五竜岳
- GPS
- 08:05
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 1,631m
- 下り
- 1,640m
コースタイム
- 山行
- 6:45
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 8:05
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大遠見山を過ぎたあたりから、残雪や痩せ尾根が多くなります。 |
その他周辺情報 | 登山後の温泉は少しそ遠くの、葛温泉を引湯している心笑館へ。 夕食は安曇野IC近くのチェーン店で。 |
写真
装備
個人装備 |
D700(1)
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR(1)
AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II(1)
カメラ備品(1)
レインウェア(上下)(1)
防寒着(1)
スパッツ(1)
タオル(2)
帽子(1)
時計(1)
携帯電話(1)
財布(1)
昼食(1)
おやつ(1)
水筒(2)
シュラフ(1)
GPS
|
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感想
当初は、駒ケ根高原スキー場〜空木岳〜木曾殿山荘(泊)〜千畳敷カールまでの
1泊2日の参考を予定していましたが、山小屋が一般とのこと・・・
そこで前日に急遽スケジュールを変更して、五竜岳に行くことに!
当日は三連休の初日ということもあり、混雑を予想。
朝2時半に起きて、白馬五竜スキー場を目指します。
五竜スキー場についたのは、予定通りの5時。
ゴンドラの運航は7時からですが、混雑しているに違いないと思い、
案内の通りにエスカルプラザの入り口へ。
がしかし、全然混んでいなく、バスが来てもほとんど人が降りません。
みんな、八方尾根や猿倉、栂池に行くのかな?
6時になっても人はあまり増えず、これならもう1時間寝ればよかったと後悔。
そして、6時40分ごろになってエスカルプラザが開場です。
でもチケットはフロントとの張り紙とは違い、
ゴンドラ乗り場でのチケット購入らしく、そこから歩いて乗り場へ。
ここで、ちょっと疑問というかおかしいと思ったことです。
この時点では本来ゴンドラ駅には誰もいないハズですが、
既に先行して並んでいる人が・・・
まぁ、エスカルプラザで待っている時点で、先行している人がいるのは、
この方々の会話に流れから分かってはいましたが・・・
でも、スキーシーズンには通れるエスカルプラザと駐車場の間の舗装路には、
バリケードがしてあり、通行禁止(正確な文言は忘れましたが)の張り紙が。
しかも、チケットはフロントでと、エスカルプラザへ誘導する張り紙もあります。
確かに、駐車場の土手にはスキーシーズンに登ることが出来る道があり、
直接ゴンドラ駅へは行けますが、なんだかモラルがない気がしました。
係員に人たちにも、こう言った事については注意して貰いたいと感じました。
とそんなことを考えているうちに、ゴンドラが動き始め、チケットも購入です。
ゴンドラについては通常通りの速度で動いており、終点駅までは10分ほどで到着。
その後は、植物園を歩いてリフト乗り場へ。
ただ、リフト自体はすぐに動いていなかったようで、少し待ってから乗りました。
しかもスキーシーズンと違い、速度がかなり遅い!
ゴンドラ駅からは、歩いて登った方が速いくらいだったので、
これは次回からの反省点です。
そしてリフトの終点についた頃には、7時半を過ぎていました。
天気はというと、周りは雲だらけで向かいの八方尾根も雲の中。
日帰り計画なので、12時までに山頂につけなければ、
その場で引き返す予定で、時間を気にしながら登ります。
時間を気にしながらなので、植物の写真もなかなか撮れず、
マイヅルソウやホツツジ、オウバギボウシを横目に、45分ほどで小遠見山に到着。
特に休憩等せずに先を急ぎます。
中遠見山へは意外と近く、15分ほどで。
この当たりは、ウラジロヨウラクなどのツツジ系の花がよく見れました。
ここからは鹿島槍ヶ岳のカクネ里雪渓を、真正面から見ることが出来ます。
日本第四の氷河かもしれない場所なので、ちょっとテンションが上がります。
中遠見山を過ぎると、開けた稜線歩きが多くなり、
20分ほどで大遠見山につきました。
ここで、この日初めての休憩を取ります。
アミノバイタルでアミノ酸補給と、
ツルヤ(長野限定スーパー)のドライフルーツで果糖とカリウム補給。
まぁ、効果があるかは何ともですが・・・
そして、ここで休憩中に後から来た登山の方と、初めての山トーク。
話をしていると、自分と同じ日帰り登山らしく、
やはり12時なった時点で引き返すつもりとのこと。
何だか、同じ目的の人に会えて、心強く感じました。
この当たりから残雪が出てきて、更に痩せ尾根が急激に多くなります。
崩落も結構起きているようで、登山道が変更となっている箇所も。
そして西遠見山には30分ほどで到着。
この当たりからは、ツマトリソウやアカモノ、ゴゼンタチバナが元気に咲いていました。
特にアカモノは登山道全体で、多く咲いており満開の様子。
そして西遠見山を過ぎると、一気に登りがきつくなります。
そして、木々も低くなり、ついには森林限界へ。
雪が解けている当たりでは、チングルマやシナノキンバイ、
ハクサンフウロ、ミヤマアヅマギクが元気いっぱい。
疲れた体が楽になる感じがします!
そして白岳の手前、傾斜が緩くなった辺りにはクロユリも。
もう咲き終わっていたものもありましたが、いくつか見ることが出来ました。
結局、西遠見から白岳までは1時間かかりました。
五竜山荘までは、白岳からものの5分。
ここではザックをデポして、水とカメラ、レンズを
ロードバイク用の小さいザックに入れて山頂へ。
結構ガスっていたので、雷鳥を期待しましたが、山頂までは会えず。。。
途中では、ムシトリスミレやミヤマシオガマ、イワウメ等が。
そして、最後の岩場を乗り越えて山荘から45分位で山頂に!
ただガスが濃すぎて、展望は・・・
こんな日はあまり長居しても意味がないので、すぐに下山へ。
そして、山頂から五竜山荘へ向かっているところで、
ほかの登山者の方からライチョウ情報が!
でも話を聞くと、すでに通り過ぎた場所であり、しかも親子連れだったとのこと・・・
ガッカリしてテンションを下げつつ、歩いているとそれは突然に!?
なんと目の前にライチョウ夫婦が。。。
これには流石に笑いました。
さっきの会話から1分もたっていないのだから。
自分は自分で、いや〜、マジ神様ありがとう!と都合のいい解釈です。
少し撮影させてもらって、また歩いているとさらにもう1羽。
カップルのライチョウにも気付いている様子で、
もしかしたら喧嘩になったかもしれません。
そして山頂から40分ほどで再び山荘に。
山荘ではトイレ休憩して水を貰い、簡単な昼食を。
そして、いよいよ下山を開始します。
途中、中遠見山で休憩をした以外は、ほぼノンストップ。
地蔵ノ頭までは2時間半ほどで到着。
そして、地蔵ノ頭では行きに撮れなかった花を撮りつつリフトへ。
リフトを降りてからは最後の登りを登って、ゴンドラ駅へ。
ここで最後にソフトクリームを食べて、ゴンドラで下山しました。
今回の登山は、一泊してもいいルートを日帰りで行く、
普段より時間に追われる登山になりました。
結果としては自分の予想通り、リミットには間に合いましたが、
常に時間を気にしていて精神的にも、肉体的にも疲れた感じです。
やはり、何事も余裕をもったほうがいいなぁ〜と思った登山でした。
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