ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 893631
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

【槍・大天井・燕】日帰り表銀座

2016年06月10日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
19:50
距離
36.3km
登り
4,024m
下り
3,977m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
17:21
休憩
2:28
合計
19:49
2:12
18
2:30
2:35
14
2:49
2:49
15
3:04
3:05
15
3:20
3:21
15
3:36
3:37
10
3:47
3:47
27
4:14
4:17
4
4:21
4:22
7
4:29
4:29
6
4:35
4:45
2
4:47
4:55
8
5:03
5:04
3
5:07
5:08
20
5:28
5:28
10
5:38
5:40
53
6:33
6:34
7
6:58
7:17
10
7:27
7:28
29
7:57
7:58
24
8:22
8:22
44
9:06
9:13
32
9:45
9:46
49
10:35
10:36
87
12:03
12:04
28
12:32
12:35
10
12:45
12:55
10
13:05
13:39
24
14:03
14:05
61
15:06
15:06
48
15:54
15:55
4
15:59
16:00
26
16:26
16:35
41
17:16
17:17
20
17:37
17:38
53
18:46
18:46
50
19:36
19:37
14
19:51
19:51
21
20:12
20:13
22
20:35
20:35
7
20:42
20:42
16
20:58
20:59
15
21:14
21:15
14
21:29
21:30
14
21:44
21:45
16
22:01
ゴール地点
残雪に関しては9割融雪していましたが、残りの1割が問題だったため積雪PHとしました。
天候 晴れ後曇り
過去天気図(気象庁) 2016年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
無料第一駐車場を利用。時間も深夜だったため、半分程度の埋まり具合。
コース状況/
危険箇所等
■中房温泉-燕岳(合戦尾根)
アルプス三大急登と言われているが非常に整備されており、登りやすい。
燕山荘手前で雪があらわれるが、アイゼン等は不要。

■燕岳-大天井岳
尾根通しで景観がよい。上り下りはあるが全体的に緩い。
ハイマツの間を通るので朝などは朝露で濡れないよう
レインパンツなどあるといいかも。
大天井岳はトラバースルートは使わないで直登するのがよい。案内もある。
トラバースルートはどちらも危険な雪渓あり。

■大天井岳-ヒュッテ西岳
いくつかの雪渓を越えていく。1週間程度でこの辺の雪渓はなくなりそう。
西岳は基本西岳ヒュッテから登る
(大天井岳側からも登れるがハイマツ漕ぎでメリットはない)
距離はあるが尾根通しで常に絶景を見ながら歩くことができる。

■ヒュッテ西岳-槍ヶ岳(東鎌尾根)
要ヘルメット。ヒュッテ西岳から水俣乗越まで200m近く下る。急登。
その後延々と600mほど登る。
バリエーション豊かな登山道。ハシゴ、鎖多数。
核心部の雪渓あり。巨大な槍が近づいていく様は圧巻。

◆◆雪渓情報は以下。融雪が進んでいて通行容易なものは省いてます

■大天井岳周辺

□槍常念分岐-大天荘
通ってないが写真で二ヶ所確認。通行禁止と書いてあるので従うが上策

□大天荘-大天井ヒュッテ
一ヶ所。距離も短めなので、怠けず山頂まで直登し、大天井ヒュッテまで
下るのが一番楽。

□大天井ヒュッテ-槍常念分岐
このルートが一番厄介。三ヶ所、一ヶ所は歩行個所が若干融雪。
一ヶ所は斜度がかなりきつく高巻きした。

■大天井ヒュッテ-ヒュッテ西岳
大天井ヒュッテ直下に一つ
西岳手前に半融雪二ヶ所、雪壁1ヵ所。
ここは一週間付近で融雪すると思われる。

■ヒュッテ西岳-水俣乗越
二ヶ所。いずれも横断先の高さが異なる。斜度きつめ。

■水俣乗越-槍ヶ岳
乗越から割と近くに一ヶ所
核心部には二ヶ所。一ヶ所は距離も長い。
別途写真あり。
その他周辺情報 どこも閉まっている時間帯なのでとぼとぼ帰った。
夜でも明かりがついてトイレめっちゃキレイ
2016年06月10日 02:12撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
1
6/10 2:12
夜でも明かりがついてトイレめっちゃキレイ
ではスタート。長い一日が始まる…
2016年06月10日 02:12撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
4
6/10 2:12
ではスタート。長い一日が始まる…
第一ベンチ
2016年06月10日 02:30撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
1
6/10 2:30
第一ベンチ
少し下ると水場。お味は少し微妙
2016年06月10日 02:31撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
1
6/10 2:31
少し下ると水場。お味は少し微妙
合戦小屋。スイカ小屋。
2016年06月10日 03:35撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
1
6/10 3:35
合戦小屋。スイカ小屋。
夜が明けてきました。
2016年06月10日 03:46撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
7
6/10 3:46
夜が明けてきました。
燕山荘捉えました。しかし写真ばかり撮って全く進みません。
2016年06月10日 03:58撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
1
6/10 3:58
燕山荘捉えました。しかし写真ばかり撮って全く進みません。
日が登りそうです。燕山頂で御来光間に合うかな?
2016年06月10日 04:18撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
4
6/10 4:18
日が登りそうです。燕山頂で御来光間に合うかな?
ほほーこれが有名なイルカちゃん。もっと構図考えて撮れやボケって帰ってからおもいました。
2016年06月10日 04:21撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
10
6/10 4:21
ほほーこれが有名なイルカちゃん。もっと構図考えて撮れやボケって帰ってからおもいました。
美しい女王様です。
2016年06月10日 04:26撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
2
6/10 4:26
美しい女王様です。
槍方面もうっすら夜明けです。
2016年06月10日 04:26撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
7
6/10 4:26
槍方面もうっすら夜明けです。
槍。遠いな…
2016年06月10日 04:26撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
12
6/10 4:26
槍。遠いな…
夜が明けました。何とか間に合いましたね、嘘ですが。
2016年06月10日 04:32撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
9
6/10 4:32
夜が明けました。何とか間に合いましたね、嘘ですが。
振り返って山荘側。雲海すっごい。
2016年06月10日 04:33撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
11
6/10 4:33
振り返って山荘側。雲海すっごい。
モルゲンヤリホー
2016年06月10日 04:33撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
10
6/10 4:33
モルゲンヤリホー
裏方面
2016年06月10日 04:34撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
3
6/10 4:34
裏方面
山座同定用1
2016年06月10日 04:34撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
9
6/10 4:34
山座同定用1
山座同定用2
2016年06月10日 04:33撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
9
6/10 4:33
山座同定用2
八ヶ岳がうっすら
2016年06月10日 04:34撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
8
6/10 4:34
八ヶ岳がうっすら
北側。北燕とか針ノ木とか。奥に立山剱岳かな?
2016年06月10日 04:35撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
6
6/10 4:35
北側。北燕とか針ノ木とか。奥に立山剱岳かな?
立山、剱アップ
2016年06月10日 04:35撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
13
6/10 4:35
立山、剱アップ
鹿島槍、手前が爺
2016年06月10日 04:36撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
4
6/10 4:36
鹿島槍、手前が爺
有明山も神々しい。
2016年06月10日 04:41撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
7
6/10 4:41
有明山も神々しい。
撮っていただきました。
2016年06月10日 04:39撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
22
6/10 4:39
撮っていただきました。
2763m
2016年06月10日 04:40撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
1
6/10 4:40
2763m
戻り際、ライチョウがいました。日光浴中
2016年06月10日 04:47撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
12
6/10 4:47
戻り際、ライチョウがいました。日光浴中
ふっくら
2016年06月10日 04:47撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
26
6/10 4:47
ふっくら
いいおかお
2016年06月10日 04:48撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
16
6/10 4:48
いいおかお
反対側から。
2016年06月10日 04:49撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
19
6/10 4:49
反対側から。
このままでは埒があかないのでお別れです。
2016年06月10日 04:55撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
11
6/10 4:55
このままでは埒があかないのでお別れです。
水面にプカァッと
2016年06月10日 05:02撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
9
6/10 5:02
水面にプカァッと
ハクサンイチゲ
2016年06月10日 05:02撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
2
6/10 5:02
ハクサンイチゲ
おぉ、これは有名な奴だな。
2016年06月10日 05:06撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
2
6/10 5:06
おぉ、これは有名な奴だな。
アップでどうぞ
2016年06月10日 05:06撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
4
6/10 5:06
アップでどうぞ
よく足長いねっていわれます。
2016年06月10日 05:07撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
10
6/10 5:07
よく足長いねっていわれます。
雲海がお見事過ぎて何回も撮ってしまう
2016年06月10日 05:08撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
5
6/10 5:08
雲海がお見事過ぎて何回も撮ってしまう
では槍へ向かって進みます。素敵な縦走路
2016年06月10日 05:17撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
3
6/10 5:17
では槍へ向かって進みます。素敵な縦走路
しっかし遠いです。
2016年06月10日 05:38撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
3
6/10 5:38
しっかし遠いです。
東鎌
2016年06月10日 05:38撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
5
6/10 5:38
東鎌
北鎌
2016年06月10日 05:38撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
7
6/10 5:38
北鎌
所々雪があります。
2016年06月10日 05:44撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
1
6/10 5:44
所々雪があります。
イワウメ
2016年06月10日 05:57撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
1
6/10 5:57
イワウメ
コマクサの新芽
2016年06月10日 05:57撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
1
6/10 5:57
コマクサの新芽
ミヤマキンバイ…かな?
2016年06月10日 06:01撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
3
6/10 6:01
ミヤマキンバイ…かな?
ミネズオウ。
2016年06月10日 06:53撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
4
6/10 6:53
ミネズオウ。
イワカガミ。
2016年06月10日 07:48撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
2
6/10 7:48
イワカガミ。
大天井岳が近づいてきました。
2016年06月10日 06:15撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
3
6/10 6:15
大天井岳が近づいてきました。
真ん中を直登していくのが近道です。両側にはヤバい雪渓があります。
2016年06月10日 06:15撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
7
6/10 6:15
真ん中を直登していくのが近道です。両側にはヤバい雪渓があります。
目の前に来ると…大迫力です。
2016年06月10日 06:26撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
3
6/10 6:26
目の前に来ると…大迫力です。
喜作さんレリーフ
2016年06月10日 06:28撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
3
6/10 6:28
喜作さんレリーフ
振り返ると結構進んできたのが分かります。
2016年06月10日 06:35撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
5
6/10 6:35
振り返ると結構進んできたのが分かります。
これには従いましょう。この先にデンジャーな雪渓が。
2016年06月10日 06:42撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
1
6/10 6:42
これには従いましょう。この先にデンジャーな雪渓が。
大天井岳に到着です!
2016年06月10日 06:59撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
9
6/10 6:59
大天井岳に到着です!
2016年06月10日 06:59撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
1
6/10 6:59
三角点
2016年06月10日 06:59撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
1
6/10 6:59
三角点
まってろよ!
2016年06月10日 07:00撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
10
6/10 7:00
まってろよ!
摘んでみたり
2016年06月10日 07:05撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
7
6/10 7:05
摘んでみたり
気取ってみたり
2016年06月10日 07:07撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
7
6/10 7:07
気取ってみたり
まだまだ先は長い
2016年06月10日 07:17撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
6
6/10 7:17
まだまだ先は長い
360度絶景です!
2016年06月10日 07:18撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
3
6/10 7:18
360度絶景です!
高瀬ダムがみえました。
2016年06月10日 07:17撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
3
6/10 7:17
高瀬ダムがみえました。
立山、剱
2016年06月10日 07:18撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
6
6/10 7:18
立山、剱
爺、鹿島槍、白馬、朝日
2016年06月10日 07:18撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
4
6/10 7:18
爺、鹿島槍、白馬、朝日
槍の隣に白山っぽいものが
2016年06月10日 07:17撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
2
6/10 7:17
槍の隣に白山っぽいものが
富士山
2016年06月10日 07:19撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
5
6/10 7:19
富士山
上高地方面
2016年06月10日 07:20撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
2
6/10 7:20
上高地方面
奥穂、前穂。右が涸沢岳
2016年06月10日 07:20撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
5
6/10 7:20
奥穂、前穂。右が涸沢岳
常念方面。天空の縦走路だ!
2016年06月10日 07:23撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
3
6/10 7:23
常念方面。天空の縦走路だ!
大天荘です。当然ながら営業前
2016年06月10日 07:27撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
1
6/10 7:27
大天荘です。当然ながら営業前
ここを下って大天井ヒュッテへ。
2016年06月10日 07:36撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
3
6/10 7:36
ここを下って大天井ヒュッテへ。
早速雪渓がお出迎え。落ちたらアウトですがまだマシ。
2016年06月10日 07:39撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
3
6/10 7:39
早速雪渓がお出迎え。落ちたらアウトですがまだマシ。
牛首展望台という場所なのですが、いかんせん余裕がないのでパスです。左のトラバース道から進みます。
2016年06月10日 07:55撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
2
6/10 7:55
牛首展望台という場所なのですが、いかんせん余裕がないのでパスです。左のトラバース道から進みます。
お気をつけてヤリー
2016年06月10日 07:57撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
3
6/10 7:57
お気をつけてヤリー
大天井ヒュッテ。閉まっています。
2016年06月10日 07:57撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
2
6/10 7:57
大天井ヒュッテ。閉まっています。
大天井ヒュッテからすぐ雪渓があります。斜度は緩め。
2016年06月10日 07:59撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
2
6/10 7:59
大天井ヒュッテからすぐ雪渓があります。斜度は緩め。
シナノキンバイ。あたり一面に咲いていました。
2016年06月10日 08:16撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
2
6/10 8:16
シナノキンバイ。あたり一面に咲いていました。
槍も大きくなってきました。ずっとこの景色!
2016年06月10日 08:31撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
4
6/10 8:31
槍も大きくなってきました。ずっとこの景色!
何枚でも撮ってしまいます。
2016年06月10日 08:31撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
5
6/10 8:31
何枚でも撮ってしまいます。
赤岩岳が近づいてきました。最高の稜線歩き
2016年06月10日 08:32撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
4
6/10 8:32
赤岩岳が近づいてきました。最高の稜線歩き
きれいな三角錐。
2016年06月10日 08:41撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
5
6/10 8:41
きれいな三角錐。
山頂です。
2016年06月10日 09:00撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
1
6/10 9:00
山頂です。
大天井を振り返って
2016年06月10日 08:57撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
1
6/10 8:57
大天井を振り返って
常念岳
2016年06月10日 08:57撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
3
6/10 8:57
常念岳
この辺から雪渓が増えてきますが、溶けかけです。これはこれで歩きづらいです。
2016年06月10日 09:03撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
2
6/10 9:03
この辺から雪渓が増えてきますが、溶けかけです。これはこれで歩きづらいです。
雪壁。高巻きしました。
2016年06月10日 09:09撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
1
6/10 9:09
雪壁。高巻きしました。
しきりにヘリの音が聞こえます。
2016年06月10日 09:22撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
4
6/10 9:22
しきりにヘリの音が聞こえます。
荷揚げ中ですね。反対側の常念小屋のほうでも盛んでした。
2016年06月10日 09:22撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
3
6/10 9:22
荷揚げ中ですね。反対側の常念小屋のほうでも盛んでした。
次は西岳です。
2016年06月10日 09:22撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
2
6/10 9:22
次は西岳です。
気づいたら西岳はスルーしてヒュッテ西岳に着きました。帰りに寄っていこう…
2016年06月10日 09:34撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
3
6/10 9:34
気づいたら西岳はスルーしてヒュッテ西岳に着きました。帰りに寄っていこう…
近づいたと思っていたが、一気に標高を落としてさらに上がるんだよね…
2016年06月10日 09:35撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
3
6/10 9:35
近づいたと思っていたが、一気に標高を落としてさらに上がるんだよね…
槍沢方面
2016年06月10日 09:35撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
1
6/10 9:35
槍沢方面
急登を下りますが、雪渓を二つ、横切ります。どちらも横断先の高さが異なるので厄介。
2016年06月10日 10:07撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
2
6/10 10:07
急登を下りますが、雪渓を二つ、横切ります。どちらも横断先の高さが異なるので厄介。
無事下りました。
2016年06月10日 10:21撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
2
6/10 10:21
無事下りました。
水俣乗越。棒がぶっ倒れているのが何とも。
2016年06月10日 10:34撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
3
6/10 10:34
水俣乗越。棒がぶっ倒れているのが何とも。
あと2.8k近いのか遠いのかわかんねえ!
2016年06月10日 10:35撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
3
6/10 10:35
あと2.8k近いのか遠いのかわかんねえ!
乗越からすぐにまた雪渓
2016年06月10日 10:37撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
1
6/10 10:37
乗越からすぐにまた雪渓
落ちたらアウト。ガクブル
2016年06月10日 10:40撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
6
6/10 10:40
落ちたらアウト。ガクブル
いつかは北鎌
2016年06月10日 10:47撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
4
6/10 10:47
いつかは北鎌
近づいている感じがひしひし感じます。楽しいです。
2016年06月10日 10:48撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
4
6/10 10:48
近づいている感じがひしひし感じます。楽しいです。
激しいハシゴです。
2016年06月10日 10:58撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
10
6/10 10:58
激しいハシゴです。
ひん曲がったハシゴも。
2016年06月10日 11:03撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
1
6/10 11:03
ひん曲がったハシゴも。
丸太んハシゴも
2016年06月10日 14:40撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
1
6/10 14:40
丸太んハシゴも
核心部を遠くから。
2016年06月10日 08:32撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
1
6/10 8:32
核心部を遠くから。
核心部。帰りのことも考えて、かなり深めにステップ切りしました。
2016年06月10日 11:38撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
7
6/10 11:38
核心部。帰りのことも考えて、かなり深めにステップ切りしました。
このようなルートで。無理にでも尾根を進んだほうがよかった気がするなぁ。
2016年06月11日 09:39撮影
2
6/11 9:39
このようなルートで。無理にでも尾根を進んだほうがよかった気がするなぁ。
二つ目の雪渓は楽です。
2016年06月10日 11:45撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
2
6/10 11:45
二つ目の雪渓は楽です。
ここは本当に日本なのかと錯覚してしまう。
2016年06月10日 12:07撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
12
6/10 12:07
ここは本当に日本なのかと錯覚してしまう。
ヒュッテ大槍
2016年06月10日 12:08撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
3
6/10 12:08
ヒュッテ大槍
殺生ヒュッテ
2016年06月10日 12:12撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
1
6/10 12:12
殺生ヒュッテ
捉えました!大迫力すぎる
2016年06月10日 12:12撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
8
6/10 12:12
捉えました!大迫力すぎる
槍ヶ岳山荘から。休まずデポしてすぐに穂先へ進みます。
2016年06月10日 12:34撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
2
6/10 12:34
槍ヶ岳山荘から。休まずデポしてすぐに穂先へ進みます。
着きました!長かった〜11時間ほど。雪渓切りにかなりの時間を取られました。誰もいねえ!
2016年06月10日 12:52撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
15
6/10 12:52
着きました!長かった〜11時間ほど。雪渓切りにかなりの時間を取られました。誰もいねえ!
歩いてきた縦走路1
2016年06月10日 12:44撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
9
6/10 12:44
歩いてきた縦走路1
歩いてきた縦走路2。縦走というかピストンするんですけどね。
2016年06月10日 12:44撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
6
6/10 12:44
歩いてきた縦走路2。縦走というかピストンするんですけどね。
高度感あるなぁ
2016年06月10日 12:44撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
4
6/10 12:44
高度感あるなぁ
登った途端ガスが出てきました。タイミングよかったなぁ、ギリギリ
2016年06月10日 12:44撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
6
6/10 12:44
登った途端ガスが出てきました。タイミングよかったなぁ、ギリギリ
北鎌独標
2016年06月10日 12:44撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
7
6/10 12:44
北鎌独標
かなり雲が増えてきましたが、散々絶景を見てきたので特に問題はありません。
2016年06月10日 12:45撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
4
6/10 12:45
かなり雲が増えてきましたが、散々絶景を見てきたので特に問題はありません。
やりましたー!!!
2016年06月10日 12:51撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
19
6/10 12:51
やりましたー!!!
ガスってきたのでさっさと降りてご飯タイム。カロリー高そうなカレーを頼みました。
2016年06月10日 13:14撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
5
6/10 13:14
ガスってきたのでさっさと降りてご飯タイム。カロリー高そうなカレーを頼みました。
おいしくいただきました。暖かいお茶がありがたかったです!
2016年06月10日 13:24撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
8
6/10 13:24
おいしくいただきました。暖かいお茶がありがたかったです!
さぁ、帰らないと。ありがとうございました!!
2016年06月10日 13:38撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
1
6/10 13:38
さぁ、帰らないと。ありがとうございました!!
ヘリを激写。なぜか反転して帰っていきました。東邦航空さんです。
2016年06月10日 13:44撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
6
6/10 13:44
ヘリを激写。なぜか反転して帰っていきました。東邦航空さんです。
何度も振り返って写真を撮っちゃう。
2016年06月10日 14:02撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
9
6/10 14:02
何度も振り返って写真を撮っちゃう。
行きに頑張った分、帰りは楽に進めます。
2016年06月10日 14:21撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
3
6/10 14:21
行きに頑張った分、帰りは楽に進めます。
帰りはコレ登らないとね…ため息が出ます。
2016年06月10日 14:40撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
5
6/10 14:40
帰りはコレ登らないとね…ため息が出ます。
急すぎるのでかえって早く登ることができました。
2016年06月10日 15:47撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
2
6/10 15:47
急すぎるのでかえって早く登ることができました。
かなり雲に覆われてしまったようです。時間ベストでした
2016年06月10日 15:47撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
1
6/10 15:47
かなり雲に覆われてしまったようです。時間ベストでした
西岳に登ってみました。標識見当たりませんでしたのでコレで。
2016年06月10日 16:00撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
3
6/10 16:00
西岳に登ってみました。標識見当たりませんでしたのでコレで。
下りるのが損な気がするのでこのまま尾根沿いに進んでみましょう。
2016年06月10日 16:00撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
1
6/10 16:00
下りるのが損な気がするのでこのまま尾根沿いに進んでみましょう。
ハイマツ地獄でした。隣崖だし。いかんほうがええ
2016年06月10日 16:12撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
2
6/10 16:12
ハイマツ地獄でした。隣崖だし。いかんほうがええ
未踏の常念岳。カッコいい。
2016年06月10日 16:17撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
5
6/10 16:17
未踏の常念岳。カッコいい。
ここが雪の壁のところ。12本あれば問題なく進めるのですが、軽アイゼンのため上から巻きます。
2016年06月10日 16:27撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
1
6/10 16:27
ここが雪の壁のところ。12本あれば問題なく進めるのですが、軽アイゼンのため上から巻きます。
昼間みたいですが5時近くです。
2016年06月10日 16:40撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
3
6/10 16:40
昼間みたいですが5時近くです。
大天井が近づいてきました。稜線歩き最高!
2016年06月10日 16:52撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
2
6/10 16:52
大天井が近づいてきました。稜線歩き最高!
大天井ヒュッテまで戻ってきました。窓が空いてますな。
2016年06月10日 17:36撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
3
6/10 17:36
大天井ヒュッテまで戻ってきました。窓が空いてますな。
行きでは通らなかった大天井のトラバース道。結構激しい道です。
2016年06月10日 17:49撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
3
6/10 17:49
行きでは通らなかった大天井のトラバース道。結構激しい道です。
ここでやばそうな雪渓現る!!ゲゲーッ
2016年06月10日 17:51撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
4
6/10 17:51
ここでやばそうな雪渓現る!!ゲゲーッ
無事通過。
2016年06月10日 18:00撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
3
6/10 18:00
無事通過。
さらにありえない斜度の雪渓が。壁やんけ!これは無理ぽっぽ。
2016年06月10日 18:17撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
4
6/10 18:17
さらにありえない斜度の雪渓が。壁やんけ!これは無理ぽっぽ。
20mほど上で雪渓が切れていたので巻いてハイマツに身を任せ下りました。
2016年06月10日 18:17撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
1
6/10 18:17
20mほど上で雪渓が切れていたので巻いてハイマツに身を任せ下りました。
ま…またか!とおもったらここは溶けていました。よかった。
2016年06月10日 18:26撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
4
6/10 18:26
ま…またか!とおもったらここは溶けていました。よかった。
帰り道。まだまだある。粉ポカリを水に溶いて、雪渓の雪を混ぜでゴクゴクします。
2016年06月10日 18:28撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
4
6/10 18:28
帰り道。まだまだある。粉ポカリを水に溶いて、雪渓の雪を混ぜでゴクゴクします。
雲のせいで素敵な夕日は拝めませんでした。
2016年06月10日 18:48撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
3
6/10 18:48
雲のせいで素敵な夕日は拝めませんでした。
安曇野の町が見えます。
2016年06月10日 19:04撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
1
6/10 19:04
安曇野の町が見えます。
おぉ、コマクサのつぼみが!しかし帰ってから見るとピントがあってなくてキレそうでした。
2016年06月10日 19:16撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
3
6/10 19:16
おぉ、コマクサのつぼみが!しかし帰ってから見るとピントがあってなくてキレそうでした。
日が沈む。槍さんバイバイ
2016年06月10日 19:18撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
5
6/10 19:18
日が沈む。槍さんバイバイ
体力はまだまだあります。ズンズン進みます。
2016年06月10日 19:18撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
1
6/10 19:18
体力はまだまだあります。ズンズン進みます。
燕山荘まで戻ってきました。多くの人が外に出て楽しそうにしていました。自分だって楽しいし!しいし!
2016年06月10日 20:12撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
7
6/10 20:12
燕山荘まで戻ってきました。多くの人が外に出て楽しそうにしていました。自分だって楽しいし!しいし!
残った足を使い切るようにスパートかけます。合戦小屋。行きも暗かった気がします。
2016年06月10日 20:42撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
2
6/10 20:42
残った足を使い切るようにスパートかけます。合戦小屋。行きも暗かった気がします。
第三ベンチ!まだまだ!
2016年06月10日 21:12撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
1
6/10 21:12
第三ベンチ!まだまだ!
第二ベンチ!!終わりが見えてきた!
2016年06月10日 21:29撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
2
6/10 21:29
第二ベンチ!!終わりが見えてきた!
第一ベンチ!!!うおおお!頑張れ!
2016年06月10日 21:43撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
2
6/10 21:43
第一ベンチ!!!うおおお!頑張れ!
ゴーーーール!お疲れ様でした!
2016年06月10日 22:03撮影 by  FinePix S1, FUJIFILM
10
6/10 22:03
ゴーーーール!お疲れ様でした!

装備

個人装備
長袖シャツ ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 予備手袋 防寒着 着替え ザック 軽アイゼン ピッケル 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス ツェルト カメラ ヘルメット

感想

最近のヤマレコのフォロワーさんたちが皆、槍に登っているので
「これは自分も行かなくては!」と思い立ち、槍へ行くこととしました。
ルートは以前から気になっていた表銀座ルート。
行ったことがない燕も大天井も登れるしいいことづくめ。
体力と足も今の状態であれば成し遂げられそうだし、無理であれば
小屋に泊まろるという計画で。
事前の情報だと雪渓があるということなので、ある程度対応できる装備で望みます。
行けそうにない場合は撤退も視野に入れつつ実行に移しました。

いつもは入山遅刻常習者でしたが、今日は珍しく1h以上早い。
現地で少し眠れるなぁと考えつつも、松本辺りでアイゼンを入れていないことを
思い出す。涙目になりつつ一端自宅に帰ります。(´ε`;)
ザックほどではないけれど、usofuyuさんのこと笑えないなぁ…。
登山口に到着したのは予定の1時間遅れ。
結局いつもと変わらねー!いそいそ準備をし、ヘッデンONで登山口へ。

入り口のトイレはとっても綺麗。夜でも明るく使いやすい。
登山道はその奥か。真っ暗なので黙々と登っていきます。
合戦小屋を過ぎたあたりで遠方が明るくなり始め、
燕山荘が目視できる頃には周りも見えるほどになってきます。
予報通りの雲海で、凄まじい景色です。うおー!凄い!凄すぎる!
山頂で御来光予定ですが、写真を撮りすぎて全く進みません。
燕山荘を過ぎると、これまた槍方面も全て見えて絶景です。パシャパシャ。
到着予定時間をオーバーし、山頂手前で日が登ってしまいました。
山頂でも一通り景色を堪能し、急がねばと戻ろうとしますが、
戻り際に日光を浴びているライチョウに遭遇。他の方が至近距離で
撮影しているのに全く逃げる気配がありません。
さすが人気エリア。ライチョウも慣れてるんか。
ここで撮影会突入。全く動かないので、これまた沢山写真を撮ります。
帰ったら同じような写真ばかりで大抵は捨てるだろうけど、うむ、わかっとる。
このままではここで一日終了してしまうので、後ろ髪を引かれる思いですが、
先へ進みます。

明瞭ですがハイマツの間を縫うように進みます。
前夜の雨がハイマツに残っていて、すっかり足がずぶ濡れ。
尾根通しなのでいい景色です。これが表銀座ってやつか!
東は常念、西は槍穂、北は高瀬ダムを挟んで深部までよく見えます。
遠方は八ヶ岳、御嶽、富士山、白山、南アルプスと全部見えます。
下を向けば咲き始めた高山植物たちが目に入ります。
これでテンションが上がらないわけがない!どんな不機嫌な人間がいても
ここまで連れてくれば絶対上機嫌になるに間違いない!
最高の縦走路を、緩めに標高を下げながら大天井岳の取り付きへ。
左右にあるトラバースするルートではなく、直登ルートが案内されていたので
そちらを利用。20分ほどで山頂へ到着、2922m。
周辺では一番高い場所で周りをよく見回せます。
常念へのルートも素敵な縦走路、こちらもいづれ行ってみたい。
山頂で小休憩を取ります。安定のウエルシア30%OFFパンを齧りながら、
槍が全然近づかないなぁ…と遠方を眺めつつも、
この先も山々に囲まれながら歩けるのかと思うとワクワクしてしまいます。
少し下ると大天荘、まだ営業はしていません。
ここで気合を入れ直し、再び進みます。

大天井の下りで一つ目の雪渓が出現、その後大天井ヒュッテ、赤岩岳、
ビックリ平、ヒュッテ西岳までで、合計5つの雪渓がありました。
若干溶けかけのものもありましたが、歩行は難しかったです。
帰りも考慮して、ピッケルを使ってステップを切りながら進みます。
かなり時間を取られますが、帰りの足で精神的、体力的な負担は
事故に繋がりかねないので無理をせずに行きます。
ヒュッテ西岳に到着すると、ついに東鎌尾根の全容が明らかになります。
ここでやっと槍に登る実感できる場所にきました。
今までの緩やかな道とは異なり荒々しく切り立った岩稜です。
ここから水俣乗越までかなり標高を落とされます。
夏道がよく見えていますが、おそらく雪渓も何ヵ所かあるはず。
ここまで長かったけど、まずかったら撤退で!と言い聞かせ、
槍を目指します。

西岳の下りでは危うい雪渓が二ヶ所。どちらも横断先の高さが異なっており
難儀しました。最低鞍部の水俣乗越に到着。
ここからは突き上げるように登っていきます。
激しいハシゴなども多く、楽しいアスレチックエリアです。
そう、雪が無ければ楽しかったですが…核心部まで来ました。
この場所は数日前kobatakaさんが上げたレコで撮ってくれていた
東鎌尾根の写真、目を皿のようにして確認した場所です。
10〜15m近い雪渓、それが二つ。
軽アイゼンでは当然噛むには不足ですが、雪質が適度に固く、
緩すぎでもない。これならいけそうか?
ここで今まで以上にステップを深く刻みながら時間をかけて何とか突破。
二ヵ所めは傾斜が緩く、上部は水平になっていたのでこちらも難なく通過。
ここを過ぎればあとは穂先へ目指すだけ!
標高を上げるにつれ、目の前にある槍が段々と大きくなってくるので
飽きない道です。こちらから見る角度は美しい三角錐!
乗越から2時間ほどかけて、槍ヶ岳山荘に到着、長かった。
休憩せず直ちに必要なもの以外をデポし、穂先へ上がります。
登っている人誰もいないwさすが平日。
滞りなく10分ほどで山頂へ!ついに…ついに立った頂!遠かった!
長大な尾根。歩いてきた道、写真1枚じゃ収まらないよ!
そして、自分が登ってきたのを見計らったように雲が出てきました。
ベストタイミングだったか。山頂に誰もいないので一通り自撮りの後
下りました。
山荘で大休憩、安定のカレーを食べてまったりした後来た道を戻ります。

登り返しはあるもののやはり帰りは早い。危うい雪渓も工作したので
帰りはサクサクです。辛い登り返しがありつつも、大天井ヒュッテまで
無事戻ってきました。
ここから行きでは通らなかったトラバースルートへ。
雪渓あったら嫌だな…と思ったらやはりありました二ヵ所
しかも今までより一番危うい感じで。半べそかきながら一ヶ所突破
もう一ヶ所はサイドステップじゃないと確実に不可能レベル。
これは現状装備じゃ無理だろう…戻るしかないかな?と見回すと
幸いに上部20m程で雪渓が切れていました。
高巻きして、ハイマツを縫って何とか横断しました。
もうないだろう?とおもい進むとさらにもう一ヶ所。
勘弁してー!(;´Д`)ってよくみたら歩く個所は融雪していました。
ホッ!よかった。でもこれ一週間早かったら一番の難所だったかな
というくらい長い雪渓でした。
そして燕常念分岐まで無事戻ってきました。ちょっと薄暗くなってきた。
まだ先は長いですが、難所も越えたのでようやく安堵。
ピッケル、アイゼンを仕舞い、ヘッデンの準備。
最後のアミノバイタルを流し込んで気合を振り絞って進みます。
緩いけど登り返し辛いー!(;゜Д゜)独り言をブツブツ…
ヘッデンに驚いて飛んでいくライチョウに驚きながら
(ライチョウさんすんません)
20時過ぎ頃燕山荘まで帰還。人の姿に安心します。
みんな夜なのに楽しそうですね。キャッキャウフフな声が聞こえてきます。
いや、自分だって楽しいですよ、独り言とか、いや、マジで。
リア充尻目に最後の合戦尾根下り。消化試合だ!
残った足を使い切るように早足で下ります。

合戦小屋(;´Д`)まだまだー!
第三ベンチ(;´Д`)まだまだ…まだまだ
第二ベンチ(;´Д`)まだですか?
第一ベンチ(;´Д`)まだなの?ねぇまだなの?
最後の気力を振り絞って何とかゴーーーール!!
無事帰還、長く最高の一日が無事に終わりました。
終わった途端気が抜けてヘロヘロに。
雪渓の突破に多くの時間を取られてしまい、
予定の時間をかなり過ぎてしまいましたが、
何とか20時間以内に帰ってこられたので、概ね満足です。
よかったよかった。完

見所満載すぎて、写真700枚以上撮ってましたwww自己最高記録です。
大抵整理で捨てるんですけどね!似たような写真ばかりだし。
しかしこの写真だけで数日はご飯が食べられます('∀`)

反省は、今更ながらやはり雪渓では進まず帰るべきだったな…
という感じがしました。本当に今更なんですけど。
安全に進むためにの対応はしたつもりですが
装備不足感は否めないか。
山行中はやっぱ脳に何か汁が出てるんでしょうね。無理してしまいます。
あとは槍の穂先に登って写真を撮って気づいたのですが、
ヘルメット被ってなかった…(;´Д`)
きづけや、自分(´・ω・`)

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2721人

コメント

またまたロングコース!!
すごっ。
先を越されました。
って、槍でなく、大天井まで。
今日行こうと思ったのに用事ができたので、
このレコ見て予習です。
見てるだけで膝にきそうなコース距離ですぅうぅ。
お疲れさまでした。
2016/6/12 7:07
Re: またまたロングコース!!
hapiraさんこんにちは。

大天井行く予定だったんですか?!
先越しちゃいましたねウヒャー
あと一週間くらいすればコマクサとかももっと咲くんじゃないかなって思います。
尾根通しで最高の景色でしたよ。大天井の山頂もいい所でした。
是非行ってみて下さいませー
2016/6/12 9:09
Re[2]: またまたロングコース!!
もう一度お邪魔して予習しました。
槍はもちろん、大天井も他の人ほとんど行ってないじゃないですか〜。
私に用事ができて良かったです。行ってたら心細、、、体どっしりだけど。
アイゼン忘れて取りに行ったところからウケました。
槍をつまんでみたり、余裕ですね。うちも昨日はカレーでした。どんなことをしても絶対そのカレーには負けますね。おつカレーさまでした!!
2016/6/12 20:10
Re[3]: またまたロングコース!!
hapiraさん二回目の訪問ありがとうございます。

燕までは人多いですが、そこから槍まで誰一人すれ違わなかったです…
アイゼンは失策でした。なぜ車中で気づいたのか謎でしたが、現地で気づくよりは
マシかなぁ〜っておもって納得させました。
ロングの場合で山小屋がある場合は、そこで昼食取れるとかなり助かるので
最近利用するようにしています。

hapiraさんの足なら大天井何も問題ないですよ!
予想は休憩込みで10時間くらい、はや!
ぜひ行ってください!
2016/6/13 14:09
ゲスト
やっぱり普通じゃなかったですか・・・
スゴイですね。ホントにおつかれさまです☆確かにこれはすぐには上げれないレコでしたね。やはりalsoさんなら俺の山行レベルなんかヒョイヒョイですね(^^♪今度、剱岳登った時は立山三山もセットでの日帰りチャレンジ期待してます。それにしてもこのずーっと槍見ながら歩きは贅沢ですね。めっちゃやってみたいです。
2016/6/12 7:41
Re: やっぱり普通じゃなかったですか・・・
kusunokiyaさんこんにちは。
景色本当よかったです。槍好きにはたまらないと思います。
近づくにつれて徐々に大きくなってくる様が何とも…
kusunokiyaさんもぜひ
ロングで全然ひょいひょいじゃなかったです。

剱立山は多分早月で、剱二回登らないといけない気がするので無理ですよ!
2016/6/12 9:12
限界が無いの?
イケさんこんにちわ!

凄いッスね

このルート日帰りしようと思う人居ないかも???
そしてマネ出来る人も居ないッスよ!
イケさんの変態度は底が見えないですね 神の領域では?

また、次回の投稿楽しみにしてます

お疲れさまでした
2016/6/12 16:20
Re: 限界が無いの?
マルさんこんにちは。

中々やる人は少ないんですが、やっぱいるんですよね〜。
行くだけあって自分よりやはり早いです。さらに蝶から横尾に下りて、
そこから槍に行って常念周回する超人の方々もいますね…
それに比べたらまだまだ。

とても充実した山行だったので大満足です。最高でした!!
2016/6/13 13:55
お疲れ様でした
精神力ハンパ無いっすね!
お互い、くれぐれも事故には気を付けましょうね。
2016/6/12 18:58
Re: お疲れ様でした
ruhasamenさんこんにちは。

難所が訪れる度に精神をガリガリ消耗させられる感じでした。
帰りの大天井の雪渓は本当に凹みました。
帰りこそ事故が多いので本当に口にだし自分に言い聞かせました。
お互い気をつけましょう!!
2016/6/13 13:58
凄すぎです・・
このロングコースを日帰りピストンって、、考えられないです。
常人では無理!というか考えないですよ 本当に凄すぎです。
また詳しく話聞かせてください。週末はお手柔らかにお願いしますね
お疲れさまでしたー!
2016/6/13 19:58
Re: 凄すぎです・・
motosaさんこんにちは。

次行くときはここからだな…と狙っていました。
無事歩き通せてよかったです。次は西鎌かなぁ。今年中に行けたら嬉しいです。
週末は天気が良いといいんですが…
2016/6/15 8:04
変○山行レコに記念コメント
遅コメすみません。
すでに次の変○山行を楽々こなした後かもしれませんね

中房温泉から槍ヶ岳の往復を日帰りというだけでもすごいのに、大天井岳、西岳などの途中のピークも拾っていくなんて しかも雪渓が残っている時期ですから、なんともはや。 流石alsoさんですね。
でも、そんなロングルートを踏破したこと以上に、個人的にすごいと思ったのは、移動の途中でアイゼンを忘れたことに気付いたこと!
どこかのおバカは登山口まで忘れ物に全く気が付きませんでしたからね。

今週末は天気がよさそうなんで、鋸岳に登れそうです。
釜無川ルートの林道歩きに耐える精神力と体力を少しでも分けてもらいです。
2016/6/15 18:33
Re: 変○山行レコに記念コメント
usofuyuさんこんにちは。

最近天気悪くて…今しか行けないところあるのに行けないんです、しくしく。
大天井はいい意味で裏切られました。展望いいし、山容も好みでかなり好きになりました。
usofuyuさんならここで絡んでくるとは思いましたが、なぜかアイゼン気づいたんです。
普通に車を走らせて「あ、入れてない」って。運がよかったです。
貧乏くさく下道で走っていたんですが、結局高速で往復することになったので
残念極まりない感じでした。
しかも帰りに登山靴片方置いて行ってしまったんですよね
おまぬけでした。

土曜天気いいですね!コザクラの正体が分かりそうで自分も楽しみです!
林道はusofuyuさんなら体力何も問題ないですよ!
とにかく飽きない精神で頑張ってくださいね!笑
2016/6/16 13:35
ゲスト
参考にさせていただきました
こんにちは
alsoさん
はじめまして

今回、東鎌尾根を通過するにあたりレコ参考にさせていただきました
また、雪渓にはalsoさんが切ったステップが残っており通過がとても楽でした
ありがとうございました
2016/6/19 13:12
Re: 参考にさせていただきました
keisekiさんはじめまして。

いつもレコ参考にさせていただいております。
多少なりともお役にたてたならば嬉しいと思います。
むしろ今回の山行にあたりkeisekiさんのレコを参照させていただいております。
こちらこそありがとうございました
2016/6/19 16:05
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [4日]
燕岳から蝶ケ岳
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [5日]
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [日帰り]
槍ヶ岳
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
4/5
積雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
燕岳〜大天井岳〜常念岳〜蝶ヶ岳、常念山脈縦走
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
燕岳ー常念岳 縦走
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
燕〜常念の縦走
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら