ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 940753
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

島々〜徳本峠〜大滝山〜蝶ヶ岳〜上高地

2016年08月11日(木) ~ 2016年08月12日(金)
 - 拍手
体力度
9
2~3泊以上が適当
GPS
16:36
距離
42.5km
登り
3,410m
下り
2,658m
歩くペース
とても速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:30
休憩
0:30
合計
6:00
4:37
46
5:23
5:23
31
5:54
5:55
62
6:57
6:57
53
7:50
8:08
93
9:41
9:52
45
2日目
山行
8:52
休憩
1:31
合計
10:23
5:17
5:17
24
5:41
5:41
57
8:39
8:39
9
8:48
8:51
2
8:53
9:11
32
9:43
9:43
39
10:22
10:22
7
10:29
10:49
4
10:53
10:54
8
11:02
11:05
5
11:10
11:11
17
11:28
11:28
4
11:32
11:52
54
12:46
12:46
37
13:23
13:42
39
14:21
14:22
4
14:26
14:26
38
15:04
15:04
5
天候 8月11日(木):快晴!
7月18日(金):快晴!
 
過去天気図(気象庁) 2016年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
<行き>
●クルマ:島々第1ゲート駐車スペース(無料/20〜30台程度/先客なし)
※国道158号の安曇支所前から島々谷川沿いに500mほど進んだところにあります。
※途中に防獣ゲートあり(開けたら閉める)。

<帰り>
●路線バス:上高地〜安曇支所前(1900円)
 
コース状況/
危険箇所等
●島々〜二俣
第1ゲート駐車場から距離およそ5.7kmの林道歩き。島々谷川に沿って進みます。
3kmほど進んだところに砂防ダム、歩き始めと砂防ダムの先の2か所にゲートあり。
二俣にトイレあり。

●二俣〜徳本峠
二俣から登山道となり、南沢沿いに進んでいきます。
桟道や橋、ピンクテープなどがしっかりと付いていて非常に整備された登山道です。
木橋を何度も渡り、右岸と左岸を行き来しながら南沢を遡っていきます。
渡渉は支流が流れ込むところで数ヶ所ありました。
また、崩落箇所も数ヶ所ありましたが、新しいものではなく慎重に進めば問題ない程度。
二俣から距離5.2kmほどで岩魚留小屋(休業中)へと至ります。
岩魚留から徳本峠までは残り4.5km。
岩魚留小屋を過ぎると壊れかけた古い木橋が増えます。
標高1750m付近から登山道は川の本流から外れて北側に進路を変え、
ちから水を通過すると九十九折となり、高低差300mほど登ると徳本峠小屋へ到着です。

●徳本峠〜大滝山(中村新道)
徳本小屋の裏手から稜線に乗り、樹林帯の登山道をこまめに
アップダウンを繰り返しながら緩やかに標高を上げていきます。
明神見晴らし、丸太で組まれた櫓がある大滝槍見台が顕著な目印となります。
その後、湿地帯を通過し2491の西側を進み大滝山南峰との鞍部である2457を
通過すると登山道は斜度を上げ始め視界も開けてきます。
鞍部から高低差150mほど登ると徐々にハイマツ帯となり大滝山南峰に到着です。
南峰から池塘のある湿地帯と大滝山荘を経て北峰へと至ります。
大滝山荘は営業しているかどうかは不明。
また北峰の山頂がテン場とのことですがこの日はひと張りもありませんでした。

●大滝山〜蝶ヶ岳
2605ピークを通過すると蝶ヶ岳との鞍部まで途中2542ピークを経て、
高低差130mほど下ります。2542との鞍部には池塘があります。
蝶ヶ岳との鞍部から高低差およそ200m登り返すと蝶ヶ岳山頂です。
直下で三股からのルートで合流します。

●蝶ヶ岳〜徳沢(長塀尾根)
蝶ヶ岳山頂からハイマツ帯を緩やかに下るとほどなく妖精ノ池が見えてきます。
この付近で登山道は樹林帯に入りしばらく窪地を進むと長塀山へと至ります。
長塀山は眺望はありません。長塀山から高低差1000mを下ると徳沢園の裏手に出ます。
長塀尾根は無雪期はルートもわかりやすくクサリ・ハシゴ(短い階段は頻繁にある)
などもなく下りやすい尾根です。

●徳沢〜上高地バスターミナル
徳沢から上高地バスターミナルまでは距離およそ6kmの林道歩き。
お盆時期のため沢渡行きのバスは大行列でしたが、新島々&松本バスターミナル行きは、
行列ができることなくスムーズに乗ることできました。
 
予約できる山小屋
蝶ヶ岳ヒュッテ
【前日】
動物除けのゲートを開けて第一ゲート手前までクルマで入ります
2
【前日】
動物除けのゲートを開けて第一ゲート手前までクルマで入ります
【8月11日 1日目】
島々谷川に沿って林道を進みます
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【8月11日 1日目】
島々谷川に沿って林道を進みます
砂防ダムを過ぎた先のゲート
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砂防ダムを過ぎた先のゲート
第一ゲートから距離およそ5.7km進むと…
第一ゲートから距離およそ5.7km進むと…
二俣に到着
いにしえの道
2016年08月11日 05:48撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
8/11 5:48
いにしえの道
二俣から登山道に入ります
1
二俣から登山道に入ります
雰囲気の良い沢筋の登山道
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雰囲気の良い沢筋の登山道
整備にも余念がありません。しっかりした桟道に…
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整備にも余念がありません。しっかりした桟道に…
立派な橋
南沢沿いに進みます
南沢沿いに進みます
橋の上は涼しくて気持ちがいい
橋の上は涼しくて気持ちがいい
炭焼窯跡に到着
当時の生活が偲ばれます
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当時の生活が偲ばれます
崩落箇所も数ヶ所ありました
崩落箇所も数ヶ所ありました
沢筋にも陽の光が入り始めました
2
沢筋にも陽の光が入り始めました
光を浴びた南沢
支沢の渡渉
シダを照らす
離れ岩の先の橋。この辺りは水量も豊富
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離れ岩の先の橋。この辺りは水量も豊富
しっとりと…
落ち着いた雰囲気
落ち着いた雰囲気
またまた立派な橋というか桟道というか。登山者は少ないのにしっかりと整備されているなぁ
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またまた立派な橋というか桟道というか。登山者は少ないのにしっかりと整備されているなぁ
岩魚留橋。この橋を渡ると…
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岩魚留橋。この橋を渡ると…
岩魚留小屋(休業中)に到着します
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岩魚留小屋(休業中)に到着します
しばし休憩。足がむくみまくり
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しばし休憩。足がむくみまくり
さて出発です。引き続き沢沿いの道を進みます
さて出発です。引き続き沢沿いの道を進みます
岩魚留小屋を過ぎると橋はこんなのや…
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岩魚留小屋を過ぎると橋はこんなのや…
こんなので原始的になります(笑)
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こんなので原始的になります(笑)
サラシナショウマ
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サラシナショウマ
唯一の鉄ハシゴ
あ〜カラダが重たい〜
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あ〜カラダが重たい〜
標高1750m付近から登山道は川の本流から外れて北側に進路を変えます
標高1750m付近から登山道は川の本流から外れて北側に進路を変えます
ちから水
ちから水を過ぎると九十九折の登山道が始まり…
ちから水を過ぎると九十九折の登山道が始まり…
高低差300mほど登ると…
高低差300mほど登ると…
ようやく空が近づき…
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ようやく空が近づき…
徳本峠に到着。何気に島々より距離およそ17km、高低差1400mほどあるんです
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徳本峠に到着。何気に島々より距離およそ17km、高低差1400mほどあるんです
時間もたっぷりあるため、久しぶりに丁寧にテントを張りました
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時間もたっぷりあるため、久しぶりに丁寧にテントを張りました
正面に穂高が見えるロケーション
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正面に穂高が見えるロケーション
10時半過ぎに到着し、この日は行動終了。飲むことしかやることがないという幸せ
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10時半過ぎに到着し、この日は行動終了。飲むことしかやることがないという幸せ
暇なので近所を散策
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暇なので近所を散策
徳本峠から45秒の展望台より。前穂〜明神〜奥穂〜ロバの耳〜ジャンダルム〜天狗のコル〜天狗の岳〜間ノ岳・西穂高岳
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徳本峠から45秒の展望台より。前穂〜明神〜奥穂〜ロバの耳〜ジャンダルム〜天狗のコル〜天狗の岳〜間ノ岳・西穂高岳
前穂アップで(photo komemame)
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前穂アップで(photo komemame)
奥穂〜ロバの耳〜ジャンダルムをアップで(photo komemame)
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奥穂〜ロバの耳〜ジャンダルムをアップで(photo komemame)
西穂アップで(photo komemame)
3
西穂アップで(photo komemame)
さて、夕ご飯です。まずはビールのつまみにぼんじりとさんまのアヒージョ。これ今日何本目のビールだろ?
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さて、夕ご飯です。まずはビールのつまみにぼんじりとさんまのアヒージョ。これ今日何本目のビールだろ?
キャベツ、タマネギ、ピーマン、ニンジン、コーンを炒めて…
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キャベツ、タマネギ、ピーマン、ニンジン、コーンを炒めて…
ご飯に敷いてその上からハンバーグをのせてハンバーグ丼のできあがり
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ご飯に敷いてその上からハンバーグをのせてハンバーグ丼のできあがり
見よ!この半熟タマゴのシズルを!(笑)
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見よ!この半熟タマゴのシズルを!(笑)
夕暮れの穂高連峰
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夕暮れの穂高連峰
【8月12日 2日目】
徳本小屋の裏手から樹林帯を進みます
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【8月12日 2日目】
徳本小屋の裏手から樹林帯を進みます
樹林帯の間から日が昇ってきました
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樹林帯の間から日が昇ってきました
赤く染まるkomemame
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赤く染まるkomemame
明神見晴らしより。明神が綺麗に見えました
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明神見晴らしより。明神が綺麗に見えました
ここち良い樹林帯を進みます1
2
ここち良い樹林帯を進みます1
ここち良い樹林帯を進みます2
ここち良い樹林帯を進みます2
大滝槍見台が見えてきました
大滝槍見台が見えてきました
大滝槍見台の櫓に登ります
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大滝槍見台の櫓に登ります
大滝槍見台より。明神
3
大滝槍見台より。明神
北穂〜大キレット〜南岳〜中岳〜大喰〜槍
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北穂〜大キレット〜南岳〜中岳〜大喰〜槍
赤沢〜西岳〜赤岩〜牛首〜大天井
2
赤沢〜西岳〜赤岩〜牛首〜大天井
大キレット〜南岳〜中岳〜大喰〜槍アップで(photo komemame)
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大キレット〜南岳〜中岳〜大喰〜槍アップで(photo komemame)
奥には真砂と野口五郎(photo komemame)
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奥には真砂と野口五郎(photo komemame)
引き続き樹林帯の緩やかなルートが続きます
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引き続き樹林帯の緩やかなルートが続きます
2457を通過するといきなり視界が開けて眩しい
2457を通過するといきなり視界が開けて眩しい
登山道は斜度を上げ始めます
登山道は斜度を上げ始めます
振り返ると八ヶ岳
2
振り返ると八ヶ岳
左に御嶽と右に乗鞍
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左に御嶽と右に乗鞍
霞沢岳と焼岳が見えてきました
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霞沢岳と焼岳が見えてきました
ずっと樹林帯の中だったの開放感がありますが暑い!奥が大滝山南峰
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ずっと樹林帯の中だったの開放感がありますが暑い!奥が大滝山南峰
大滝山南峰の直下でハイマツ帯に入ります
大滝山南峰の直下でハイマツ帯に入ります
ハイマツの背が低くなると…
ハイマツの背が低くなると…
大滝山南峰に到着です
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大滝山南峰に到着です
南峰から少し下り湿地帯を抜けます
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南峰から少し下り湿地帯を抜けます
こじんまりした池もあります
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こじんまりした池もあります
大滝山荘。やっているのどうかわからない
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大滝山荘。やっているのどうかわからない
再び背丈よりも高いハイマツ帯を過ぎると…
再び背丈よりも高いハイマツ帯を過ぎると…
大滝山北峰に到着。北峰の山頂がテン場らしいです
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大滝山北峰に到着。北峰の山頂がテン場らしいです
山頂より。左から明神〜前穂〜奥穂〜涸沢岳〜北穂。手前は長塀尾根
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山頂より。左から明神〜前穂〜奥穂〜涸沢岳〜北穂。手前は長塀尾根
山頂より。左から北穂〜大キレット〜南岳〜中岳〜大喰岳〜槍。手前は蝶ヶ岳
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山頂より。左から北穂〜大キレット〜南岳〜中岳〜大喰岳〜槍。手前は蝶ヶ岳
槍アップで。手前の蝶ヶ岳には人がたくさんいるのが見えます(photo komemame)
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槍アップで。手前の蝶ヶ岳には人がたくさんいるのが見えます(photo komemame)
山頂より。常念・前常念と奥に大天井
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山頂より。常念・前常念と奥に大天井
山頂より。霞沢岳と焼岳
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山頂より。霞沢岳と焼岳
北峰からちょっと進んだところのほうが眺望は良い。北穂〜大キレット〜槍。ここから見ると蝶ヶ岳の山頂と槍の山頂が一直線
2
北峰からちょっと進んだところのほうが眺望は良い。北穂〜大キレット〜槍。ここから見ると蝶ヶ岳の山頂と槍の山頂が一直線
霞沢岳と焼岳もこっちのほうが良く見える。梓川と上高地も見えています
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霞沢岳と焼岳もこっちのほうが良く見える。梓川と上高地も見えています
手前に2605ピークとこれから歩く稜線。奥は常念と大天井岳。最奥は野口五郎
3
手前に2605ピークとこれから歩く稜線。奥は常念と大天井岳。最奥は野口五郎
ここからはしばらくは稜線漫歩。
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ここからはしばらくは稜線漫歩。
(photo komemame)
御嶽〜乗鞍〜霞沢岳〜焼岳をバックに(photo komemame)
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御嶽〜乗鞍〜霞沢岳〜焼岳をバックに(photo komemame)
こんなに眺望いいのに人はほとんどいない
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こんなに眺望いいのに人はほとんどいない
稜線漫歩1
稜線漫歩2
稜線漫歩3
稜線漫歩4
稜線漫歩5
大滝山を振り返ります
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大滝山を振り返ります
2605を過ぎると2542ピークを経て鞍部まで下ります
2605を過ぎると2542ピークを経て鞍部まで下ります
2542の手前は草原とお花畑
2542の手前は草原とお花畑
イブキトラノオの群生
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イブキトラノオの群生
鞍部付近は緩やかなルートが続きます
鞍部付近は緩やかなルートが続きます
2605と2542の鞍部には池塘があります
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2605と2542の鞍部には池塘があります
蝶ヶ岳との鞍部手前から蝶ヶ岳の山頂を見上げます
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蝶ヶ岳との鞍部手前から蝶ヶ岳の山頂を見上げます
鞍部から蝶ヶ岳まで高低差およそ200m登り返し
鞍部から蝶ヶ岳まで高低差およそ200m登り返し
三股からのルートと合流
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三股からのルートと合流
大滝山を振り返ります
大滝山を振り返ります
蝶ヶ岳山荘の赤い屋根が見えてきました
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蝶ヶ岳山荘の赤い屋根が見えてきました
常念山脈の稜線に乗った瞬間この景色
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常念山脈の稜線に乗った瞬間この景色
蝶ヶ岳山荘で小休止
5
蝶ヶ岳山荘で小休止
瞑想の丘より。やっぱりここからの穂高の眺望は一級品。左から明神〜前穂〜奥穂〜涸沢岳
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瞑想の丘より。やっぱりここからの穂高の眺望は一級品。左から明神〜前穂〜奥穂〜涸沢岳
瞑想の丘より。左から前穂〜奥穂〜涸沢岳〜北穂
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瞑想の丘より。左から前穂〜奥穂〜涸沢岳〜北穂
瞑想の丘より。大キレット
4
瞑想の丘より。大キレット
瞑想の丘より。槍と手前に赤沢岳〜西岳〜赤岩岳
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瞑想の丘より。槍と手前に赤沢岳〜西岳〜赤岩岳
瞑想の丘より。大天井岳と裏銀座方面
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瞑想の丘より。大天井岳と裏銀座方面
瞑想の丘より。北穂〜涸沢岳〜奥穂が取り囲む涸沢カールと眼下には梓川が流れいます
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瞑想の丘より。北穂〜涸沢岳〜奥穂が取り囲む涸沢カールと眼下には梓川が流れいます
瞑想の丘より。左側に霞沢岳。奥に焼岳。手前左に明神
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瞑想の丘より。左側に霞沢岳。奥に焼岳。手前左に明神
蝶ヶ岳の頂上標
いちお、ね
さて長塀尾根に向かいます
2
さて長塀尾根に向かいます
槍をバックに
北穂〜大キレット〜槍の尾根と谷が手に取るようにわかります。眼下に横尾谷と梓川
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北穂〜大キレット〜槍の尾根と谷が手に取るようにわかります。眼下に横尾谷と梓川
前穂〜奥穂〜涸沢岳〜北穂。こちらも同様に地形がよくわかります
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前穂〜奥穂〜涸沢岳〜北穂。こちらも同様に地形がよくわかります
絶景とはこのことだぁ(photo komemame)
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絶景とはこのことだぁ(photo komemame)
下り始めます
槍も見納め
少し下ると窪地となり…
少し下ると窪地となり…
妖精ノ池の脇を通過します
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妖精ノ池の脇を通過します
長塀山で小休止。パン食べて栄養補給
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長塀山で小休止。パン食べて栄養補給
さて、一気に徳沢まで下ります
さて、一気に徳沢まで下ります
長塀尾根は下りやすい
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長塀尾根は下りやすい
徳沢園の裏手に出ました
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徳沢園の裏手に出ました
徳沢でソフトとビール。ビールのほうが美味しいわ
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徳沢でソフトとビール。ビールのほうが美味しいわ
徳沢のテン場は大盛況
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徳沢のテン場は大盛況
梓川と大天井岳
野生もへったくれもない徳沢の猿
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野生もへったくれもない徳沢の猿
徳沢から上高地バスターミナルまでは6kmの林道歩き
徳沢から上高地バスターミナルまでは6kmの林道歩き
(photo komemame)
河童橋に到着。バスターミナルはすごい人でした
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河童橋に到着。バスターミナルはすごい人でした
上高地からバスに乗り安曇支所前で下車。お疲れさまでした!
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上高地からバスに乗り安曇支所前で下車。お疲れさまでした!
【今回の花たち】
標高が低いところは紫陽花だらけ
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【今回の花たち】
標高が低いところは紫陽花だらけ
ハクサンシャジン(photo komemame)
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ハクサンシャジン(photo komemame)
ミヤマママコナ(photo komemame)
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ミヤマママコナ(photo komemame)
どこもかしこも北アはトリカブトが最盛期(photo komemame)
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どこもかしこも北アはトリカブトが最盛期(photo komemame)
(photo komemame)
標高を上げると白いアジサイが目立っていました
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標高を上げると白いアジサイが目立っていました
サラシナショウマ(photo komemame)
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サラシナショウマ(photo komemame)
フシグロセンノウ(photo komemame)
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フシグロセンノウ(photo komemame)
(photo komemame)
センジュガンピ(photo komemame)
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センジュガンピ(photo komemame)
ハクサンフウロ(photo komemame)
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ハクサンフウロ(photo komemame)
オトギリソウ(photo komemame)
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オトギリソウ(photo komemame)
タテヤマウツボグサ(photo komemame)
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タテヤマウツボグサ(photo komemame)
キンポウゲ(photo komemame)
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キンポウゲ(photo komemame)
イブキトラノオ(photo komemame)
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イブキトラノオ(photo komemame)
【おまけ】
下山後は飛騨高山に移動して夜は飛騨牛のステーキ。こちらはロース
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【おまけ】
下山後は飛騨高山に移動して夜は飛騨牛のステーキ。こちらはロース
こっちはヒレ
翌朝。まずは高山ラーメンで腹ごしらえ
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翌朝。まずは高山ラーメンで腹ごしらえ
そして宮川朝市へ
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そして宮川朝市へ
つきたてのお餅や…
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つきたてのお餅や…
コーヒーを購入
立派な建物だぁ
桜山八幡宮の参道
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桜山八幡宮の参道
トコトコ歩いて…
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トコトコ歩いて…
古い町並みエリアへ
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古い町並みエリアへ
暑くて思わず古民家の甘味処に入り、昔ながらのかき氷を食べます
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暑くて思わず古民家の甘味処に入り、昔ながらのかき氷を食べます
高山は街自体がとてもコンパクト
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高山は街自体がとてもコンパクト
街にいる人の半分くらいは外国人
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街にいる人の半分くらいは外国人
中橋でパチリ
ちょっとした街角もノスタルジック
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ちょっとした街角もノスタルジック
ちょっとした路地もフォトジェニック
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ちょっとした路地もフォトジェニック
ここから郡上八幡。水の街です
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ここから郡上八幡。水の街です
民家の裏手を流れる用水。地元の人は小さい頃から水に親しんでいます
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民家の裏手を流れる用水。地元の人は小さい頃から水に親しんでいます
水がきれい
水路で休憩
この日は日本三大祭の一つ郡上踊りのクライマックスである徹夜おどりの初日でした
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この日は日本三大祭の一つ郡上踊りのクライマックスである徹夜おどりの初日でした
街全体が盛り上がってました
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街全体が盛り上がってました
吉田川には水と戯れる人たちがたくさん
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吉田川には水と戯れる人たちがたくさん
川にせり出すように建てられた3階建て、4階建ての家々
川にせり出すように建てられた3階建て、4階建ての家々
そして名物の子供たちの新橋からの飛びこみ
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そして名物の子供たちの新橋からの飛びこみ
郡上八幡の子供たちの伝統文化
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郡上八幡の子供たちの伝統文化
足を水に浸けて飛び込みを眺めます。むくんだ足に効く〜(photo komemame)
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足を水に浸けて飛び込みを眺めます。むくんだ足に効く〜(photo komemame)
komemameは痛めた足を冷やします
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komemameは痛めた足を冷やします
住んだこともないのに懐かしさを感じる不思議。さよなら夏の日
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住んだこともないのに懐かしさを感じる不思議。さよなら夏の日
撮影機器:

感想

前日の合戦尾根〜喜作新道〜東鎌尾根〜西鎌尾根〜大ノマ〜笠新道の記録はこちら
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-940752.html

わさび平小屋で余裕かましてテントを撤収してたら、
新穂高温泉発のバスに乗り遅れそうになり、林道ダッシュ。
お盆の混雑でバスの到着が遅れ、松本BTから大糸線への乗り換えでもダッシュ。
綱渡りで中房温泉まで予定通りAM中に戻ることができまたけど、
山登りよりも疲れたな。

クルマに戻ってからテント干して、コインランドリーで洗濯。
ご飯を食べてから温泉に入って、スーパーで買い出しして島々へ。

島々から徳本峠までいにしえの道を辿るクラシックルートは
いつかチャンスがあれば歩きたいと思ってたコース。
霞沢岳を絡めるのが一般的ですが、すでに登ったことがあるため、
徳本峠から中村新道で大滝山〜蝶ヶ岳まで未踏の稜線を歩くルート取りで。
夏休み1本目の山行がちょっときつめだったので、
徳本峠のテン場でゆっくりくつろいで疲れを癒すのにはちょうどいいかなと。

暗くなると同時に島々の駐車スペース入り。
車内でお酒飲んでから眠りに就きます。
翌日、起きるとカラダはオモイ、むくみもヒドイ。
今日は徳本峠で行動終了だから大丈夫でしょ、と出発。

先人たちに想いを馳せながらいにしえの道をゆっくり歩きます。
聞くところによると、明治時代には上高地で放牧する牛馬が通ってたとのことで、
そんなにキツイルートではないはず。
とはいえ、何気に島々より徳本峠までは
距離およそ17km、高低差1400mほどあり、
最後の九十九折の登りは重〜いカラダに堪えたな。

10時半過ぎに徳本峠に到着。
この後は昼前から飲むこと以外にやることがないという幸せな時間。

2日目。
中村新道は樹林帯の緩やかな稜線を辿るルート。
時折向かいの明神や槍穂を望める場所もありますが、概ね眺望のない樹林帯歩き。
大滝山の直下で突然視界が開け、
ドーンと間近に槍穂が見えるものだから否が応でもアガりましたね。
この北ア最盛期に出会った登山者は数組。
「ホントにここ北アルプス?」って感じで、蝶ヶ岳まで続く稜線をたどりました。

下山後は白山に近づいておくために飛騨高山に向かい、
翌日は休息を兼ねて高山と郡上八幡を観光。
長塀尾根の下りで痛めたkomemameの足の状態が気になりながらも、
飛騨牛や高山ラーメン、出店での買い食いを楽しみながら情緒あふれる街並みを散策。
「なんか夏休みらしいことしてるな〜」と言いながら、
翌日登る予定の白山の大白川の登山口へとクルマを走らせます。
夜ご飯は白川郷の近くのお店で食べようと思ってたのですが、
行ってみると飲食店は14時とか16時には閉店してしまってました。
この付近唯一のコンビニのお弁当やおにぎり、サンドイッチコーナーはガラガラ。
仕方なく食べられそうなものを見繕ってコンビニの軒先のベンチで買い食い。
「中学生かっ!」

白山へと続く…。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-940754.html
 

1日あいだを置いての第二弾。
ぜんぜん疲れがとれていなくて、からだが鉛のように重かった。
むくんで、からだの表面にペタペタと肉をくっ付けられたみたいな。

徳本峠までの道は比較的穏やかな道のりで、
ひっそりとした歩きやすい良い登山道、、のはずですが、
それがずっと続くので、歩いても歩いても終わりが見えない感じで、
途方に暮れてしまい心が折れそうになりましたが…

そろそろ小屋かなーというあたりから
キャウキャウと賑やかな声がして、なんの声?
近くでサルでも遊んでるのかな?と思っていたら、
小屋に着いてみたら、サルではなく…笑
小さな子どもが元気いっぱい走り回っていました。
子どもは元気でいいっ!
いろんなルートでここにたどり着いた人たちも、大勢のんびりしていました。
まだ10時半すぎでしたが、すでにテントもいくつか張られていて
それはそれは大にぎわい。さすが山の日〜。
重いからだで、静かな道を修行僧のように歩いてきたので、
そのギャップに、なーんだか、とてもほっこりしたのでした。

この日の行動はこれにて終了。
テントを貼って、小屋前のベンチでビールを飲んだり、
ゴロゴロ寝転がってみたり、虫を観察したり、ストレッチしたり…
「僕だってそういつもハードなのはイヤだよ」と、
danyamaもぐーぐーむにゃむにゃzzz・・・・。
そんな姿をみて徳本峠小屋のお母さんたちは、
「あらら、おつかれね〜」と笑っていました。
こちらの小屋、泊まったわけではないのでちゃんとはわかりませんが、
シンプルで丁寧に手入れやお掃除をされている様子で、
外から見える台所とか、昔のおばあちゃん家を思い起こさせるような雰囲気で、
とても温かいところでした。

そして楽しみな夕飯。
まだまだ明るいし、寒さもないので、
がんばって担いで来たものをすべて外に出し、片っぱしから調理〜。
その間につまみを食べながらビールタイム。
缶詰あっためたり、ジュージュー野菜を炒めたり、
こういうのってほんと贅沢な時間。
まさにお金では買えない、美味しさでした。

昼間に寝てしまったせいか、夜はぐっすり眠れなかったけど、
起きてみたら、けっこうすっきり。
きょうはちゃんと歩けそうだー、、と思いましたが、
歩き出してみれば、最初だけでした。。
子どもじゃあるまいし、やっぱりそう簡単に疲れはぬけませんーー、泣
陽が昇ってくると、暑さも相まって、はぁぁしんどい。
それでも天気がいいだけ恵まれているんだと言い聞かせて、
少しの気力を小出しにしながら歩きました。

蝶ヶ岳に到着してようやく終わりが見えてきた感じ。
あとは降りて、徳沢でソフトクリーム食べながらのんびり歩き〜。
のはずでしたが、ここの下りで「おわりだ、おわりだー」って、
やけくそになって一目散に降りていたら、足が痛くなってしまいました。
今回の足の痛みの原因は歩きすぎの疲れもありますが、
どうやらここの下りでとどめを刺してしまったようです。

ところで徳沢のソフトクリーム、
おいしい、おいしいって聞いていたので、
とても楽しみにしていましたが、ふつうでした。
ビールのほうが何倍も美味しかった!
ソフトは「いいよ、あげる」「あと少し食べて」とか譲り合っていたのに、
ビールはすぐさまカラに。笑
きっと暑かったからですね。

翌日は暑さと足の状態を気にしつつも、観光をキメこみました。
川の流れる街、とても素敵でした。
飛騨高山よりも観光地っぽい感じがなくて、
ふつうの生活があるかんじ。朝市とか子どもの頃を思い出しました。
ちょうどこの日は郡上おどりというタイミングで、
人出が多いということでしたが、
それでも飛騨高山よりは落ち着いていました。

山、山、観光ときて、また翌日山、そして観光…
今回は盛りだくさんの夏休みでした。


おしまい


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コメント

大滝山((≧艸≦*))
大滝山、去年その存在を知って、テント場も山荘もあるって言うので気になってました!
北峰の山頂がテント場ってすごいですね!
これは泊まりに行かなければ!
でも、徳本峠からの道は熊の巣窟だって聞いたことあります(´・ω・`)
気配はありませんでしたか?

徳本峠までのクラシックルート、標高差がそんなにあったとはびっくりです!
緩い道を延々と歩く感じかなと思ってました。
徳本峠のテント場も意外と景色があるのですね(*´ω`*)
展望台まで45秒って近くて素敵です♪

それにしもご飯が美味しそうだぁぁ
白米はどうやって作ってますか?アルファ米ですか?
ハンバーグはどこのだろ(*´ω`*)
湯煎してますか?
2016/8/27 8:46
Re: 大滝山((≧艸≦*))
ruonickさん

わわっクマの巣窟だったんですか!?
しらなかったー!!!ぜんぜん気配なかったですよ〜。
でもたしかに人も少なくしんとしていて薄暗く、
今思うと、クマいてもおかしくない感じではあります。
大滝山のテント場、ruonickさんご夫婦はお好きかも!
そんなに広くないですが、日中はもちろん夜もすばらしい空が拝めそうでした。
ぜひぜひ大滝山、行ってきてください〜

徳本峠までは、実際に歩いた印象も標高差はあんまり感じなかったです。
ruonickさんの言うように、緩い道を延々とだらだら歩き続けるので、
結果、標高稼いでいた、ということなんでしょうね。

ごはんは、荷物ちょっとでも軽くしたいときはアルファ米にして、
それ以外は、メスティンで生米炊いています
この日は歩くのも自信ないくらいだったので、アルファ米となりましたー
ハンバーグどこのだったか・・・
前日に安曇野のイオンに寄って、仕入れました。
たしかPB商品で牛肉100%使用とかで、ボリュームもあって激ウマでしたぁ〜
2016/8/28 12:54
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無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
長壁尾根から蝶、大滝山、中村新道で徳本峠
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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