八ヶ岳【美濃戸-行者小屋-赤岳-阿弥陀岳-行者小屋-赤岳鉱泉-美濃戸】
- GPS
- 07:49
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 1,781m
- 下り
- 1,779m
コースタイム
- 山行
- 6:13
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 7:49
天候 | 晴れのち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特になし |
その他周辺情報 | もみの湯(650円、サウナ広く熱い、水冷たい) |
写真
装備
個人装備 |
MS CROW GTX(SALEWA)
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感想
9月は天候不良で思ったほど山に行けず、悶々とした日を過ごしたので、少しの晴れ間でも山に行こうと心に決めていたところ、10月第一週の日曜日にチャンスがやってきました。
ヤマテンの予報では、午前は晴れ、午後は曇り又は雨と。
というわけで、南八ヶ岳のゴールデンルートを歩くために、前夜に美濃戸に到着して、車中泊で朝を迎えました。
目を覚ますと、ポツポツと雨の音が聞こえ、スタートから雨の中を歩くのは避けたかったので、二度寝をし、再度目を覚ますと、空は青色、時間は7時前でした。
美濃戸山荘からは登山道に入る南沢ルートを選び、濡れた山道を転ばぬように歩き、2時間弱で行者小屋に到着。
行者小屋で、初めての休憩兼朝食タイムをとり、地蔵尾根にとりつきます。歩き始めが遅かったので、四座周回はあきらめ、赤岳、阿弥陀岳にターゲットを絞ります。
地蔵尾根を下った経験は何度かありましたが、登りに使ったのは、おそらく10代の大昔で、ある意味、新鮮な気持ちで楽しみながら歩くことができました。
最初は樹林帯をほぼ直登し、パイプ階段が現れると、そこから岩稜帯を縫うように登っていきます。小一時間ほどで、地蔵ノ頭に到着しましたが、尾根を登っている途中から雲が上がってきて、眼下の行者小屋があっという間に見えなくなり、目指す赤岳も雲の中に入ってしまいました。
地蔵ノ頭から赤岳山頂までは、ガレた急斜面の直登です。頂上部分がガスったり、かすかに見えたりを繰り返す中、鎖やロープを頼りに這い登り、赤岳頂上山荘のある北峰に到着しました。
すぐに南峰に移動し、雲海に浮かぶ富士山、雲間に顔をのぞかせる、南アルプスの鳳凰三山や中央アルプスの峰々を遠望し、眼下に視線を落とすと紅葉の始まった山肌が見えました。
赤岳の南峰で少し休憩をとったあと、阿弥陀岳に向かうために、文三郎尾根の分岐に向けて下ります。ここを下ったのはだいぶ久しぶりで、ガレた斜面に脚をとられないように、慎重に歩きました。
中岳に登り返し、中岳のコルから阿弥陀岳への急登を一気に登り、阿弥陀岳の頂上に立ちましたが、完全に雲の中で、眺望はまったくありませんでした。ただ、真上だけは青空という、不思議な天気でした。
阿弥陀岳からは、中岳のコルまで戻り、行者小屋にて昼食休憩をとり、赤岳鉱泉を経由して美濃戸に向かいました。
行者小屋で昼食を食べているときに、空模様が一瞬だけ怪しくなりましたが、結局、下山まで雨が降ることはなく、逆に美濃戸あたりでは青空が広がっていました。
眺望はあまりありませんでしたが、まずまずの天候の中、これまであまり歩く機会の少なかった地蔵尾根を登れたことは、とてもよかったです。
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