硫黄岳山荘泊で八ヶ岳周回(硫黄岳・横岳・赤岳・阿弥陀岳)
- GPS
- 14:58
- 距離
- 27.8km
- 登り
- 2,129m
- 下り
- 2,129m
コースタイム
- 山行
- 5:00
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 6:06
- 山行
- 7:28
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 8:55
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
赤岳と泊まってみたかった硫黄岳山荘を目的に八ヶ岳に登ってきました。
1日目
美濃戸口に9:00頃到着するも駐車場は空き無し。やむを得ず八ヶ岳自然文化園 第2駐車場に駐車して3kmちょっと余計に歩く羽目に。一年以上前の記録では満車時に配られる3日間駐車券が必要との記載もあったが、現在は不要みたい。
美濃戸口から美濃戸までは想像していたほどの悪路ではなく、下りてくる車が5、6台程度あったか。つまりこの時間なら美濃戸までに来れば駐車できたということだけど、すれ違えるところはほとんど無くあまり車では来たくはない。
美濃戸から赤岳鉱泉までは林道の終点 堰堤広場を過ぎると、沢を右に左にいくつもの橋で沢を渡りながら緩やかに登っていく。赤岳鉱泉からは特記することもない普通の山道で一気に高度を上げていく。樹林帯を過ぎるとすぐに硫黄岳が現れる。硫黄岳頂上はだだっ広いガレ場で気持ち良い。登頂時にガスっていた赤岳・阿弥陀岳も写真撮影しているとガスが流れて一望できた。
気持ちの良い稜線をケルンに沿って下り硫黄岳山荘に向かう。今春に改装したばかりでめちゃめちゃ綺麗。つい2週間前に燕山荘に泊まったばかりなのに、硫黄岳山荘に泊まるともう普通の山小屋には行けなくなりそう。外のテーブルではさながらビアガーデン状態😆
チェックイン時には特に案内はなかったが入口付近のテーブルでコーヒーブレイクしていると山の日の特別イベントが談話室であるので良ければどうぞとのこと。オーナーさんでしたか。この日はオーナーのご友人のネパール人ガイドの方々やテレビドキュメンタリーの撮影隊が来たりでいろいろ特別な日でした。
2日目
4時過ぎに起床して御来光を見ようとしたが、東側の雲が厚く太陽が雲に隠れたまま明るくなってきた。5時に朝食をとり6時頃出発。出発してすぐブロッケン現象。この後も数回見ることができた。
危なっかしいトラバースや急角度のハシゴを経て横岳登頂。ガスも完全に晴れ、富士山もよく見える。赤岳方面からの登山者もだいぶ増えてきて渋滞気味。横岳からの下り、赤岳への登りはなかなかの険しさ。難しくはないが両手を使って四つん這いでガシガシ登っていく。赤岳山頂は狭くガスも上がってきたので記念撮影したら早々に退散。中岳・阿弥陀岳方面に向かう。
行者小屋への分岐を過ぎるとだいぶ登山者が減る。中岳と阿弥陀岳への道がまっすぐ延びた眺めは美しい。その姿から想像はしていたが阿弥陀岳への登りも険しい。ここからの赤岳・横岳・硫黄岳は素晴らしく、こちらまで足を伸ばすひとがそれほど多くないのは勿体無い。その先の御小屋尾根方面に向かう人はさらに少なくなる。阿弥陀岳登頂後に御小屋尾根方面に下らず、行者小屋に下る場合でも西の肩(摩利支天)までは行ってみると良いと思う。
八ヶ岳は登山のすべての楽しさがコンパクトに詰まった大満足の山でした。これほど多くの登山者を惹きつけて止まないのが頷けます。
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