甲斐駒ケ岳・仙丈ケ岳・北沢峠から。長衛小屋でテント泊
- GPS
- 12:30
- 距離
- 21.0km
- 登り
- 2,433m
- 下り
- 2,421m
コースタイム
- 山行
- 5:10
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 5:54
- 山行
- 4:46
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 5:18
仙流荘バス(臨時便)5:25発ー北沢峠6:15着
◎帰り
北沢峠10:00発ー仙流荘10:45着
天候 | 9/5 晴れ 9/6 曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
朝3時で第一駐車場(100台くらい?)は既に満車。 第二駐車場は1/3くらい。 南アルプス林道バス http://www.inacity.jp/kankojoho/sangaku_alps/minamialps/minamialps_jikokuhyo.html 仙流荘HP http://www.ina-city-kankou.co.jp/cms/modules/tinyd3/ 長衛小屋 http://yama-goya.jp/minami-alps/minamialps-north/choeikoya.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
◎甲斐駒ケ岳へ 仙水峠から駒津峰まではとても急斜面ですので、登りが苦手な方は下りで。 双児山付近は細かなアップダウンが多いので、体力のある前半(登り)で通過した方が良さそうです。(我が隊は逆でしたので疲れました) 駒津峰からはヤセ尾根で岩場が多く滑りやすい蛇紋岩ですので注意が必要です。この日も怪我をしてヘリで搬送された方がいました。 六万石を過ぎた所で分岐がありますが、左の直登コースは岩稜歩きで両手両足を使って登る感じです。初心者の方は右の巻き道を通った方が良さそうです。 ◎仙丈ケ岳へ 特に危険な部分はありませんでした。 北沢峠からのコースタイムは、甲斐駒が7:30、仙丈ケ岳が6:55、距離は10.2Kと10.8K、標高差は950mと1020mでほぼ同じなのですが、 でも圧倒的に甲斐駒周回の方が疲れました。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
去年から考えていた甲斐駒ケ岳と仙丈ケ岳を2つ登る山行です。
当初は、自宅から近い「芦安→広河原→北沢峠」からのアクセスを考えていましたが、長野県側の仙流荘からのアクセスする方が乗り継ぎも無く楽らしい。
仙流荘には約3時間しかかからず、AM3時頃到着します。
第一駐車場はすでに満車だったが、第二駐車場は1/3程度しか埋まっていない。
始発バスは6時なので5:30までゆっくり仮眠するつもりだったけど、4時半頃にはバス停(キップ売り場)で待つ人も。我が隊も5時前には並ぶことにした。すると5時10分頃には臨時の増発便が出発。始発は戸田口ですが、仙流荘にバスの車庫があるので、人数が集まり次第バスを増発する様です。バスは30人乗りのマイクロバス、通路は補助席として座るため立ち乗りはありません。
我が隊は5:25分頃出発の4台目に乗る事が出来た。
北沢峠には当初予定より45分も早い、6:15に到着。
広河原からの登山客はまだ到着していない様子で、北沢峠周辺は意外と人が少なく感じた。
長衛小屋でテントを張り、重い荷物をデポしてスタート!
荷物が軽いこともあって、順調な歩き!「この調子ならもしかして仙丈ケ岳も行けるんじゃないか」と思った。明日は雨予報なので天気が良いうちに2つ登れたらいいと思っていたので。山頂に10時前、北沢峠に12時前に着いたら仙丈ケ岳にも行こうと決める。
今回のルート、仙水峠から駒津峰への急登がキツイのと、後半に双児山のアップダウンは疲れた脚にダメージとなので、どちらかと言うと時計回りの方が歩きやすいかも。後半に山小屋があった方が安心ですし。
甲斐駒ケ岳は、数ある「駒ヶ岳」の中でも最も有名で存在感ある山は無いと言われている。角ばった粗々しい姿。白一色の巨大な山塊。摩利支天の岩稜。などなど・・・まさにその通りでした。
山頂は予想外に広く素晴らしい展望、山梨県側は雲で見えなかったけど雲海がきれいだった。
仙丈にも登るので時間的に厳しいが、摩利支天にも立ち寄った。
正面に見える仙丈ケ岳を目指して小走りに下山しました。
駒津峰直下の岩場で男性が骨折して動けなくなっていて、その後ヘリで救助されていました。焦って下って怪我したらどうにもならないので、仙丈は諦めて、テン場でゆっくるすることにした。
でもその判断で大正解でした。あれだけ晴れていたのに、3時頃から山頂はガスに覆われていたようです。
今年2回目のテント泊。
前回失敗?だった餃子や焼肉などは美味しく出来上がり、今回の居酒屋goeちゃん大成功でした。
長衛小屋のテント場は若者が多い印象です。夜遅くまで宴会は続いていたようですが、川のせせらぎのお蔭で全く気にならずに熟睡することが出来ました。
AM2時半には起床、仙丈ケ岳を目指しました。
この日は昼前から雨の予報(実際は8時30分頃から降ってきた)。天気は下り坂なので早めに行動します。先行者は5、6人の団体のみでしょうか?
暗い中樹林帯を抜け、小仙丈ケ岳直下の森林限界を抜けた頃、ようやく薄明るくなってきました。明るくなると足取りも軽くなり、気持ちも変わってきます。
小仙丈を超えた頃、突然朝日が差し込んできました。もしかして山頂も晴れるんじゃないかと期待しましたが、相変わらずのガスガス。それどころか、ガスが濃くなってる。早めに登頂して、一本早い10時のバスに乗ろうと決めました。
山頂は強風で気温6度、長居などできないので仙丈小屋を目指して下山。ところが少し下った所で急にガスがとれて山頂が見えてきた。もう30分遅ければ・・・と思ったが、ガスで見る事が出来ないと思っていた美しい山容やカールを見る事が出来たので満足です。
北沢峠から甲斐駒・仙丈へのコースタイム・距離・標高差はほぼ一緒なのですが、圧倒的に甲斐駒の方がしんどい印象でした。2日目の仙丈は前日の疲れと前夜の飲み過ぎがあっても楽々登れた感じです。
北沢峠バス停ではすでにバスに20人程乗っていた。通路の補助席になったが座って乗れるだけでもありがたい。前回、芦安〜広河原のバスの時は立ち乗りだったのでよっぽど良い。このルートにして本当に良かった。
悪天候が続く中で、唯一の晴れマークだった土曜日を絡めてのテント泊でした。何とか濡れる事も無く、個性的な2座に登ることができて、とても満足のいく山行でした。
土曜日にお休み取れましたので、計画していた甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳へ行きました。
土曜日は終日☀予報。仙流荘のPは朝から大賑わい。臨時便でバスも出て予定より早くテン場へ到着しました。重荷をテントへ置き甲斐駒へ。仙水峠からの急坂も岩場の直登コースも身軽だったので楽しく登れました(*^^*)
山頂からは綺麗に雲海が広がり「今日ここへ来て大正解!晴れているうちに仙丈ヶ岳も行っちゃおうか?」と盛り上がりましたが、途中「無理!」と気付きゆっくり過ごすことにしました(笑)
翌日2:30起床。朝一で仙丈ヶ岳へ。
山頂は残念ながらガスの中。あまりの寒さにそそくさと小屋まで下りましたが、振り返ると視界良好。もう少し頑張れば良かったかな〜とも思いましたが、また天気の良い日に再訪しよう!と下山しました。
(今回はライチョウに会える予感。凝視して探したけど見つからず、残念・・・)
お久しぶりです!
以前、高校野球と蛭ヶ岳のレコでコメント交換させて頂いた者です。
仙流荘と芦安からのアクセス方法の違いだけで、同じテン場で
同日同コースだったとは、レコを見つけてビックリです(笑)
スタートの早さ、流石のコースタイム…すれ違ってもいないですね(苦笑)
写真83、中央黄色のテントの右側に写っている緑のアライテントが
私のテントでした…。
テン場での食事は殆んどレトルト…このレコを参考に、次からのテン泊は
少し頑張ってみようと思います
今後とも素敵な山旅を…また、どこかで!
jin-soloさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
お久しぶりです〜、高校野球と犬好きのjin-soloさん。
今年も相模原球場で2回観戦しました
おっと、本当に近くにいたのですね。我が隊のテントは83枚目、木の陰の黄色いテントです。ちなみにjin-soloさんのテントの前に写っているのがゴエです。ルートも同じ8の字だったんですね。芦安からだとやはりスタートが遅くなってしまいますよね。仙流荘にして正解でした。荷物は軽くしてアタックザックでの登山なので、早く登れただけなんです。初日は下山後疲れてしまって、夜は熟睡でした。
我が隊の山飯を誉めてもらえるのは、初めてです
jin-soloさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
レコ拝見しました。本当にこんなにお近くに居たなんてびっくりです
それも同じコース設定なんて!
私達のテントからも泥酔の若者達見えてました(笑)
若いっていいなぁ!とか、こんな所に救急車来ないよね〜と同じように思ってました
あのテン場、キャンプ場にいるみたいでしたね
こんばんは。
秘密兵器のハンディ泡サーバに目が釘付けです
生ビール片手に、餃子 厚切りベーコン ジンギスカン
うふふっまるで札幌ビール園みたいです が止まらない
北沢峠からのW ハントコースいいですね。
仙丈ヶ岳は未踏のお山。。。女王様に会いに行ってみたくなりました。
北沢峠だと広河原の乗換がないのがいいですね。
らいちょう君…私もじっくりと会ってみたい。
去年、ハイマツからいきなり雷鳥君が足に突進してきて
私も雷鳥もぎゃっ〜ってびっくり でした。
823さん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
居酒屋goeちゃん大成功でした
お酒 好きなので、ツマミ系の料理ばかりですけど。
最近は823さんの山飯をいつも参考にしてます!823バー ですね、でも豪華な料理でボリューム満点 あんなに食べたらお腹がでてきます
北沢峠からの百名山Wハントコース、人気なのがよくわかりました。おススメは仙流荘から、是非とも南アの女王様に逢いに行ってくださいね!
2日目の仙丈はガスだったので、雷鳥君に逢えるかと期待してキョロキョロしながら歩いていたのですが、残念です
我が隊は雷鳥君遭遇率低いです
823さん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
ふふふふ〜泡サーバーに反応いただき嬉しいです
isが大好きなビールをせかせか飲み、私が缶のシールを剥がしてせこせこ貯めて応募した商品です。我家にはでっかいサーバーもあるのですが、すっかりハンディの方を使用してます。
びっくりするほどクリーミーですよ
私達も黒戸尾根からの甲斐駒、一度は考えた事あるんです。
でもとてもテント装備では耐えられない 迷わずWハント!にしました。
今回は餃子くんもいい感じだったので、次回SABAくんを炙ってみますね!でも煙が凄そうですよね〜
え~っ。objection!
体力が有り余っているis/goe隊が、ピークハントだけを目的としているような、このようなコース?
これは普通の人のコースでは?(goeちゃん女子仲間にイイね)
やっぱりお二人の甲斐駒は黒戸尾根で行き直す必要があると思います。
そして仙丈の方は地蔵尾根(松峰小屋)経由でしょう。
でも、仙流荘から行ったのはさすが!
こちらのバスの運ちゃんは親切だし、南ア愛に溢れているし。並んでいる人が多ければすぐ増便してくれるし。山梨交通とは大違い。
おっ、餃子がいいですね~。
居酒屋goe亭、私もゲストでお邪魔したい。
クッキングシートで汚れが無くていいですね。
photogさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
やっぱり意義あり!ですよね?
photog隊はしっかり丹渓尾根から登っていましたしね
今回は、すっかり観光気分でした。次回甲斐駒は黒戸と八丁尾根周回で頑張ります (たぶん無理です)
初日、甲斐駒下山途中までは仙丈も行く気満々だったのですが、今回はテント場での山飯が楽しみだったので、誘惑に負けました。
仙流荘から行ったのはphotog隊のレコのお蔭なんですよ。それまでは広河原方面しか知りませんでした。南ア愛、とても感じました。おもしろガイド付き運ちゃんだし、増便だけでなく、始発を早めてくれたので今回時間に余裕が出ました。下山時も定期便以外の時間でも人が集まれば増発してくれる様ですし、臨機応変でお客様満足度が高いです、きっと。一時間近く立ち乗りの山梨○通とは全く違いますね
photogさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
すっすいませ〜ん 初日に2座行けたら良かったんですけど〜・・
ピークハントだけを目的にしてしまいました
次回は地蔵尾根をチャレンジしてみますね?!
でも、居酒屋も営業出来たし、なかなか楽しく飲みましたよ
(途中お酒が足りなくなり買い出しもして )
仙流荘からのアクセスで大正解でした。そしてお風呂情報も参考にさせていただきました。
空いていてとてもゆっくりできましたよ
isさん、goeさん、こんにちは。
戸台方面からは初だったんですね。でも3時間で着くとは早いですね〜。僕の初戸台は、駐車場に着くまでが冒険でした。。。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-80771.html
ところで居酒屋goeは良いですね〜 こんなキャンプはやってみたいですね。ハンディ泡サーバー、来年のファミリーキャンプまでに是非調達しようと思いました
ちなみに甲斐駒に登るなら、戸台から河原沿いのルートで行くのがお二人には合っていると思います。それも鋸岳経由で6合石室泊まりがお勧めですよ。南アルプスの天然水が飲み放題です
Futaroさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
ハンディー泡サーバーhttp://www.suntory.co.jp/area/kinki/d/2386/
「ハンディ」タイプは洗うのが楽ちんで持ち運び便利なので、山にキャンプにぴったりです。応募シールをコツコツ集めて。是非とも調達してください。ハッキリ言ってそこら辺の生ビールより美味しいです
戸台川から角兵衛沢ルートで鋸岳は当初から憧れでした。今回も行けたら、と計画しましたが、まずは一般的な人気ルートからと言う事で、今回はすっかり観光登山でした でも楽しかったです。荷物も軽くて、小渋川の時とは大違い。鋸岳は来年チャレンジします。
雪が降る前に、出来るだけ遠征に行っておきたいのですが、そろそろ丹沢の季節到来ですね。日曜日はドーガク尾根周辺を歩く予定でしたが でした。モチコシ鉱山跡のもう一つの坑道も見つけに行かなくては
Futaroさんの丹沢VRシリーズ楽しみにしています
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