白山(美濃禅定道からご来光と万歳三唱)
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- GPS
- 20:39
- 距離
- 38.9km
- 登り
- 3,459m
- 下り
- 3,456m
コースタイム
- 山行
- 7:39
- 休憩
- 1:29
- 合計
- 9:08
- 山行
- 8:55
- 休憩
- 2:56
- 合計
- 11:51
天候 | 1日目 ☀晴れ時々☁曇り(☂雨降らず) 2日目 ☀晴れ時々☁曇り(☂雨降らず) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(約30台ほどの広いスペース) 観光客も訪れる「いとしろの大杉」入口なので、アプローチも良好です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口にトイレと登山ポスト、水場があります。 |
その他周辺情報 | 南竜ヶ馬場の幕営料は300円! 登山者に優しいテント場です。 水も大きな炊事場があり、無料でいただけます。 (以前はなかったと思うが、水不足のため無駄使いしないよう張り紙が掲示してありました) トイレはいたって普通の小屋と同じレベル。 下山後の温泉は、「満天の湯」 大人800円。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
日よけ帽子
着替え
靴
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
テント
テントマット
シェラフ
|
---|---|
備考 | 肝心なレインウェアを忘れた! 夕立がなくて良かったが、良識な判断ですと登山中止です。 |
感想
てんくらを見ながらどこの天気が良いのか品定めをしていると、どうやら白山方面が良さそうだ。
せっかくなので、東海人なら一度は美濃から山頂まで行ってみようとテン泊装備の重い荷物を背負い、白山を目指した。
登山口は、冬になるといつも来る除雪終点の白山中居神社を通り過ぎて「いとしろの大杉」まで入ることができ、そこが登山口となっています。
登山口まで来て準備をしていると、レインウェアを忘れたことに気が付く。
何てこった!どうしようか悩んだが、避難小屋もいくつかあるし、夕立があったとしてもその前までにテン場へ着けば何とかなるだろうと出発。
銚子ヶ峰手前からの野伏ヶ岳方面の展望が素晴らしい。
毎年、冬に滑りに来るところだが、今見てもいい斜面の山が並んでいるな〜と感じる。
夏には激藪でルートがないが、豪雪地域のこの場所は山スキーにはもってこいだ。
しかし、この美濃禅定道は長くてアップダウンが多い。
初日の行程で帰りのことが心配になる。
とにかく巻道がない。全てのピークを通過するので、何とかならんものかな〜。
しかし、苦しい道のりをお花畑が癒してくれる。さすが、花の名山だ。
テント場は意外にも空いていた。交渉100張りで、半分ぐらいだったかな。
お隣さんによると2週前の時はこの広いテント場が一杯だったと言ってました。
持参した水は、控え気味に摂取しましたが、0.5リットル残したのみでちょうど良かった感じです。
何とか雨にも降られずに来れました。
白山南竜山荘でテント場の受付を済ませたら山の日制定記念で絵葉書をいただきました。白山開山1,300年記念ですと。
2日目はご来光を拝むために暗い中3時にテント場を出る。
室堂に予定通りの時間で到着し、山頂を目指すが、大渋滞。
神主さんも日の出前に間に合わなければ大変なので、「通してくださ〜い」って急いでいました。(笑)
で、何とか日の出の10分前には登頂。
その神主さんが日の出までの時間、山頂標識より上にある一番高い岩の上に立って白山についてのお話をされ、皆さん聞き入っておりました。
雲一つない御嶽山から北アルプスの剱岳までの稜線が一望の中、日が昇り始めると、一斉に歓声が上がる。新しい朝だ。
太陽が全て出たところで神主さんの掛け声で一斉に万歳三唱。見知らぬ人同士が一つになって皆で万歳三唱し、感動でした。
山頂は人でいっぱいなので、すぐに下山。
テント場へ戻り、朝食を食べて、テントを片付けて帰ります。
ここからがまた長い一日が始まる。
油坂の急坂を目の前にするといきなりげんなり。
でも越えていかなければ帰れない。
重荷を背負ってアップダウンの繰り返し。
朝方は曇って若干涼しい状況でしたが、昼頃から真夏の太陽が照りつけ汗だく。
途中の水場で水が出てるかどうか分からないので、帰り道も3リットルの水を担いで頑張って歩いた。
このルートは、若干健脚ぎみの自分からして(自慢でも何でもありませんが)このCTなので、一般登山者の場合1泊で行けなくはないでしょうが、かなり距離が長く厳しいルートなので、避難小屋も使った計画が必要と思われます。
しかし、歩いて分かりますが、一番登山客の多い別当出合からのルートとは違い、歩く人も少なく、静かな山旅ができる最高のルートです。
昔の霊峰白山を拝み登った先人に尊敬の念を抱きます。
最後に、6月に御前峰の奥宮と大汝峰の大汝神社を拝み、今回再び奥宮と別山神社を拝みましたので、美濃禅定道起点の長滝白山神社にも寄って帰宅しました。
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