丹沢縦走(焼山登山口〜丹沢主脈〜大倉)
- GPS
- 13:01
- 距離
- 24.0km
- 登り
- 2,148m
- 下り
- 2,165m
コースタイム
- 山行
- 5:54
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 6:12
- 山行
- 4:59
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 6:13
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
06:20 橋本駅北口発 1番のりば (橋01 三ヶ木行 久保沢・中野(橋本駅北口発)) 06:51 三ヶ木 06:55 三ヶ木発 3番のりば(三56 月夜野行 東野) 07:12 焼山登山口 大倉から渋沢駅北口へのバスは1時間に2〜3本、最終が20:39なので便数に余裕があります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
蛭ヶ岳から丹沢山へ向かう途中のクサリ場の通行に神経を使うが、他は特になし。早朝の凍結等もありません。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
GPS
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
三脚
|
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感想
実は丹沢方面の山は登った事がなかったので調べたところ、丹沢主脈を通る縦走ルートが良さそうだったので、2日かけて歩いてきました。
まず、焼山登山口バス停で降りるためには、自宅からの始発では乗り継ぎがうまくいかないので、橋本駅周辺のホテルで前泊する事に。
1日目の早朝、10分前に駅のバス停へ向かうと既に10名程が並んでおり、バスに乗り込んだのは殆ど登山客のようでした。
三ヶ木でバスを乗り継ぎ、焼山登山口バス停で下車。休日朝の駅からの便はこの1本しかないので、20名程の登山客が降りていました。
ゆっくり準備して最後尾でスタート。まずは焼山の山頂へ向かいます。
この春一番の暖かさだったそうで暑い。水分消費量も夏山ハイキング並。途中で何人か追い抜く意気込みでしたが急坂でペースが上がらず、かろうじて標準タイムで山頂到着。天気が良かったので展望塔の上から遠くまで見渡せました。
しばしの休憩の後、丹沢主脈のルートへ歩を進めます。先ほどの急坂とは雰囲気が変わり、尾根沿いを緩やかに登っていくコース。風景も目まぐるしく変化するので飽きません。
黍殻山、八丁坂ノ頭を経由して姫次へ。
姫次は展望のよい休憩所がありましたが、雲が多くて遠くまで見えず。蛭ヶ岳山頂にも霧が立ちこめ始め、なんか嫌な予感。
さらに進み、蛭ヶ岳山頂の少し手前から木の階段が延々と続く。直線距離ではほんの僅かな距離なのに、目の前にそびえ立つ急坂で心が折れそうになりながら、足下だけを見てひたすら登っていくと悟りを開く前に到着。霧で景観ゼロ。とりあえず山荘にチェックインして、霧が晴れるのを待つことにする。
外観とは裏腹に山荘の内部はとても綺麗。寝る場所は大広間で雑魚寝ですが、女性用の着替え部屋あり。トイレも男女共用。自炊場は小屋と繋がっているので寒くありません。当初の予定では丹沢山のみやま山荘まで歩く計画でしたが、ここで正解でした。
携帯の電波は、山頂の北斜面で docomo が少し入りますが、大きなデータを送受しようとするとすぐに切れてしまうので、Twitterやメールチェック程度なら可です。
とりあえず、暖かい服に着替えてビール飲みながらゆったりしていると登山客が続々と到着。夕食は17:30 で本日のメニューはカレー。ここの山荘はおでん&カレーのローテーションだそうで、カレーだったらいいな〜と思ってましたw
夕食後、天候は到着時から回復せず、今日の富士山&夕日を諦めかけていた時、山荘主の「夕日が見えてますよ」の一言で慌ててカメラと三脚を持って外に飛び出せば、そこには念願の風景が! この日初めての富士山と夕日のコラボレーションは感動のあまり思わず声でたねっ。
その後は夜景を撮りつつ、他の客と談話しつつ 20:00 に消灯。今回はいびき対策のために耳栓を用意していましたが効果は抜群。疲れもあってすぐに眠れました。
そろそろ朝かな。。。と目が覚めて、時計を見たらまだ 23:50 だった時には途方に暮れましたが(==;
一夜明けて2日目、4:00頃起床。
朝食は今回取らなかったので、ザックから食料を引っ張り出してきて自炊場で朝食。山荘の朝食は4:30頃から始まっていました。
日の出はうっすらと東の空が輝いていましたが、雲が濃くて太陽は見えず。その代わり富士山ははっきり見えて満足出来ました。
写真を撮っている間に他の登山客はどんどん出発。名残惜しつつも本日も最後尾出発となりました。最初の目的地は丹沢山。
一旦山を下り、鬼ヶ岩手前のクサリ場に挑む。まだ体が温まりきっていない&高い場所が苦手なので、緊張で速攻息が切れた。登りだと平気だけど、下りだと泣きがはいりそう。
その後はクマ笹茂る尾根沿いを歩くルートが続きますが、富士山を見ながら気持ちよく進む。多少のアップダウンは何のその。そんな感じで調子よく進んで丹沢山へ到着。山荘で珈琲飲んでいこうかな、と思ったけど掃除中で忙しくて受付やってなかった。バッチだけ購入。
丹沢山の山頂は色々な構造物があって、なんとなく百名山っぽくない。写真撮影を目的とするなら、蛭ヶ岳の方が良い雰囲気だと思います。
次は塔ノ岳へ。この辺からすれ違う人も増えてくる。トレイルランナーなんか登りも下りも真似出来ないほどのハイペースなのでちょっと信じられない。下りを上手に下りる技を伝授願いたいものだ。
1時間程で塔ノ岳へ到着。なんだか山頂が階段状になってる。
ここの展望は文句なしに360度全体が見えますね。人気の山なのも分かった気がします。風も無く穏やかな日差しだったので 40 分程休憩してしまった。
そういえばネコが居たような気がする・・・と思って探してみたら、山荘の中で登山客に囲まれていたのが見えたので、今回ふれあうのはパス。
そしてあとは大倉方面に下るだけ、と7kmの標識を見てクラクラする。短いスパンの目的地を小刻みに目指して歩いてきたので、7なんて数字はこの二日間で初めて見ましたよ。グラフで見ても結構な標高差。下りでそんなに歩いたら間違いなく足痛めそう。
考えてもしょうがないので歩を進める。すれ違う登山客がいままでよりも桁違いに多い。道は整備されているけど、階段→岩場→階段→階段→岩場→・・・みたいな感じで歩幅が一定せず、最初の立花山荘に到達した時点で足が痛くなってきた。やばい。
中間点でかなりキテる。後ろから次々近づく登山客に道をゆずる。
終盤が近づくと死にかけ。一歩一歩が重い。山頂までは順調だったのに何でこんな事になってしまったのか; 疲労とザックの重さが肩と足にのしかかって集中力の維持が大変。
最後のバス停までは足を引きずりながらようやく到着。
予想外にボロボロになってしまったけど、満足できる二日間でした。天候に恵まれたのがラッキー。もし雨が降ったなら今の自分が二日間で完歩できる自信ないかも。もう少し工夫と体力作りが必要だと改めて感じました。
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