赤岳・横岳・硫黄岳 (やまのこ村駐車場から周回)
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,520m
- 下り
- 1,500m
コースタイム
- 山行
- 7:59
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 9:34
天候 | 曇り時々晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
午前4時の段階で、赤岳山荘、やまのこ村の駐車スペースは、ほぼ一杯。5時前後から、次々と来る車を、山小屋の方が周辺の空きスペースに誘導していた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
岩場・ガレ場での滑落、落石に注意。 (赤岳頂上直下で、岩場から滑落された方あり。ヘリにより救出されていた。) |
その他周辺情報 | 日帰り温泉:原村 もみの湯 500円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
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感想
遅い梅雨明けの晴れ間を狙って、八ヶ岳へ。
赤岳から横岳、硫黄岳を日帰りで周回して来ようという、私にはハードなコースである。
出発地点の美濃戸から、行者小屋を過ぎ、森林限界を超えると、高山の雰囲気を満喫出来る。
稜線は、岩場、梯子場、クサリ場の連続なので、滑落や落石を起こさないように、ゆっくりと慎重な動作が必要だ。
寝不足と運動不足で、バテバテの状態ながら、何とか赤岳に登頂。
赤岳頂上小屋から少し下った所で、滑落事故があったようで、女性の方が、5分程でヘリが来るので気をつけてと声をかけてくる。
登山路からかなり下方に、滑落した方が横たわっているのが見える。無事だろうか。
急峻な斜面で、簡単には降りて行けるような状況ではない。
山小屋常駐の救助隊らしい方が無線で連絡をとっている。
ヤジウマとなる事しか出来ないようなので、無事救助される事を祈りながら、速やかにその場を離れることにした。
赤岳天望荘へ下る辺りで、ヘリが来るのが見えた。
滑落場所上空でホバリングした状態を続けた後、ヘリは一旦その場を離れる。
救助隊員を現場に降ろしたのだろうか。
少ししてヘリが再度戻って来たので、地蔵の頭手前で立ち止まって様子を見る。
山陰になっているので、ここからはヘリ以外は見えないが、強い風と、ガスであっという間に視界が悪くなる状況の中で、ホバリングしながら救出しているであろう救助隊のプロフェッシュナルに感動しながら、ヘリで搬送されて行くのを見届けた。
どうか無事でありますように。
横岳の稜線では、少しの油断が遭難事故に繋がってしまうと、より慎重な行動をとるように心がける。
それでも、28〜9年振りの赤岳から硫黄岳への稜線歩きは、高山の景色、豊かな自然と接する事が出来て最高のものとなった。
ガスで眺望がきかなかった(特に富士山を始め、八ヶ岳周辺の山々を望む事がほとんど出来なかった)のは残念であったが、八ヶ岳そのものは、十分に堪能できたと思う。
何はともあれ、今日も無事下山することが出来た。
ありがとうございます!
追記:下山後、近くの日帰り温泉に向う途中に急な大雨。
赤岳鉱泉から下山時に、まだ多くの登山者が登っていたが、雨に降られてし
まったのではないだろうか。
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