八ヶ岳山荘から御小屋尾根で絶景の阿弥陀岳(赤岳は断念)
- GPS
- 10:56
- 距離
- 19.1km
- 登り
- 1,593m
- 下り
- 1,578m
コースタイム
- 山行
- 8:52
- 休憩
- 2:03
- 合計
- 10:55
6:43舟山十字路分岐-6:44御小屋山-7:54不動清水入口-
8:35岩場スタート-9:42西の肩-
9:55阿弥陀岳10:29-
10:58中岳のコル-11:20中岳11:36-11:46コル-12:11文三郎尾根分岐-
13:04阿弥陀岳分岐-13:15行者小屋13:18-13:58赤嶽神社-
15:13美濃戸山荘-15:19赤岳山荘-15:58八ヶ岳山荘駐車場
天候 | 晴れ 稜線は少し風があり、日陰は少し寒いけど日向は暖かく、初秋の良い天気でした。雲が多かったですが、標高2000m以上の山並みがくっきり見えました。 |
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過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
駐車場全域で500円。1日料金のはずです。山荘で料金を払うとコーヒーチケット(400円相当)をもらえます。後から考えたら、このあと自動販売機でコーラ(200円)を買ったので、コーヒーより自販機のペットボトル1本のほうが良かった気がする。 往路:群馬から上信越道を佐久南まで、県道152の山道を白樺湖まで(夜中の霧のヘアピンカーブは恐怖です)、八ヶ岳エコーラインから東に曲がってまっすぐ、右手に広い駐車場があるところが八ヶ岳山荘。所要時間:なんと3時間 復路:諏訪南ICへは交差点を3回曲がるだけ、小仏トンネル80分渋滞を見たので勝沼ICで降りる、雁坂トンネル(この日は無料だった)を抜け秩父・熊谷を経由。所要時間:4時間30分。渋滞なしの圏央道経由より30分遅いぐらいで帰れました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■御小屋尾根から西の肩 御小屋山まで別荘地を含め少しきつめの傾斜の道が続きます。岩場は大したことはなく、森林限界を超えてからのガレた尾根が曲者。足が重かったのでロープが無かったら登れなかったかも。 ■西の肩から中岳 鎖のあるガレた急斜面では浮石が多く滑落に注意。特に人が多いときは落石が起きやすいので、グループで来られる場合はヘルメット着用がよいかも。単独の場合は他の人が見えなくなるまで間隔を開けるのが安全。すぐ上を下ってくる人がいたら注意するか先に行ってもらいましょう。 ■文三郎尾根 一言でいえば階段地獄。ぐらついている階段があるので、団体客とすれ違う時(抜くとき)は崩落を覚悟しながら歩くか、近寄らないようにするか判断が必要。 ■行者小屋から美濃戸山荘まで(南沢) 歩きやすい林道と踏み跡の無い河原はいいのですが、沢沿いの道が岩ゴロの道が多い。登山道というより膝あげ運動+段差降り運動のアスレチックな道。次にこの周辺を歩くときは行者小屋から北沢に行くことを誓った。 ■美濃戸山荘から林道 30分から50分の砂利道。道幅はけっこう広いので、道路脇に立って車をやり過ごすことができる。八ヶ岳山荘直前は登りなので疲れがどっとこみあがります。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ2
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
水2L
予備電池
GPS・スマホ(DIYGPS+iPhhone)
時計
サングラス
ストック
カメラ
コンパス
予備靴ひも
ガスカートリッジ
コンロ
やかん
笛
ヘッドランプ
ヘルメット
日焼け止め
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感想
2日前までは乗鞍でぬるく初の3000m越え登山を考えていたが、八ヶ岳を調べていたら日帰りで赤岳から硫黄岳を周回できるらしい。さらに、阿弥陀岳は360度パノラマが望めるらしい。問題は赤岳山荘までの悪路とのこと。
ということで、八ヶ岳山荘に駐車し阿弥陀岳を経由して赤岳・硫黄岳を大周回する計画を立てました。時間的には日の出すぐに歩き始めたいし車のナビは4時間かかるということで、結局朝1時に自宅を出発。寝床に入っていたけどほぼ睡眠時間ゼロでした。車中泊したかったけど犬を散歩させてからでないと出発できなかった。
結局3時間で到着できたけど周囲は真っ暗。二度寝する気はなく車から出て上を見上げると、2012年の西穂高山荘で見て以来となる雲一つない天の川。コンデジと格闘するも全く撮影できなかったのが残念。朝5時ごろに駐車場を出ていく車があったので何かと思ったら、赤岳山荘では「早朝の駐車受付は5時から」とのことで、八ヶ岳山荘で車中泊をしていたようだ。
登り始めて御小屋山まではいつものペース。でも2300mを超えたあたりからだんだん足が止まってくる。「あと標高差400mで1時間はかかるよね」と教えてくれた2人組みと会った後のガレた尾根では全く足が動かなかった。
結局大周回はあきらめて阿弥陀岳で長居することにしました。そのあとは赤岳までは登るつもり満々だったのですが、中岳への登りで両太ももがつってしまい、文三郎尾根分岐まで上がるのに一苦労。そこにいた5人ほどに言い訳を聞いてもらい、自分を納得させて赤岳に登るのを断念しました。
帰りは往路と同じ道は白樺湖周辺は車が多くて混んでいるだろうと予想し、諏訪ICを経由することにしました。距離が圧倒的に短い圏央道経由で。でも、これがやっぱり失敗。あちこちで事故渋滞をやってて小仏トンネルは80分の渋滞と出ている。ナビを拡大して見つけたのが上氷川峠につけた登録マーク。そうか、大菩薩峠から雁坂トンネルを抜ける道があったぞ、ということで急きょ雁坂トンネル経由にルートを変更。渋滞が始まる前の勝沼ICを降りて塩山駅を経由して無料の雁坂トンネルを抜け、特に渋滞なく群馬に帰ることができました。勝沼ICから塩山までの道ではあちこちでブドウ狩りをしていたので、時間とお金があったら寄ってみたかった。
次の日、段差の大きい階段をガシガシ下ったこと、アスレチックな岩道を歩いたことで、下りはドンガメで歩いたにもかかわらず右膝が痛くなっていた。昼過ぎにはマシになっていたので良かったけど、次のロングコースの前にはここ2年で10kg増えた体重を減らさなきゃいけないな。次と言っても今年は無理だな、ははは。
本日すれ違ったのは50人は軽く超えました。夕方2時を過ぎているのに南沢を登ってくる人が何十人もいてびっくり。ということは、お昼2時ぐらいまでに赤岳山荘に到着する人は、あの砂利道に対向車が来ることを想定すべきか。
赤岳山荘へは悪路で有名な林道ですが、(僕は走っていないので断定できないけど)皇海山への栗原林道よりはましだろうし、近場でいうと佐野田沼から熊鷹山に登る小戸林道に比べたらはるかにましでした。次回の八ヶ岳トライは赤岳山荘まで車で行こうと思います。
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