大滝山~蝶ヶ岳
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- GPS
- 27:11
- 距離
- 29.3km
- 登り
- 2,062m
- 下り
- 2,062m
コースタイム
- 山行
- 5:23
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 5:50
- 山行
- 6:00
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 6:39
登山口は安曇野の三郷スカイラインという隘路を登った先、駐車場から長〜い林道を歩いた場所にある冷沢。この辺りは熊の目撃が多いようなので、周りに警戒をしながら進んで行きます。動物の糞が落ちていたり、薮をかき分ける物音はしましたが、幸い熊と遭遇する事はありませんでした。
冷沢からは本格的な登山道。マイナールートなので道幅は狭めですが、思ったよりしっかりと踏まれた道でした。急登や危険箇所は殆どなく、割と緩やかなに登って行くのですが、とにかく長いルートです。曇り気味だった事もあって涼しかったので、ただただ黙々と登っていきました。
変化に乏しい道を歩き続け、最後の少し急登を登り切ると、稜線に到着。もう小屋まではすぐ近くです。ペース良く歩けたため、予定よりだいぶ早く、まだ13時前。時間的には往復3時間で蝶ヶ岳まで行けなくはないので、しばし逡巡しましたが、ガスガスで展望が無いのと、足にだいぶ疲れが溜まっていたので、蝶ヶ岳は予定通り翌日に回す事に。大滝山を登頂した後、早々と小屋に入り、のんびり過ごす事にしました。
マイナーな小屋というイメージがあったので、施設としては古いだろうなと覚悟していましたが、入ってみると綺麗で立派な小屋。部屋にはコンセントがあり、トイレもプレハブながら洋式。部屋はいくつかあり、僕が泊まった部屋は12畳ほど?で相部屋2人の広々空間。快適に過ごす事が出来ました。晩御飯はすき焼き丼とおでん。美味しかったです。夜中に起きて外に出ると満天の星空!携帯で星空撮影が出来ました。
翌朝、天気が崩れる前に下山したかったのと、蝶ヶ岳で日の出を迎えたかった事で、まだ暗い4時にヘッドライトを点けてスタート。アップダウンを繰り返しながら縦走していき、1時間半ほどで蝶ヶ岳ヒュッテまで到着すると、雲一つない青空をバックに、前日は全く見えなかった槍ヶ岳、穂高連峰が目の前に!朝日が上がるにつれて照らされて行く厳めしい岩峰は、何度見ても感動的でした。
ずっと見ていたい景色でしたが、帰りも長いので下山開始。大滝山まで戻り、あとは長い尾根道を戻ります。傾斜が緩めで足元も割としっかりしているため、グングン下ることが出来る道ですが、とにかく長い。。。特に最後の林道は、こんな長かったっけ?間違えて無いよね。。と思うような長さでした。
マイナーで変化の少ないロングルートではありますが、混雑期の北アルプスとは思えないような静かな山行が楽しめました。蝶ヶ岳まで行けば展望もバッチリです。小屋が空いている期間が短いのが難点ですが、山小屋の予約が取りにくくなった現在としては、思いつきでも行ける穴場として良い山でした。
信州百名山 : 90/100
中央線から見える山 : 71/133
日本の山岳標高1003山 : 354/1059
日本2500m峰 : 109/151
東京周辺の山350 : 139/350
長野県の名峰百選 : 90/100
東京周辺の山(2010年) : 270/716
信州ふるさと120山 : 68/117
東京周辺の山350 : 139/350
天候 | 曇り/快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
8/11〜12、北アルプスの大滝山〜蝶ヶ岳に行って来ました。元々は新潟の山に遠征する予定でしたが、台風が進路を変えて、影響が出そうだったため、3日前に急遽予定変更。前から気になっていた大滝山荘なら、北アルプスながらマイナーな場所のため、直前でも予約取れないかと期待して電話。すると、キャンセルが入って空いているとの事。これ幸いと予約をして山行を決定しました。
登山口は安曇野の三郷スカイラインという隘路を登った先、駐車場から長〜い林道を歩いた場所にある冷沢。この辺りは熊の目撃が多いようなので、周りに警戒をしながら進んで行きます。動物の糞が落ちていたり、薮をかき分ける物音はしましたが、幸い熊と遭遇する事はありませんでした。
冷沢からは本格的な登山道。マイナールートなので道幅は狭めですが、思ったよりしっかりと踏まれた道でした。急登や危険箇所は殆どなく、割と緩やかなに登って行くのですが、とにかく長いルートです。曇り気味だった事もあって涼しかったので、ただただ黙々と登っていきました。
変化に乏しい道を歩き続け、最後の少し急登を登り切ると、稜線に到着。もう小屋まではすぐ近くです。ペース良く歩けたため、予定よりだいぶ早く、まだ13時前。時間的には往復3時間で蝶ヶ岳まで行けなくはないので、しばし逡巡しましたが、ガスガスで展望が無いのと、足にだいぶ疲れが溜まっていたので、蝶ヶ岳は予定通り翌日に回す事に。大滝山を登頂した後、早々と小屋に入り、のんびり過ごす事にしました。
マイナーな小屋というイメージがあったので、施設としては古いだろうなと覚悟していましたが、入ってみると綺麗で立派な小屋。部屋にはコンセントがあり、トイレもプレハブながら洋式。部屋はいくつかあり、僕が泊まった部屋は12畳ほど?で相部屋2人の広々空間。快適に過ごす事が出来ました。晩御飯はすき焼き丼とおでん。美味しかったです。夜中に起きて外に出ると満天の星空!携帯で星空撮影が出来ました。
翌朝、天気が崩れる前に下山したかったのと、蝶ヶ岳で日の出を迎えたかった事で、まだ暗い4時にヘッドライトを点けてスタート。アップダウンを繰り返しながら縦走していき、1時間半ほどで蝶ヶ岳ヒュッテまで到着すると、雲一つない青空をバックに、前日は全く見えなかった槍ヶ岳、穂高連峰が目の前に!朝日が上がるにつれて照らされて行く厳めしい岩峰は、何度見ても感動的でした。
ずっと見ていたい景色でしたが、帰りも長いので下山開始。大滝山まで戻り、あとは長い尾根道を戻ります。傾斜が緩めで足元も割としっかりしているため、グングン下ることが出来る道ですが、とにかく長い。。。特に最後の林道は、こんな長かったっけ?間違えて無いよね。。と思うような長さでした。
マイナーで変化の少ないロングルートではありますが、混雑期の北アルプスとは思えないような静かな山行が楽しめました。蝶ヶ岳まで行けば展望もバッチリです。小屋が空いている期間が短いのが難点ですが、山小屋の予約が取りにくくなった現在としては、思いつきでも行ける穴場として良い山でした。
信州百名山 : 90/100
中央線から見える山 : 71/133
日本の山岳標高1003山 : 354/1059
日本2500m峰 : 109/151
東京周辺の山350 : 139/350
長野県の名峰百選 : 90/100
東京周辺の山(2010年) : 270/716
信州ふるさと120山 : 68/117
東京周辺の山350 : 139/350
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