最後まで油断大敵(-_-;) 上高地−西穂ージャンダルムー奥穂ー涸沢ー上高地
- GPS
- 23:29
- 距離
- 34.5km
- 登り
- 2,792m
- 下り
- 2,786m
コースタイム
- 山行
- 4:53
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 5:47
- 山行
- 6:52
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 7:46
- 山行
- 5:01
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 5:19
- 山行
- 3:19
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 3:41
天候 | 11〜14日 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
飛行機
さわやか信州号 東京発22:40ー上高地5:10 14日 上高地発14:20- 京都着20:57 (渋滞 予定 新大阪着20:40だが遅れて間に合わないので京都で降りたが、 1分遅れで繋ぎの新幹線に間に合わず、新大阪まで行き宿泊) 15日 新大阪始発6:01ー博多8:30 行きの新大阪発さわやか信州号が取れず、東京発を取り、福岡から飛行機で移動したが、新幹線を使用し確実にいくべきだった。 帰りも、渋滞があるので、夜行バスにすべきだった(-_-;) (帰りのバス 2時間半後のPAで、すでに30分遅れなのに25分の休憩は長すぎ。 5分短かったら、新幹線に間に合った!) |
コース状況/ 危険箇所等 |
西穂高〜奥穂高間は、危険個所だらけ。 11日 西穂高岳で70前後の男性滑落。足骨折、ヘリで救助される。 12日 危険個所のあとで、60代男性、20m滑落。顔面傷だらけになる。 私 穂高岳山荘手前1分の場所で5m滑落、左手薬指小指骨折、 左ふくらはき打撲など。油断してました(-_-;) 14日 ロバの耳で、奥穂往復の49才単独男性が、滑落で死亡。 前穂高で、60代単独男性が、滑落で死亡。 ☆彡登山後に読んだ穂高岳山荘の宮田氏の夏の遭難発生個所↓ http://bochiiko8.blog.fc2.com/blog-entry-473.html 間ノ岳付近、ジャンダルムは、浮石だらけなので、落石注意。 ジャンを過ぎ、ロボの耳の最初のトラバース後の下り初め、垂直に2mの下り。鎖はないが、岩の間に指を入れ、下りることができた。 西穂高からは、逆層スラブ、馬の背は、怖くなかった。(雨除く) ロープも持って行ったが、使用しなかった。 |
その他周辺情報 | ○西穂高山荘 布団1枚に一人。夜は暑くて、かけ布団いらないほど。 荷物置き場ー多い。入口に更衣室2つ。 夕食時に、小屋の支配人さんが、明日の天気を解説してくれた。 夕食ー普通、お弁当ーおむすび(海苔1こ、ゆかり1こ)唐揚げ2こ、牛肉ごぼう煮、しば漬け、他) 西穂ラーメン900円、ソフトクリーム4種500円、ビール500円、酒、ワイン、焼酎、おでん、モツ煮込み、枝豆など。 トイレーきれい 東邦大学診療所(お世話になりました) ○穂高岳山荘 なんとゴミが捨てられる! 布団1枚に2人。夜は暑くて、かけ布団いらなかった。 荷物置き場ー少なめ。更衣室ーなし、図書ー充実 夕食ーおいしい、朝食ー生卵、朴葉焼みそ、お弁当ー普通 ビール600円、メニュー少なめ。 トイレーきれい 滋賀大学診療所(お世話になりました) ○横尾山荘 きれいなお風呂あり(石鹸など使用不可)タオルーサービス 2段ベット 布団1枚に1人。夜は暑かった。 荷物置き場ーベット枕元と床。更衣ーカーテンを閉めて、図書ー山の雑誌 夕食ー普通、朝食ー美味しかった ビール500円、メニュー少なめ。 トイレー男女一緒、これはいやだった(-_-) ○お風呂 上高地の小梨平キャンプ場の中(12〜19時)600円 隣の食堂 メニュー豊富 カツカレー1000円、生ビール450円 |
写真
装備
個人装備 |
総量8kg
アミノ酸1L
水1L
ロープ
着替え
食べ物
|
---|---|
共同装備 |
チェルト
|
感想
2年前は、後立山縦走、昨年は立山ー剣ー大日岳、3回目の北アルプスは、西穂ージャンダルムー奥穂ー大キレットー槍に、連れ合いが決めました。
私にはとても無理〜と思ってましたが、「あなたなら行ける!」と言われてるうちに、行けるような気になり、腕等の筋トレも始め、準備しました。
このルートは、雨だったらとても行けないので、2週間前から、天気予報を見て一喜一憂。晴れてくれて、ほんとよかったです。
ザックも、最低限度の荷物にし、8kgになりました。(連れ合いは、10.5kg)
DVDや、絶景探訪のジャンダルム編、ユーチューブ、皆さんのブログで学習したつもりでした。
しかし、行ってみると、エー!と思うことばかり。
危険だと言われているところも、もっとたくさん危険なところもありました。
石も浮石だらけで、これが1番怖かったです。
(連れ合いの落とした石が何度か当たりそうにもなりました(わざと?!)。
誰も下にいなかったのですが、私も落としました。)
独標から穂高岳山荘に着くまで、ずっと危険です。
慎重に行けば大丈夫とおもいますが、集中力、体力が必須です。
○上高地ー西穂高岳山荘ー独標往復
高度に慣れるためもあり、上高地から登りました。
道はよく整備されてましたが、山荘まででお会いした方は、8人ほどでした。
連れ合いが、夜行バスで珍しく風邪をひいたみたいで、頭痛を訴えます。
西穂高岳山荘隣の東邦大学診療所で、頭痛薬を頂き、取りあえず一安心です。
皆さん、ありがとうございました。
独標までは、思ってたより石で歩きづらかったです。
明日は、ここは暗い中を歩くので、歩いていてよかったです。
西穂山荘で、評判の味噌ラーメンと、ソフトクリームを頂きました(^'^)
連れ合いは、昼食後ずっと寝てましたが、調子がよくなったみたいで、夕食でちゃっかりビールを飲んでました。
○西穂高岳山荘ー独標
同室のご夫婦の方は、3時過ぎに出発。
私は、早く寝たのでそれで目が覚め、一人早めに用意。
小屋の1階、玄関前には、すでにたくさんの人。
ちょっと食べ、4時に出発。
山に向かう道は、たくさんのライトが連なっていました。ここは、富士山か!
初めは、渋滞でしたが、しだいに間が空き、自分のペースで登れました。
○独標ー西穂高岳
独標で、二人でお弁当1こ食べました。
11のピークがあったそうですが、連れ合いに必死でついて行ったので、よくわからなったです。
小さなアップダウンの連続。怖いところ多し。
奥穂から来た人と、何人かすれ違いました。はやっ!
○西穂高岳ー天狗岳
西穂高岳の下りは、急でなので慎重に下ります。
連れ合いは、一人でどんどん先に行きます。ったくー!
逆層スラブは、思ってたより小さく1/4くらいの大きさで、全然怖くありません。
(連れ合いは、これが逆層スラブと気づかず、本物はもっと先にあると思ったほど)
この間は奥穂から来た人と、すれ違います。
浮石が多く、怖い道です。
○天狗岳コルージャンダルム
天狗のコル直前の長い鎖も、ゆっくりに行けば、問題はなかったです。
コルから、300m登ります。ここは高度も3000mになり空気も薄く、きついと言われてましたが、息切れもなく登れました。傾祖母山縦走時の、古祖母山に登った時のほうがずっときつかったです。
一旦登りきったところから、平坦になってまた、傾斜の緩いところを上るのですが、印が大変少なく、また、踏み後が多数あり、迷います。
正規でないところは、歩きづらく、歩きやすい道が正解です。
ジャンダルム登頂は、分岐から、上に登りたい衝動を抑えずっと左に進み、大きな岩から回り込み、右に方向をかえて進むと、楽に登れました。無理に途中からも登れます。
ここも大小の浮石だらけなので、上下に人がいる場合は、要注意です。
ずっと一緒だった黄色のザックの方に、写真を撮ってもらいいました。
山頂で、すごい景色を眺めながら、二人でお弁当1こを食べました。
○ジャンダルムーロバの耳
1番危険と言われているところです。
トラバースが2回あるのですが、後のトラバース後の下りが怖かったです。
ここでも、奥穂からの往復の人とすれ違います。
人が多かったので、怖さが半減でした。
○馬の背ー奥穂高岳
馬の背まで、結構上ります。
有り難いことに、馬の鵑任蓮△垢谿磴い呂覆、落ち着いて上れました。
奥穂高は、人がとても多く、写真も順番待ちの長い列で、諦めました。
今回は、ジャンには行けましたが、私の故障で、大キレットは行けず、やっとこさっとこ涸沢に下りました。(連れ合いのみ、朝に、穂高岳山荘ー北穂往復しました)
最後まで、油断大敵。身に染みました(-_-)
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