以東岳 真夏の8の字（ハチに注意）

2024年08月09日(金) ~ 2024年08月11日(日)

• GPS: 24:37
• 距離: 38.5km
• 登り: 3,526m
• 下り: 3,520m

コースタイム

1日目

• 山行: 10:40
• 休憩: 2:39
• 合計: 13:19

距離 16.9km 登り 2,221m 下り 1,017m

3:41 スタート地点
3:41 南俣沢出合
4:58 5:09 焼峰
5:56 6:05 竜ヶ岳水場
7:07 7:13 粟畑
7:26 7:55 天狗小屋
7:56 8:04 天狗角力取山
9:17 9:45 出合川渡渉点
11:47 12:12 明光山
13:25 13:40 明光平
15:03 15:29 オツボ峰
16:43 16:45 以東岳
17:00 以東小屋

2日目

• 山行: 6:42
• 休憩: 0:07
• 合計: 6:49

距離 12.3km 登り 822m 下り 1,223m

6:38 以東小屋
6:43 6:45 以東岳
7:52 中先峰
8:40 狐穴小屋
8:57 三方境
9:24 9:25 高松峰
11:14 二ツ石山
11:45 11:46 湯沢峰
12:29 12:32 ウツノシマ峰
13:22 天狗角力取山
13:27 天狗小屋

3日目

• 山行: 4:07
• 休憩: 0:22
• 合計: 4:29

距離 9.3km 登り 483m 下り 1,280m

6:44 天狗小屋
6:59 粟畑
8:05 8:12 障子ヶ岳
8:46 小障子
9:09 9:18 紫ナデ
9:48 大クビト
10:02 10:03 水場
10:45 10:50 出合吹沢水場
11:03 上クビレ沢出合駐車場
11:11 南俣沢出合
11:13 ゴール地点

天候

3日間とも　晴れ時々曇り（小雨あり）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

周回のため橋を渡った右岸側に駐車しました

コース状況／危険箇所等

コース状況：
　出谷川渡渉：この日は膝くらい。靴は脱ぎました。石が滑るので注意。
　刈り払いはほぼ完了しています（天狗〜出谷はよく踏まれているので問題なし）
　補足：出谷川〜オツボは整備したとはいえハード。二つ石尾根も登降どちらもアップダウンが激しく、低い標高とあわせて盛夏はなかなかハードです
　★特記事項（注意喚起）：
　　出谷川〜明光山の1040m付近（障子ケ岳登山口・オツボ峰ポスターは1090mになっていますがそれより下です）、蜂が営巣しているようです。登り時は左側です。
　枝をつかんでよじ登ろうとした瞬間に左肘を刺されました。急登箇所で無意識に枝を掴んで登っていてイキナリでした。すぐ現場を離れたので、蜂の種類や巣の状況、距離までは確認できませんでしたが、7月にトックリ状の巣が確認されていることからコガタスズメバチ?かも（初期の巣の形からキイロではなさそう）
今後通過される方はご注意を。最深部のため、通信可能な天狗orオツボまで3〜4時間、下山にはさらに数時間かかります。
　本件、以東・天狗の管理人さんには情報をINPUT済みです。
8/22 以下で情報追加しました
https://www.yamareco.com/modules/diary/180451-detail-337625



水場：使用・確認したところのみ
　猟師の水場：○
　天狗小屋：○
　出谷川渡渉点：△　右岸のテン場入り口のほぼ対面の岩肌から湧き水あり、地図等に水場表記はないと思います。
　以東小屋：○
　狐穴小屋：○

このあと、気がついたことがあれば追記修正します。

写真

8/9 4:45

おはようございます、あかるくなってきました。

8/9 4:56

日が昇ってきました

8/9 5:56

猟師の水場、細いですが取れます

8/9 7:05

チングルマの綿毛

8/9 7:13

泡畑から以東岳、遠いなぁ

8/9 7:13

主稜線と天狗小屋

8/9 8:02

デポ品と水筒をもって小屋へ

8/9 8:50

出谷川への下り途中のエズラ峰、少し雲多めの天気

8/9 9:17

出谷川渡渉点（右岸）の湧き水、下降点から少し上流にあります。

8/9 9:18

湧き水のちょうど対岸（左岸）がテン場入口

8/9 9:18

飛び石では無理そうなので靴を脱いで渡りました。膝くらい。

8/9 11:10

写真追加
刺されたあと少し登って治療後に振り返って撮影
撮影時刻とGPSログから1040ｍ付近（傾斜が一度緩くなる手前）のようです

8/9 12:01

途中、蜂に刺されるアクシデント。なんとか明光山まで登ってきました。

8/9 13:25

明光平からオツボ峰。このあたりで小屋着できるか不安になり、荷物を軽くするため持ってきたビールの中身を処分。

8/9 14:37

だいぶ近くなってきましたが足はもう限界。

8/9 14:47

先月、shinonさん、野蒜さんが整備したルートを一歩ずつ。

8/9 16:43

ようやく以東岳到着、オツボ〜以東岳、遠いよ〜

8/9 18:23

小屋で1本だけビールを購入、疲れすぎて味もあまりわからず。

8/9 18:27

日没前、雲がきれてくれました

8/9 18:29

滝雲

8/9 18:30

以東小屋、遭難騒ぎにならずよかった

8/9 18:42

雲海と夕日、苦労して登ってきてよかった〜

8/9 18:59

雲海がとれ足元にはオツボ抜けで見たかった大鳥池

8/10 6:14

翌朝、祝瓶山は見えるも飯豊はみえず

8/10 6:14

月山に遠く鳥海山

8/10 6:41

今日は花を見る余裕があります。ハクサンイチゲかな

8/10 6:42

？

8/10 6:44

お花畑と主稜線

8/10 6:46

以東岳山頂に寄り道

8/10 6:46

以東から見る朝日主稜線、大好きな景色

8/10 6:51

以東小屋、お世話になりました

8/10 6:57

マツムシソウが盛り

8/10 7:11

オレンジ一点

8/10 7:18

ハクサンシャジン、かわいい

8/10 7:21

トウゲブキ

8/10 7:23

ギボウシ

8/10 7:26

ウメバチソウ

8/10 7:28

ミヤマリンドウ

8/10 7:28

イワショウブ

8/10 7:29

ハクサンフロウ？
花はまだまだ勉強中

8/10 7:48

池塘

8/10 8:00

トモエシオガマ

8/10 8:30

シオガマ系

8/10 8:30

狐穴小屋の手前、キスゲがまだ咲いてました

8/10 8:37

狐穴小屋到着、水じゃぶじゃぶ。二つ石尾根に備え水は3L

8/10 8:57

未踏の三方境〜狐穴小屋分岐（二つ石側）を歩くため三方境まで寄り道

8/10 9:22

ガスが薄くなりエズラ峰が見えてきました

8/10 9:27

高松峰からこれから歩く天狗まで

8/10 9:31

高松峰の下り、なかなかに急です

8/10 9:48

高松峰を振り返って

8/10 12:39

最後に天狗まで200m上り返します。山頂につくとガスで何も見えず

8/11 6:54

3日目、思いがけずの青空ですが、朝からムシムシ

8/11 7:02

初日に歩いたオツボ〜以東

8/11 7:02

朝日主稜線

8/11 7:30

障子池と障子ヶ岳

8/11 7:54

最後の登り

8/11 8:14

山頂到着、雲があがってきます

8/11 8:41

迫力ありますね、このあとガス＆雨で撮影なし。

8/11 10:52

無事に下山しました、飛び石で渡渉できました。

8/11 10:59

河岸段丘をあがると登山口にでます

8/11 11:15

林道を歩くこと20分、8の字が完結！

ここからは今回持参したアイテム
クマスプレー、小さいやつですがないよりは。普段はタイラップでガードしておきます。

セリアで購入した2段式のステンの箸

帰宅後に左腕が腫れてきたので休日外来へ。塗り薬と抗生物質が処方されました。
この後、高熱がでたら即病院とのこと。処方中は禁酒かな。

撮影機器：

EX-ZR4000 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

BV6300Pro Blackview

感想

おつくん

昨年に下りで、先月に登山道整備の手伝いで歩いているオツボ〜出谷川〜天狗ルート。この連休、まだやりきっていないオツボ抜けに2泊でチャレンジしてきました。

計画、体力、装備、アクシデント等、反省だらけの山行でしたがなんとか無事？に下山できました。これから上られる方への注意喚起の意味もこめてアップします。

周回のため天狗小屋に2日目の食材等をデポさせていただき出谷川へ。泊まり荷物での急登はさすがにきつく、7月に蜂の巣が確認されていた場所に思い及ばずで両脇の枝をつかんで登っていると突然左肘に激痛が。急いで現場から離れ少し平らな場所で振り返ると見おぼえのある場所。まさに7月に整備メンバーが巣を見つけた場所（★標高1040m前後）です。急いで水で洗い、挿し口を絞って虫刺され薬を患部へ。
刺された場所は出谷川〜オツボの最深部、電波のつながる場所まではどちらも3時間。痛みはあるものの、腫れやアナフィラキー症状はなくオツボまで上がることに。ただ、このころには足は限界に近く、カメの歩みでようやくオツボ抜け。が、楽しみにしていた大鳥池はみえず以東岳もガスの中。さらに雨まで降りだすなかなんとか以東岳到着。嬉しさより助かった〜というのが本音でした。
この日の小屋や10人ほど。管理人さんも馴染みの方でしたが、さすがに疲労困憊、食事もお酒もそこそこに横になりました。

2日目、食欲も少し戻り、肘は痛みはありますが腫れはなく、予定通り狐穴経由で天狗へ。二つ石尾根は標高が低いため気温が高く、夏場はかなり厳しいのですが、この日は時々雲がかかり、風もあったので助かりました。それでも狐穴でキープした3Lをほぼ飲み切ってようやく天狗小屋到着。台風の進路が悪い方に変わっており、この日の天狗は私1人だけでした。

3日目、体力はそこそこ復活。午前中はひどくはならないと判断して8の字の仕上げのため障子ヶ岳へ。台風の影響で気温が高く晴れとガス・雨が目まぐるしく変わるなか山頂をこえて紫ナデ到着。ここまでくれば一安心、一気にくだり、最後に林道を歩いて駐車場に到着。

初日、2日目にサポートいただいた管理人さん、コース整備された方々には本当に感謝。おかげさまで完歩することができました。
これで天狗−オツボ、登降どちらも経験しましたが、泊り装備ではどちらもご馳走様かなぁ(笑)
もし次回あるとすれば、天狗2泊の軽装周回になりそう。

コメント

shinonshinon

暑い中3日間の厳しいルートお疲れ様でした!
やっぱり蜂がいましたか。本当は整備する側の責任としても駆除をするべきなのでしょうが、何とも遠すぎです。自分も登山者に啓発していきます。

それにしても、🍺もったいない(^^)

おつくん

やはり一度は登りで　と思ってのチャレンジでした。刺されたとき、最悪を考え電波が届く近い場所と考えオツボに登りましたが、いや〜きつかった😫　アナフィラキシーが出なくてよかったとほっとしています。
蜂は入山前は意識していたのですが、騙し明光の手前の急坂なので意識から飛んでました。最深部なので今後ハチジェット持参で踏破してくれる猛者に期待ですかね。
🍺は明光平にデポも考えましたが、悔しいので一口だけ飲みました😁