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Yamareco

記録ID: 935291
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

聖岳から赤石岳 そして悪沢岳へ 辛く長い稜線には美しき世界がある 

2016年08月05日(金) ~ 2016年08月07日(日)
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
51:46
距離
43.0km
登り
4,577m
下り
4,587m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:20
休憩
0:26
合計
4:46
8:08
57
9:05
9:12
36
9:48
9:58
47
10:45
10:45
53
11:38
11:47
67
12:54
2日目
山行
10:01
休憩
1:50
合計
11:51
2:35
4
2:39
2:39
17
2:56
2:56
40
3:36
3:38
60
4:38
5:08
104
6:52
7:09
36
7:45
7:46
42
8:28
8:44
12
9:32
9:57
52
10:49
10:50
105
12:35
12:35
3
12:38
12:50
11
13:14
13:14
42
13:56
14:02
24
14:26
3日目
山行
6:09
休憩
0:44
合計
6:53
5:00
40
6:13
6:14
4
6:18
6:19
52
7:11
7:24
18
7:42
7:44
28
8:12
8:19
20
8:39
8:48
18
9:06
9:06
25
9:31
9:31
6
9:37
9:38
57
10:35
10:35
68
11:43
11:44
8
11:52
11:53
0
11:53
ゴール地点
天候 5日:晴れのち雨  6日:快晴のちガス 夕方雨 7日:快晴
過去天気図(気象庁) 2016年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
新東名・島田金谷ICから畑薙臨時駐車場まで約100km。2時間。
閑蔵〜井川間は一部狭い山道だが、それ以外は走りやすい道路。
コース状況/
危険箇所等
<聖沢登山口〜聖平> 一部急こう配もあるが、最後は沢沿いのルートに涼も得られる。ルートは明瞭。

<聖平〜赤石岳> 聖岳は上り下りとも急こう配のガレたルート。兎岳や中盛丸山もアップダウンを繰り返し、体力勝負。ルートは明瞭。百諒燭蝋く、濃霧時は注意。
赤石岳の南面大トラバースは落石注意。

<赤石岳〜悪沢岳> ルートは明瞭ながら、やはり急こう配が多い。その中で大聖寺平あたりはほっとするなだらかな地形。

<悪沢岳〜千枚岳〜椹島> 丸山は丸い広い尾根。濃霧時注意。
千枚岳周辺に少し岩場あり。慎重に。千枚小屋からの下りは長い道のり。疲れからくる木の根などによるつまづき注意。
午前6:00 畑薙の駐車場はすでに満車に近い
2016年08月05日 05:56撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
1
8/5 5:56
午前6:00 畑薙の駐車場はすでに満車に近い
1時間バスに揺られ、聖沢登山口からスタートだ。
2016年08月05日 08:06撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
8/5 8:06
1時間バスに揺られ、聖沢登山口からスタートだ。
聖沢吊り橋はよく揺れる。
2016年08月05日 09:06撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
8/5 9:06
聖沢吊り橋はよく揺れる。
豊かな森。緑が眩しい。
2016年08月05日 11:01撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
8/5 11:01
豊かな森。緑が眩しい。
ホタルブクロ
2016年08月05日 11:31撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
8/5 11:31
ホタルブクロ
聖岳の稜線はガスがかかって来た。
2016年08月05日 11:43撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
8/5 11:43
聖岳の稜線はガスがかかって来た。
森林限界近くまで上がり、空が開けてくる。
2016年08月05日 12:35撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
8/5 12:35
森林限界近くまで上がり、空が開けてくる。
汗をかいた体に沢の水が気持ちいい。
2016年08月05日 12:53撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
1
8/5 12:53
汗をかいた体に沢の水が気持ちいい。
聖平のテント場に着いた。
2016年08月05日 12:55撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2
8/5 12:55
聖平のテント場に着いた。
聖平小屋では嬉しい計らいが。
フルーツポンチが最高に美味しかった。
2016年08月05日 13:05撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/5 13:05
聖平小屋では嬉しい計らいが。
フルーツポンチが最高に美味しかった。
なんとテント場にはマツムシソウが。
2016年08月05日 13:13撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/5 13:13
なんとテント場にはマツムシソウが。
雨が上がり、晴れ間も。
2016年08月05日 16:42撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/5 16:42
雨が上がり、晴れ間も。
テント場のある谷間。いい雰囲気だ。
2016年08月05日 16:46撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/5 16:46
テント場のある谷間。いい雰囲気だ。
聖平から5分で稜線へ。
生憎夕焼けは見れなかった。
2016年08月05日 19:19撮影 by  DMC-GF7, Panasonic
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8/5 19:19
聖平から5分で稜線へ。
生憎夕焼けは見れなかった。
ガスに煙る聖岳
2016年08月05日 19:20撮影 by  DMC-GF7, Panasonic
8/5 19:20
ガスに煙る聖岳
あと少しでガスが晴れそう〜
2016年08月05日 19:22撮影 by  DMC-GF7, Panasonic
8/5 19:22
あと少しでガスが晴れそう〜
翌朝、2時30分に聖平を出発したおかげで、
山頂でのご来光に間に合った。
2016年08月06日 04:35撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
1
8/6 4:35
翌朝、2時30分に聖平を出発したおかげで、
山頂でのご来光に間に合った。
雲一つない空。
2016年08月06日 05:41撮影 by  DMC-GF7, Panasonic
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8/6 5:41
雲一つない空。
そしてご来光の瞬間
2016年08月06日 05:55撮影 by  DMC-GF7, Panasonic
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8/6 5:55
そしてご来光の瞬間
見事なまでにオレンジに染まる空。
2016年08月06日 05:05撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/6 5:05
見事なまでにオレンジに染まる空。
神々しい朝だ。
2016年08月06日 05:05撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/6 5:05
神々しい朝だ。
最高の一日の始まりを迎えた。
2016年08月06日 05:07撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/6 5:07
最高の一日の始まりを迎えた。
聖岳にて。さあ、ここから10時間の歩きだ。
2016年08月06日 05:08撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/6 5:08
聖岳にて。さあ、ここから10時間の歩きだ。
ご来光を浴びて、漲る力。
2016年08月06日 05:08撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/6 5:08
ご来光を浴びて、漲る力。
振り返れば聖岳の影が。
2016年08月06日 05:09撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/6 5:09
振り返れば聖岳の影が。
すべてが新鮮に見える瞬間
2016年08月06日 06:09撮影 by  DMC-GF7, Panasonic
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8/6 6:09
すべてが新鮮に見える瞬間
マツムシソウが稜線を彩ってくれる。
2016年08月06日 06:36撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/6 6:36
マツムシソウが稜線を彩ってくれる。
今から登る兎岳
2016年08月06日 06:52撮影 by  DMC-GF7, Panasonic
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8/6 6:52
今から登る兎岳
兎岳に咲くタカネビランジ
2016年08月06日 07:09撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/6 7:09
兎岳に咲くタカネビランジ
ウサギギク
2016年08月06日 07:37撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
8/6 7:37
ウサギギク
すっかり果穂のチングルマ
2016年08月06日 07:42撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/6 7:42
すっかり果穂のチングルマ
2016年08月06日 07:52撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/6 7:52
ハクサンフウロも
2016年08月06日 07:53撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/6 7:53
ハクサンフウロも
聖岳を振り返る。
2016年08月06日 08:07撮影 by  DMC-GF7, Panasonic
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8/6 8:07
聖岳を振り返る。
小兎岳にて
2016年08月06日 08:43撮影 by  DMC-GF7, Panasonic
8/6 8:43
小兎岳にて
大沢岳がこれまた大きい〜
2016年08月06日 09:32撮影 by  DMC-GF7, Panasonic
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8/6 9:32
大沢岳がこれまた大きい〜
左に聖岳、右に中盛丸山
2016年08月06日 10:06撮影 by  DMC-GF7, Panasonic
8/6 10:06
左に聖岳、右に中盛丸山
百間洞山の家が見えてきた。
2016年08月06日 10:28撮影 by  DMC-GF7, Panasonic
8/6 10:28
百間洞山の家が見えてきた。
百間洞小屋は昼間ということもあり、
ひっそりとしていた。
小屋のお兄さんの励ましを受けて赤石岳を目指す。
2016年08月06日 10:31撮影 by  DMC-GF7, Panasonic
8/6 10:31
百間洞小屋は昼間ということもあり、
ひっそりとしていた。
小屋のお兄さんの励ましを受けて赤石岳を目指す。
百間平にて
なだらかな稜線。
右に赤石岳、左には荒川三山が見えた。
2016年08月06日 11:44撮影 by  DMC-GF7, Panasonic
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8/6 11:44
百間平にて
なだらかな稜線。
右に赤石岳、左には荒川三山が見えた。
百間平を振り返る。
左から聖岳、兎岳、小兎岳だ
2016年08月06日 11:59撮影 by  DMC-GF7, Panasonic
8/6 11:59
百間平を振り返る。
左から聖岳、兎岳、小兎岳だ
赤石岳の大斜面。
ゴロゴロした岩が赤い!!
2016年08月06日 12:18撮影 by  DMC-GF7, Panasonic
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8/6 12:18
赤石岳の大斜面。
ゴロゴロした岩が赤い!!
その大斜面をトラバースするルート
2016年08月06日 12:20撮影 by  DMC-GF7, Panasonic
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8/6 12:20
その大斜面をトラバースするルート
赤石岳避難小屋が見えた。
2016年08月06日 13:29撮影 by  DMC-GF7, Panasonic
8/6 13:29
赤石岳避難小屋が見えた。
念願の赤石岳へ。
2016年08月06日 12:40撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/6 12:40
念願の赤石岳へ。
イワキキョウが鮮やかだ。
2016年08月06日 13:25撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
8/6 13:25
イワキキョウが鮮やかだ。
赤石岳から椹島へ降りる東尾根。長い道のりだ。
2016年08月06日 13:48撮影 by  DMC-GF7, Panasonic
8/6 13:48
赤石岳から椹島へ降りる東尾根。長い道のりだ。
赤石岳を振り返る。
2016年08月06日 13:55撮影 by  DMC-GF7, Panasonic
8/6 13:55
赤石岳を振り返る。
目の前には荒川三山が見えてきた。
2016年08月06日 14:17撮影 by  DMC-GF7, Panasonic
8/6 14:17
目の前には荒川三山が見えてきた。
そして眼下には大聖寺平。
そして荒川小屋へのトラバース道。
2016年08月06日 14:29撮影 by  DMC-GF7, Panasonic
8/6 14:29
そして眼下には大聖寺平。
そして荒川小屋へのトラバース道。
12時間の行程ののち荒川小屋へ。
遠かった・・・・
2016年08月06日 15:41撮影 by  DMC-GF7, Panasonic
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8/6 15:41
12時間の行程ののち荒川小屋へ。
遠かった・・・・
翌日、今日もいい天気だ。
2016年08月07日 05:56撮影 by  DMC-GF7, Panasonic
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8/7 5:56
翌日、今日もいい天気だ。
富士山が大きく見える。
2016年08月07日 05:58撮影 by  DMC-GF7, Panasonic
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8/7 5:58
富士山が大きく見える。
何度も見ても美しい。
2016年08月07日 06:03撮影 by  DMC-GF7, Panasonic
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8/7 6:03
何度も見ても美しい。
今日は最終日。
いい天気で今日一日も迎えられた。
2016年08月07日 06:01撮影 by  DMC-GF7, Panasonic
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8/7 6:01
今日は最終日。
いい天気で今日一日も迎えられた。
荒川小屋を出てすぐ、一面のお花畑。
2016年08月07日 05:43撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
8/7 5:43
荒川小屋を出てすぐ、一面のお花畑。
ハクサンフウロも
2016年08月07日 05:44撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/7 5:44
ハクサンフウロも
イブキトラノオ
2016年08月07日 05:44撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
8/7 5:44
イブキトラノオ
イワキキョウも美しい
2016年08月07日 05:46撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/7 5:46
イワキキョウも美しい
振り返れば荒川小屋と小赤石岳
2016年08月07日 06:08撮影 by  DMC-GF7, Panasonic
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8/7 6:08
振り返れば荒川小屋と小赤石岳
標高を上げるにつれて存在感を表す富士山。
2016年08月07日 06:23撮影 by  DMC-GF7, Panasonic
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8/7 6:23
標高を上げるにつれて存在感を表す富士山。
悪沢岳の稜線から太陽が姿を現す。
2016年08月07日 06:23撮影 by  DMC-GF7, Panasonic
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8/7 6:23
悪沢岳の稜線から太陽が姿を現す。
マツムシソウにタカネナデシコ
2016年08月07日 06:38撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2
8/7 6:38
マツムシソウにタカネナデシコ
もうフラワーロード状態だ。
2016年08月07日 06:39撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
1
8/7 6:39
もうフラワーロード状態だ。
カールに陽を落とす。
2016年08月07日 06:54撮影 by  DMC-GF7, Panasonic
8/7 6:54
カールに陽を落とす。
太陽の光芒が美しい
2016年08月07日 07:05撮影 by  DMC-GF7, Panasonic
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8/7 7:05
太陽の光芒が美しい
赤石岳が勇壮だ。
2016年08月07日 07:11撮影 by  DMC-GF7, Panasonic
1
8/7 7:11
赤石岳が勇壮だ。
悪沢岳への登り。
苦しい時間が始まる。
2016年08月07日 07:37撮影 by  DMC-GF7, Panasonic
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8/7 7:37
悪沢岳への登り。
苦しい時間が始まる。
富士山 太陽 雲海 最高の景色
2016年08月07日 07:12撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
1
8/7 7:12
富士山 太陽 雲海 最高の景色
北に目を向ければ塩見岳。その後ろには甲斐駒ケ岳、間岳、農鳥岳などが一望だ。
2016年08月07日 07:12撮影 by  DMC-GF7, Panasonic
1
8/7 7:12
北に目を向ければ塩見岳。その後ろには甲斐駒ケ岳、間岳、農鳥岳などが一望だ。
そして悪沢岳へ。
2016年08月07日 07:12撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/7 7:12
そして悪沢岳へ。
赤石岳も素晴らしい。
2016年08月07日 07:15撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
8/7 7:15
赤石岳も素晴らしい。
ここからは常に富士山を見ながらの下山。
2016年08月07日 07:15撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2
8/7 7:15
ここからは常に富士山を見ながらの下山。
大聖寺平から赤石岳の稜線が美しい。
2016年08月07日 07:35撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
8/7 7:35
大聖寺平から赤石岳の稜線が美しい。
丸山。北アルプスの双六岳のような景色。
でもその先にあるのは富士山だ。
2016年08月07日 07:40撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2
8/7 7:40
丸山。北アルプスの双六岳のような景色。
でもその先にあるのは富士山だ。
そろそろ標高が下がってきた。
富士山も見納めだ。
2016年08月07日 07:44撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
1
8/7 7:44
そろそろ標高が下がってきた。
富士山も見納めだ。
タカネナデシコの群生
2016年08月07日 07:57撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
8/7 7:57
タカネナデシコの群生
赤石岳をバックにタカネナデシコとマツムシソウの群生
2016年08月07日 07:58撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
8/7 7:58
赤石岳をバックにタカネナデシコとマツムシソウの群生
お花畑の規模がすごいのだ。
2016年08月07日 07:59撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
8/7 7:59
お花畑の規模がすごいのだ。
千枚岳に隠れる富士山。
2016年08月07日 08:00撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
8/7 8:00
千枚岳に隠れる富士山。
花はまだまだ咲き誇る。
2016年08月07日 08:01撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
8/7 8:01
花はまだまだ咲き誇る。
タカネビランジ
2016年08月07日 08:01撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2
8/7 8:01
タカネビランジ
マツムシソウと赤石岳
2016年08月07日 08:02撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/7 8:02
マツムシソウと赤石岳
中央左に塩見岳。右に甲斐駒ケ岳、間岳、農鳥岳。
2016年08月07日 08:10撮影 by  DMC-GF7, Panasonic
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8/7 8:10
中央左に塩見岳。右に甲斐駒ケ岳、間岳、農鳥岳。
千枚岳へ。
2016年08月07日 08:17撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
8/7 8:17
千枚岳へ。
振り返る悪沢岳は少し優しい眺め。
2016年08月07日 08:18撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
8/7 8:18
振り返る悪沢岳は少し優しい眺め。
椹島へはこの尾根をひたすら降りていくのだ。
2016年08月07日 08:20撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
8/7 8:20
椹島へはこの尾根をひたすら降りていくのだ。
千枚小屋。どこも美しい小屋が建っている南アルプス。
2016年08月07日 08:39撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/7 8:39
千枚小屋。どこも美しい小屋が建っている南アルプス。
馬車道を行く。
2016年08月07日 09:09撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
8/7 9:09
馬車道を行く。
最後の吊り橋。
2016年08月07日 11:39撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/7 11:39
最後の吊り橋。
登山者のオアシス 椹島へ。
2016年08月07日 11:53撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/7 11:53
登山者のオアシス 椹島へ。
よく上高地にロケーションが似ていると言われるそうだが、
私的には徳沢かな。
2016年08月07日 11:53撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/7 11:53
よく上高地にロケーションが似ていると言われるそうだが、
私的には徳沢かな。

装備

個人装備
長袖シャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 サンダル ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ

感想

あれほどまでに厳しく辛かった縦走二日目。
荒川小屋までたどり着けるか不安で一杯だった。
暑さ、水の不安、足の疲労・・・
目の前に立ちふさがる聖岳、兎岳、中盛丸山、赤石岳・・・・
その姿があまりにも大きく、疲労した体に鞭打つようだった。

畑薙までの長いアプローチ。
深夜のロングドライブを独り、6時間掛けて走った。
またこの長い道のりを最終日も走らなくてはいけない・・・

歩けど歩けど縮まらないコースタイム。
いままでの北アルプスのようにはいかないのはなぜなんだ?
アップダウンの続く稜線のせいなのだろうか。


それなのに南アルプスの大縦走を終えた今、
私の頭の中に想い描かれるのはあの起伏ある稜線の連なりや
美しかったお花畑やその向こうに大きく見える富士山の雄大な姿。
そしてすれ違った人たちとの交わしたひと時の想いばかりである。

辛い登りも、長いアプローチも忘れることはないけれど、
それ以上に南アルプスの山並みの美しさ、
大きな存在感でいつもその姿を見せてくれる富士山の雄大さ、
何よりも稜線沿いに咲き乱れる高山植物の美しさが忘れられない。
また、南アルプスへ行きたい。
そしてルートをつなげたい。
きっと近いうちに・・・




≪ 出会った人たち ≫

畑薙臨時駐車場で、南アルプスの素晴らしさを
私に教えれくれた山友・nyantarowさんとの出会い。
まさかここで貴女と会えるなんて。
いまここにいる私はあなたのおかげです。

東海フォレストのバスドライバーさん。
ガードレールのないダート道を運転しながら、
南アルプスの山々や花をガイドしてくれて、
ドライバー仲間へ無線で指令を出し、
この山での楽しい話を聞かせれくれた。
下山後、椹島で再び出会い、「無事帰ってきました〜」の言葉に
「おぅ、お疲れ様!!」

兎岳の手前で出会ったソロのお姉さま。
「今日は一日いい天気になるといいですね。」と私。
すると「月曜日から山に入っているんだけど、5日連続で雨に降られたの。
今日こそはいい天気だといいなぁ〜」とお姉さま。
その言葉には本当にその思いがこもっていたなぁ。

百間洞山の家にて、疲れた表情で小屋にジュースを買いに来た私に、
小屋のお兄さん、
「今日はいい天気だよ。でも夕方は雨が降るかもよ。
聖平から? 早いですね。
今日は荒川小屋まで? 先は長いけど頑張ってください!!」
と励ましのエールを送ってくれた。
この言葉に力を貰い、赤石岳への苦しい登りを乗り切ることが出来ましたよ。

荒川小屋の素泊まり小屋で一緒だった三重県のSさん。
私と同じようなスタイルで山に登っている様にすっかり意気投合。
どっさりとザックから出てくる食料・お酒をいただき、
楽しい夜を楽しむことが出来ました。
翌朝は無事、赤石岳でご来光が拝めただろうか。

荒川小屋を出て、すぐに私と同じペースで悪沢岳、千枚岳を歩き、
最後には一緒に椹島でゴールした青いシャツの神奈川のBlueさん。
椹島までのコースタイムを2時間近くも少なく誤算していた私を
前から後ろから引っ張ってくれて、
13:00のバスに余裕もって間に合うことが出来たのも
Blueさんお蔭です。
椹島でのランチタイム、お付き合いいただき感謝。

この素晴らしい山行を成し得たことが出来たのも
出会った全ての方のお蔭です。
感謝!!
そしてまたどこかで逢いましょう。

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コメント

うらやましい〜
tekapoさん、南アルプス縦走お疲れ様でした。

これに近いルートを2年前に歩きましたが、大雨に降られてエスケープルートで下山した塩辛い思い出があります。
けど南アルプス南部のデカイ山塊を歩くというのは気持ち良いものですよね。

今回は好天に恵まれて眺望も最高で羨ましい限り。
たくさんの人との出会いもあったようで素晴らしいですね。

それにしてもこのルートをテン泊装備で3日で歩きますか。
僕なら百間洞を間に挟みますね。(まあ微妙な距離感になっちゃうんですが)
去年tekapoさんが雲ノ平を3日で歩いていたのを思い出しましたよ。

椹島、確かに徳沢っぽいですよね。
僕もあの芝生でゴロゴロしながらバス待ってる時間がなかなか贅沢でよかったです。
2016/8/10 5:31
sanちゃんへ
南アルプス南部、私も初めての山域でしたが、
ほんと直前まで迷いました。地図を見るたび厳しそうに見える山の登り返し。
3000m級の百名山がどれも自己主張強く、迫力あるんだもんね。

でも、いい天気と楽しい出会いがあり、
思い出深い山行でした。

ほんと、2泊で行けるか、自分でも挑戦でしたよ。
休みさえあれば百瞭暁颪任垢諭または避難小屋泊まり。
昨年の雲ノ平周回、二日間ですよ〜
あれも長かったけれど雲ノ平や北ノ俣岳辺りの稜線はなだらかだったので、
やはり今回の方が断然辛かった。

椹島、あんなところでベースキャンプを張って
周囲の山に登りにいくなんてのも夢ですねぇ〜
2016/8/11 13:03
素晴らしいですね!
tekapoさん、おはようございます!
素晴らしいお天気での南アルプス縦走となり最高でしたね♪
聖での夜明け、素敵ですね〜!!
テン泊装備で2日目のロング行程。初め日程だけみて早い!と思い、写真を見てテン泊装備と知り、さらに驚きです!早いですね〜。
私もめっちゃしんどい思いをして歩きましたが、南アルプスのあのでっかさがたまらなく好きなんですよ〜。すてきな出会いもたくさんあって。
本当に写真を見ているだけで贅沢な時間を過ごされたことが伝わってきました♪
2016/8/10 5:49
dolceさんへ
今日は〜
なんとかいい天気に恵まれ、最高の山行でした。
なによりも直前のdolceさんのレコが本当に参考になりましたよ。
歩けど歩けど縮まらないコースタイムにこの山域の山の大きさを知り得た感じです。
なによりもあの花の多さ!!
もう感動もんですよね。
あれだけの多くの花が見事に咲き誇っているんだから、
意外とコースタイムが縮まらなかった原因はここにあったかも?

南アルプスのルートを繋いだdolceさんの過去レコを参考に
次のルートを探索しまみよ〜っと
2016/8/11 13:09
tekapoさん こんばんは!
◎ 素晴らしい中での南アルプス3日間、お疲れ様でした! ^.^y
◎ それにしても3日間も天気が良いとは日頃の努力を山の神様が見てご褒美をくれたと思います。
◎ 神々しい御来光に夜明け&雲海(オレンジに輝く最高の景色ですね!)、それに心を癒してくれる可愛い花々達などと、ただただ羨ましい限りです! 
◎ 私も3年前に南アルプスデビューで同じコースを歩きましたが3泊4日で足のマメがつぶれてヘロヘロで下山した事を思い出しました。 そこを2泊3日とは凄いパワーターボ脚をお持ちですね! ^,^;  
◎ 山での一期一会の出会いは何事にも変える事が出来ない最高の宝物だと思います。 tekapoさんの気さくで優しいお人柄が沢山の他人を引き付けるのでしょうね! 下界はまだまだ暑いのでご自愛のほどを。  刺激有るレコを有難うござました! m(_ _)m
2016/8/10 17:42
mypaceさんへ
今年は梅雨明け後も天候が安定しなかったりと
日程に苦慮しました。それだけにこの3日間の天気は神様の恵みでしょう〜
山の大きさに圧倒されながらも、苦労して歩いたことで
南アルプスの素晴らしさ、花の美しさを楽しませてもらいました。

さすがに私もこのルートはきつかったです。
百瞭胸海硫箸任泙盛堋の半分、そこから見える赤石岳の大きさに
少しモチベーションが下がったことも。
でもそこは高山植物の美しさが後押ししてくれましたね。

今回は二泊目が小屋泊まり
(東海フォレストのバス利用のため。実際には混雑を避けて素泊小屋を利用させてもらいました)ということもあり、そこでは同泊の方との沢山の出合と語り合いがありました。
こんなこともこのエリアならではのことですね。

何もかもが素晴らしい思い出でした。

さて、私ごとですが、9月からは5か月東北出張です。
次のレコは東北のどこの山からになることでしょう〜
2016/8/11 13:20
南アはこれから
先日、初南アで甲斐駒へ行ってきましたがこれからいろいろプランニングしようかと思っています。tekapoさんでコースタイムを縮められないということは自分ならオーバーしてしまいそうなのでその辺も考慮せねば。
高山は何と言っても景色が素晴らしいですね。写真からもビンビン伝わってきます。南ア南部は山々の位置関係が分からないので地図とにらめっこして勉強中です。
2016/8/10 18:48
Redsさんへ
南アルプスは私もまだまだ初心者、
今回の山行でこの山域のバスと小屋のシステムを初めてしりました。
なにせこのエリアはアプローチが制限されるので、
1泊や2泊では登れる山域が限られてしまいますね。
それでもそんな制限があるからこそ、
一旦、山に上がってしまえば比較的登山者は少なく、
山を独り占めした気分でしたよ。
歩かなければわからないこの山域の魅力ですね。

さて、Redsさんの次なる南ア計画、決まりました〜?
2016/8/11 13:25
お疲れ様でした☆
テカポさん、金曜日はお会いできて本当に嬉しかったです(≧▽≦)ゞ
そして初の南ア南部、最高のお天気で歩けましたね!
聖岳で日の出なんて素敵すぎます!羨ましい!
そしてテカポさんが兎岳で出会われたお姉さん、私は聖岳へ向かう途中でお会いしてお話しました!笑
月曜からずっと雨に降られて辛かったと言っておられましたが横窪沢小屋まで頑張って行くって言っておられました♪
テカポさんですらCTが縮められなかったとはやはり南アの山の大きさを改めて実感しますね♪
聖平〜荒川小屋は今まで歩いた中で1番辛かったルートですが1番思い出深いルートでもあります。テカポさんの思い出にも残る山行であれば嬉しいなぁ☆
2016/8/10 21:24
nyantarowさんへ
ほんとびっくりしたよ〜
朝のバスを待っててふと自分の前に人が立って名前を呼ばれるんだもんね。
でもこの出会いはある意味必然的?
nyantarowさんお勧めの南アルプス南部だもんね。

いい天気の3日間でしたね。
歩きながら、nyantarowさんも同じ富士山、同じご来光を見てるんだろうねって
思ってました。

兎岳でのお姉さま、逢われましたか。
あの笑顔、良かったなぁ〜  
でも南アルプスを知り尽くした感を醸し出しておられましたね。

今回のこのルート、ずっと記憶に残ることになりそうです。
辛かったこともそうですが、やはり花の美しさ、多さでしょうね。
そしてさらんい荒川岳から北へもルートを繋げてみたいもんですね。
2016/8/11 13:35
長〜い
去年荒川小屋から三伏峠まで一日で歩いたのも長いと思ったけど、聖平から荒川小屋はもっと長いですね。
荒川小屋を出て稜線に上がって、朝焼けの中のシルエット富士山、僕も感動しました。
2016/8/11 6:58
Nishidenさんへ
荒川小屋から三伏峠までもアップダウンが多いようですね。
ちょうど荒川小屋の素泊小屋でご一緒だった山岳会の方たちが三伏峠から
登ってこられましたが、ほ「疲れた〜」といって小屋に入ってこられたのでした。
でも聖岳〜赤石岳〜荒川岳の稜線はほんと眺望最高です。
なんたって富士山が一番近くで見れる3000mの山ですもんね。
2016/8/11 13:40
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