高瀬ダムから裏銀座周回(↗ブナ立尾根、↘竹村新道)〜野口五郎岳、やっと届いた赤牛岳、湯俣温泉で水遊び
- GPS
- 33:00
- 距離
- 47.6km
- 登り
- 3,445m
- 下り
- 3,433m
コースタイム
- 山行
- 8:00
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 8:59
- 山行
- 9:25
- 休憩
- 1:46
- 合計
- 11:11
- 山行
- 6:52
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 7:19
- 山行
- 3:58
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 5:02
GPS8:59 距離9.8Km ↗登り1,855m ↘下り260m
🚶♂2日目
GPS11:17 距離15.8Km ↗登り1,075m ↘下り1,040m
🚶♂3日目
GPS7:11 距離9.7Km ↗登り357m ↘下り1,837m
🚶♂4日目
GPS5:02 距離12.2Km ↗登り158m ↘下り297m
天候 | 1日目 晴れ→ガス 2日目 晴れ→雨(夜) 3日目 ガス→晴れ 4日目 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
七倉山荘前駐車場に車中泊。広くてきれいなトイレ完備。 https://webmarunaka.com/nanakura/archives/862 🚖タクシー 七倉山荘前から高瀬ダムまではタクシー利用。落石箇所(徒歩移動)あり2回に分けてタクシー乗車(計2,300円)。 https://kanko-omachi.gr.jp/news/88838/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
🥾コース状況 ▼高瀬ダム〜登山口 8月15日に土石流発生し丸太橋流出。下流にて渡渉も一部箇所では液状化現象で脛まで埋まる状況でした。 中上級者は上流で飛び石を見つけ移動しており、経験値の違いがよく現れた結果😢 8月21日丸太橋復旧しました。 https://kanko-omachi.gr.jp/news/89682/ ▼登山口〜烏帽子小屋 急登ですが良く整備されていて段差も少なく歩きやすいです。 竹村新道と比べたら国道です。 ▼烏帽子小屋〜野口五郎岳 ガスで全体の山容が望めず、よく分からないままひたすらにアップダウンを繰り返しながら登っていく感じでした。 岩場、砂礫などバリエーション豊かなコースが楽しい。 ▼野口五郎岳〜水晶小屋 岩場、砂礫などバリエーション豊かなコース。 東沢乗越まで下り、水晶小屋まで登る感じ。 ▼水晶小屋〜水晶岳 水晶岳直下から岩場の登りになるが、百名山らしく整備されている。 ▼水晶岳〜温泉沢ノ頭 温泉沢ノ頭まで徐々に標高を下げる。 水晶岳直下の標高差のある岩場は復路の際には身体に堪えた。 ▼温泉沢ノ頭〜赤牛岳 アップダウンを繰り返しながら進む。 とにかく我慢我慢で長い距離を進む。 ▼竹村新道分岐〜湯俣岳 稜線からハイマツ帯、樹林帯と徐々に様相を変え標高を下げていく。 本当であれば進む先に槍ヶ岳を望めるのだが、ガスで姿は現さず残念。 ▼湯俣岳〜湯俣山荘 登山道が土道になり900m程の標高を一気に下る。 晴嵐荘から渡河するジップラインはちょっとしたアトラクション気分。 ▼湯俣温泉⇔噴湯丘 最初の渡渉は右岸をへつって進む。 右岸から左岸へは渡渉後に気付いたが、石が積んであって目印になる。 湯俣山荘でアドバイスをいただける。 ▼湯俣山荘〜高瀬ダム 一部崩落しているがよく整備された登山道。 湯俣温泉登山口からは東電車両通行可能な林道となり、いくつかのトンネルを越えて高瀬ダムに至る。 |
その他周辺情報 | 🏠山小屋 ▼野口五郎小屋 一泊二食 ひとり13,000円(キャンセル規定あり)。 インナーシーツ要で枕なしに注意。 夕食…💖型目玉焼きの乗ったカレーライスでルー多め。ご飯おかわり自由。 朝食…オニギリと紙バックのお茶。 天水(消毒済み)は200円/1函陛日は制限なし) https://www.gorougoya.com/ ▼水晶小屋 一泊二食 準繁忙日ひとり15,000円(キャンセル規定あり)。 夕食…チキンカレー。ご飯、ルーおかわり自由。 朝食…当日は鮎でなく、鮭の切り身がメイン。ご飯、味噌汁おかわり自由。 弁当 ひとり1,800円…竹皮にくるんだ3色オニギリとチキンナゲット。 天水(消毒済み)は200円/1函陛日は1叛限、読売新道、竹村新道方面は2叛限) https://mitsumatasanso.com/suisho/ ▼湯俣山荘 一泊二食 準繁忙日ひとり14,000円(キャンセル規定あり)。 夕食…信州産の豚ヒレ肉ステーキのグリドルパンセット(+1,000円で羊肉にグレードアップ )。ご飯、スープおかわり自由。 朝食…鮭の切り身がメインのおかゆ定食。ご飯、スープおかわり自由。 グループ割り3,000円引きあり(同一山行で三俣・水晶・湯俣に宿泊)で今回の大きなポイント。 水は晴嵐荘と共有している通称人間沢から引いていてジャバジャバ。 渡渉にも使えるKEENのサンダル無料レンタルあり。 モーニングジオツアー無料。 温泉卵セット800円。 https://mitsumatasanso.com/yumata/ ♨日帰り温泉 ▼高瀬館 ひとり700円(野口五郎小屋で100円割引券あり)。 単純温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)。源泉90℃でお湯は熱め。 露天、ドライヤーあり。 https://www.takasekan.com/hot-spring/ 🍴🍚お食事処 ▼蕎麦屋蛍 富山県への帰路にある小谷村で有名な蕎麦屋。 良心的な価格で一人では食べきれない量の天ぷらも嬉しい。 胡桃だれも選べます。 https://www.facebook.com/hotaru2016/ ▼オタリアンジェラート 蕎麦屋蛍の姉妹店。 濃厚なジェラートで美味しいです🍧 https://www.instagram.com/otarian_gelato/ |
写真
感想
↓新穂高から赤牛岳を目指したものの、妻の高山病発症のため水晶小屋で断念した2年前。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4568945.html
ー屬離淵鵐弌爾赤牛岳の標高だったりして、どうしても赤牛岳に向かいたい自分。
高山病でフラフラだった水晶小屋を思う存分楽しみたい妻。
そして水晶岳から眺めた裏銀座の稜線を歩いてみたい。
この3つを満たすコースとして今回の「裏銀座周回+赤牛岳チャレンジ」の行程を計画。
今年の宿泊登山は全てテント泊にして事前トレーニングし、今回はオール山小屋で体力温存と万全の態勢で計画しました。
▼Day1
初日は好調にCTで野口五郎小屋に到着。
濁り沢で泥地に脛まで埋没するアクシデントがあったもののそれは御愛嬌。
野口五郎小屋で他の方々とY談(山談義)を楽しみます。
小さな山小屋は宿泊者との距離感が近くて良いですね。
水晶岳を越えるとペンキの目印がぐっと少なくなるためルーファイ注意などのアドバイスを受けました。
爆睡して翌日に備えます。
▼Day2
早起きし2番目の小屋発で水晶小屋に向かったけど、ここで大誤算。
妻は前回の白馬三山縦走で右足内くるぶしに登山靴が当たる違和感があったようですが、ここに来て違和感が確信に変わるほど痛みが本格化。
水晶小屋までCT2:30のところ実際は4:00もかかる程の大失速。
夫婦登山しか頭に無かったため赤牛岳は断念し、水晶岳登頂後は鷲羽岳方面散策などプランBを必死で考えていると…
「足痛くて鷲羽岳も楽しめないと思うから、いっそのこと一人で赤牛岳に挑戦してきて。」との言葉が…
正直ここ3年はほとんどが夫婦登山で自分のペースで歩いたことが一回も無かったため、どんなペースで歩けるか予測がつかず…
水晶小屋出発は9:00少し前だけど、小屋泊で夕食ギリギリに到着することは自分のポリシーとして絶対に認めたくなく(笑)、16:00まで戻ることを前提に山頂は12:15到着と設定。
その時間まで到達できなければ山頂が目の前でも引き返すことにしました。
レインウェア、行動食、水3箸鵬拱を限定した効果もあり、実際はCTを大幅に下回る3時間以内で山頂到達。
自分だけで一心不乱に山頂を目指すのは本当に久し振りで、先行して赤牛岳を折り返してきた方の応援もあり、本当に充実した山行になりました。
妻は妻で、のんびり水晶小屋滞在を満喫。
何もしていないのに力汁で腹ごしらえし、悠々水晶岳登頂。
その後も、真昼間からビールを飲んで満喫していたようで、前回ほぼ食べられなかった夕食のカレーをもりもり食し、2年前のリベンジ達成。
そもそも赤牛岳に興味のない妻は、今回の自分の赤牛岳登頂達成で今後は赤牛岳に固執した山行計画からの脱却が出来ることになり喜んでいます。
妻の足痛が夫婦にとってWin-Winの結果を導くことになり、最終的には双方が満足した山行になりました。
▼Day3〜
3日目は本当であれば槍ヶ岳の展望を楽しみながら竹村新道を下るはずだけど、残念ながらガスガスで望めず。
宿泊した湯俣山荘は大人の隠れ家的存在した。
食事最高、バーでお酒も楽しめます。
翌日は抜群の天候で伊藤新道入口の噴湯丘までなんちゃって渡渉で向かい、温泉卵作ったりして楽しみました。
日程があればですが、下山は湯俣温泉経由で湯俣山荘か晴嵐荘に宿泊がおすすめです。
今回は天候と人に恵まれた山行でした。
その時々でお会いした方と色々な会話を楽しみ、アクシデントはあったものの妻とは臨機応変に計画を変更しそれぞれが楽しめる結果に。
大満足で下山した後は、白馬の定宿のペンションに宿泊し更にのんびり。
十分に英気を養ったので、また来年の夏休みに向かって頑張るぞ!
裏銀座、赤牛岳、ありがとう!!
本当に充実した日々でした。
お会いした相対協の方と話しましたが、今回の濁沢の徒渉に関しては運ゲーの要素が高かったと自分は考えています。
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