立山駅から大日岳を越えて立山へ(北ア)
- GPS
- 13:09
- 距離
- 27.2km
- 登り
- 3,385m
- 下り
- 1,414m
コースタイム
- 山行
- 11:38
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 13:08
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
称名道路〜大日岳 牛ノ首辺りがやや痩せ尾根で、すれ違いなどに注意。 大日岳〜奥大日岳 大日岳山頂までは少し雪渓が、奥大日岳までも所々雪渓が残っていますが、トレランシューズでも問題ありませんでした。 奥大日岳〜新室堂乗越 登山道が崩落気味でザレて浮石も多く、登山道も狭い所があり注意。 新室堂乗越〜別山 剣御前小舎までは雪渓が残っている所がありましたが、ツボ足で問題ありませんでした。 別山〜雄山 もう雪はありませんが、ザレて浮石がある所もあり注意。 雄山〜室堂 雄山からの下りは浮石が多くスリップに注意です。 |
写真
感想
【感想/記録】
取り立て取り柄のないもう五十半ばのヒラリーマンですが、登山が好きならちょっと冒険してみよう、と言う事で立山駅から歩いて立山まで行けるか、そして可能ならばアルペンルートを走って戻れないか挑戦してみました。土曜日のお天気は曇りで眺望がダメなら、涼しくて歩くのにちょうど良さそうと言うことで決行となりました。行程を考えると早く出発したいのに、障壁になるのは称名道路の開門の遅さ。このため立山駅からは称名道路を歩いて大日岳登山口へ行くことに。
1時に起床、2時40分頃に立山駅到着。駅前で給水してから出発。初めて歩く称名道路は、未明なので当然真っ暗。ヘッデンの灯りを頼りに大日岳登山口を目指します。ツキノワグマが恐く熊除け鈴じゃなくて、大きなベルをガンガンを鳴らしながら歩きましたが、暗闇は怖かった〜。変なものを見たら速攻で帰ろうかと思いましたが、幸い何も出ませんでした。4時を過ぎると空が少しづつ明るくなって、登山口に到着する頃には白々と明るくなってきました。4時45分頃に登山口から大日岳を目指し出発。
登山道はそこそこの急登で牛の首辺りは幅も狭めなので、すれ違いに注意です。朝なのに樹林帯を歩いていると暑くてすぐに汗ダクに。大日平に出ると視界が開け薬師岳も見られるように。大日平を過ぎるとまた登山道が急になり、途中の沢で最後の給水をしてから出発。大日小屋の横から雪渓を歩いて8時頃に頂上に到着。残念ながらガスって眺望はダメでした。
次は奥大日岳を目指し中大日岳、七福園を過ぎて一旦鞍部に下りまた登ります。この登り返しが堪えますが、9時35分頃に頂上に到着するとやはり眺望は無し。ちょっと休んでザレた登山道を下り途中で昼食を食べ、新室堂乗越から剣御前小舎を目指します。ここからの坂も疲れがあってなかなかペースが上がらず、スピードが落ちてしまいました。この辺から疲れでペースが落ち休息も増えていきます。
見えてからが長い剣御前小舎でしたが12時過ぎに到着。ここもガスって剱岳は見られないので休息してから別山を目指します。別山までは標高差はあまり無いので、12時40分頃に到着。当然ガスってここも視界は無し。また休息してから一旦下ってまた登り返し真砂岳はスルー。しばらくすると最後の登り、富士ノ折立が登場(ガスって見えませんが)。ザレた登山道を力を振り絞ってなんとか13時過ぎに富士ノ折立に到着。
ここもガスって眺望は無いものの涼しい〜(半ばヤケですが)。また休んでしばらく歩くと富山県最高峰の大汝山に到着。写真を撮影したら、最後のピーク雄山へ。また少しザレた登山道を歩いて、ようやく14時半頃に雄山に到着、長かった。休みがてら撮影していると少しガスが晴れてきました。おかげで室堂平などが少し見えました。
最後は雄山からザレて浮石だらけの登山道を下ると、途中下山者でちょっと渋滞。先行者をやり過ごして一ノ越に到着。ここからは楽勝と思ったら、石畳みの歩道がトレランシューズには微妙に痛い。途中の雪渓もトレランシューズでは滑り易く、下り坂の雪渓はコケないように、しゃがんで滑りながら下って、16時過ぎに室堂に到着。残念ながらもうアルペンルートを走る体力な無く、アッサリと日和って高原バスとケーブルカーを乗り継いで立山駅まで帰りましたとさ。無理して走っていたら途中で行き倒れになっていたかも(笑)。
【注意点や反省点】
今回の山行が成功すれば、日帰り水晶岳を目論んでいましたが夢に終わりました。
別山からの3,000m級の稜線歩きは風とガスで気温が低めで、レインウェアを着ている方を多く見かけましたが、自分は行動量が大きいためか暑くて半袖でもちょうど良いくらいでした。
大日岳手前の沢で水を1.5リットル給水しましたが、飲みきってしまい足りないくらいでした。晴れて暑ければこの倍くらいの水が必要だったと思います。
雄山の登山道は学校登山もあるくらいのレベルとナメていたら、浮石だらけで痛い目に遭いそうで下りは注意が必要です。ここは年々登山道がザレていく感じがします。
夜中の2時半過ぎの立山駅前駐車場にはかなりの車が駐車されていました。しかし、雷鳥沢、剱沢キャンプ場のテントは少なめでした。登山者も思ったりも少なく、雄山山頂は時間が遅かったからかガラガラでした。
行動中はアミノバイタル(パウダー、ジェル)や、グリコ パワープロダクション(パウダー、ゼリー)を飲みまくり、おかげでなんとか室堂までたどり着けたのかも。
立山は涼しかったけど、この日も富山は真夏日で暑い家で嫁はバテていました(笑)。
【Apple Watch等による計測結果】
ムーブ(安静時を越える推定エネルギー消費量 / kcal)
1,175
エクササイズ( 活発に活動した分数 / 分)
50
スタンド( 1時間のうち1分以上身体を動かした時間 / 時間)
20
登った階数( 一階=約3mの高度を上昇 / 階)
642
ウォーキングの距離(km)
37.1
歩数(1日で歩いた歩数 / 歩)
52,709
心拍数 (1日で最低、最高の心拍数)
40〜149
体重
60.0 -> 58.4
コメント
この記録に関連する登山ルート
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称名〜大日〜奥大日〜立山縦走は警備隊のトレーニングコースと聞きますが、それよりハードっ!チャレンジャー!
称名駐車場に前日入りする話も聞いたことありますが、未明の真っ暗な坂道を2時間近くベルを鳴らして歩いたなんて!!
日帰り水晶が目標とは
いつか実現できますように
mierinさん、おはようございます。
コメントありがとうございます。警備隊の方々は称名〜剱御前小舎まで5時間で踏破されると聞いたことがあり、オッサンにはとても真似ができません(笑)。称名道路は暗いだけで舗装されているから歩きやすかったですよ。
日帰りでの水晶岳はやはりハードルが高すぎでした。日帰りで行けるのは鷲羽岳くらいかもしれません。鷲羽岳でもハードルが高そうですが...。
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