谷川岳(再挑戦) 再訪の西黒尾根を越えて花の稜線へ

2017年06月17日(土) [日帰り]

• GPS: 07:31
• 距離: 8.3km
• 登り: 1,421m
• 下り: 837m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:10
• 休憩: 1:14
• 合計: 7:24

6:56 土合口駅／谷川岳ベースプラザ
7:03 7:06 西黒尾根登山口
9:08 9:15 ラクダの背(ラクダのコブ)
9:20 9:21 ラクダのコル
10:23 10:27 ザンゲ岩
10:45 10:46 谷川岳・肩の小屋
10:52 10:59 谷川岳（トマノ耳）
11:21 11:44 谷川岳
11:59 12:00 谷川岳（トマノ耳）
12:06 12:19 谷川岳・肩の小屋
12:44 12:57 天神ザンゲ岩
13:15 13:16 天狗の留まり場
13:40 13:40 熊穴沢避難小屋
14:01 14:01 天神平・天神峠分岐点
14:10 14:10 天神尾根・田尻尾根分岐点
14:20 天神平

天候

■6/17
晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

■行き
マイカーで谷川岳ロープウェイ土合口駅駐車場へ

登山口:谷川岳ロープウェイ土合口駅駐車場
経路:谷川岳ロープウェイ土合口駅→西黒尾根→谷川岳→天神尾根→谷川岳ロープウェイ天神平駅
下山口:谷川岳ロープウェイ天神平駅

■帰り
マイカーで谷川岳ロープウェイ土合口駅から帰宅

コース状況／危険箇所等

■登山道
登山道はよく整備されています。

天神尾根の肩の小屋直下には雪渓が残っていました。
傾斜が急なので、(私のように)雪斜面に自信の無い方はアイゼン装備がおすすめです。

■目にした花
ハクサンイチゲ
ハクサンコザクラ
ホソバヒナウスユキソウ
サラサドウダン
ドウダンツツジ
トウゴクミツバツツジ（たぶん）
ユキザサ
マイズルソウ
ミツバオウレン
ミツバツチグリ（たぶん）
オオバキスミレ（たぶん）
タテヤマリンドウ（たぶん）
オオカメノキ（たぶん）
タニウツギ
ショウジョウバカマ
イワカガミ
イワウチワ
アカモノ
シャクナゲの仲間
タムシバ（たぶん）
ツバメオモト
クルマムグラ
ミヤマカタバミ
シラネアオイ

その他周辺情報

■日帰り温泉
鈴森の湯（みなかみ町）

写真

6/17 6:59

朝、谷川岳ロープウェイ土合口駅にて。

6/17 7:09

西黒尾根入口。
4年前の5月に撤退した道に、再挑戦します。

6/17 7:10

最初から容赦ない登り。

6/17 7:12

クルマムグラかな

6/17 7:18

これは良い緑

6/17 7:39

トチノキ

6/17 7:40

林床にエンレイソウの実

6/17 7:49

ユキザサ

6/17 7:58

タニウツギ

6/17 7:59

天神平が見えます

6/17 8:01

ユキザサ群落

6/17 8:05

サラサドウダンかな

6/17 8:05

急登がいささか収まり、勾配が緩くなってきました。

6/17 8:17

マイヅルソウ

6/17 8:23

オオカメノキかな？

6/17 8:30

緑色のユキザサ

6/17 8:31

キノコ

6/17 8:41

森から飛び出す準備・・・

6/17 8:42

来たー！
右奥が上州武尊山、左奥は燧と至仏かな。

6/17 8:42

天神平と同じくらいの高さまで来たでしょうか。

6/17 8:43

オオバキスミレかな？
これより上の登山道で多く見られました。

6/17 8:47

なんとまだカタクリが咲いてる。

6/17 8:48

シラネアオイはぐったり。
しかしカタクリとシラネアオイが同時に見られるとは。恐るべし谷川岳。

6/17 8:50

朝日岳方面もいい眺め

6/17 8:50

上州国境の清水峠。白崩避難小屋が見えます。
越後側から雲が迫ってきている。

6/17 8:51

イワカガミ登場

6/17 8:51

と来れば、ついに岩場がやってきました。
気合いを入れて挑みます。

6/17 8:57

谷川岳が近い！！

6/17 8:58

しかし、その前の登りもなかなかつらそうだ。

6/17 9:00

天神平の向こうに赤城山！

6/17 9:02

なかなかハードコアな道。

6/17 9:02

ミツバツチグリかな。この花もあちこちで咲いてました。

6/17 9:02

リンドウはっけん！！
タテヤマリンドウかな？

6/17 9:09

おや？
雪渓のうえに・・・

6/17 9:09

なんと登山者発見！！
すげー。

6/17 9:10

ハクサンコザクラ。
可憐な花姿。

6/17 9:10

まとまって咲いています。

6/17 9:11

タチツボスミレかな

6/17 9:12

目前に迫る谷川岳。しかしこの勾配はきつい。

6/17 9:22

ミツバオウレンがひょっこりと

6/17 9:23

ラクダのコルの分岐点通過

6/17 9:27

朝日岳・白毛門方面

6/17 9:28

オオバキスミレ

6/17 9:32

ウスユキソウだ！
ホソバヒナウスユキソウかな。

6/17 9:32

ミツバツチグリ

6/17 9:36

風に吹かれるハクサンコザクラ

6/17 9:37

ホソバヒナウスユキソウ　
エーデルワイスの仲間です。

6/17 9:44

ハクサンイチゲも咲いてました。今年初。

6/17 9:48

ヤバい。谷川岳に雲が出てきた。

6/17 9:49

晴れているうちに景色を撮っておきましょう。
あの越後側の雲がこっちにきたら・・・

6/17 9:49

天神尾根と赤城山方面

6/17 9:49

なかなかの谷

6/17 9:49

しかし良い天気

6/17 9:49

いよいよ直下に突入です

6/17 9:52

ハクサンイチゲ

6/17 9:56

ここまで歩いてきた稜線

6/17 9:59

ザンゲ岩が近いけど、雲も近くなってきた。

6/17 10:09

天神尾根

6/17 10:17

ザンゲ岩直下

6/17 10:19

あそこがトマの耳かな。

6/17 10:22

右に笠ヶ岳、中央に至仏山、左に燧ケ岳。

6/17 10:23

ミツバツチグリがいっぱいだ

6/17 10:27

ザンゲ岩に

6/17 10:27

シャクナゲが咲いていました

6/17 10:29

西黒尾根を振り返る。　
スタートの駐車場も見えます。よくここまで来た。

6/17 10:29

青空とショウジョウバカマ。

6/17 10:31

ここでクマザサの登場！！

6/17 10:31

雲が来た

6/17 10:36

アカモノ？

6/17 10:37

ショウジョウバカマ

6/17 10:37

この時期の谷川岳は、春の花も夏の花も同時に見れるんですね。

6/17 10:39

雪渓きた。

6/17 10:45

これをトラバースすると

6/17 10:47

すぐに肩の小屋が見えてきます。　
それにしてもガスってきたでしかし。

6/17 10:48

片の小屋に到着。

6/17 10:53

晴れてきた！！

6/17 10:54

トマの耳が目前です

6/17 10:56

トマの耳到着。すごい人（ムーチャヘンテ）。

6/17 10:56

ガスが晴れてきたか？

6/17 10:57

GET！！

6/17 10:57

山頂のオキの耳が見えてきた！

6/17 10:57

日本百名山39座目。まだオキの耳行ってないですけど、すぐガスるかもしれないのでここで（笑）。

6/17 10:58

三等三角点「薬師ヶ岳」

6/17 10:58

もちろん、オキの耳にも行きます。

6/17 11:00

関東地方

6/17 11:02

国境の峰が雲を分かつ

6/17 11:03

ミツバオウレン

6/17 11:06

左に見えてきたのは茂倉岳かな？

6/17 11:08

ミツバツチグリ

6/17 11:08

雲の峰

6/17 11:09

シャクナゲと雲海

6/17 11:11

トマの耳を振り返る

6/17 11:14

オオカメノキ？

6/17 11:15

ミヤマカタバミが咲いてる。こんな森林限界の上にも咲くんですね。ぐったりしてるけど。

6/17 11:18

高山植物といえばハクサンイチゲかな。

6/17 11:18

青空とハクサンイチゲ

6/17 11:19

うーん、いい

6/17 11:19

ハクサンイチゲ　
白い部分は萼片

6/17 11:20

はうぁっ！！　
西側の霧が晴れてきて、稜線が

6/17 11:20

美しい・・・　
この稜線やばい

6/17 11:22

苗場山 THE FLAT

6/17 11:22

オキの耳！！
青空

6/17 11:28

清水峠と越後方面。こちらは雲の中。

6/17 11:28

朝日岳

6/17 11:46

仙ノ倉山方面の稜線。いい。

6/17 11:49

ハクサンイチゲとトマの耳

6/17 11:49

この山の美

6/17 11:53

やばい谷

6/17 11:54

テンション上がる稜線。　
これはかなりのヒャッハーポイント（KHP）。

6/17 11:59

イワカガミ！！

6/17 12:04

肩の小屋まで戻ってきました

6/17 12:06

今日一番元気なシラネアオイ。　
でもやっぱり少しぐったりモード。

6/17 12:16

俎嵒、川棚ノ頭方面。　
あちらが旧来の「谷川岳」だそうです。

6/17 12:17

雪渓を下る。　
せっかくアイゼンを持ってきていたのに、左足のアイゼンが壊れていて片足アイゼンに。

6/17 12:55

なかなか難儀な雪渓でした。

6/17 13:15

青空とツツジ。

6/17 13:16

オオカメノキかな。それにしてはちょっと違和感。　
違う木かもしれません。

6/17 13:17

これはなんだろう

6/17 13:30

緑の中の赤。
熊穴沢避難小屋ですね。

6/17 13:39

タムシバかな？　
こんな時期まで咲いているなんて。

6/17 13:42

またまたカタクリ発見。　
こちらも、こんな時期まで咲いているなんて。

6/17 13:43

熊穴沢避難小屋

6/17 13:46

ここからはトラバース的な道。　
しかしロープウェイまではなかなか長いです。

6/17 13:47

このあたりにイワウチワが咲いているとのことでしたが・・・　
情報通り発見！！

6/17 13:50

というか、超大群落で、いやでも目に入ります（笑）。　
この群落はすごい。

6/17 13:50

イワウチワ2輪

6/17 13:50

この花とミヤマカタバミ・アズマイチゲは特にお気に入りです。　
イワカガミに似ているけれど、イワカガミより出会いにくい。

6/17 13:53

大輪のショウジョウバカマ

6/17 13:53

大輪のツバメオモト

6/17 13:55

谷川岳を振り返る

6/17 14:04

マイズルソウがいっぱい

6/17 14:09

またまたイワウチワ

6/17 14:15

噂をすればミヤマカタバミ

6/17 14:16

時々罠があります

6/17 14:19

天神平についたー　
西黒尾根に気合が入っていましたが、天神尾根も大変でした。

6/17 14:21

前言撤回、元気なシラネアオイはここにいた。　
おそらく植えた個体だと思いますが。

6/17 14:23

天神平より朝日岳

6/17 14:24

そして、終始見えていた清水峠の避難小屋。雲は晴れた良いです。　
あそこに泊まりたいなあ。

6/17 14:24

谷川岳を振り返る。

6/17 14:32

おつかれさまでした

撮影機器：

α NEX-5T SONY

Xperia Z4 SoftBank SONY

装備

個人装備

ヘッドランプ(1) 予備電池(1) 1/25000地形図 ガイド地図(1) コンパス(1) 笛(1) 熊鈴(1) 筆記具(1) 保険証(1) 飲料(1) ティッシュ(1) トイレットペーパー(1) ウェットティッシュ(1) フェイスペーパー(1) 日焼け止め(1) バンドエイド(1) タオル(1) 携帯電話(1) 計画書(2) 雨具(1) 防寒着(1) ストック(1) 水筒(1) 時計(1) カメラ(1) ズームレンズ(1) カメラメンテナンスキット(1) 予備カメラ電池(1) 予備SDカード(1) 非常食(1) アンダーウェア(2) 靴下(2) 帽子(1) サングラス(1) マスク(2) スパッツ(1) ザックカバー(1) おふろセット(1)

感想

hirokaz

上越国境の雄、谷川岳。
西黒尾根を登ってのアプローチに、4年ぶりにチャレンジです。

4年前の敗退録
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-297816.html
↑だめだめでしたね・・・
御同行いただいた師匠各位にはご迷惑をおかけし大変申し訳ございません。

このときは5月でしたが、今回は6月。
もう雪もほとんど残っていないでしょうし、今なら岩場も攻略できると踏んで、単身で挑戦しました。

実際のところ、岩場はまったく苦になりませんでした。
あのときと違っていまはどこに足を置けばいいかわかるようになりましたし、登攀時のムーブメント（といえるほど立派なものなのかは疑問ですが）もある程度身についています。

それよりも天神尾根の雪渓のほうが苦労したくらい。アイゼンが壊れているなんて。
事前の道具チェックは怠らないようにしましょう（あたりまえだ）。


美しい稜線に、国境らしい雲の流れ。
そして春の花も夏の花も楽しめて、満点の山でした。


――EXPLORING RECORD――――――>>
ヤマレコ　128記録
3000m峰　9/21
日本百高峰　22/100
日本百名山　39/100（+1 谷川岳）
日本二百名山　52/200
日本三百名山　63/300
一等三角点百名山　19/100
都道府県最高峰　10/47
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