上高地~槍ヶ岳~双六岳~新穂高(2泊3日縦走)
- GPS
- 30:24
- 距離
- 59.6km
- 登り
- 3,419m
- 下り
- 3,835m
コースタイム
- 山行
- 6:42
- 休憩
- 2:59
- 合計
- 9:41
- 山行
- 8:40
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 10:15
- 山行
- 9:24
- 休憩
- 1:39
- 合計
- 11:03
天候 | 1日目 晴れ 2日目 暴風雨 3日目 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
新穂高温泉(6:02) → 平湯 (6:43) 濃飛バス 平湯 (7:00) → 大正池(7:16) シャトルバス |
コース状況/ 危険箇所等 |
西鎌尾根はザレ場・岩場のトラバースが多いです。 |
写真
感想
今年の夏、双六岳山行を計画していたけれど、台風や荒天で2度延期となっていました。
この3連休、奇跡的に宿が取れ、天気は多少悪い予報だったけれど、最後のチャンスかもしれないので思い切って行くことにしました。
同行者の希望もあって、初日は上高地から入山。
幻想的な梓川の霧も見れて、ゆっくりと景色を楽しむことができました。
宿泊する槍沢ロッジに到着した直後にポツポツと雨。
翌日の天気予報は午後から雨だったので、早朝出発し雨が降る前に槍ヶ岳に登頂する予定。
雨降りが少しでも遅くなるよう祈って眠りについたのでした。
2日目、雨の音で目が覚めた・・・ガーン(;゜Д゜)
仕方ないので、レインウェアを着込み出発する。
体温が上がると蒸れるので、歩行速度を落としてゆっくり槍ヶ岳を目指す。
槍ヶ岳山荘に到着すると、南から吹く風が、尾根を駆け上がり暴風となっていた。
この状況で槍の穂先に登るのは迷ったけど、途中で危険だと感じたら引き返すつもりで穂先に取り付く。
案の定、濡れた岩は滑りやすく、鉄ハシゴや鎖もスルスル滑る。
僕のデカ靴では岩の隙間や小さなフットホールドを捉えにくく(下手なのかも)、「こりゃ難しいな」と思いつつも、なんとか山頂に到着。
風が強いので低い姿勢で移動し、撮影後はさっさと下山しました。
その後は、暴風雨の西鎌尾根を双六小屋へ向かう。
尾根は下り基調で巻道多くアップダウンが少ないルートだと思っていたけれど、アップダウンが多く難路もあった・・・
絶景を見ながら歩けたなら気にはならなかったのだろうれど、雨風に耐えながらひたすら歩くのはまさに修行。
短時間でも立ち止まると寒気が走るので、ゆっくり歩いて体温を維持することに専念する。
尾根の北面に回り込んだ時は雨風を避けられるので、短時間の休憩をとり補給することができた。
最後のピーク、樅沢岳への登りでは、雷鳥の親子が目の前を先導してくれました。
自由気ままに動き回る子供にやきもきする親の姿が可愛らしかった。
意外にも槍ヶ岳へ向かう人と何度かスライドして、ちょっとビックリ。
双六小屋に着いても、こんな荒天にも関わらず多くの宿泊者がいることにもビックリ。
かじかむ手で濡れた服を着替えて、やっとホッとすることができたのでした。
ちなみに僕たちに割り当てられた部屋名は「トノサマ」
前を通る人が部屋名プレートを見て「トノサマだって!」と笑っていた。
なんか恥ずかしかった・・・(^^;)
3日目、心配していた天気は良好。
ガスが徐々に抜けていく双六岳の天空滑走路、雲海から突き出た槍穂、秘境雲ノ平を目の当たりにし、感動の連続。
奥深き北アルプスとの別れを惜しみながら新穂高へ下るのでした。
今回の山行、欲張っていろいろ詰め込み過ぎたかもしれないけれど、いろんなことを経験することができて良かったと思うのでした。
なんと!実は、殆ど似たようなルートでの山行を月末に計画中なのでした。
3日目の双六~三俣蓮華あたりでの雲が流れてほどけてゆく雰囲気が神秘的で美しいですね。快晴時の風景よりむしろ絶景かも知れません。山の風景は一期一会。私も特別なシーンに出逢えることに期待して、真似して行ってきまーす😁
見どころ満載のこのルートを計画されているのですね♪
僕ももう一度天気が良い日に西鎌尾根を歩きたいですね~
気をつけて楽しんできてください(^O^)/
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