記録ID: 1189270
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ハイキング
八ヶ岳・蓼科
阿弥陀岳〜赤岳〜横岳〜硫黄岳
2017年07月08日(土) [日帰り]
- GPS
- 12:19
- 距離
- 19.2km
- 登り
- 1,853m
- 下り
- 1,854m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 10:17
- 休憩
- 2:02
- 合計
- 12:19
15:58
ゴール地点
さすがにメッカ、大団体が多かった。
天候 | 晴れのち曇り(雲の中) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
土曜朝3:20 4割程度の埋まり具合 どれほどごった返しているのかと不安でしたが全然混雑してませんでした。あんまり商売っ気が無く「登山者駐車場ここ!」っていうような表示が目立ってありませんでした。それで最初どこに停めていいのか迷いました。未明の入庫なので係員は当然居ません。下山してきたら運転席側の窓枠に請求書(名刺カード)が挟んであったので、八ヶ岳山荘に支払いに行きました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
踏み跡はどこも明瞭、迷いやすいところはありませんでした。 ・美濃戸口バス停(八ヶ岳山荘)〜御小屋小屋尾根登山口 別荘地の中を何度か曲がって行くので迷わないか不安でしたが、道標が随所にあり大丈夫でした。今回は未明のため暗くて慎重に確認しましたが、明るければまず間違えないと思われます。 ・御小屋小屋尾根登山口〜阿弥陀岳 傾斜は初め緩く次第にキツくなっていきます。御小屋山まで出ると一時的に緩やかになりますが、再びキツくなります。南側への展望が時より開けて権現岳、編笠山が見えてテンションが上がります。さらに上がって行くと北側にも展望が開けてきます。急登を登りきると絶壁の縁に出てUの字を描くように摩利支天と阿弥陀岳本峰が連なって目の前に姿を見せます。本峰へは梯子のある露岩を越えていきます。技術的難易度はありませんが、滑落するとヤバいので慎重に通りました。 ・阿弥陀岳〜赤岳 写真を見てわかるように急降下後の登り返しがキツイです。とにかく人が多いので狭い足場、ザレの不安定な路面なので譲り合っていました。 ・赤岳〜横岳 ザレの続く足場の悪さ、切り立った急峻な岩稜のアップダウン(赤岳から行くとダウンの方が多い、あんまりアップしない)なので慎重に歩きました。常に尾根筋を行くわけではなく2,3か所岩を巻いて行きます。地図を見ると鉾岳というところは西側へ下りながら巻いて行きますが、東側へも踏み跡があったように見え、選んだ西側の巻道の下り量が多かったので、戻ろうかとちょっと迷ってしまいました。 ・横岳〜硫黄岳 横岳(奥の院)を過ぎて少し行くと、様相が穏やかになり砂地の緩い傾斜が続きます。ここで阿弥陀岳手前から仕舞っていたポールを取り出しました。左右にロープの張られた高山植物の保護区を行くと、やがて硫黄岳山荘へたどり着きます。ここから緩い登り返しで石の粒がちょっと大きくなります(ゴーロ?)。 ・硫黄岳〜赤岳鉱泉 土の露出した面に石がゴロゴロしている路面が続きます。傾斜はキツくなく緩くもなくといったところ。九十九折に下りていき、沢を立て続けに2つ渡るとほどなく赤岳鉱泉につきます。 ・赤岳鉱泉〜美濃戸山荘 沢沿いの気分の良い道です。傾斜も緩めで疲労した足には優しかったです。一部登山道が水浸しでした。前日の降雨によるのかもしれません。堰堤を越えると林道の終点に出ます。林道の終盤、林道がUの字になっている所は森の中をショートカットできるようになっています。”迂回路”と表示されています。 ・美濃戸山荘〜美濃戸口バス停(八ヶ岳山荘) 美濃戸山荘や赤岳山荘まで乗り入れた車が走ってくるので、車が来たら路肩へ避けます。ここも何ヶ所か森の中を行くショートカットがありました。標高が下がるにつれて、3cmくらいの大きめのアブがたくさんまとわりついてきて、非常にうっとおしくなります。走行する車にもたかっていたので、汗の臭いに寄ってくるわけでもなさそうです(動くものに寄ってくるのか?)。以前コバエに効き目がいまいちだった市販のハッカ油で自作した虫除けを試したところ、アブには多少効き目がありました。 |
その他周辺情報 | もみの湯:500円 樅ノ木荘の駐車場に間違えて入ってしまいました。隣にもみの湯専用の駐車場があります。ちなみにほぼ満車だったので駐車場を間違えて結果的には正解でした。浴槽は内湯露天ともに中型。洗い場は10か所程度。結構混雑してました。登山客や観光客っぽい人は見当たらず地元の人が多そうでした。飾りっ気のない温泉施設でした。 |
写真
撮影機器:
感想
去年権現岳を登った時から阿弥陀岳に登ってみたいと狙ってました。そこで日の長いこの時期に南八の主峰を周回する贅沢な計画を立てました。阿弥陀岳への急登、赤岳への登り返し、覚悟していた以上にキツイものがありました。しかしこのスケールの大きさが何よりもご褒美と思います。そして高山植物が豊富で、ホントこの花々に救われました。つい写真が撮りたくなるので足を止めると、それが小休止になるので、目を楽しませてくれて体も休ませてくれます。無意識に小刻みの休憩が取れてありがたい存在です。
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利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
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