赤石岳&荒川岳 赤に染まる赤石岳の絶景に感激‼
- GPS
- 64:00
- 距離
- 51.0km
- 登り
- 5,035m
- 下り
- 5,007m
コースタイム
- 山行
- 8:44
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 9:20
- 山行
- 8:55
- 休憩
- 1:33
- 合計
- 10:28
- 山行
- 12:49
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 13:13
天候 | 30日 曇りのち晴れ 31日 快晴 1日 晴れのち曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは、林道ゲートと登山口にあります。 登山口には仮設トイレが4基設置されていました。 三伏峠までは、登山道脇の木が切られていたり、 整備されていましたが、新たな倒木もありました。 |
写真
感想
南アルプスの南部。
訪れてみたいと思い出したのは、昨年くらいでしょうか。
赤石岳と荒川三山は、その中でも核たるところでした。
昨年あたりから、リニア建設の声が聞こえてきて、
何やら赤石岳直下がルートになるとか。
既に建設調査は始まっているのかもしれませんが、
本格的なものが始まる前に訪れてみたいと、
計画した山行でした。
当初は、公共交通機関利用で静岡側の椹島からのルートを考えていましたが、
安価なレンタカーが利用できることから、
長野側、鳥倉登山口からのルートにすることにして、
塩見岳へ約束を果たしに行った際に、
登山口と小河内岳までの下調べもできました。
小河内岳から見える長く起伏のある山並みに、
荷物の軽量は是が非だと感じました。
おにぎりやら余計なものを増やしてしまいましたが、
当初は、水抜きで15kgに抑えることができました。
あとは天気と自分の体力に、グッドラック‼
出発当日は、仕事が遅くなり、
林道ゲートに着いたのは2時過ぎ。
駐車場は満車で、第二駐車場まで車が停まっていました。
少しでもと仮眠をして出発。
2週前に登った三伏峠までの道、
目安の案内板を見ながらの歩きも少し軽く感じます。
烏帽子岳へ向かう途中のお花畑は、
咲く花が全く入れ替わり、目を楽しませてくれます。
小河内岳から先は初めての道。
一気に下り、ジワジワとした登り、崩落地の脇を進んだりしますが、
板屋岳までの緩い登りは、なかなかしんどいです。
やっとの事で高山裏避難小屋に着き、
テントを張って食事とアルコールを頂くと、
睡眠不足もあったのか、知らん間に寝てました。
朝も予定よりゆっくりになってしまい、
天気予報の、午後雷雨の懸念から
荒川岳には行かず、荒川小屋から今回メインの赤石岳へ。
荒川小屋から先、赤石岳と荒川三山を眺めながら歩く
トラバースの道は心弾みます♪♪
大聖寺平からは赤石岳への登り。
小赤石岳まで来ると快適な稜線歩き。
ふと、登山道に雷鳥のヒナが、ツガザクラの芽を食べてるのかな?
2羽のヒナが並んで夢中に食べてます。
蓮華岳で見たのより明らかに大きく、
それも雪が少なかった影響でしょうか?
しゃがんでその姿を眺めていると、
向こうからお母さんが慌ててこちらへ。
ヒナと私の間、50cmと離れない岩に立ってヒナを守ってます。
私は取って食べたりはしないんですが、
子供を守ろうと、必死なお母さん。
我関せずと餌を頬張り、こちらに近寄ってくる子供達。
しばらく眺めてましたが、あまりに近くにいて離れて行かないのと、
必死に鳴いているお母さんがかわいそうで、
少しびっくりさせてしまったかもしれませんが先に進みます。
ハイマツの下からも鳴き声が聞こえてましたが、
振り返ると5羽のヒナが見えました。
本当は何羽居たんでしょう?
ようやく赤石岳へ。
360度、赤石岳を囲むように山嶺が連なります。
聖岳も、兎岳も、また歩いてみたい山が増えました。
充分な時間があったので、山頂の時間を楽しめました。
翌日は、午後から天気が悪くなるようで、火曜も良くないようなので、
できれば一気に下りようと、早い時間の出発に。
1時過ぎに目が醒めると、天上は星空。
二度寝することがないよう、準備をします。
暗い中歩き始めると、南の空が時折赤く光ります。
こんな時間にも雷が鳴るんですね。
遠目に見るには良いですが、頭上では勘弁してもらいたいです。
予定より早く前岳まで登り、中岳へ登る頃には空も白んできました。
荒川の吊尾根とも、キレットともいう感じなコルを過ぎると、
悪沢岳への登りが始まります。
日の出の時も同じくしました。
つづら折れの道を歩いていると、赤石岳が目に入ります。
見る見る間に、真っ赤に染まる山容に、
時を忘れて写真に収めます。
見たかった。それでもほんまに見れるとは思ってませんでした。
いつも思いますが、素敵なものをありがとう。
コメント
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お天気心配してましたが、最終日にくずれかかった
だけとは、ラッキーですね。
崩れかかった最終日の風景も
雲が、神秘的な感じです。
どの写真も、雄大な眺めで、見入って
しまいました。花の写真も、光の
入り方が絶妙ですね。
雷鳥の親子、可愛いですね。
親子で出会えるとは、うらやましいです。
komakiさん、こんばんは!
コメントありがとうございます
ご心配お掛けいたしました。
連日雷雨の可能性のある気象状況で、
心配していましたが、下山の目処がつくところまで、
何とか持ってくれましたし、
山頂では、思ったよりも好天で良かったです。
写真は、なかなかうまく撮れずに、お恥ずかしい限りですが、
目にしたものを少しでも残せたらと思ってます。
少し勉強したいところですが、
なかなか前に向きません
今回の雷鳥はすごかったですよ‼
あんなに近くで長いこといてたのは初めてです
今まで聞いたことがないような母親の鳴き声。
もう忘れてしまいましたが、印象的でした。
これからは、動画の用意も必要でしょうか
フジモンさん こんにちは
また、どーんと3日間楽しまれてきましたね
お天気も最高で、羨ましい限りです
この界隈は未踏ですが、静かな雰囲気がとってもいい感じ
モルゲンもキレイですね
こちらまでウットリしてしまいますよ
雷鳥やブロッケンも山へ行かなければ見ることができないし、
最後フジモンさんが言うように、「素敵なものをありがとう」
ホント、そう思います
お疲れさまでした
ぽんさん、こんばんは
コメントありがとうございます♪
行って来ました3日間‼
本当は4日間でも良かったんですが、天気も微妙だったので
椹島からは、多くの方が来られてるようで、
荒川前岳から赤石岳を歩く人は多かったですが、
三伏峠から荒川前岳の間を歩く人は少なくて、
行きも帰りも、出会った人は10人に満たなかったです。
また行くか?と聞かれると、何とも言えませんが
お勧めはできますよ
今回も、天気に恵まれて。
何度行っても見ることができるか解らないようなものを、
一度に幾つも目にすることができました。
ホンマに、何に感謝したらいいかわかりませんが、
ありがたいことですよね
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