴れてうっすら周りの尾根が見えます。
源次郎も八ツ峰も格好良いなぁ。。いつか行きたいなぁ。。
時間が遅くなる前に熊の岩へ戻り、登頂記念のお茶タイム。
眼前には後立山、左右に八ツ峰・源次郎…。とても心安らぐ時間を過ごすことが出来ました。
周りに明かりが無いので星もさぞキレイに見えるだろうと夜中に起きようと思っていましたが、朝まで爆睡。w
翌朝ご飯食べた後、外では丁度夜明け。周囲に朝日があたりとても綺麗でした。
下山は1、2日目に下ったルートをひたすら登ります。『辛いんだろうなぁ…』覚悟をしていましたが、雪渓歩きは思っていたよりは楽で、剱沢小屋・剱御前小舎を通過し(またお花を堪能して…)雷鳥沢で室道までの階段上り前最後の一休み。
最終日が最もお天気が良く、剱御前小舎から降りてくる時には奥大日岳・大日岳、立山の峰々、登山バスの道路まで良く見えて…「サッサと帰るのは勿体ないね」そんな事を話しながら歩いていました。
うっかり山バッジ買いそびれてしまったので、次回へ持ち越し。
途中体調悪くなったりしてひやひやしましたが、無事に歩けて良かった…
色々と気遣って頂いたメンバーの皆さんに感謝です。^^
いいですね 行ってみたいですね
6〜7月に行くのがオススメです。
今年はちょっと雪渓の状態が悪かったけれど、ちゃんと繋がっていれば大丈夫。
なるほど!6, 7月ですね。メモメモ。
私もこのルートは経験なく、行きたいリストのひとつです。
実際行く際は、色々教えて下さい!
なるほど
しかし一番の問題は自分の体力かなあ、、(^^;;
日曜日、種池山荘付近からから長次郎がよくみえましたが、山頂は雲の中でした。天候ももってよかったですね!夏に初劔の予定です。私もピークふめるといいなあ。
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