南アルプス大縦走!
- GPS
- 224:00
- 距離
- 87.4km
- 登り
- 8,647m
- 下り
- 9,299m
コースタイム
- 山行
- 8:10
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 9:40
- 山行
- 5:50
- 休憩
- 3:00
- 合計
- 8:50
- 山行
- 9:30
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 10:30
- 山行
- 5:40
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:40
- 山行
- 5:45
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 7:30
- 山行
- 9:10
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 10:20
- 山行
- 8:00
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 9:00
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
自転車
|
写真
感想
9日間という長い時間かけて南アルプスを縦走してまいりました。
北は北岳、南は光岳と南アルプスを南下しました。
長いので感想をできるだけ短くしたいと思います。
0日目
35kgぐらいあるデカいガッシャーブルム(ザック名)を背負い、10時半過ぎに松本市を出発。
甲府駅には10:40に到着。
そして、この縦走の始まりである広河原に16時前に到着しました。
1日目
3時起床
最初の2時間ほどで睡眠不足とシャリバテを起こしバテて30分の休憩をしました。隊のみんなに迷惑をかけてしまい本当に申し訳なかったです。
2時間後には回復し辛かったものの北岳に登頂。
日本第2位の高さを誇る北岳に登れ、感極まってしまいました。
1時間ほどで下り、テン場に。
なぜか、山荘が見え始めたころから下界に戻りたくなってしまう自分がいました。
帰るにしても北岳を越えるのは辛いですがね(笑)
2日目
3時起床
出発してから昨日の歩荷のダメージがあり、少し辛かったです。
ともあれ、美しい朝焼けを眺めながら間ノ岳に
そして、農鳥小屋へ。
農鳥岳までは空身でピストン。
西農鳥岳を農鳥岳と勘違いしてしまい農鳥岳までの道のりが思った以上に長く少し絶望してしまいました。
しかし、農鳥の山頂は北岳、間ノ岳を美しく眺めることができ農鳥に行って良かったです。
農鳥小屋では噂の名物の「あれ」をしっかり視認してから出発しました。(笑)
農鳥小屋から農鳥沢の方を通るトラバース道は非常に悪く歩荷の状態で通るのはとても苦しいところでした。
雨の日はあまり通ることお勧めしません。
3日目
3時起床
この日は塩見岳を越えるパート。
それまでの樹林帯歩きも悪くなかったです。
塩見に近づくとひらけてきてとても総会で気持ちいいです。
塩見の登りはガレていて少し歩きにくい。
でも肩につけば、頂上はすぐでした。
頂上で1時間ほどまったり。
塩見小屋までは距離的に短いですがとても悪く、雨の時は細心の注意が必要です。そのため、1時間ほどかかりました。ちなみに、塩見小屋は休業中でした。
ここらあたりで雲行きが怪しくなり、山腹峠まで急ぎ、何とかどしゃ降りになる直前にテン場に着きました。
4日目
4時起床
この日は短く行程を切った日でした。
それ以上に歩荷をしましたが(笑)
スタスタの稜線歩きで気持ち良かったです。
板谷岳のあたりは地図より悪く高低差があったように思います。
テン場に着き久々にくつろぐことができました。
午後からは同じ大学の違う隊と合流しパーティーをしとても盛り上がりました。
5日目
3時起床
今回は大きいカールが待ち構えていました。
とてもつらかったですが標高が上がるごとに見える景色が変わるのは楽しかったです。
稜線に出てからは中岳までが少し切れているので怖いと感じるかもしれません。
避難小屋に着き、空身で悪沢岳に。
前回いけなかった、悪沢岳に登頂でき本当に嬉しかったです。
頂上でまったり。
私は昼寝をしてしまいました。(笑)
35分でだだっと下り、小屋の方などと少ししゃべった後、出発。
綺麗なお花畑を眺めながら荒川小屋に到着。
6日目
5時起床
雨が降っていて、少し待機。
そのため、9時40分ごろに出発。
風雨が多少強くはありましたが、1,2時間ごにはましになっていました。
時々、晴れ間をのぞかせる場面も。
大聖寺平、小赤石と順調に歩き2時間で赤石岳山頂に。
写真を撮って、避難小屋に行き休憩。
小屋でコーヒーを一杯。
最高の一杯でした。
小屋のおじさんが女にモテるための知識(笑)やお母さんの美しいハーモニカの音色…。
またぜひとも行きたいですね。
本当にお世話になりました。
1時間ちょっとで百間平山の家に到着。
7日目
3時起床
終わりが見え始めた7日目。
そして、今日は歩荷の日
聖岳までに大沢岳、中盛丸山、子兎、兎岳と多くのピークがあり少々辛い。
1つ1つ倒すのに苦労でした。
また、ガスガスで何も見えないのも辛い要因です。
聖の登りもまた偽ピークがあり、途中絶望しかけました。
なんだかんだ言って登頂できました。
精根尽きましたね。
聖平小屋に二時間ちょっとで到着。
あまりにも整備が行き届いてびっくりしました。
8日目
3時起床
天気が良く、朝焼けがきれいでした。
振り返ると聖。
あんなにも大きかったのかとびっくりしました。
上河内岳の前までまでハイペース行き、上河内岳の登りはダッシュしました。
「走れ―」とさけんで猛ダッシュ。
周りの方、大変ご迷惑おかけしました。m(_ _)m
私は頂上でもストイックに腕立て伏せなどしていました。(笑)
気持ちいい稜線歩きができ、本当に最高でした。
仁田岳でもまたダッシュし頂上でまったり。
360°のパノラマの景色は最高です。
易老岳を越え光小屋に
何かと人が多くテン場が窮屈でした。
9日目
3時半起床
この縦走の最終日。
ガスっていて頂上の景色は期待できないと思っていましたが、頂上の奥のちょっとした展望台で最終日にふさわしい美しい景色を見ることができました。
光小屋からはノンストップで易老岳に。
さすがに疲れました。
しかし、残りもわずか。
易老渡までは3時間ひたすら下るだけ
この3時間は地獄でしたがね。(笑)
易老渡に11時10分到着。
喜びを分かち合い、帰りのタクシーを待ちました。
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