折立から北アルプス深部1泊縦走

2024年10月05日(土) ~ 2024年10月06日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 48.4km
• 登り: 3,884m
• 下り: 3,884m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:40
• 休憩: 1:45
• 合計: 11:25

4:00 折立
5:10 5:15 三等三角点「青淵」ベンチ
6:35 6:50 太郎平小屋
8:20 北ノ俣岳
9:15 9:20 中俣乗越
10:40 10:55 黒部五郎の肩
11:05 11:45 黒部五郎岳
11:50 黒部五郎の肩
12:50 13:05 黒部五郎小舎
14:10 三俣蓮華岳巻道分岐
14:50 15:00 三俣蓮華岳
15:25 三俣山荘

2日目

• 山行: 10:30
• 休憩: 1:40
• 合計: 12:10

4:55 三俣山荘
5:45 6:00 鷲羽岳
6:20 ワリモ岳
6:35 6:40 ワリモ北分岐
7:05 7:15 水晶小屋
7:45 7:55 水晶岳
8:10 8:15 水晶小屋
8:45 ワリモ北分岐
9:20 祖父岳
9:35 祖父岳分岐
10:00 黒部源流手前の地点
10:25 祖父岳分岐
10:50 スイス庭園
11:00 11:30 雲ノ平山荘
12:50 13:00 薬師沢小屋
15:00 15:10 太郎平小屋
16:20 16:25 三等三角点「青淵」ベンチ
17:05 折立
17:05 ゴール地点

※祖父岳分岐を雲ノ平方面へ行くべきところ、なぜか三俣方面へ進んで50分ほどロスあり

天候

1日目AM雨、昼前から晴れ、14時頃からガス
2日目早朝ガス、AM6時頃から終日快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

折立の登山口前駐車場を利用。約300台、無料。トイレおよび飲料水あり。
有峰林道の通行料は普通車2000円、林道入口ゲート(料金所)はPM8:00〜翌AM6:00まで閉鎖され通行不可。

コース状況／危険箇所等

水晶小屋から水晶岳への道は急峻な岩場のため滑落注意。
雲ノ平から薬師沢小屋までの道は苔むした滑りやすい岩場の急坂。とにかく滑り事故も多いとのこと。

写真

10/5 3:47

AM3:45頃、折立から気合いを入れて出発！が！車に携帯を忘れてそっこー引き返し、AM4:00頃気を取り直して出発(笑)

10/5 5:08

AM5:10頃、三角点を通過。ガスってて何も見えないどころか雨でビショビショです。

10/5 5:19

樹林帯を抜け、明るくなってきましたが分厚いガスです。雨も降ったりやんだり。

10/5 5:45

太郎平までは距離は長いですが、比較的緩やかで登りやすかったです。

10/5 5:57

雨が弱まり、雲ノ薄いとこが出てきました。こ晴れてくれーーー！

10/5 6:08

晴れたら絶対気持ちの良い道！もうすぐ太郎平です。

10/5 6:22

草紅葉も良い感じになってきています。

10/5 6:24

登山道のど真ん中に人間並みのサイズ。。。

10/5 6:37

AM6:35頃、太郎平に到着。

10/5 6:40

小屋の受付。

10/5 6:46

太陽が出そうな感じだけど薬師岳も見えません。

10/5 6:49

水場は水量豊富でクリアで超美味しいです。協力金200円。

10/5 6:49

小屋のトイレ。これから後ろにある太郎山を経由し、黒部五郎岳方面へ進みます。太郎山手前で左下に行く道があり、こちらは薬師沢に至ります。

10/5 6:56

太郎山の山頂。なんも見えねえ。

10/5 6:59

太郎山から先は草紅葉の美しい道。

10/5 7:32

チングルマの赤色が綺麗。

10/5 7:34

そこらじゅうチングルマ。花の時期にも来てみたくなりました。

10/5 7:55

ガスってもなお美しい。

10/5 8:04

ライチョウに遭遇。写真には写っていませんが4羽の群れでした。雨でレンズがビショビショ。

10/5 8:20

AM8:20北ノ俣岳に到着。

10/5 9:17

AM9:15頃、中ノ俣乗越を通過。

10/5 10:14

雨と風で少しテンションが下がりかけていた頃、すっごいライチョウの鳴き声が聞こえると思ったら7,8羽の群れ。登山道を塞ぐように広がって歩いててなかなか道を譲って貰えず、4,5分一緒に歩きました。

10/5 10:15

拭いても拭いてもレンズがびちょびちょ

10/5 10:16

可愛いなあ。

10/5 10:33

黒部五郎の肩に着く寸前、急に明るくなってガスが一気にふっ飛んで青空が出てくれました。

10/5 10:33

10/5 10:34

10/5 10:34

ようやく姿を見せてくれた薬師岳。美しい山容。

10/5 10:39

10/5 10:39

10/5 10:42

AM10:40黒部五郎の肩に到着。と同時に完全に快晴になりました。

10/5 10:43

黒部五郎岳の山頂。

10/5 10:53

雨風に耐えながら登りきったご褒美！最高のタイミングで晴れてくれて超感動！これまでの登山の中でもかなり思い出深い瞬間になりました。

10/5 10:54

10/5 10:54

10/5 10:54

10/5 10:58

10/5 11:06

AM11:05黒部五郎岳に登頂。この日1番天気の良い完璧なタイミングで絶景を独り占め。

10/5 11:10

黒部五郎岳の三角点。

10/5 11:20

絶景カフェタイム。南の方は雲海が綺麗。

10/5 11:22

10/5 11:23

イワヒバリが遊びに来てくれた。

10/5 11:26

2杯目はチャイ。モンベルのチャイ、なかなか美味しかった！

10/5 11:30

10/5 11:30

10/5 11:30

10/5 11:30

10/5 11:31

10/5 11:31

10/5 11:31

10/5 11:54

これから歩く黒部五郎カール。草紅葉が綺麗でワクワクする！

10/5 12:02

カールに下りて来ました。

10/5 12:06

草紅葉の中、水の音を聞きながら歩くの最高に気持ちいい！

10/5 12:12

巨石がゴロゴロ。

10/5 12:28

最高！

10/5 12:44

10/5 12:45

10/5 12:50

PM0:50黒部五郎小屋に到着。素敵なところに建っています。小屋の後ろの斜面を上がると三俣蓮華岳への稜線です。

10/5 12:51

10/5 12:51

草紅葉と薬師岳。

10/5 12:52

小屋の看板が可愛い。ゆ

10/5 12:52

誘惑がすごいけど食料は足りてるので我慢してバッジと飲み物だけ購入。黒部五郎岳のバッジが3種類ありました。

10/5 12:54

キンキンに冷えた炭酸プシュッと。景色もよくて最高だし泊まってみたくなりました。

10/5 13:18

さっき登った黒部五郎岳。山頂右下が黒部五郎カール。北アルプスでも屈指の雄大なカールです。

10/5 13:29

10/5 13:38

さっき小屋の裏に見ていた斜面を上がり、樹林帯を出るとここも天国のような場所でした。

10/5 13:43

チングルマの赤がすごい！

10/5 13:45

10/5 13:45

10/5 13:46

10/5 14:05

10/5 14:12

PM2:10頃、三俣蓮華岳の巻道分岐を通過。この頃天気はまた曇りになりました。

10/5 14:12

10/5 14:50

PM2:50、本日最後のピーク三俣蓮華岳にようやく到着！なんかバナナみたいに曲がった標識。

10/5 14:58

三角点が3つ！？

10/5 15:21

本日のゴール三俣山荘と鷲羽岳。

10/5 15:19

鷲羽岳かっこいいなあ。

10/5 15:25

三俣山荘テン場の水場。小屋の水場は枯れていました。

10/5 15:28

PM3:25三俣山荘に到着。想定タイムよりも30分ほど巻きましたが、やっぱり長かった！2階が展望レストランです。小屋の売店で鷲羽岳と水晶岳のバッジを購入。

10/5 16:15

小屋の物乾場。ありがたく利用させていただきました。

10/5 16:36

私は1日の行程が長いのでモバイルバッテリーを持参しましたが、充電コーナーもありました。夕食までの間、翌日の準備をしたり小屋の本を読んだりして過ごしました。

10/5 17:36

久々の小屋泊だったので楽しみにしていた夕食。メインは鹿肉のジビエシチュー。これが本当に美味しすぎて感動しました！

10/5 17:37

シチューの肉は、北信エリアの山で駆除された鹿の肉だそうです。クセがなくめちゃくちゃ美味しかった。明日水筒に入れて持っていきたいくらい(笑)

10/5 17:53

PM6:30頃からは夜カフェタイムがありました。

10/5 18:54

三俣山荘名物の本格サイフォンコーヒーをオーダー。

10/5 19:29

オイルランプの優しい光の中、伊藤新道開通の映像を聴しながらいただくコーヒーがめっちゃ美味しかった。

10/6 5:45

翌朝はAM4:00出発の予定でしたが、山荘の夕食てご一緒した方が鷲羽岳山頂でご来光を見ると聞いて便乗。AM4:55に出発してAM5:45ちょうど日の出の時刻に登頂しましたが、分厚いガス。

10/6 5:46

三角点。

10/6 5:59

15分ほど晴れを待ちましたが、ガスは分厚く、この先の道のりが長いので鷲羽岳の景色は諦めて出発。

10/6 6:08

鷲羽岳で景色を諦めてすぐ、少し青空が出てきてこれから向かうワリモ岳が見えました。

10/6 6:10

おおおおおお！晴れろーーーーー！！！！

10/6 6:13

晴れたーーーーー！

10/6 6:13

振り返るとさっき登った鷲羽岳がカッコ良すぎる！

10/6 6:15

そして太陽が出ると同時にブロッケン現象！

10/6 6:15

巨人になった私(笑) 手を振ったりして遊びました。

10/6 6:22

10/6 6:26

幻想的なレインボーショーは20分ほど続きました。

10/6 6:26

10/6 6:28

これから目指す水晶岳も見えました。

10/6 6:30

10/6 6:31

10/6 6:11

おはようイワヒバリちゃん。

10/6 6:38

AM6:35ワリモ北分岐に到着。

10/6 6:39

みるみる晴れていきます。この日は曇り時々晴れ、雨の可能性もある予定でしたが、まさかの快晴に。

10/6 6:44

ワリモ岳と水晶岳の間の谷も紅葉が美しい。

10/6 7:08

歩いてきた鷲羽岳とワリモ岳。カッコ良いなあ。

10/6 7:08

AM7:05水晶小屋に到着。

10/6 7:10

水晶小屋は既に今シーズンの営業を終えており、小屋仕舞いの作業中でした。

10/6 7:09

おおおおおお槍まで見えてるーーーー！

10/6 7:09

雲から突き出す尖峰カッコよすぎ。

10/6 7:10

10/6 7:10

10/6 7:10

10/6 7:14

穂高も出てきました。

10/6 7:15

ザックを小屋にデポってカメラだけ持って水晶岳へ。

10/6 7:17

10/6 7:23

10/6 7:23

10/6 7:23

10/6 7:24

10/6 7:24

10/6 7:17

白山も見えました。

10/6 7:40

なんとなんと富士山までゲット！

10/6 7:42

雲海も綺麗。

10/6 7:41

10/6 7:41

10/6 7:45

10/6 7:45

AM7:45水晶岳に登頂。天気予報ではイマイチだったため、今回はピーク踏めれば良いやくらいの気持ちで来たのにまさかのスーパー快晴。

10/6 7:52

山頂でご一緒した方に撮っていただきました。山頂は狭い場所でした。水晶小屋からここへ来る途中、急峻な岩場をトラバースしてきますが滑落注意です。

10/6 8:12

AM8:10水晶小屋に戻りました。写真は水晶小屋裏のお地蔵様。

10/6 8:20

水晶小屋から少し下ったところの良い感じの岩場で三俣山荘のお弁当をいただきました。鷲羽岳と槍ヶ岳を眺めながら最高すぎる！

10/6 8:42

10/6 8:43

目の前にホシガラスが来てくれました。

10/6 8:43

ワリモ北分岐から水晶小屋の間はホシガラスがたくさんいました。

10/6 8:44

AM8:45ワリモ北分岐に戻りました。ここから祖父岳経由で雲ノ平を目指します。

10/6 9:02

祖父岳への登り。

10/6 9:08

振り返るとさっき登った水晶岳が超綺麗に見える。

10/6 9:08

10/6 9:20

10/6 9:21

AM9:20祖父岳に到着。山頂は広大で、ここも360度の大パノラマでした。

10/6 9:21

10/6 9:22

10/6 9:22

10/6 9:22

10/6 9:24

10/6 9:24

10/6 9:24

10/6 9:26

10/6 9:38

AM9:35祖父岳分岐に到着。こんなにめっちゃ分かりやすすぎる看板なのに、誤って三俣方面へ進んでしまいました。いま考えてもなんでこんなとこで間違えたんだろう。

10/6 9:41

間違えているとは知らず絶景の木道歩きを始める。

10/6 9:46

10/6 9:50

いいねー！

10/6 9:51

槍ヶ岳を見ながら進んでいる違和感に気付けよ(笑)

10/6 9:52

祖父岳の斜面とチングルマの紅葉。こんな素敵な景色を見られたからルートミスも良しとしよう(笑)

10/6 10:27

20分以上進んだところで三俣山荘が近づいている違和感にようやく気づいて引き返し、AM10:25祖父岳分岐に戻りました。ただでさえ長い道のりなのに50分もロスしてしまった、、、

10/6 10:47

10/6 10:49

スイス庭園付近から。天国のような景色。

10/6 10:47

10/6 10:57

日本最後の秘境と言われる雲ノ平山荘。ずっと晴れてて嬉しすぎる。

10/6 11:00

10/6 11:02

AM11:00雲ノ平山荘に到着。本当は泊まる予定でしたが、仕事の休みがとれなかったので泣く泣く諦め、今日はコーヒータイムだけです。

10/6 11:05

食べたいもの飲みたいものありすぎて悶絶しました。食料は足りているのでおやつだけにしました。

10/6 11:05

ナイスビューな食堂。

10/6 11:18

ハンドドリップコーヒーと、暑かったのでジェラートにしました。この日は在庫がなくフレーバーはブルーベリー&ミルクだけでしたが、これがまためちゃくちゃ美味しかった。あと5個くらい食べたい(笑)

10/6 11:40

10/6 11:40

雲ノ平スゲー良いところだった。いつかリベンジで泊まりに来たい。

10/6 12:16

雲ノ平から薬師沢への道は超滑りやすい苔むした岩の激坂でした。登りの人は皆さん口を揃えてキツかったと言っていました。下りは転倒事故が多発しているそうです。

10/6 12:48

薬師沢出合に到着。ここまでかなり気を付けていたのに2,3回足を滑らせ、1回はザックの重さに耐えきれずバランスを崩し転倒しました。昨日からの疲れに加え、75Lザックを背負っての激坂続きでだいぶ脚が疲れました。

10/6 12:48

ながーい梯子を降りれば沢です。

10/6 12:50

PM0:50薬師沢小屋に到着。

10/6 12:52

小屋への吊り橋。

10/6 12:53

小屋の玄関前の無料の水場。めちゃくちゃ美味しかったー！

10/6 13:28

薬師沢から左俣出合まではこんな感じの沢をいくつも越えていきます。

10/6 13:38

正面の太郎平への登りが最後の登りです。

10/6 13:45

10/6 14:54

10/6 14:54

10/6 14:57

ようやく太郎平古屋が見えました。

10/6 15:04

PM3:00太郎平に到着。

10/6 15:06

昨日はガッスガスでなにも見えませんでしたが、ここも素晴らしい景色でした。

10/6 15:11

10/6 15:15

折立まではまだまだ長い。今日は予報が良い方向に外れてずっと快晴で最高だったー！

10/6 16:18

PM4:20三角点を通過。

10/6 16:35

最近新しくされたアラレちゃん。

10/6 17:08

PM5:05ようやく折立に下山。かなり長かったし疲れたけど絶景をたくさん見られて大満足でした。

撮影機器：

E-M1MarkII OLYMPUS CORPORATION

装備

個人装備

Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ 携帯トイレ

感想

ra-men

※編集中です。

instagram(@akfm59)にも少し投稿しています。

コメント

sokai881968

大きな荷物でこの行程を1泊2日とはさすがだね。雲ノ平山荘での宿泊も最高なので次回は高天原温泉あたりも組み合わせて是非。ちなみに私は三俣山荘の弁当は小屋に忘れてしまい食べられず、代わりに水晶小屋での食事にしました。こんな弁当だったんだね。