仙丈ヶ岳

2015年08月09日(日) [日帰り]

• GPS: 07:37
• 距離: 10.9km
• 登り: 1,230m
• 下り: 1,246m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:48
• 休憩: 1:52
• 合計: 7:40

距離 10.9km 登り 1,248m 下り 1,248m

7:30 北沢峠
8:05 8:13 標高2280m付近（休憩）
8:45 8:53 薮沢大滝ノ頭
9:12 9:20 標高2660m付近（休憩）
9:49 10:02 小仙丈ヶ岳
10:49 10:53 標高2990m（仙丈ヶ岳手前250m）付近
11:02 11:17 仙丈ヶ岳
11:36 12:08 仙丈小屋
12:37 馬の背分岐
12:46 13:01 馬の背ヒュッテ
13:09 大滝の頭への分岐
14:07 14:16 藪沢大滝（滝が見えない森の中）
14:51 大平山荘
15:10 北沢峠

　北沢峠へは、甲府駅を朝4:35発の広河原行きのバスを利用。広河原からは6:50発で7:15に北沢峠に着く。 帰りは北沢峠から広河原まで，乗客がそろい次第順次バスが出発。広河原から甲府駅行きの最終は16:40。最終便は多くの登山客が利用するので4，5台のバスが来た。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス

コース状況／危険箇所等

登山ポストは登山口にあるはずだが，気付かずに出しそびれた。

写真

8/9 5:22

山梨交通の甲府駅−広河原のバス券。1人2050円。朝4:35発，広河原6:28着の運行のものに乗車。

8/9 7:16

広河原から北沢峠へのバスに乗り換え，北沢峠に7:15着。バス料金は1人750円。

8/9 7:16

北沢峠登山口のトイレ

8/9 7:16

北沢峠の周辺案内図

8/9 7:17

北沢峠登山口のシラビソの林

8/9 7:30

仙丈ヶ岳への登山口標識

8/9 7:41

登山道一合目表示

8/9 7:54

登山道二合目表示

8/9 8:30

登山道四合目表示

8/9 8:46

五合目大滝頭

8/9 8:46

五合目大滝頭。ここまで標準2時間のところ，なんと1時間15分。同行者の足が速すぎてすでに足にキテいる。

8/9 9:03

樹林の間から甲斐駒ケ岳

8/9 9:13

森林限界を超え，小仙丈が見えてきた。

8/9 9:13

登山道の六合目の表示

8/9 9:13

振り返ると甲斐駒ケ岳

8/9 9:13

甲斐駒の左に鋸岳

8/9 9:17

甲斐駒と鋸岳の間，遠くに八ヶ岳が見える。

8/9 9:17

鋸岳

8/9 9:20

写真右に栗沢山，アサヨ峰。

8/9 9:20

甲斐駒ケ岳

8/9 9:22

小仙丈ヶ岳

8/9 9:23

小仙丈ヶ岳に向かって登る。

8/9 9:26

甲斐駒ケ岳

8/9 9:28

中央やや左にアサヨ峰，やや右に鳳凰山。

8/9 9:33

甲斐駒ヶ岳

8/9 9:34

鋸岳と甲斐駒ヶ岳

8/9 9:42

中央遠くに富士山，左に鳳凰山，右に北岳。

8/9 9:43

鳳凰山

8/9 9:43

遠くに富士山

8/9 9:43

甲斐駒ヶ岳

8/9 9:51

北岳。その右に間ノ岳。

8/9 9:51

写真左に間ノ岳

8/9 9:51

鋸岳

8/9 9:51

甲斐駒ヶ岳

8/9 9:53

小仙丈より北岳

8/9 9:54

小仙丈より馬の背

8/9 9:54

小仙丈ヶ岳標識。2864mと2855mの二つの標高標識があるが，国土地理院の地図を見ると2864mが正しい。

8/9 9:54

小仙丈ヶ岳標識

8/9 9:57

小仙丈より甲斐駒ケ岳

8/9 9:58

小仙丈から北東方向を中心とするパノラマ。写真中央に鋸岳。中央やや右が甲斐駒ケ岳。左端に仙丈ヶ岳。右端に北岳。

8/9 10:02

仙丈ヶ岳への道標

8/9 10:02

小仙丈ヶ岳より富士山

8/9 10:03

イワツメクサ（岩爪草，ナデシコ科ハコベ属の多年草）

8/9 10:03

イワツメクサ

8/9 10:05

小仙丈より仙丈ヶ岳。正面に小仙丈カール（圏谷）。カールは氷河が削った谷。

8/9 10:06

仙丈ヶ岳へ

8/9 10:06

北岳と間ノ岳

8/9 10:08

仙丈ヶ岳への登り。仙丈ヶ岳の石は白亜紀の赤石層群の硬砂岩・粘板岩・チャートでできているとされる。

8/9 10:08

馬の背

8/9 10:11

仙丈ヶ岳と小仙丈カール。仙丈ヶ岳は小仙丈カール，藪沢カール，大仙丈カールと山頂部に3つのカールがある。

8/9 10:18

仙丈ヶ岳へ

8/9 10:22

鳳凰山

8/9 10:23

仙丈ヶ岳が近づいてきた。

8/9 10:23

仙丈ヶ岳八合目の表示

8/9 10:23

仙丈ヶ岳への小ピーク

8/9 10:39

仙丈ヶ岳手前から仙丈小屋に下りられるところ

8/9 10:46

仙丈小屋を見下ろせる。

8/9 10:48

仙丈ヶ岳の頂上と藪沢カールの上部

8/9 10:50

雷鳥

8/9 10:50

雷鳥

8/9 10:52

タカネツメクサ（高嶺爪草，ナデシコ科タカネツメクサ属の多年草）

8/9 10:52

ミヤマコゴメグサ（深山小米草，ハマウツボ科コゴメグサ属の一年草）

8/9 10:56

藪沢カールのリム南東部より仙丈小屋

8/9 10:59

仙丈ヶ岳山頂まであと一息

8/9 11:01

歩いてきた稜線

8/9 11:03

仙丈ヶ岳より甲斐駒ケ岳

8/9 11:04

仙丈ヶ岳より北岳

8/9 11:05

仙丈ヶ岳よりいま歩いてきた登山道を振り返る。

8/9 11:06

仙丈ヶ岳山頂

8/9 11:06

山頂の「手力男命（たぢからおのみこと）」と刻まれた石

8/9 11:09

仙丈ヶ岳より南東方向の北岳を中心とするパノラマ。左端に北東方向の甲斐駒ケ岳。

8/9 11:13

ミヤママンネングサ（深山万年草，ベンケイソウ科マンネングサ属の多年草）

8/9 11:14

イワベンケイ（岩弁慶，ベンケイソウ科イワベンケイ属）。雌雄異株。

8/9 11:14

クロトウヒレン（黒唐飛廉，キク科トウヒレン属）

8/9 11:14

クロトウヒレン。シラネアザミの変種とされる。

8/9 11:14

イワツメクサ。やはり3000mの高所だからか，花を撮るのにしゃがんで立つたびに立ちくらみがする。

8/9 11:15

仙丈ヶ岳山頂より仙丈小屋

8/9 11:15

仙丈ヶ岳より甲斐駒ケ岳

8/9 11:17

仙丈ヶ岳の二等三角点

8/9 11:18

仙丈ヶ岳頂上にエルタテハ

8/9 11:18

仙丈ヶ岳山頂の「二柱大�叩廚板Δ蕕譴神�

8/9 11:19

仙丈ヶ岳から西の方向。遠くに中央アルプス（木曽山脈）。

8/9 11:21

チシマギキョウ（千島桔梗，キキョウ科ホタルブクロ属の多年草）

8/9 11:21

チシマギキョウ

8/9 11:21

トウヤクリンドウ（当薬竜胆，リンドウ科リンドウ属の多年草）。花は日が当たらないと開かないらしい。

8/9 11:24

ミヤマダイコンソウ（深山大根草，バラ科ダイコンソウ属の多年草）

8/9 11:24

仙丈小屋に向かって下りる途中にあるケルン

8/9 11:28

藪沢カールに建つ仙丈小屋に向かって下りてゆく。

8/9 11:30

仙丈ヶ岳から仙丈小屋への道標

8/9 11:32

ウサギギク（兎菊，キク科ウサギギク属の多年草）

8/9 11:32

ウサギギク

8/9 11:44

仙丈小屋から仙丈カール

8/9 12:02

仙丈小屋の風車群。これで発電しているようだ。

8/9 12:03

仙丈小屋

8/9 12:06

ミヤマミミナグサ（深山耳菜草，ナデシコ科　ミミナグサ属）　　

8/9 12:12

ハクサンボウフウ（白山防風，セリ科カワラボウフウ属の多年草）

8/9 12:12

ヨツバシオガマ（四葉塩釜，ハマウツボ科シオガマギク属の多年草）

8/9 12:15

ミヤマバイケイソウ（深山梅�濮陝ぅ罐蟆淵轡絅蹈愁β阿梁診�草）

8/9 12:18

キバナノコマノツメ（黄花の駒の爪，スミレ科スミレ属の多年生植物）

8/9 12:18

キバナノコマノツメ

8/9 12:23

いま下りてきた仙丈小屋を振り返る。

8/9 12:24

小仙丈ヶ岳を見上げる。

8/9 12:26

ハイマツの中のゆるやかな勾配を下りてゆく。下りは北沢峠までゆっくりと歩いた。

8/9 12:26

仙丈ヶ岳東側の稜線

8/9 12:29

馬の背

8/9 12:29

甲斐駒ケ岳

8/9 12:32

ミヤマバイケイソウ。バイケイソウの高山型だが，バイケイソウと区別しないという見解もあるようだ。

8/9 12:33

鹿の食害防止用のネット

8/9 12:37

馬の背への分岐

8/9 12:41

馬の背ヒュッテに下りてゆく道

8/9 12:42

ホソバトリカブト（細葉鳥兜，キンポウゲ科トリカブト属）

8/9 12:43

ハクサンフウロ（白山風露，フウロソウ科フウロソウ属の多年草）

8/9 12:47

馬の背ヒュッテ

8/9 12:46

馬の背ヒュッテのところにあった水場の情報

8/9 12:48

シシウド（猪独活，セリ科シシウド属の多年草）

8/9 12:53

馬の背ヒュッテ

8/9 13:00

馬の背ヒュッテ前の道標

8/9 13:00

ウラジロナナカマドの青い実

8/9 13:08

ミヤマコゴメグサ

8/9 13:09

大滝の頭への分岐。ここから登りに使った小仙丈尾根ルートへ戻ることもできるが，藪沢重幸新道（やぶさわしげゆきしんどう）を下って北沢峠へ。

8/9 13:11

ハクサンフウロ

8/9 13:12

藪沢沿いを重幸新道で下って大平山荘（おおだいらさんそう）経由で北沢峠へ。

8/9 13:12

タカネヨモギ（高嶺蓬，キク科ヨモギ属の多年草）

8/9 13:13

ミソガワソウ（味噌川草，シソ科イヌハッカ属の多年草）。

8/9 13:14

タカネグンナイフウロ（高嶺郡内風露，フウロソウ科フウロソウ属の多年草）

8/9 13:16

藪沢重幸新道を下る。大平山荘を創設された竹澤重幸さんが整備した登山道。

8/9 13:16

クロクモソウ（黒雲草，ユキノシタ科チシマイワブキ属の多年草）

8/9 13:17

ミヤマアカバナ（深山赤花，アカバナ科アカバナ属の多年草）

8/9 13:21

藪沢を下る正面に甲斐駒ケ岳

8/9 13:26

ヤマハハコ（山母子，キク科ヤマハハコ属の多年草）。雌雄異株。

8/9 13:26

ミヤマアキノキリンソウ（深山秋の麒麟草，キク科アキノキリンソウ属の多年草）

8/9 13:27

イワオウギ（岩黄蓍，マメ科イワオウギ属の多年草）

8/9 13:30

足元の砂利でスリップしやすい。

8/9 13:32

藪沢に流れ落ちる滝

8/9 13:35

センジュガンピ（千手岩菲，ナデシコ科センノウ属の多年草）

8/9 13:37

シナノオトギリ（信濃弟切，オトギリソウ科オトギリソウ属の多年草）

8/9 13:37

タカネナデシコ（高嶺撫子，ナデシコ科ナデシコ属の多年草）

8/9 13:38

タカネナデシコ。カワラナデシコの高山型の種。

8/9 13:39

シナノキンバイ（信濃金梅，キンポウゲ科キンバイソウ属の多年草）

8/9 13:39

ミソガワソウ。和名は木曽川の源流部である味噌川に由来。

8/9 13:40

藪沢沿いを下る。下山者の多くは重幸新道を使わずに，大滝の頭から北沢峠に下りる人が多いようだ。

8/9 13:41

ハンゴンソウ（反魂草，キク科キオン属の多年草）

8/9 13:42

沢に残る雪

8/9 13:45

シナノオトギリ

8/9 13:46

クロトウヒレン

8/9 13:47

藪沢の左岸から右岸へ渡る。

8/9 13:48

ミヤマアカバナ

8/9 13:49

ミヤマハタザオ（深山旗竿，アブラナ科ヤマハタザオ属の多年草）

8/9 13:51

藪沢大滝のあたりは沢から離れて迂回する。

8/9 13:52

コウモリソウ（蝙蝠草，キク科コウモリソウ属の多年草）

8/9 13:53

ダイモンジソウ（大文字草，ユキノシタ科ユキノシタ属）

8/9 13:54

ダイモンジソウ。ミヤマダイモンジソウと呼ぶこともあるようだ。

8/9 13:54

8/9 13:56

セリバシオガマ（芹葉塩竈，ゴマノハグサ科シオガマギク属）

8/9 13:56

セリバシオガマ

8/9 14:01

カニコウモリ（蟹蝙蝠，キク科コウモリソウ属の多年草）

8/9 14:20

コウシンヤマハッカ（甲信山薄荷，シソ科ヤマハッカ属の多年草）。別名：カメバヒキオコシ（亀葉引起こし）。

8/9 14:29

タマガワホトトギス（玉川杜鵑草，ユリ科ホトトギス属）

8/9 14:33

「鋸岳榛の木展望台」

8/9 14:33

鋸岳

8/9 14:33

烏帽子岳。甲斐駒ヶ岳から北東の稜線へ向かって烏帽子岳，鋸岳がある。

8/9 14:37

ギンリョウソウ（銀竜草，ツツジ科ギンリョウソウ属の多年草）

8/9 14:42

大平山荘ー重幸新道の道標

8/9 14:51

大平山荘（おおだいらさんそう）。北沢峠から長野県側に少し下ったところにある。

8/9 14:52

大平山荘の水場。冷たい水を一口いただく。

8/9 14:53

タマガワホトトギス

8/9 14:53

サワギク（沢菊，キク科サワギク属の多年草）。別名：ボロギク（襤褸菊）。

8/9 14:54

大平山荘から北沢峠までこれから少し登ることになる。

8/9 14:54

センジュガンピ。中禅寺湖西岸の千手ヶ浜より名づけられたという。

8/9 14:55

北沢峠まで車道を歩くこともできるが，距離の短い歩道を登ることにする。

8/9 15:04

北沢峠への車道に合流

8/9 15:07

北沢峠のこもれび山荘（長衛荘）着。南アルプス北部のルートを開拓した竹沢長衛（たけざわちょうえい）ゆかりの山荘。

8/9 15:08

クリンソウ（九輪草,サクラソウ科サクラソウ属の多年草）。北沢峠に群生していた。

8/9 15:20

帰りのバス乗り場は登山口から山梨県側に少し下ったところ

8/9 15:25

北沢峠−広河原のバス

8/9 15:25

北沢峠の広河原行きバスチケット売り場

8/9 16:04

広河原のバスターミナル

8/9 16:04

広河原−甲府駅帰りのバスチケット。最終16:40発のバスは利用客が多く，この日は4，5台の編成。

撮影機器：

FinePix XP70 XP71 XP75 FUJIFILM

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 ゲイター 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

Ssakana

　同行者の足が速く，登山開始30分でついていけなくなった。その後はまわりの登山者の平均スピードに合わせるのがやっとであったが，無事に山頂に到着。下りはスリップに注意しながらも余裕をもってゆっくりと下ってきた。登りも下りもストック2本使用。ストックのゴムの片方が途中で抜け落ちてしまった。
　飲み水の消費は合計1.5リットル。昼食は仙丈小屋でパンをかじった。