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Yamareco

記録ID: 7249936
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

上高地〜槍ヶ岳〜双六岳〜新穂高(2泊3日縦走)

2024年09月14日(土) ~ 2024年09月16日(月)
 - 拍手
まさき その他1人
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
30:24
距離
59.6km
登り
3,419m
下り
3,835m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:42
休憩
2:59
合計
9:41
5:14
31
鍋平駐車場
5:50
6:01
2
6:03
7:20
2
バス移動
7:22
7:36
23
7:59
8:00
18
8:18
6
8:24
11
8:49
8:56
6
10:02
30
10:32
10:33
4
10:37
10:40
5
10:45
43
11:32
12:06
17
12:23
46
13:09
13:27
1
13:28
41
14:09
11
14:20
7
14:27
14:30
25
2日目
山行
8:40
休憩
1:35
合計
10:15
4:09
38
4:47
40
5:27
49
6:16
6:34
57
7:31
7:39
6
7:45
30
8:15
8:33
29
9:02
9:24
22
9:46
9:54
11
10:05
10:25
39
11:04
80
12:24
46
13:10
49
13:59
14:00
24
14:24
3日目
山行
9:24
休憩
1:39
合計
11:03
5:23
15
5:41
5:46
33
6:19
6:26
14
6:40
27
7:07
25
7:32
7:40
20
8:00
22
8:22
31
8:56
8:57
11
9:08
9:35
4
9:39
32
10:11
13
10:24
9
10:33
10:37
3
10:40
3
10:43
1
10:44
5
10:49
10:50
34
11:24
11:39
2
11:41
39
12:20
19
12:39
14
12:53
19
13:12
37
13:49
13:58
17
14:15
14
14:29
10
14:39
16
14:55
15
15:20
4
15:31
15:41
0
16:26
鍋平駐車場
天候 1日目 晴れ
2日目 暴風雨
3日目 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2024年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
鍋平に駐車し、バスで上高地まで移動
新穂高温泉(6:02) → 平湯 (6:43) 濃飛バス
平湯   (7:00) → 大正池(7:16) シャトルバス
コース状況/
危険箇所等
西鎌尾根はザレ場・岩場のトラバースが多いです。
1ヶ月ぶりの上高地入り
大正池の川霧
2024年09月14日 07:25撮影 by  SC-51B, samsung
2
9/14 7:25
1ヶ月ぶりの上高地入り
大正池の川霧
田代池近くの湿原
2024年09月14日 07:58撮影 by  SC-51B, samsung
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9/14 7:58
田代池近くの湿原
2024年09月14日 08:25撮影 by  SC-51B, samsung
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9/14 8:25
明神岳
2024年09月14日 08:30撮影 by  SC-51B, samsung
2
9/14 8:30
明神岳
河童橋には多くの観光客
2024年09月14日 08:50撮影 by  SC-51B, samsung
1
9/14 8:50
河童橋には多くの観光客
焼岳
2024年09月14日 08:55撮影 by  SC-51B, samsung
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9/14 8:55
焼岳
穂高岳と吊尾根
2024年09月14日 08:59撮影 by  SC-51B, samsung
1
9/14 8:59
穂高岳と吊尾根
明神橋と明神岳
2024年09月14日 10:05撮影 by  SC-51B, samsung
1
9/14 10:05
明神橋と明神岳
徳澤園
2024年09月14日 11:31撮影 by  SC-51B, samsung
9/14 11:31
徳澤園
カレーを頂く
2024年09月14日 11:37撮影 by  SC-51B, samsung
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9/14 11:37
カレーを頂く
もちろんデザートはコーヒーソフト
2024年09月14日 11:49撮影 by  SC-51B, samsung
9/14 11:49
もちろんデザートはコーヒーソフト
横尾山荘
2024年09月14日 13:08撮影 by  SC-51B, samsung
9/14 13:08
横尾山荘
流失した登山道は復旧したようです。
2024年09月14日 14:31撮影 by  SC-51B, samsung
9/14 14:31
流失した登山道は復旧したようです。
槍沢ロッジに到着
2024年09月14日 14:58撮影 by  SC-51B, samsung
9/14 14:58
槍沢ロッジに到着
小屋前から槍の穂先が見えました。
2024年09月14日 15:32撮影 by  SC-51B, samsung
1
9/14 15:32
小屋前から槍の穂先が見えました。
寝室
2024年09月14日 16:32撮影 by  SC-51B, samsung
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9/14 16:32
寝室
僕たちは別館で宿泊です。
2024年09月14日 17:07撮影 by  SC-51B, samsung
9/14 17:07
僕たちは別館で宿泊です。
夕食
2024年09月14日 17:58撮影 by  SC-51B, samsung
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9/14 17:58
夕食
朝食は弁当にしてもらいました。
甘酢が効いたチラシ寿司でした。
美味しかった!
2024年09月14日 18:16撮影 by  SC-51B, samsung
9/14 18:16
朝食は弁当にしてもらいました。
甘酢が効いたチラシ寿司でした。
美味しかった!
2日目の朝
雨の中ヘッデンスタート
2024年09月15日 04:09撮影 by  SC-51B, samsung
9/15 4:09
2日目の朝
雨の中ヘッデンスタート
明るくなったけど雨は止まず
2024年09月15日 05:31撮影 by  SC-51B, samsung
9/15 5:31
明るくなったけど雨は止まず
槍ヶ岳は全く見えない
景色は見えないし、濡れたスマホは誤作動多いので写真はほとんど撮らず。
2024年09月15日 07:51撮影 by  SC-51B, samsung
9/15 7:51
槍ヶ岳は全く見えない
景色は見えないし、濡れたスマホは誤作動多いので写真はほとんど撮らず。
殺生ヒュッテで少し休憩
止まると寒い・・・
2024年09月15日 08:29撮影 by  SC-51B, samsung
9/15 8:29
殺生ヒュッテで少し休憩
止まると寒い・・・
槍ヶ岳山荘に到着
雨風が強くなった。
2024年09月15日 09:13撮影 by  SC-51B, samsung
1
9/15 9:13
槍ヶ岳山荘に到着
雨風が強くなった。
で、槍ヶ岳山頂
登山道は濡れて滑りやすくヒヤヒヤしました。
(>_<)
2024年09月15日 09:45撮影 by  SC-51B, samsung
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9/15 9:45
で、槍ヶ岳山頂
登山道は濡れて滑りやすくヒヤヒヤしました。
(>_<)
西鎌尾根を下って行く
2024年09月15日 11:19撮影 by  SC-51B, samsung
9/15 11:19
西鎌尾根を下って行く
険しい岩場
2024年09月15日 11:23撮影 by  SC-51B, samsung
9/15 11:23
険しい岩場
暴風雨の中を黙々と歩く
2024年09月15日 12:18撮影 by  SC-51B, samsung
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9/15 12:18
暴風雨の中を黙々と歩く
樅沢岳への登りで雷鳥親子に遭遇
2024年09月15日 13:52撮影 by  SC-51B, samsung
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9/15 13:52
樅沢岳への登りで雷鳥親子に遭遇
樅沢岳を通過
2024年09月15日 13:57撮影 by  SC-51B, samsung
9/15 13:57
樅沢岳を通過
双六小屋に到着
疲れた〜
流石にテントは少ないです。
2024年09月15日 14:20撮影 by  SC-51B, samsung
9/15 14:20
双六小屋に到着
疲れた〜
流石にテントは少ないです。
楽しみにしていた晩御飯
美味しかった〜
2024年09月15日 18:09撮影 by  SC-51B, samsung
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9/15 18:09
楽しみにしていた晩御飯
美味しかった〜
3日目の朝
朝食も美味しかった〜
2024年09月16日 04:35撮影 by  SC-51B, samsung
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9/16 4:35
3日目の朝
朝食も美味しかった〜
小屋前には御来光を待つ人
2024年09月16日 05:22撮影 by  SC-51B, samsung
9/16 5:22
小屋前には御来光を待つ人
もうすぐ夜明け
2024年09月16日 05:23撮影 by  SC-51B, samsung
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9/16 5:23
もうすぐ夜明け
僕たちは御来光を待たずに双六岳へ
2024年09月16日 05:37撮影 by  SC-51B, samsung
9/16 5:37
僕たちは御来光を待たずに双六岳へ
雲海から鷲羽岳が見えてきた。
2024年09月16日 05:51撮影 by  SC-51B, samsung
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9/16 5:51
雲海から鷲羽岳が見えてきた。
天空の滑走路
薄いガスがかかっていい感じ。
2024年09月16日 06:01撮影 by  SC-51B, samsung
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9/16 6:01
天空の滑走路
薄いガスがかかっていい感じ。
晴れてきた♫
2024年09月16日 06:02撮影 by  SC-51B, samsung
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9/16 6:02
晴れてきた♫
振り返ると槍ヶ岳
2024年09月16日 06:07撮影 by  SC-51B, samsung
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9/16 6:07
振り返ると槍ヶ岳
幻想的♪
ず〜っと見ていられる。
2024年09月16日 06:09撮影 by  SC-51B, samsung
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9/16 6:09
幻想的♪
ず〜っと見ていられる。
双六岳に到着するとガスが晴れました。
2024年09月16日 06:16撮影 by  SC-51B, samsung
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9/16 6:16
双六岳に到着するとガスが晴れました。
左は薬師岳?
中央から右は水晶岳と鷲羽岳だと思う。
2024年09月16日 06:17撮影 by  SC-51B, samsung
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9/16 6:17
左は薬師岳?
中央から右は水晶岳と鷲羽岳だと思う。
双六岳にて
感動してます♫
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双六岳にて
感動してます♫
絶景!
2024年09月16日 06:19撮影 by  SC-51B, samsung
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9/16 6:19
絶景!
昨日、暴風の中、頑張って歩いた甲斐がありました。
2024年09月16日 06:21撮影 by  SC-51B, samsung
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9/16 6:21
昨日、暴風の中、頑張って歩いた甲斐がありました。
黒部五郎岳かな?
2024年09月16日 06:22撮影 by  SC-51B, samsung
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9/16 6:22
黒部五郎岳かな?
三俣蓮華岳へ向かいます。
2024年09月16日 06:22撮影 by  SC-51B, samsung
9/16 6:22
三俣蓮華岳へ向かいます。
ここも素晴らしい稜線
2024年09月16日 06:25撮影 by  SC-51B, samsung
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9/16 6:25
ここも素晴らしい稜線
三俣蓮華岳の前に丸山を乗り越えないと。
2024年09月16日 06:36撮影 by  SC-51B, samsung
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9/16 6:36
三俣蓮華岳の前に丸山を乗り越えないと。
その丸山への登り
2024年09月16日 06:47撮影 by  SC-51B, samsung
9/16 6:47
その丸山への登り
振り返っても素晴らしい稜線
右奥は笠ヶ岳
2024年09月16日 06:53撮影 by  SC-51B, samsung
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9/16 6:53
振り返っても素晴らしい稜線
右奥は笠ヶ岳
笠ヶ岳ズーム
早くもガスが上がってきた。
2024年09月16日 07:03撮影 by  SC-51B, samsung
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9/16 7:03
笠ヶ岳ズーム
早くもガスが上がってきた。
三俣蓮華岳の山頂見えました。
こういう構図好きです♪
2024年09月16日 07:09撮影 by  SC-51B, samsung
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9/16 7:09
三俣蓮華岳の山頂見えました。
こういう構図好きです♪
雷鳥いました。
今回も雷鳥遭遇率が高いです。
雷鳥増えているのかな?
2024年09月16日 07:17撮影 by  SC-51B, samsung
2
9/16 7:17
雷鳥いました。
今回も雷鳥遭遇率が高いです。
雷鳥増えているのかな?
雲ノ平を俯瞰する。
また行ってみたいなぁ〜
2024年09月16日 07:27撮影 by  SC-51B, samsung
9/16 7:27
雲ノ平を俯瞰する。
また行ってみたいなぁ〜
雲ノ平山荘が見えますね。
2024年09月16日 07:28撮影 by  SC-51B, samsung
3
9/16 7:28
雲ノ平山荘が見えますね。
黒部五郎岳
懐のカールは雲で見えない。
2024年09月16日 07:29撮影 by  SC-51B, samsung
1
9/16 7:29
黒部五郎岳
懐のカールは雲で見えない。
鷲羽岳とその左の谷は黒部源流
三俣山荘は手前の雲の中
2024年09月16日 07:31撮影 by  SC-51B, samsung
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9/16 7:31
鷲羽岳とその左の谷は黒部源流
三俣山荘は手前の雲の中
三俣蓮華岳にて
槍ヶ岳
2024年09月16日 07:34撮影 by  SC-51B, samsung
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9/16 7:34
槍ヶ岳
きれいな稜線だぁ〜
右奥には笠ヶ岳
2024年09月16日 07:41撮影 by  SC-51B, samsung
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9/16 7:41
きれいな稜線だぁ〜
右奥には笠ヶ岳
西に見えるのは白山
なんか嬉しい♫
2024年09月16日 08:03撮影 by  SC-51B, samsung
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9/16 8:03
西に見えるのは白山
なんか嬉しい♫
帰りは中道で。
ここはカールなのかな?
2024年09月16日 08:22撮影 by  SC-51B, samsung
9/16 8:22
帰りは中道で。
ここはカールなのかな?
雷鳥発見
5羽グループでした。
2024年09月16日 08:44撮影 by  SC-51B, samsung
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9/16 8:44
雷鳥発見
5羽グループでした。
草黄葉が始まっているのかな?
2024年09月16日 08:48撮影 by  SC-51B, samsung
9/16 8:48
草黄葉が始まっているのかな?
昨日通過した樅沢岳
意外と大きな山なんですね。
2024年09月16日 08:52撮影 by  SC-51B, samsung
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9/16 8:52
昨日通過した樅沢岳
意外と大きな山なんですね。
双六小屋まで戻ってきました。
荷物を整えて新穂高へ下ります。
2024年09月16日 09:35撮影 by  SC-51B, samsung
9/16 9:35
双六小屋まで戻ってきました。
荷物を整えて新穂高へ下ります。
良い小屋でした。
次回はテント泊で来よう。
2024年09月16日 09:40撮影 by  SC-51B, samsung
9/16 9:40
良い小屋でした。
次回はテント泊で来よう。
小屋からは穏やかな登りが続く
2024年09月16日 09:46撮影 by  SC-51B, samsung
1
9/16 9:46
小屋からは穏やかな登りが続く
わずかに西鎌尾根が見える。
2024年09月16日 09:57撮影 by  SC-51B, samsung
9/16 9:57
わずかに西鎌尾根が見える。
さらば双六小屋
2024年09月16日 10:04撮影 by  SC-51B, samsung
1
9/16 10:04
さらば双六小屋
弓折乗越
2024年09月16日 10:33撮影 by  SC-51B, samsung
9/16 10:33
弓折乗越
近くの弓折岳にも登頂しておきます。
2024年09月16日 10:42撮影 by  SC-51B, samsung
9/16 10:42
近くの弓折岳にも登頂しておきます。
やっぱり周囲はガスで何も見えない。
2024年09月16日 10:42撮影 by  SC-51B, samsung
9/16 10:42
やっぱり周囲はガスで何も見えない。
標高下がると雲が無く鏡平山荘が見えました。
でも、見えているのになかなか着かない。
2024年09月16日 10:56撮影 by  SC-51B, samsung
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9/16 10:56
標高下がると雲が無く鏡平山荘が見えました。
でも、見えているのになかなか着かない。
鏡平山荘に到着
2024年09月16日 11:22撮影 by  SC-51B, samsung
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9/16 11:22
鏡平山荘に到着
池に映るのは真っ白な雲空
2024年09月16日 11:41撮影 by  SC-51B, samsung
9/16 11:41
池に映るのは真っ白な雲空
小池新道登山口に到着
2024年09月16日 13:49撮影 by  SC-51B, samsung
9/16 13:49
小池新道登山口に到着
笠新道登山口の水場
水量豊富で冷えてました。
2024年09月16日 14:27撮影 by  SC-51B, samsung
9/16 14:27
笠新道登山口の水場
水量豊富で冷えてました。
お助け風穴
このあたり一帯ヒンヤリしていて気持ち良かった。
2024年09月16日 14:55撮影 by  SC-51B, samsung
1
9/16 14:55
お助け風穴
このあたり一帯ヒンヤリしていて気持ち良かった。
林道ゲート
2024年09月16日 15:13撮影 by  SC-51B, samsung
9/16 15:13
林道ゲート
まだ時間があるのでロープウェイを使わずに歩いて登って鍋平駐車場へ戻ります。
2024年09月16日 15:43撮影 by  SC-51B, samsung
9/16 15:43
まだ時間があるのでロープウェイを使わずに歩いて登って鍋平駐車場へ戻ります。
鍋平駐車場に到着。
車は数台残っているのみ。みんな早いのね。
お疲れ様でした。
2024年09月16日 16:26撮影 by  SC-51B, samsung
1
9/16 16:26
鍋平駐車場に到着。
車は数台残っているのみ。みんな早いのね。
お疲れ様でした。
新平湯温泉のKenKenで飛騨牛ホルモン焼き定食を頂きました。
味噌味でおいしかったです。
2024年09月16日 17:56撮影 by  SC-51B, samsung
2
9/16 17:56
新平湯温泉のKenKenで飛騨牛ホルモン焼き定食を頂きました。
味噌味でおいしかったです。

感想

今年の夏、双六岳山行を計画していたけれど、台風や荒天で2度延期となっていました。
この3連休、奇跡的に宿が取れ、天気は多少悪い予報だったけれど、最後のチャンスかもしれないので思い切って行くことにしました。

同行者の希望もあって、初日は上高地から入山。
幻想的な梓川の霧も見れて、ゆっくりと景色を楽しむことができました。
宿泊する槍沢ロッジに到着した直後にポツポツと雨。
翌日の天気予報は午後から雨だったので、早朝出発し雨が降る前に槍ヶ岳に登頂する予定。
雨降りが少しでも遅くなるよう祈って眠りについたのでした。

2日目、雨の音で目が覚めた・・・ガーン(;゜Д゜)
仕方ないので、レインウェアを着込み出発する。
体温が上がると蒸れるので、歩行速度を落としてゆっくり槍ヶ岳を目指す。
槍ヶ岳山荘に到着すると、南から吹く風が、尾根を駆け上がり暴風となっていた。

この状況で槍の穂先に登るのは迷ったけど、途中で危険だと感じたら引き返すつもりで穂先に取り付く。
案の定、濡れた岩は滑りやすく、鉄ハシゴや鎖もスルスル滑る。
僕のデカ靴では岩の隙間や小さなフットホールドを捉えにくく(下手なのかも)、「こりゃ難しいな」と思いつつも、なんとか山頂に到着。
風が強いので低い姿勢で移動し、撮影後はさっさと下山しました。

その後は、暴風雨の西鎌尾根を双六小屋へ向かう。
尾根は下り基調で巻道多くアップダウンが少ないルートだと思っていたけれど、アップダウンが多く難路もあった・・・
絶景を見ながら歩けたなら気にはならなかったのだろうれど、雨風に耐えながらひたすら歩くのはまさに修行。
短時間でも立ち止まると寒気が走るので、ゆっくり歩いて体温を維持することに専念する。
尾根の北面に回り込んだ時は雨風を避けられるので、短時間の休憩をとり補給することができた。
最後のピーク、樅沢岳への登りでは、雷鳥の親子が目の前を先導してくれました。
自由気ままに動き回る子供にやきもきする親の姿が可愛らしかった。

意外にも槍ヶ岳へ向かう人と何度かスライドして、ちょっとビックリ。
双六小屋に着いても、こんな荒天にも関わらず多くの宿泊者がいることにもビックリ。
かじかむ手で濡れた服を着替えて、やっとホッとすることができたのでした。

ちなみに僕たちに割り当てられた部屋名は「トノサマ」
前を通る人が部屋名プレートを見て「トノサマだって!」と笑っていた。
なんか恥ずかしかった・・・(^^;)

3日目、心配していた天気は良好。
ガスが徐々に抜けていく双六岳の天空滑走路、雲海から突き出た槍穂、秘境雲ノ平を目の当たりにし、感動の連続。
奥深き北アルプスとの別れを惜しみながら新穂高へ下るのでした。

今回の山行、欲張っていろいろ詰め込み過ぎたかもしれないけれど、いろんなことを経験することができて良かったと思うのでした。

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コメント

まさきさん、こんばんは♪

なんと!実は、殆ど似たようなルートでの山行を月末に計画中なのでした。
3日目の双六〜三俣蓮華あたりでの雲が流れてほどけてゆく雰囲気が神秘的で美しいですね。快晴時の風景よりむしろ絶景かも知れません。山の風景は一期一会。私も特別なシーンに出逢えることに期待して、真似して行ってきまーす😁
2024/9/18 20:08
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うりさん、こんばんわ!
見どころ満載のこのルートを計画されているのですね♪
僕ももう一度天気が良い日に西鎌尾根を歩きたいですね〜
気をつけて楽しんできてください(^O^)/
2024/9/18 23:50
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