唐松岳〜五龍岳〜鹿島槍ヶ岳〜爺ヶ岳

2017年08月02日(水) ~ 2017年08月04日(金)

• GPS: 23:21
• 距離: 25.6km
• 登り: 2,728m
• 下り: 3,115m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:08
• 休憩: 1:00
• 合計: 7:08

距離 8.5km 登り 1,193m 下り 537m

7:54 八方池山荘
8:46 8:55 八方池
9:48 9:55 扇雪渓
10:15 10:22 丸山
11:08 11:11 唐松岳頂上山荘
11:30 11:34 唐松岳
11:48 12:10 唐松岳頂上山荘
12:18 牛首
13:39 13:46 大黒岳
14:48 白岳
14:51 14:52 遠見尾根分岐
15:02 五竜山荘

2日目

• 山行: 9:57
• 休憩: 1:30
• 合計: 11:27

距離 8.7km 登り 1,097m 下り 1,160m

4:38 五竜山荘
5:51 6:10 五竜岳
8:27 8:35 北尾根ノ頭
10:30 11:20 八峰キレット小屋
11:41 八峰キレット
13:22 鹿島槍ヶ岳北峰
14:18 14:28 鹿島槍ヶ岳
15:15 15:18 布引山
16:05 冷池山荘

3日目

• 山行: 4:24
• 休憩: 0:06
• 合計: 4:30

距離 8.5km 登り 457m 下り 1,448m

5:48 冷池山荘
7:18 7:21 爺ヶ岳南峰
7:49 7:52 種池山荘
10:00 柏原新道登山口
10:18 扇沢駅

天候

曇り晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

八方第2駐車場(無料)に駐車し、ロープウェイとリフト(7:00始発)で八方池山荘まで。
帰りは扇沢からバス(10:30発)で八方バスセンターに戻った。

コース状況／危険箇所等

八方池山荘〜唐松岳：
　非常によく整備された歩きやすい道。
唐松岳〜五竜山荘：
　牛首の鎖場は少し嫌な感じで注意が必要。その後は普通の尾根道。
五竜山荘〜五龍岳：
　初めは傾斜も緩く歩きやすいが、頂上直前は岩壁の隙間をよじ登る感じ。
五龍岳〜キレット小屋：
　このルートの核心部で、嫌な感じの岩稜帯のアップダウンの連続で鎖場も多いのでかなり注意が必要。キレット小屋手前の3段登りはかなりきつい。
キレット小屋〜鹿島槍ヶ岳：
　八峰キレットは鎖や梯子がしっかりついているので、それほど大変ではない。キレット通過後は岩場の急登が続き、特に南峰直下の急登がきつい。
鹿島槍ヶ岳〜爺ヶ岳〜扇沢：
　非常によく整備された歩きやすい比較的緩傾斜の道。

唐松岳〜五龍岳〜鹿島槍ヶ岳の部分は岩稜尾根で鎖場も多く、外傾したスタンスが多いため、雨で濡れているとかなり厄介そう。

その他周辺情報

八方第2駐車場の八方の湯。800円。内湯と半露天で広くて綺麗。

写真

8/2 7:01

八方のゴンドラ乗り場。7時の始発を待っている。

8/2 7:52

八方池山荘。ここからスタート。

8/2 8:15

何の花？→イブキジャコウソウ。

8/2 8:16

タカネナデシコ。

8/2 8:20

ワタスゲとニッコウキスゲ。

8/2 8:23

何の花？→ミヤマアズマギク。

8/2 8:30

何の花？→ハクサンシャジン。

8/2 8:32

クリマユリ。

8/2 8:37

タカネマツムシソウ。

8/2 8:39

ミネウスユキソウ。

8/2 8:41

何の花？→クモマミミナグサ。

8/2 8:42

八方池はもうすぐだ。

8/2 8:53

何の花？→クガイソウ。

8/2 8:54

線香花火のようなシモツケソウ。

8/2 8:57

八方池。あいにくガスって白馬は見えない。

8/2 9:11

登山者カウンタ。

8/2 9:19

何の花？→ハクサンタイゲキ。

8/2 9:22

ハクサンシャクナゲ。

8/2 9:32

何サクラソウ？→ハクサンコザクラ。

8/2 9:36

サンカヨウ。すこし透き通っている。

8/2 9:38

エンレイソウ。

8/2 9:40

ミヤマキンポウゲ。

8/2 9:44

久しぶりに見るキヌガサソウ。

8/2 9:47

扇雪渓。まだだいぶ残っている。

8/2 10:19

丸山ケルン。

8/2 10:27

タテヤマリンドウ。

8/2 10:28

チングルマ。

8/2 10:35

綿毛のチングルマ。

8/2 10:55

もうすぐ唐松山荘。

8/2 11:06

見えた。

8/2 11:06

ミヤマダイコンソウ。

8/2 11:09

唐松岳。西側はあまりガスっていない。

8/2 11:14

これから進む五龍への稜線。

8/2 11:31

唐松岳山頂。

8/2 11:42

雪渓で雪の切り出し作業をしていた。小屋で使用するのだろうか？

8/2 11:45

不帰から白馬の稜線。

8/2 11:46

コマクサ。

8/2 11:55

剣が顔を出した。

8/2 11:55

アップで。

8/2 12:16

唐松岳と山荘。

8/2 12:20

牛首の鎖場の始まり。

8/2 12:29

結構凄いところを下る。

8/2 12:32

鎖場は続く。

8/2 12:43

さらに続く。

8/2 12:56

イワツメクサ。

8/2 13:11

牛首の岩場を振り返る。これからは普通の尾根道。

8/2 13:38

遭難碑。

8/2 14:12

だいぶ来た。

8/2 14:12

なだらかな稜線を進む。

8/2 14:15

振り返って唐松岳。

8/2 14:49

五竜山荘が見えた。

8/2 15:23

五竜山荘。今夜の宿だ。

8/2 15:39

ガスに煙る五龍岳。

8/2 16:56

西側の谷に残る雪渓の上を歩いていたサルの親子。

8/2 18:57

西側の谷に残る雪渓。ガスがかかって幻想的。

8/3 4:32

翌朝、もうすぐ日の出。

8/3 5:02

モルゲンロートに輝く五龍岳。

8/3 5:04

唐松岳。

8/3 5:27

五龍岳。あの壁を登る。

8/3 5:39

凄いルートだ。

8/3 6:01

五龍岳山頂の分岐から山頂。

8/3 5:55

五龍岳山頂。剣が素晴しい。

8/3 5:55

分岐を振り返る。東側は見渡す限りの雲海。

8/3 5:55

鹿島槍ヶ岳。あれを越えるのか、遠い。

8/3 5:55

剣のアップ。

8/3 5:55

立山。

8/3 5:56

遥か遠くに槍の穂先が。

8/3 5:56

唐松〜白馬。

8/3 6:41

鹿島槍に続く岩稜。

8/3 6:44

突然、ライチョウの親子が。

8/3 6:45

4羽のヒナを引き連れていた。この写真には3羽写っているが、見つかるか?

8/3 6:55

何の花？

8/3 6:56

結構凄いところを下ってきた。

8/3 6:56

まだまだ続く。

8/3 6:58

何の花？→タカネツメクサ。

8/3 7:00

大分来た。

8/3 7:01

鎖場だ。

8/3 7:08

鎖場だ。

8/3 7:11

まだまだ続く。

8/3 7:16

大分来た。

8/3 7:22

鎖場だ。

8/3 7:43

剣を横に見ながら岩稜歩きは続く。

8/3 8:01

鹿島槍が少し近づいてきた。

8/3 8:02

五龍を振り返る。

8/3 8:10

赤抜のザレ場が見えてきた。

8/3 8:15

赤抜のザレ場。梯子が見える。

8/3 8:19

梯子。

8/3 8:27

ようやく北尾根ノ頭。

8/3 8:27

五龍を振り返る。かなり来た。

8/3 8:35

鹿島槍が大分近づいてきた。

8/3 9:01

口の沢のコル。

8/3 9:33

三段登りの岩場。疲れた足にきつい。

8/3 10:22

やっと見えたキレット小屋。凄い場所だ。

8/3 11:32

八峰キレットの鎖場。

8/3 11:35

八峰キレットの核心部へ。

8/3 11:35

梯子。

8/3 11:37

トラバース。

8/3 11:40

梯子。

8/3 11:40

トラバース。

8/3 11:42

これで核心部はおしまい。

8/3 11:54

それでも岩場の急登は続く。

8/3 13:27

鹿島槍北峰への分岐。

8/3 13:22

北峰、疲れたのでパス。

8/3 13:27

南峰への吊り尾根。

8/3 13:54

南峰直下の急登。疲れた体にはとてもきつい。

8/3 14:09

もうすぐだ。

8/3 14:26

鹿島槍南峰。結構広い。

8/3 14:49

何の花？→イブキジャコウソウ。

8/3 14:49

何の花？→タカネツメクサとチシマギキョウ。

8/3 14:49

北側の尾根はうって変わってなだらかか道。

8/3 15:09

布引山から鹿島槍。

8/3 15:10

冷池山荘が見えてきた。

8/3 15:10

ハクサンフウロ。

8/3 15:17

イワヒバリが道案内をしてくれた。

8/3 15:20

冷池山荘まだ以外と長い。明日登る爺ヶ岳が見えてきた。

8/3 15:39

アオノツガザクラ。

8/3 15:44

鹿島槍。布引山がデカい。

8/3 15:45

ミヤマキンバイ。大きくて立派。

8/3 15:45

白みがかったミヤマキンバイ。

8/3 15:54

気持ちのよい尾根道。でも長い。

8/3 16:01

ようやく。

8/3 16:06

冷池山荘。今宵の宿。

8/3 17:15

この水たまりが冷池。

8/4 5:05

翌朝の日の出。

8/4 5:05

日の出。

8/4 5:07

朝日に映える鹿島槍。

8/4 5:07

雲海の上に浅間山の噴煙が。

8/4 5:10

朝日に染まる冷池山荘。

8/4 6:02

爺ヶ岳への登りから山荘を振り返る。凄い崖っプチにある。

8/4 6:17

爺ヶ岳の北峰、中央峰、南峰。

8/4 6:38

種池山荘が見える。

8/4 6:45

諦めていた富士山が見えた。

8/4 6:45

富士山のアップ。

8/4 6:46

浅間山のアップ。

8/4 6:46

八ヶ岳のアップ。

8/4 6:46

南アルプスのアップ。

8/4 7:08

先を急ぐため中央峰はパスして、南峰へ。

8/4 7:08

ここにもコマクサが。

8/4 7:19

爺ヶ岳南峰山頂。

8/4 7:19

種池山荘へのなだらかな稜線。

8/4 7:48

種池山荘。なにかメルヘンチック。

8/4 7:52

針ノ木岳と針ノ木雪渓。そのうち行きたい。

8/4 9:12

扇沢のバスターミナルが見えてきた。10:30のバスに間に合わせるため、急いで下る。

8/4 9:59

登山口に着いた。ここからバスターミナルが登りでキツカッタ。

撮影機器：

DSC-WX350 SONY

感想

tat7

今回はあまり天気は期待していなくて、雨さえ降らなければ良いと思っていたが、予想外に良い天気で大展望も得られ、真っ黒に日焼けしてしまった。高山植物もいたるところに咲いていて道中を楽しませてくれたし、サルやライチョウまで見れて、とても大満足の山行だった。

牛首の鎖場は、高度感があり思ったより嫌な感じだった。また、五龍〜キレット小屋がこのルートの核心部だと聞いていたが、まさにその通りで、鎖場の多い岩稜のアップダウンでかなり体力を消耗してしまった。そのため、キレット小屋によくやく着いたときは息切れがひどく、ここで諦めて泊まろうかと弱気になったが、大休止したのち気を取り直して、何とか鹿島槍を越えて冷池山荘に辿りついた。八峰キレットは梯子や鎖がしっかりついていたので以外と楽に通過できた。

最終日は扇沢10:30発の八方まで行くバスに間に合わせるために急いで下りて、ぎりぎり間に合って助かった。