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Yamareco

記録ID: 937594
全員に公開
トレイルラン
甲斐駒・北岳

山の日に甲斐駒【病み上がりで黒戸尾根はキツかった…けど初の南アルプスは絶景でした】

2016年08月11日(木) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
23.4km
登り
2,735m
下り
1,411m

コースタイム

日帰り
山行
10:42
休憩
0:48
合計
11:30
0:47
58
1:46
1:56
36
2:39
2:42
84
4:06
85
5:31
5:32
18
5:50
42
6:32
2
6:34
47
7:21
7:38
47
9:37
9:53
42
10:35
17
10:52
10:53
34
11:27
49
12:16
1
12:17
ゴール地点
■病み上がり(と言うより夏風邪治りかけ)の為、息があがりまくって全くペース上がらず…。
当初仙丈ヶ岳まで行こうと考えていたが、こりゃダメだと北沢峠下山で終了。
■GPS不調の為、ログは手書きです。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
【行き】最寄り駅→JR新宿22:00発特急かいじ→甲府23:41着、中央本線の23:59発小淵沢行き鈍行に乗り換え→中央本線長坂駅0:30着
(※上記は正常なダイヤの時刻。当日は中央線全体が10分ほど遅れていて、実際に長坂駅に着いたのは0:38)
【帰り】北沢峠→南アルプス市営バスの広河原行き臨時バス(乗客が揃い次第出るような感じで、自分が乗ったのは13時頃)→広河原で14:30発の山梨交通バスで甲府へ→16時半頃甲府駅前着。
甲府駅周辺で、風呂、土産の物色などして、18:42発の新宿行きJR特急あずさで帰京。
コース状況/
危険箇所等
■長坂駅〜黒戸尾根登山口まで
普通のロード。危険箇所は無いが、街灯が無い区間が多く夜間の通行はヘッデン必要。
道の駅はくしゅうで無料で湧水が汲める。
また、道の駅の少し手前の国道20号沿いにコンビニ(ローソン)があった。(食糧補充しとけば良かった…)
■黒戸尾根
流石の日本三大急登。長い、キツイ、しかも恐い。しかしホントに危ない所は梯子や鎖などしっかり整備してある。終盤の八合目御来迎場以降の岩場も三点支持で落ち着いて行けば大丈夫かと。
■甲斐駒山頂から巻き道コースで六方石
白砂の急斜面。絶景だけどスリップに注意。
■六方石〜駒津峰〜双児山
ガレ場に時々浮き石があった。転倒には注意。
■双児山〜北沢峠
樹林帯のなかをひたすら下る。石がゴロコロしていて、意外と走れなかった。
その他周辺情報 【高砂湯】
バスで甲府まで戻ってから汗を流しに行った、「甲府駅から一番近い銭湯」。甲府駅北口から徒歩5分くらい。自分以外にも登山帰りらしい人がチラホラ。歴史を感じさせるレトロな銭湯。加温式だが天然温泉らしいです。入湯料400円。タオルは番台の女将さんに言うと貸してくれた。
住所:山梨県甲府市朝日2丁目16−10
電話::055-252-6375
予約できる山小屋
北沢峠 こもれび山荘
七丈小屋
終電で中央本線の長坂駅に降り立つ。
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終電で中央本線の長坂駅に降り立つ。
深夜の長坂駅には自分以外二人の登山者が。お一人は黒戸尾根から甲斐駒とのことで先行して出発。もう一人の方は朝まで待ってスタート、黒戸尾根から甲斐駒を経て光岳まで縦走されるとの事。お気をつけて。
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深夜の長坂駅には自分以外二人の登山者が。お一人は黒戸尾根から甲斐駒とのことで先行して出発。もう一人の方は朝まで待ってスタート、黒戸尾根から甲斐駒を経て光岳まで縦走されるとの事。お気をつけて。
街灯が所々しかない暗い田舎道を行く。
先行していたハイカーさんに追い付き、しばしお話をした。(←後で分かりましたが、山レコユーザーのwarutepoさんでした。)
お住まいが東京のため最近はよく奥武蔵や秩父を歩かれていて、昔はよく甲斐駒に行っていたが今回20年ぶり位の黒戸尾根とのこと。無事黒戸尾根を楽しめただろうか。
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街灯が所々しかない暗い田舎道を行く。
先行していたハイカーさんに追い付き、しばしお話をした。(←後で分かりましたが、山レコユーザーのwarutepoさんでした。)
お住まいが東京のため最近はよく奥武蔵や秩父を歩かれていて、昔はよく甲斐駒に行っていたが今回20年ぶり位の黒戸尾根とのこと。無事黒戸尾根を楽しめただろうか。
釜無川を渡る。
道の駅はくしゅうに到着。
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道の駅はくしゅうに到着。
24時間無料で美味しい湧水が汲めます。ハイドレーションにたっぷり補充。
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24時間無料で美味しい湧水が汲めます。ハイドレーションにたっぷり補充。
道の駅をすぎ尾白川渓谷へ。山から涼しい風か吹き下ろして来て快適だった。
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道の駅をすぎ尾白川渓谷へ。山から涼しい風か吹き下ろして来て快適だった。
甲斐駒への案内も出始める。
ここでこれを見て「竹宇」という地名をずっと「宇竹」と間違えていたことに気付く。
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甲斐駒への案内も出始める。
ここでこれを見て「竹宇」という地名をずっと「宇竹」と間違えていたことに気付く。
尾白川渓谷の駐車場に着いた。車中泊の人の車がちらほら。山の日だけど意外と混んでない!?
尾白川渓谷の駐車場に着いた。車中泊の人の車がちらほら。山の日だけど意外と混んでない!?
登山口。なにこれ?
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登山口。なにこれ?
登山届の提出場所があります。
僕は山梨県警にWebで提出済みなのでスルー。(地名を竹宇→宇竹と間違えて書いてますが…)
登山届の提出場所があります。
僕は山梨県警にWebで提出済みなのでスルー。(地名を竹宇→宇竹と間違えて書いてますが…)
竹宇駒ヶ岳神社。
病み上がりですが無事登頂出来ることと、山頂で晴れて絶景が拝めることを祈願!
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竹宇駒ヶ岳神社。
病み上がりですが無事登頂出来ることと、山頂で晴れて絶景が拝めることを祈願!
お賽銭箱に書かれたロゴ(!?)、カッコいい。
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お賽銭箱に書かれたロゴ(!?)、カッコいい。
神社脇の吊り橋を渡りいよいよ入山。コンディションに不安はありますが、僕の「初・南アルプス」が始まります。
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神社脇の吊り橋を渡りいよいよ入山。コンディションに不安はありますが、僕の「初・南アルプス」が始まります。
のっけからつづら折りの急坂。
のっけからつづら折りの急坂。
山の日なんで、人気の黒戸尾根は夜明け前でも歩いてる人多数かな、と思いきや、男性ハイカーを一人追い抜いただけで、本当に静かな黒戸尾根。
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山の日なんで、人気の黒戸尾根は夜明け前でも歩いてる人多数かな、と思いきや、男性ハイカーを一人追い抜いただけで、本当に静かな黒戸尾根。
気付けば痩せ尾根なんかもありつつ、
気付けば痩せ尾根なんかもありつつ、
入山から一時間半位かかって笹の平分岐。遅い。やっぱり体調のせいか。登りで息切れしてしまい、まったくペースが上がらない…。
入山から一時間半位かかって笹の平分岐。遅い。やっぱり体調のせいか。登りで息切れしてしまい、まったくペースが上がらない…。
夜が明けてきた。
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夜が明けてきた。
少しガスってきた。山頂に着くまでには晴れて欲しいが…。
少しガスってきた。山頂に着くまでには晴れて欲しいが…。
「信仰の道」であった事を示すものがちらほらと。
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「信仰の道」であった事を示すものがちらほらと。
来た!刃渡りだ!
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来た!刃渡りだ!
渡りきってから振り返って。
全然たいした事無かった。この後の岩場とかに比べたら…。
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渡りきってから振り返って。
全然たいした事無かった。この後の岩場とかに比べたら…。
刃渡り渡りきった先、ふと左手を見れば…、
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刃渡り渡りきった先、ふと左手を見れば…、
鳳凰三山だ!初めて生で見た!地蔵岳のオベリスクも見える!
自分が南アルプスに来ている事を実感した。
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鳳凰三山だ!初めて生で見た!地蔵岳のオベリスクも見える!
自分が南アルプスに来ている事を実感した。
何度もレコで見ていた、階段&梯子ゾーンが始まったようです。
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何度もレコで見ていた、階段&梯子ゾーンが始まったようです。
刀利天狗。昔の人はどうやってこんな物ここまで持って来たんだろう?
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刀利天狗。昔の人はどうやってこんな物ここまで持って来たんだろう?
道が下り始めた。
道が下り始めた。
名物の、黒戸山のせっかく登ったのに下って登り返し、の所か。
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名物の、黒戸山のせっかく登ったのに下って登り返し、の所か。
下りきって、甲斐駒山頂、まだまだ遠い…。
この少し前からずっとシャリバテ気味。なけなしのパンを一個消費、でも足りなーい。
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下りきって、甲斐駒山頂、まだまだ遠い…。
この少し前からずっとシャリバテ気味。なけなしのパンを一個消費、でも足りなーい。
の脇から長ーい階段。息が切れる。
2
の脇から長ーい階段。息が切れる。
橋は透け透け。
見るたび思う。どうやって持って来たんだろう?そしてどんな方法だとしても、それを成し遂げた昔の人々の信仰心と情熱の強さよ…。
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見るたび思う。どうやって持って来たんだろう?そしてどんな方法だとしても、それを成し遂げた昔の人々の信仰心と情熱の強さよ…。
いろんな角度の梯子ミックス。
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いろんな角度の梯子ミックス。
岩場。ステップが出来ているので余裕。
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岩場。ステップが出来ているので余裕。
七丈小屋だ。水も残り僅だったので助かった〜。
ここで、「今回はコンディションも悪いし、無理せずゆっくり甲斐駒1座を味わおう」と開き直る。ゆっくり「朝食」をとり、今日の分の風邪薬を飲む。
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七丈小屋だ。水も残り僅だったので助かった〜。
ここで、「今回はコンディションも悪いし、無理せずゆっくり甲斐駒1座を味わおう」と開き直る。ゆっくり「朝食」をとり、今日の分の風邪薬を飲む。
水場。宿泊者以外は100円お支払です。箱に100円入れてハイドレーションにたっぷり補充。
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水場。宿泊者以外は100円お支払です。箱に100円入れてハイドレーションにたっぷり補充。
朝食の一部。何となく山梨っぽい物を…と近所のスーパーで購入しましたが…富士宮は静岡でした。おバカ。
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朝食の一部。何となく山梨っぽい物を…と近所のスーパーで購入しましたが…富士宮は静岡でした。おバカ。
小屋の奥から登山道は続く。
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小屋の奥から登山道は続く。
七丈小屋の少し上で。鳳凰三山がくっきり見え始めた。
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七丈小屋の少し上で。鳳凰三山がくっきり見え始めた。
北アルプス?肉眼では左の端の方にトンガリが見えた…槍か!?
北アルプス?肉眼では左の端の方にトンガリが見えた…槍か!?
鳳凰三山の後ろに今日お初の富士山。
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鳳凰三山の後ろに今日お初の富士山。
木々の切れ目から、振り返れば八ヶ岳。
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木々の切れ目から、振り返れば八ヶ岳。
森林限界を超えハイマツ帯へ。
森林限界を超えハイマツ帯へ。
八合目御来迎場。
ここから先が岩場の核心部。
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八合目御来迎場。
ここから先が岩場の核心部。
雲海に浮かぶ鳳凰三山と富士。
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雲海に浮かぶ鳳凰三山と富士。
八ヶ岳南部のゴリゴリ感、カッコいいね。
いつか僕もあそこに…。
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八ヶ岳南部のゴリゴリ感、カッコいいね。
いつか僕もあそこに…。
ステップが有るし、岩自体も滑りにくいので余裕。
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ステップが有るし、岩自体も滑りにくいので余裕。
剣が見えた。
結構急な岩場の登り。手掛かり足掛かりはしっかり有るので焦らず慎重に。
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結構急な岩場の登り。手掛かり足掛かりはしっかり有るので焦らず慎重に。
急な岩場の登りを振り返って。既に雲の上だ。
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急な岩場の登りを振り返って。既に雲の上だ。
北岳も見え始めた!
北岳も見え始めた!
剣!
雲海に浮かぶ鳳凰三山と富士!
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剣!
雲海に浮かぶ鳳凰三山と富士!
白い岩達。
稜線は風が強かった。
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稜線は風が強かった。
山頂が見えてきた。
山頂が見えてきた。
あと少し。
駒ヶ岳神社本宮。
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駒ヶ岳神社本宮。
神社本宮を抜けて…、
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神社本宮を抜けて…、
着いた〜。
鋸岳に続く八丁尾根の稜線越しに諏訪盆地と八ヶ岳が。
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鋸岳に続く八丁尾根の稜線越しに諏訪盆地と八ヶ岳が。
八ヶ岳。
鋸岳、スゲェ山容…。
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鋸岳、スゲェ山容…。
北アルプス方向。乗鞍、槍穂高の頭は雲の中だけど、山々の連なりが…。
槍〜、再来週行くからな!
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北アルプス方向。乗鞍、槍穂高の頭は雲の中だけど、山々の連なりが…。
槍〜、再来週行くからな!
鳳凰三山越しの富士。
右手にアサヨ峰と北岳に続く稜線。
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鳳凰三山越しの富士。
右手にアサヨ峰と北岳に続く稜線。
アップ。富士山頂は雲の中か。
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アップ。富士山頂は雲の中か。
アサヨ峰、北岳、間ノ岳。
農鳥岳は陰で見えない?
右脇は塩見、間にひょっこり見えるのはもしや荒川岳?赤石岳?
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アサヨ峰、北岳、間ノ岳。
農鳥岳は陰で見えない?
右脇は塩見、間にひょっこり見えるのはもしや荒川岳?赤石岳?
仙丈ヶ岳。デカイ…。
仙丈ヶ岳。デカイ…。
同じ目線の高さで望む仙丈ヶ岳のカール。
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同じ目線の高さで望む仙丈ヶ岳のカール。
登頂記念。二人組の若い男性ハイカーに写真を撮って貰いました。ありがとうございました。
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登頂記念。二人組の若い男性ハイカーに写真を撮って貰いました。ありがとうございました。
巻き道ルートを通って北沢峠に降ります。
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巻き道ルートを通って北沢峠に降ります。
この道もまた絶景!
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この道もまた絶景!
鳳凰三山と富士を望む、イルカみたいに見える岩。目の部分の石、誰かが狙って置いただろw。
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鳳凰三山と富士を望む、イルカみたいに見える岩。目の部分の石、誰かが狙って置いただろw。
白砂とハイマツの緑と中央アルプスの青のコントラストが美しい…。
白砂とハイマツの緑と中央アルプスの青のコントラストが美しい…。
彼方に中央アルプス。
彼方に中央アルプス。
仙丈ヶ岳と駒津峰の緑のグラデーション。
仙丈ヶ岳と駒津峰の緑のグラデーション。
行かなかったけど、摩利支天。
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行かなかったけど、摩利支天。
白砂の道の下り、スリップ注意だか楽しい。
絶景を見ながらの下りに思わず顔がにやけてしまう。
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白砂の道の下り、スリップ注意だか楽しい。
絶景を見ながらの下りに思わず顔がにやけてしまう。
六方石が見えてきた。
六方石が見えてきた。
黒い石がゴロコロしてるあたりが仙水峠か?
黒い石がゴロコロしてるあたりが仙水峠か?
直登コースとの分岐付近から六方石を望む。
直登コースとの分岐付近から六方石を望む。
岩ゴロコロの登り返し。
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岩ゴロコロの登り返し。
六方石越しに駒津峰。
六方石越しに駒津峰。
振り返って甲斐駒。
カッコいい…。
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振り返って甲斐駒。
カッコいい…。
駒津峰までガレ場。たまーに浮き石があった。
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駒津峰までガレ場。たまーに浮き石があった。
仙丈を見ながらガレ場を行く。
仙丈を見ながらガレ場を行く。
駒津峰。奥に鋸。
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駒津峰。奥に鋸。
駒津峰よりアサヨ峰、鳳凰三山、北岳。
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駒津峰よりアサヨ峰、鳳凰三山、北岳。
鳳凰三山にガスが上がってきた。
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鳳凰三山にガスが上がってきた。
駒津峰より白峰三山。
駒津峰より白峰三山。
仙丈、今回のコンディションではピークハントは断念。また今度。
仙丈、今回のコンディションではピークハントは断念。また今度。
駒津峰から振り返る甲斐駒。
ホントにカッコいい山。
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駒津峰から振り返る甲斐駒。
ホントにカッコいい山。
中央アルプス。正直、北や南に比べて地味な印象を持っていたが…この連なり具合…いつか縦走してみたい。
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中央アルプス。正直、北や南に比べて地味な印象を持っていたが…この連なり具合…いつか縦走してみたい。
双児山経由で下山するルートを選択。
ハイマツ帯を急降下。松の良い匂いがする。
双児山経由で下山するルートを選択。
ハイマツ帯を急降下。松の良い匂いがする。
双児山。登り返しがあるのか…。
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双児山。登り返しがあるのか…。
樹林帯を行く。
少しだけガレ場の登り返しがあって双児山。
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少しだけガレ場の登り返しがあって双児山。
ハイマツの緑とのコントラストが美しい甲斐駒山頂と摩利支天。今回は見納めかな。
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ハイマツの緑とのコントラストが美しい甲斐駒山頂と摩利支天。今回は見納めかな。
アサヨ峰とガスに包まれゆく鳳凰三山。またね。
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アサヨ峰とガスに包まれゆく鳳凰三山。またね。
後は北沢峠へ延々下る。
腹減ってた事を思い出す。早く飯食いたいの一心で黙々と下る。
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後は北沢峠へ延々下る。
腹減ってた事を思い出す。早く飯食いたいの一心で黙々と下る。
峠が見えてきた。
峠が見えてきた。
今回のとりあえずのゴール。
帰りのバスを確認。今回の悪いコンディションでは仙丈ヶ岳ピークハントは不可!と最終決定。今回の山行は終了〜!
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今回のとりあえずのゴール。
帰りのバスを確認。今回の悪いコンディションでは仙丈ヶ岳ピークハントは不可!と最終決定。今回の山行は終了〜!
とりあえず飯食いますか。
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とりあえず飯食いますか。
こもれび山荘。
今回の山行、悪いコンディションで決行、行動食の選択ミスなど、反省点は色々ありますが、とりあえずは…、
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今回の山行、悪いコンディションで決行、行動食の選択ミスなど、反省点は色々ありますが、とりあえずは…、
プッパーーーッッ!!
お疲れさまでした。
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プッパーーーッッ!!
お疲れさまでした。
名物のスープカレーは売り切れだったので、ラーメンを頂く。
しかし非常に美味しいラーメンでした。
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名物のスープカレーは売り切れだったので、ラーメンを頂く。
しかし非常に美味しいラーメンでした。
ばんばん臨時バスが出ていたのて、13時頃発の臨時バスで広河原へ。
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ばんばん臨時バスが出ていたのて、13時頃発の臨時バスで広河原へ。
広河原でバスを乗り換え甲府へ。甲府までが長かった。
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広河原でバスを乗り換え甲府へ。甲府までが長かった。
おまけ1
汗だくで甲府駅前で放り出されてしまったので、車内でスマホで調べた「甲府駅から一番近い銭湯」、高砂湯さんへ。
現役の昭和レトロなお風呂屋さんで汗を流した。
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おまけ1
汗だくで甲府駅前で放り出されてしまったので、車内でスマホで調べた「甲府駅から一番近い銭湯」、高砂湯さんへ。
現役の昭和レトロなお風呂屋さんで汗を流した。
おまけ2
甲府駅北口側の「甲州夢小路」内の甲州ワイン蔵さんで、お土産の甲府ワインを買う。試飲も色々出来るのでオススメです。
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おまけ2
甲府駅北口側の「甲州夢小路」内の甲州ワイン蔵さんで、お土産の甲府ワインを買う。試飲も色々出来るのでオススメです。

装備

個人装備
Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え ザック 朝飯 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル 熊鈴 自家製虫よけ 風邪薬(苦笑)
備考 持参した行動食&朝食が全然足りなかった。約1200cal分位だか、黒戸尾根のキツさと自分の身体の要求量に見合っていなく、早い段階で残量が気になる。結果、補給が後手に回り後半ずっと軽くシャリバテのような状態だった。これもペースが上がらなかった一因か。次は持っていく食糧の量・内容をもっと吟味したい。

感想

山の日に、初めての甲斐駒ヶ岳に、黒戸尾根経由で行って来ました。

今年から制定された初の山の日。狙った訳ではありませんが、嫁の休み、子供達の予定が上手く重なり、久々の遠征が可能となりました!(まあ、また1日だけの日帰り遠征ですが。)
しかし今回、楽しみにしていたのに、直前の週末になんとまた夏風邪をひいてしまい…急いで治そうと頑張ったのですが…。10日朝の段階で喉の痛みが残っていて声は枯れ、時々咳が。しかし逆に言えば「喉以外は大丈夫」な状態に。今回行かなければ次いつ南アルプスに遠征出来ることやら…。
夏風邪治りかけのかなり悪いコンディションですが、決行としました。

山行の詳しい内容は、写真をご覧頂ければ幸いです。

流石に病み上がりと言うか、風邪治りかけの黒戸尾根はキツかったです。
自分が鈍足トレイルランナーで、しかも最近トレーニング不足であることは重々理解していますが、それでもいつもの僕ではなかった。
登りも下りも足は全然残っているのですが、心肺機能がまったくついてこれない。長い登りで何度も息が切れ、梯子や岩場をひとつ越える度に呼吸を整える為に立ち止まる…。結局、黒戸尾根の踏破に7時間もかかってしまいました。
事前に、あわよくば仙丈ヶ岳もピークハントしてやろうと思っていたのですが、このコンディションと時間では「日帰り失敗」で嫁に怒られるどころか、遭難しかねないので、おとなしく北沢峠でDNFとしました。

今回悪いコンディションで半ば無理してでも、行きたかった山に自己責任で行った事に後悔は無いです。
でもやはり、心から楽しむにはベストな体調でないとダメですね。当たり前ですけど。

また、もうひとつ失敗したのが、黒戸尾根のキツさと自分の身体が要求する摂取カロリーに対して、持って行った行動食&朝食が全然足りなかった。一応、菓子パンやジェルなど1200kcalほど用意したのですが、早い段階で残量が気になりだしてチビチビ摂取、結果、黒戸尾根の後半、黒戸山から一度下る辺りからずっと空腹を誤魔化しながら進むような苦しい展開。多分これもペースが上がらなかった事の一因。ザックにはまだ空きスペースがあったので、ジェルやエナジーバー等をあと1000kcal分位持って行くか、或いはせめて、道の駅手前のコンビニでたっぷり夜食(朝食?)をとるかおにぎりでも買い足してから入山すれば良かった。

流石に日本三大急登、一筋縄ではいかず、僕の甘い自己管理や準備の問題点をバンバン指摘してくれた気がします。
そして、岩場が得意な訳ではなく、どちらかと言えば高所恐怖症な僕。後半何ヵ所か本当恐かった…。
でも不思議と、無事帰宅して落ち着くと、また行きたくなるんですよね…。
今度こそ、万全の体調で、行動食等の装備もしっかり吟味して、黒戸尾根に勉強させて貰いに行きたいです!

そして今回、初めての南アルプスで、最高の景色を堪能出来たのが本当に良かったです。
山を始めて2年目の僕。何気に、「標高2000m超の山」で、山頂でちゃんと晴れてる、は初めてでした。甲斐駒山頂の360度の大展望は凄かったです。
でも、それ以上に僕の心を捉えたのが、北沢峠へと下る道での、花崗岩と白砂の斜面からの景色。甲斐駒斜面の白、ハイマツの緑、空の青のコントラスト。同じ緑でも、駒津峰、アサヨ峰、仙丈ヶ岳、白峰三山、鳳凰三山と遠くなるにつれ、鮮やかな緑が深い緑へと染まっていくグラデーション。西に目をやれば、白と緑の斜面の彼方に中央アルプスの青。
あまりの絶景に、こんな場所を走れる幸せに、顔が弛みっぱなしでした。
トレランやってて良かった!山やってて良かった!!

ちょっと苦しい思いもしたけど、個人的には最高の山の日を過ごせました。

さーて、再来週はいよいよ槍ヶ岳へのリベンジです。今度こそ万全の体調で、そして晴れて最高の絶景が拝めますように!

Nao3180

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コメント

初南アルプスおめでとうございます
念願の甲斐駒ヶ岳黒戸尾根の制覇おめでとうございます。
しかも終電から約2時間歩いて登山口に行かれたとは、凄いですね。

でも車じゃないと下山後のビールが飲めるから最高ですね。プハーのお気持ち爽快感がよく伝わってきました。

北沢峠への下りは快適そうですね。
私も今シーズン黒戸尾根から仙丈ヶ岳を計画しているので良いシュミレーションが出来ました。(行けるかわかりませんが)

体調不良でのご苦労が伝わってきましたが、夏山初の3000m級と思いますので、体が高度順応してなかった影響もあると思いますよ。

私もシーズン最初の高山(2500以上)は、必ず苦労しますが、次に行くときはかなり楽に登れるようになっています。
高度順応には期限もあり個人差ありますが、2〜3週間くらいは持つようですから近いうちに槍ヶ岳計画がおありなら今回より楽に行けると思います。

山は色々教えてくれますよね。
お疲れ様でした!
2016/8/14 9:48
Re: 初南アルプスおめでとうございます
kuutarouさん

コメントありがとうございます。
今回厳しい山行でしたが、甲斐駒は流石の名峰、行って良かったし、また行きたいですね!
黒戸尾根から仙丈ヶ岳までのピストン、予定されているんですね。
北沢峠への道は絶景続きで気持ちの良い道でした!
kuutarouさんも、天候に恵まれ最高の山行を楽しめると良いですね
2016/8/14 18:39
おにぎりあげたのに・・・
Nao3180さん こんにちは

長坂駅から少しの区間ご一緒させてもらった者です。
ってNao3180だったら覚えてましたよ
だって川越30劼離好拭璽箸麓分の家の近所だし・・・
もしかしたら自宅かなり近いかも?商店街の近く?

この日はお互いにコンディション最悪だったようですね
自分は軽い熱中症にかかってしまい、貧血状態での登山になってしまいました。
なので水分補給だけで、ご飯がほとんど食べられない状態で下山後4個捨てました。

道の駅の水は夜中も出ているのですね。
長坂駅からすでに3ℓ入っていたので無駄なことしてしまいました

再来週は槍ですか?いいですね〜。
天気、荒れさえしなければNao3180さんなら楽勝かと
2016/8/14 16:12
Re: おにぎりあげたのに・・・
warutepoさん

こんにちは。
あらら、おにぎりもったいなかったですね。
お互いこうなると分かっていたら、有り難く頂きましたが
「道の駅で水が24時間水が汲める」は予習済みでした
「ご飯が足りない」は予想出来ませんでしたが

てかwarutepoさん、実はすぐ近くにお住まいだったみたいですね。
僕は、川越30kmレコで出てきた商店街ではなく、その隣の駅の、川沿いの桜が有名な「へその町」在住です
2016/8/14 19:11
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この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [2日]
甲斐駒ヶ岳〜黒戸尾根
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5

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