白馬大雪渓-白馬岳-雪倉岳-朝日岳-五輪尾根

2015年08月04日(火) ~ 2015年08月06日(木)

• GPS: 20:22
• 距離: 35.5km
• 登り: 3,160m
• 下り: 2,950m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:53
• 休憩: 0:46
• 合計: 5:39

距離 7.9km 登り 1,566m 下り 90m

10:03 猿倉登山口駐車場
10:03 10:09 猿倉荘
11:09 11:32 白馬尻小屋
11:45 11:52 大雪渓末端
13:10 大雪渓上端
13:34 岩室跡
13:50 14:00 休憩
14:35 避難小屋
15:42 白馬岳頂上宿舎

2日目

• 山行: 7:39
• 休憩: 0:59
• 合計: 8:38

距離 13.6km 登り 836m 下り 1,411m

5:48 白馬岳頂上宿舎
6:24 6:31 白馬岳
7:00 6:03 三国境
7:38 7:39 鉱山道分岐
8:33 8:45 雪倉岳避難小屋
9:26 9:34 雪倉岳
10:21 10:47 休憩
11:21 ツバメ岩
11:45 11:46 小桜ヶ原
12:06 12:09 朝日岳/水平道分岐
13:22 13:23 水谷のコル
13:29 朝日小屋

3日目

• 山行: 5:38
• 休憩: 1:19
• 合計: 6:57

距離 13.9km 登り 773m 下り 1,450m

5:27 朝日小屋
6:17 6:18 朝日岳
6:45 6:48 吹上のコル
7:18 7:20 休憩ベンチ
8:03 五輪の森標識
8:20 8:40 朽ちかけたベンチ
8:45 花園三角点
9:37 10:13 白高地沢橋
10:56 11:06 瀬戸川橋
11:35 11:42 兵馬の平
12:16 蓮華温泉キャンプ場
12:24 蓮華温泉
12:24 ゴール地点

天候

1日目：晴れのち曇り　2日目：晴れのち曇り　3日目：晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き：JR長野駅からバス、白馬八方乗換、猿倉下車
帰り：蓮華温泉から糸魚川駅行バス、糸魚川からJR

コース状況／危険箇所等

大雪渓上部で杓子側斜面崩壊部から小さな落石音が聞こえたのみでしたが、雪渓上には人間大から小さなものまで多数の岩石が転がっていました。雪渓上で下界を眺めながら腰を下ろして休んでいる人を見かけましたが、リスク回避意識ないですね。
小雪渓も簡易アイゼン着けてトラバース。
その他残雪は鉢ヶ岳、朝日岳水平道、吹上のコル下にありますが、アイゼンなしで不安はありませんでした。

その他周辺情報

蓮華温泉入浴料：800円

写真

8/4 10:10

猿倉荘脇の登山口。気温：30℃

8/4 10:23

車道は頭上から強烈な直射日光。汗だく、熱中症注意！

8/4 10:27

バスの中からはきれいに見えていた白馬連山も、ガスがかかり始めた。

8/4 10:48

車　道が終わり木陰の道になりホッとするが、無風のため汗だく！

8/4 10:51

タマガワホトトギス

8/4 10:58

8/4 11:07

白馬尻到着。ちっとも涼しくない。

8/4 11:51

大雪渓の下に来て漸く冷気に癒される。

8/4 12:07

左の岩は人が屈んだくらいの大きさ。

8/4 12:26

平日の昼とあって、自分のペースで歩けます。

8/4 12:53

杓子岳側の崩壊個所。時々小さな落石音がしていました。

8/4 13:05

8/4 13:09

大雪渓歩きはここまで。

8/4 13:19

ガレ場を上ります。

8/4 13:20

大きく口を開けた雪渓。

8/4 13:31

雪渓を外れると気温30℃。沢の流れが心地よい。

8/4 13:33

岩室跡

8/4 13:49

8/4 13:57

タカネナデシコ

8/4 13:58

ホソバトリカブト

8/4 14:09

ミソガワソウ

8/4 14:12

ミヤマアカバナ

8/4 14:14

8/4 14:36

避難小屋

8/4 14:51

シナノキンバイ

8/4 14:57

クルマユリ

8/4 15:02

テガタチドリ

8/4 15:02

ハクサンフウロ

8/4 15:05

イブキジャコウソウ

8/4 15:08

8/4 15:09

岩の割れ目に咲くチシマギキョウ

8/4 15:15

最後の急登。まるで枕木の山を上る様。

8/4 15:17

タカネヒゴタイ

8/4 15:19

積乱雲が出てきました。

8/4 15:20

8/4 15:23

オタカラコウ

8/4 15:28

ミヤマアケボノソウ

8/4 15:33

ヨツバシオガマ

8/4 15:39

タカネシオガマ

8/4 18:18

トウヤクリンドウ

8/4 18:19

タカネシオガマ

8/4 18:24

雷雲は通り過ぎ晴れてきました。

8/4 18:27

立山・劔岳方面に湧く積乱雲

8/5 5:53

上空は快晴です。

8/5 5:57

ミヤマクワガタ

8/5 6:00

丸山と立山・剣岳

8/5 6:26

白馬岳頂上から雪倉岳方面の眺め。

8/5 6:45

白馬岳北面のガレ場。

8/5 6:50

ウサギギク

8/5 6:50

ミヤマアズマギク

8/5 6:52

チシマギキョウ

8/5 6:55

イワギキョウ

8/5 7:06

コマクサ

8/5 7:19

タカネマツムシソウ

8/5 7:36

コマクサ

8/5 7:45

タカネマツムシソウ

8/5 7:47

ミヤマムラサキ

8/5 7:54

ライチョウの親子

8/5 7:54

子供がもう1羽

8/5 7:56

シナノキンバイ他一面のお花畑です。

8/5 7:58

こちらはハクサンイチゲ主体。

8/5 8:11

鉢ヶ岳の雪田をトラバースします。アイゼンなし。

8/5 8:12

ミヤマキンバイ

8/5 8:26

タカネナデシコ

8/5 8:27

クモマミミナグサ

8/5 8:28

タカネシオガマとタカネツメクサ

8/5 8:31

カライトソウ

8/5 8:38

タカネマツムシソウとタカネイブキボウフウ

8/5 8:39

8/5 8:41

雪倉岳避難小屋の注意書き

8/5 8:45

イワベンケイ

8/5 8:55

トウヤクリンドウ

8/5 8:56

ミヤマコゴメグサ

8/5 9:32

雪倉岳頂上到着。白馬岳もガスに隠れてしまいました。

8/5 10:02

シモツケソウとタカネツリガネニンジン

8/5 10:44

カラマツソウ

8/5 10:52

お花畑の中の縦走路。

8/5 10:55

シロウマアサツキ

8/5 11:25

ツバメ岩。赤男山の斜面が崩壊中で、来る度に道が変わります。

8/5 11:40

雪田下のミズバショウ、リュウキンカ
。

8/5 11:42

ハクサンコザクラ

8/5 11:44

イワカガミ

8/5 11:47

モウセンゴケ。虫を捕えている様。

8/5 11:57

キヌガサソウ

8/5 12:02

ミヤマリンドウ

8/5 12:17

8/5 12:38

結構雪が残っています。

8/5 13:04

クサリ場もあります。

8/5 13:05

最後、一番必要な所に鎖がない！

8/5 13:21

カメラを構えている間に朝日小屋はガスの中に消えました。

8/5 15:00

多くのチングルマは穂を出していましたが、ここではまだ咲いていました。

8/5 16:59

朝日小屋の夕食。カジキの甘辛煮オクラ添え、ホタルイカの沖漬け、おでん、長芋サラダ、甘味、茶そば、昆布締め

8/5 17:45

チングルマの穂。

8/5 18:51

雪倉岳・白馬岳夕景

8/6 5:28

朝日小屋出発

8/6 6:18

朝日岳頂上から白馬岳方面。遠景は剱岳。

8/6 6:20

雪倉岳方面分岐

8/6 6:42

吹上のコル

8/6 6:49

雪が無くなるとぬかるみになり、歩き辛くなります。

8/6 6:55

8/6 6:59

チングルマの群落。

8/6 7:08

ヒオウギアヤメ

8/6 7:18

休憩ベンチがあります。

8/6 7:22

ミズバショウ

8/6 7:27

岩の間から水がチョロチョロ出ていました。

8/6 7:29

ハクサンコザクラ

8/6 7:43

ニッコウキスゲ

8/6 7:50

樹林帯の隙間から見えた朝日岳。こちら側から見ると雄大です。

8/6 7:52

雪倉岳

8/6 8:03

「五輪の森」ここまで樹林帯。この少し先から視界の開けた草原になります。

8/6 8:13

8/6 8:15

シモツケソウ

8/6 8:21

ムシトリスミレ（タヌキモ科）

8/6 8:26

木道が続きます。

8/6 8:36

ワタスゲの草原。

8/6 8:44

花園三角点

8/6 9:12

シナノオトギリ

8/6 9:37

白高地沢橋。休憩良い大きな石がいくつかあります。

8/6 10:56

瀬戸川橋。ここは河原に下りられません。

8/6 11:38

兵馬の平。瀬戸川橋からここまでの登りはきつい。さらに蓮華温泉まで登りが続きます。汗だく。

8/6 12:23

蓮華温泉到着。

撮影機器：

COOLPIX P7100 NIKON

感想

rinrinji

ここ数年毎年のように行っているお気に入りの白馬連山、今年は10年ぶりに大雪渓から上ってみました。
朝一の新幹線で東京を出ると猿倉着は10時過ぎ、気温30℃、暑い盛りの登りとなります。直射日光の砂利道歩きは熱中症になりそうでした。さすが大雪渓上に出るとひんやりとした冷気で20℃。しかし、大雪渓を抜けると
30℃、汗だくで最後の急登を上りました。村営頂上宿舎目前で、雷の音が。花の写真撮影もそこそこに宿舎へ飛び込みました。
翌日は水平道辺りで雲行きが怪しくなり、足早に朝日小屋へ入ると、間もなく夕立。やはり午後は天気が不安定になります。

白馬連山の魅力は何と言っても高山植物。特に小雪渓から村営頂上宿舎にかけてと、鉢ヶ岳鞍部から雪倉岳にかけて、それに五輪高原辺りがすばらしい。群落をなして見応えのあるチングルマはほとんど穂を出していましたが、雪解けの遅いところでは花が残っていました。鉢ヶ岳鞍部から雪倉岳にかけてはタカネマツムシソウが最盛期で、特に雪倉避難小屋付近は見事でした。

吹上のコルから下の木道は、かつて常に濡れていて滑りやすい所があったのですが、平成16年に改修されてからは歩きやすくなっています。計画では蓮華温泉15:30のバスを予定していましたが、12:30に蓮華温泉へ着き、余裕で13:45のバスに乗ることができました。北陸新幹線の開通に合わせて糸魚川行きのバスの便も良くなったようです。

コメント

mamepapa

涼しさを分けていただきました
rinrinjiさん、こん○×は(^o^)/
連泊での縦走、お疲れ様です。

平地での猛暑の中、このような涼しげな写真で少しでも涼しく感じるのがここ最近の妄想山行になっています
涼しさだけでなく、近郊の山々では見ることの出来ない やライチョウが見れて楽しかったんでしょうね 　
大雪渓もあの渋滞に巻き込まれず自分のペースで歩けたんですね

少し時間が出来そうなので近場を…と考えるだけでもバテてしまうので、今月末に遠征しようかと計画ちぅです。

mamepapa

rinrinji

Re: 涼しさを分けていただきました
mamepapaさん　こんにちは
白馬連山の魅力は豊富な高山植物。
今回は天気に恵まれ堪能できました。

熱中症注意。近場の山歩きは暑さが一段落してからの方がよさそうですね。