雲の平のんびり6泊7日 ちょっとグルメな山旅 (鷲羽/三俣蓮華/黒部五郎/富山観光)
- GPS
- 38:11
- 距離
- 51.3km
- 登り
- 3,840m
- 下り
- 3,881m
コースタイム
- 山行
- 4:41
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 5:01
- 山行
- 5:27
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 6:50
- 山行
- 6:08
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 7:08
- 山行
- 2:32
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 2:40
- 山行
- 8:09
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 8:33
- 山行
- 3:39
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 4:02
天候 | 8/10 晴→曇 8/11 晴→曇 8/12 晴ときどき曇 8/13 曇ときどき雨 8/14 曇ときどき雨 8/15 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
■復路:折立→亀谷温泉(富山地鉄バス) 有峰口→富山(富山地鉄) 富山→東京(北陸新幹線かがやき) |
コース状況/ 危険箇所等 |
ドコモのスマホでしたがどのテント場でも電波が入らなかったです。なので毎日天気図をつけました。コース状況については後述 |
その他周辺情報 | 折立からバスで30分ほど下った亀谷温泉バス停から歩いてすぐのところにある白樺ハイツで日帰り温泉入浴が可能。 また、白樺ハイツから富山地鉄 有峰口駅までは徒歩20分ほど。 |
写真
装備
MYアイテム |
cajaroa
重量:2.34kg
|
---|---|
個人装備 |
ベースレイヤー
ソフトシェル
ハードシェル
ズボン
靴下
グローブ
インサレーション
靴
ザック
ご飯
行動食
非常食
飲料
地図
コンパス
計画書
ヘッドランプ
スマートフォンGPS
予備バッテリー
筆記用具
保険証
時計(高度計)
ストック
カメラ
マット
シュラフ
|
共同装備 |
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ツェルト
ガス
バーナー
コッフェル
カップ
テント
ポール
テントシート
|
感想
■20年来の計画。北陸新幹線によって復活!
ワンゲル部時代、「やっぱり槍や穂高だよねー」とミーハーな場所に行きたがる僕らに対し「時間のある学生時代でないといけない場所に行くべきだ」と、OBによく諭されたのですが、雲の平はその中の一つとして上がっていた計画です。
結局、屋久島や北海道に遠征に行ったので、もう行くチャンスは少ないであろうと思っていましたが、まさか北陸新幹線が開通し、こんなにも身近な存在になるなんて。
たどり着くのさえ1-2泊はかかる日本最後の秘境。パッと行けるような場所ではありませんので富山での前日泊を含め、折立から入り、鷲羽、三俣蓮華、黒部五郎、そして折立に戻ると言う周回コースの山旅を6泊7日(テント泊+前日ホテル)で長くのんびり堪能してきました。
食べることが好きなので、富山の海の幸、三俣山荘のジビエ料理、そして時間がたっぷりあるのでローストビーフなど、凝った料理にもチャレンジしてみました。※そのため、食料だけで8kgくらいになってしまいました(^^;)。
■前日:富山観光と海の幸
・富山は海の幸と日本酒は外せません!漁港が近いので駅前や駅ビルの店のクオリティーを侮ることなかれ!新鮮な寿司や刺し身を堪能できます。前夜祭と打ち上げでは惜しまず食に投資しましょう(≧∇≦)
・新幹線が開通し、観光に力を入れ始めています。昼についたので、舟で運河下りをして岩瀬と言う古い町並みを歩いてみました。中島閘門と言うパマナ運河のような川のエレベーターが面白かったです。
■1日目:整備された折立~薬師峠
・三角点までは樹林帯の急登が続きます。そこを超えると展望が開け、北アルプスとは思えない広大な高原風景が広がります。道も整備され、ローマ街道のような石畳だったり、木道が続いていたりと、非常に歩きやすいです。ベンチもたくさんあるので、休憩も取りやすいでしょう。
※折立が熊の通り道であることと、雨に濡れると木道が滑りやすくなり、事故が起こっているので気をつけましょう。
※薬師峠のキャンプ場は太郎小屋から離れておりますがテントの受付は現場で14:00からしてくれます。ビールやソフトドリンクも売りに来ています。
■2日目:広大な高原-雲ノ平。薬師峠~雲ノ平
・薬師沢へは草原の道を徐々に高度を下げながら下ってゆきます。沢に降りると、あたり一面に高山植物が咲き乱れます。この日は天気が良かったので、気持ちのよいトレッキングが出来ました。途中黒部の山賊で有名な物の怪のでると言うカベッケヶ原を横切ります。
・川にかかる一本橋を数カ所渡ると薬師沢小屋に到着です。ここからの上りは実に厳しいです。標高差400mほどの岩ごろごろの急登を一気に登ります。雨の日など下りで使うのはイヤな感じです。登り切って少し歩くと、お昼やすみに調度良いアラスカ庭園(何故アラスカ?)に到着、この辺りから、薬師岳や水晶岳、黒部五郎など、遠くに眺められます。日本庭園などの広い丘陵を歩くと、雲ノ平小屋に到着します。
■3日目:高嶺を目指して 雲ノ平~三叉山荘~鷲羽岳
・雲ノ平からすぐのところにスイス庭園という場所があり、水晶岳が眼前にそびえます。雨が降った後なら池塘に水晶岳が映るようですが、残念ながら干からびていました。
・祖父岳経由で鷲羽岳を超えて三俣山荘に抜けるコースと山を巻いて三俣に行くコースがありますが時間もあるので安全に楽しめる巻道コースを行きます。テント張って空身で鷲羽に登れるし。この辺りから黒部五郎や三俣蓮華が近くなり、槍穂高の峰々が迫って来る迫力の縦走路となります。
・山荘へは一度沢まで200m程下りますがそここそが北アルプスの最深部である「黒部の源流」となります。テント場にテントを張り鷲羽岳にピストンします。※テント場は眼前に鷲羽岳がそびえ立つ最高の立地条件。
・鷲羽岳へのピストンは急ですが、ここへきてようやく登山をしているという感覚を覚えます。木道ばっかり歩いていたので。実は4日目にしてようやく一座目です。
■4日目:雷鳥に会えた! 三俣山荘〜黒部五郎小屋
・双六岳までピストンを計画していましたが、天気が悪いので、せめて三俣蓮華岳にはのぼって、黒部五郎の小屋に抜けました。小屋への樹林帯の下りの前のひろい原っぱになんと雷鳥の親子が!!!チビが4羽もいます!!
・雨の中テントを設営し、本を読んだり、ラジオを聞いたり、ぐうたらと過ごしました。
■5日目:雨の中なが〜い縦走路 黒部五郎小屋~薬師峠
・低気圧は抜けたのですが、前線の雲がぬけず、霧と雨の中の強行軍となりました。黒部五郎のカールは迫力なのですが、きっと晴れたらもっといいのだろうなーとおもいつつ、アップダウンの稜線をえいこらと越えていきます。
・北の俣岳を越えて下ったところに、一面のハクサンイチゲが咲いており、その中にまたもや雷鳥が!!
・このコースは決して危なくはないのですが、縦走後半で距離も長く、雨だと堪えます。折立まで一気におりようかと思いましたが、疲れでスリップするのも嫌なので、予定通り薬師平に宿泊です。
■6日目:最後の快晴! 薬師峠〜折立
・雲一つない快晴!最後の最後で超のつく快晴に恵まれました。こんなにも気持ちのよいものなのだと改めて実感。その心地よさを感じながら、のんびり折立まで降りれたのは大変気持ちのよいものでした。
・温泉で汗を流し、最後は富山駅で海の幸と日本酒!!で
ばっちり山旅が締まりました。
cajaroaさん、おはようございます。
古い記録にごめんなさい。
この夏は、黒部に行こうと決めているので、読んでしまいました。
さすがにこんなに時間がないので、折立〜黒部五郎〜新穂高かなと考え中。
テント持っての縦走も無理なので、山小屋泊まりしかないよな〜と
前後泊の富山での食事も含めて、いろいろ参考にさせていただきます。
お邪魔しました。
jikyoonさん
こんばんわ
僕らはテント泊縦走5泊なのでゆったりめのスケジュールです。
写真撮ったり、休んでばっかりなのてペースも遅いですよ。記録の自動計算される休憩時間は怪しいですσ(^_^;)
それでも太郎小屋〜黒部五郎小屋は長かったです。私が行った時は雨でしたが、天気が良ければ、最高の縦走路のはずです。晴れるといいですね!
富山と言えば、名物は白えびですよ〜!
お盆やすみは店が閉まりがちでしたが、駅前の回転寿しですら侮り難かったです。
是非楽しんできてください!
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