空木岳-檜尾岳周回:予想以上に厳しかった
- GPS
- 12:36
- 距離
- 22.1km
- 登り
- 2,627m
- 下り
- 2,322m
コースタイム
- 山行
- 12:10
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 12:36
( 3:20(3:30) 自宅 暗くスキー場を探すのに苦労)
4:18-21(4:25-30) 駒ヶ根高原スキー場駐車場(910(925)m)
5:13 林道終点(1,362m)
5:37(5:40) 分岐点(1,502m)(タカウチ場展望台(1,503m))
( 6:15 池山(1,774m)をバイパス )
6:11-12(1")(6:30-35(5")) 池山尾根水場(1,750(1,745)m)
凍らせたアクエリアスを忘れ今日はCCレモン1本のみ、水場で100cc程清水を飲む
8:42-47(5")(9:10) 空木平カール分岐(2,533m) よもぎ大福とアミノバイタル1/2
足の攣り防止で芍薬甘草湯1服。帽子を被る
予定を変更して空木平経由に。お花畑満開。しかし、足場あまりよくない
9:05 旧避難小屋(2,520m)
9:09-10(1") 沢で清水50cc程飲む
9:52 駒峰ヒュッテ(2,800m)
10:01-02(1")(10:00-05(5")) 空木岳(2,864m)
登り:5'40"(5'30") 延標高差:2,362(2,087)m 速度:417(379)m/h
距離:10.6(9.9)km 歩行速度:1.87(1.80)km/h 休憩時間:7(5)"
10:57(10:50) 木曽殿越(2,495m)
11:24-25(1')(11:15) 東川岳(2,671m) アクエリアス1/2本
12:41-49(8")(12:20-25(5")) 熊沢岳(2,778m) 赤飯1/2、CCレモン1/3本
最終バスが何時か調べてこなかった。バス道を歩くことを覚悟。家に電話するも繋がらず
14:02-03(1")(13:10) 檜尾岳(2,728m) 私より年配?の方に木曽殿までどれぐらい掛かるかと聞かれる。3時間以上と答えると4時間かと。心配だ。
14:12-16(4")(13:20) 避難小屋(2,865m) 遅れついでにゆっくりする
15:05(14:00) シャクナゲのピーク(2,443m)
15:43-44(1") (2,040mP) GPS電池切れ、電池入れ替える
15:52(15:10) 赤沢ノ頭(1,992m) ここより道が歩き易くなり、ひょっとしたら予定のバスに間に合うかと飛ばすが途中で諦める
16:35-37(2") (1,370mP) 清水を飲む50cc程
16:51(16:15-36) 登山口(1,200(1,205)m)
16:55-17:06 檜尾橋(1,175m) バス
下り:6'53"(6'00") 延標高差:3,039(2,871)m 速度:442(479)m/h
距離:11.5(10.5)km 歩行速度:1.67(1.70)km/h 休憩時間:17(5)"
山行:12'34"(11'45") 延標高差:5,401(4,958)m 速度:430(422)m/h
距離:22.1(20.4)km 歩行速度:1.76(1.74)km/h 休憩時間:25(15)"
( 17:12-13(16:52-55) 菅の台バスターミナル )
またまたスキー場への道が分からず、GPSでナビしてもらう
( 1730-31(17:10-15) 駒ヶ根高原スキー場駐車場 )
飲食:よもぎ大福、赤飯1/2、CCレモン1本、アミノバイタル1本、清水計200ml程、帰りスキー場に向かう途中でヨーグルト味のスポーツドリンク1本
( 18:27(18:15) 自宅 )
Door to Door:15'07"(14'45")
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
池山尾根2,100m付近からの痩せ尾根、注意書きあり。ハシゴ、鎖場 |
写真
感想
半月程前にhayabusaHanさんが通ったコースを通る。
hayabusaHanさんは雨、怪我の中10時間弱で歩いているので11'45"なら楽勝と考えていたがとんでもない。12'34"も掛かってしまった。
計算が狂ったのは稜線歩き。花崗岩の岩ゴロゴロのところの標高差に現れないアップダウンとハエマツが道を覆い抵抗も馬鹿にならない。何時も稜線歩きで計画が狂う(稜線歩きの時間に余裕を思っているが何時も忘れる)。また、下りも足が疲れているため怪我を恐れゆっくりにならざるを得ない。まあ、計画がまだまだ甘い。
コース概要:
スキー場-林道終点
スキー場からは駐車場の上にまず登山口の道標がありスキー場横を行く。
しかし、遊歩道の看板に変わり登山道の案内はない。しかし、分岐点に到着すると標識あり。
林道に出ると対面に登り道あり(地図では林道を多少歩くように見えるが)。
林道終点まで林道を横切るだけで山道で道標がしっかりある。
工事中で車は林道終点まで入れない。
今日は林道終点の駐車場から南アルプスが見えたがその後は雲の中。
林道終点-水場
緩やかな勾配の広いいい登山道、気持ちがいい。5年前にWV後輩と登ったが印象にない。今回は池山経由を計画していたが、大事の前で小事は諦めようとバイパスを行く。水場の水がこんこんと湧き出ている
水場-空木平分岐
今回も右手登山道から登る。ここは前回の様子を思い出す。
遊歩道経由の道と合流しトラバース気味に行く。しばらくすると下りに入り鞍部に到着する。ここから少し登ると空木岳の唯一の難所、痩せ尾根になる。ハシゴ、鎖場が続く。(慣れた人には大したことだないが。)
その後も分岐まで長い。高山植物を愛でながら気長に歩いてもらいたい。
分岐手前で駒峰ヒュッテの管理人と会う。昨日の台風今朝4時まで激しかったとのこと。水500ml200円で買えるとのことだった。
空木平分岐ー空木岳
前回駒石経由でピストンしたので今回急遽カール経由に変更する。
トラバース道で倒木、大きな根で歩きにくい。しかし、高山植物の宝庫。
旧避難小屋からはカールの雰囲気に。山頂も見えてくる。大きな花崗岩の姿は異様、燕岳を思い出す。
駒峰ヒュッテまでは初め沢沿いを行く。カールの上部は急登かと思ったがそれ程でもない。
駒峰ヒュッテから山頂までは、花崗岩の風化した砂道。山頂付近は奇岩のオンパレード。
山頂では、池山分岐手前であっさり抜かれた男女3名の青年に再会、また、若手にこれから檜尾尾根を下るなら5時過ぎになりますよとアドバイスされる。事実、5時近くになってしまった。
稜線
花崗岩の巨岩の横をすり抜けながら下る。2,782mPの第1ピークに到着。第2ピークはあるの?
ここから一気に下る。しばらくして木曽殿山荘が真下に見えてくる。
木曽殿山荘は立派な小屋だ。この後、檜尾岳までに20名近くの人に出会ったが、殆どが千畳敷から木曽駒を登って木曽殿に泊まるようだ。
東川岳までは下った勢いで一気に登るが、それから熊沢岳、檜尾岳への道はきつかった。長い、トラバース道は起伏があり予想以上に時間が掛かる。特に檜尾岳は見えるが中々つかない。ハエマツが足にまとわりつく、抵抗が結構ある。
普段は時間をチャックしていないが、バスに間に合うか気になるため山頂ごとにチェック。熊沢岳で終バスに間に合わなかったことを考える。
檜尾登山道
伊那前岳の尾根と池山尾根の真ん中で晴れていれば、南アルプスを目の前に最高の景色を見ながら下れそう。
今日も南アルプスは見えないものの宝剣岳も見え、今日登ってきた池山尾根、空木岳も顔を出した。
最近、下りが苦手になり怪我が怖いのでどうしても慎重にならざるを得ない。赤沢ノ頭までは慎重に、それからは道がよくなる。
予定を詰めたが、1時間遅れを挽回することはできなかった。
檜尾岳登山口とバス停間は3-400m離れているので要注意。
バスの最終は17:36。
蛇足
前日の朝、腰の不安定が再発、しかし、昼には腰に違和感(重い鈍痛的なもの)のみで不安定さは解消。当日も起きると不安定さはある。歩いている間に治るだろうと決行。
朝方、台風一過で澄んだ青空なのに腰の不安定さと鈍痛で晴れやかな気持ちになれない。幾度となくピリッと痛みが走る。結局、空木岳山頂まで改善しない。
しかし、下りに差し掛かる辺りから不安定さはなくなる。
鈍痛も疲れと馴れからか下山するころには気にならなくなってきた。
驚いたことに今朝起きると不安定さどころか今まであった鈍痛も全くない(現在も)。信じられない。山歩きは万能薬?(膝の痛みは変わらずだが)
人間の身体は不思議だ。昨日へとへとだったのに今日は全く疲れが残っていない(2,3日後にでるかも)。長丁場なのでスピードをわずかにセイブしたのが結果としてよかったか
中央アルプスも将棋頭山(または麦草岳)から越百山まで日帰り4回で繋がった。しかし、その先は藪漕ぎで難しい
東川ー檜尾の稜線歩きは私も予想以上に変化があってかなりへこたれました。
さて、こうなると次は奥念丈岳〜南コスモの藪歩きですかね!
奥念丈岳〜南コスモの藪歩きは日帰りでは無理でしょう。
越百山に行った時、南越百に行こうとしましたが藪漕ぎで断念しました。
無理ですよ。
東川ー檜尾の稜線歩き、全くピッチが上がりませんでした。
それにしてもhayabusaHanさんの凄さを改めて知らされました。
本当に一時間違いで入山してますね
ご連絡すればよかったと後悔…
距離的にはそこそこなんですが、累積標高差ですかね
ズタボロでした(◞‸◟)
本当、hayabusaHanさんの凄さに脱帽です
空木平迷ったけど駒岩から宝剣岳が見えると聞き、今回もそっちにしてしまいました
あんなお花がたくさんとは(>_<)!!
檜尾尾根を下るコースの方がタフでハードだったので、稜線雷の心配なさそうだったし先に進みました
厳しい稜線歩きに後の厳しく長い下り、本当におつかれさまでした!
会えなくても同じ日に同じ稜線を歩き同じ景色を見ていたのかと思うと下山後にも嬉しい気持ちになれました
たくさん振り返り眺めましたがお互いずっと近くにいたんですね
この知らせを聞き、励みになりました
頑張って体力作りに取り組むので次はぜひご一緒に!!
私の方の記録は反省もあり、コメント欄控えさせて頂きました
では、腰と膝しっかり休めてくださいね!
メッセージありがとうございました(*˘︶˘*)
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