北岳、間ノ岳、農鳥岳縦走 百花繚乱


- GPS
- 32:00
- 距離
- 25.3km
- 登り
- 2,717m
- 下り
- 3,423m
コースタイム
7:33広河原〜9:01二俣9;05〜10:29右俣分岐-10:45小太郎分岐-11:21肩の小屋11:35〜11:55両俣分岐-12:26北岳山頂12:35-13:01吊尾根分岐-13:30北岳山荘14:00 歩数18,402歩 お花畑方面散策(泊 北岳山荘)
7月18日(月)
5:04北岳山荘〜5:40中白根〜6:38間ノ岳6:50〜7:32農鳥小屋7:39〜8:52農鳥岳9:00〜9:36大門沢下降点〜11:03大門沢小屋11:31〜12:56登山口-13:23奈良田第一発電所〜13:39奈良田駐車場 歩数25,248歩(電池切れで大門沢小屋まで)
天候 | 17日快晴後曇り 18日晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
18日 13:39奈良田駐車場〜湯島の湯で入浴〜自宅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●広河原〜二俣〜右俣〜肩の小屋〜北岳 登山者も多く、危険箇所全くなし。 ●北岳〜北岳山荘 同上 ●北岳山荘〜中白根〜間ノ岳 思う以上に距離があり、時間がかかります。 ●間ノ岳〜農鳥小屋 下るのみ、思った以上に短時間で到着 ●農鳥小屋〜農鳥岳 農鳥小屋からの最初の登りは急登できついです。農鳥岳まではいくつもピークがありアップダウンが堪えます。西農鳥岳のピークは標識も案内もなく通り越してしまいます。農鳥岳山頂から見ると西農鳥岳が分かりますが、通り越してからなので後の祭りです。 ●農鳥岳〜大門沢下降点〜大門沢小屋 農鳥岳から大門沢下降点までは最後の稜線歩きを楽しめます。下降点から大門沢小屋はひたすら下り。忍耐! ●大門沢小屋〜登山口 ひたすら下り、まだまだこんなにかかるのかって感じです。登るのはいやだな ●登山口から奈良田駐車場 林道と舗装道歩き。 |
写真
感想
●白根三山縦走をどのように歩くか・・・・
自家用車を使う場合、考えればすぐ分かることですが、奈良田に車を置き、バスで広河原に、北岳→間ノ岳→農鳥岳→大門沢→奈良田 なら、帰りのバスの時間を気にすることなく気楽です。で、そのようにしました。
●一日目
北岳に登って北岳山荘泊まりなので、花を楽しみながら登ります。前回の6月26日の時に比べ、花の種類、数とも多くなり、やはりこの時期来て正解でした。二俣〜右俣〜肩の小屋まで色々な花を楽しめます。
北岳山荘に早めに着いたので、受付をした後、缶ビールを1本キューと飲み干して、トラバース道のお花畑を散策に。
ビールを飲んだ後で息が切れましたが、お花畑まで約40分。キタダケソウは葉っぱだけになっていましたが、シナノキンバイ、ハクサンイチゲなど多くの花が盛期を迎えていました。7月20日前後は海の日の3連休で非常に混雑しますが、なぜかトラバース道は人が少なく、ゆっくり花を楽しめます。
●さて初めての山小屋泊
海の日の三連休。混むことは分かっていましたが、北岳山荘では布団2枚に3人。でも幸いなことに一番隅で、隣の2人は夫婦だったので、比較的広くスペースを取ることができました。
夕食は5時頃から四班に分かれてとりました。私は3組目の18時から、次のグループがいるのでゆっくり食事はできません。晩酌は缶ビール1本のみ。でも標高が高いからか酒が良く回り、持って行ったウイスキーを飲む気にはならず。
夕食後寝るには早いので、伊那方面への落日を鑑賞。これも山中泊でなければ味わえない楽しみ・・・
暗くなれば即、寝る体制で、消灯は20時。早い! 暑かったり、イビキがうるさかったりで、少々神経質な私はあまり寝ることができず。3時頃には起き出す人もいて、ゆっくり寝ていられないので、私も3時40分頃に起床。
●2日目
朝食も混雑し、希望の5時には出発出来そうにないので自前で用意。
日の出と朝食をセットで楽しむため、山荘の南側で湯を沸かし朝食。後で調べたら日の出は4時42分、山際が明るくなってもなかなか日の出にならず、中白根まで登ってしまえば良かった!・・・実際そういう人も多くいました。
北岳山荘から間ノ岳までは、周囲の山々の景色、特に北岳の勇姿が素晴らしいです。(間ノ岳方面から見る北岳は特に尖って見える)
間ノ岳までは、北岳山荘に荷物をデポして登る人は結構多いですが、農鳥方面に行く人はぐっと少なくなります。
間ノ岳から農鳥小屋まで一気に400mほど下り、農鳥岳方面には250m位登り返しが有ります。西農鳥岳のピークには標識がないので、通り越してしまうので注意しましょう。
農鳥岳からは塩見岳や荒川三山がよく見えます。
大門沢下降点までずーっと森林限界以上の稜線歩きが続き、雷鳥はいずこと、周囲を注意して歩きましたが、ついに雷鳥とは逢えずじまいでした。
未だに一度も雷鳥とは出逢っていません。次回は逢いたいものです。
台風6号の影響が心配ですが、今週(7月23〜25日)も2泊(塩見小屋1泊、北岳山荘1泊)で長大な仙塩尾根を歩く予定です。(5週連続とは、と呆れる方も多いでしょうが・・・実は6週目も予定が・・・)
bekopapaさん
お花の縦走、お疲れ様でした!
先日、赤岳でお会いしたhonsamaです
前回に引き続き、同じに同じ山に登った訳で非常なる奇遇を感じます
bekopapaさんが小太郎分岐から肩の小屋に歩いている最中、僕は北岳山頂でカカト落し・・・というニアミスでした
あの日はホント、人出が多かったので遭遇してもお互い特定できたかどうか・・・ですが、またどこかでお会いできるとイイですねえ
しかし、この時期の北岳周辺、お花がいっぱいでビックリです。
噂には聞いていましたが、予想以上でした。
bekopapaさんの記録も華やかで
しかも山中泊ならではの景観、良いですねえ
日帰りでガンガン歩くのもいいですが、たまにはこのように
ノンビリしたいと思う記録でした〜。
honsamaさんのレコの方にコメントを入れようと思っていたら先に私の方にコメントをいただきありがとうございます。
同日の1時間ぐらい前に北岳に登っていたのですね。
その時間私は肩の小屋付近にいました。honnsomaさんも残雪の氷水の中に入れられた飲み物を同じように写真に撮っているとは笑いました。
私もビール飲みたかったです。
しかし、あの混雑の中で、標柱に正拳突きやら、かかと落しやらよくできましたね。
私も次回はやってみようかと思います
また。甲州のシュールリーが好みとはかなり通ですね、
ps.今回のレポも楽しかったですが、過去のレコの「秘境・瑞牆山に幻の「カンマンボロン」を見た!(あるいはカンマンボロンクエスト)」 は抱腹絶倒でした。
これからも楽しいレポお願い致します。
カンマンボロンの記録、「抱腹絶倒」でしたかあ
あれは赤岳で一緒だった4人での初コラボで記念すべき記録なのです
権現→赤岳ではみんなイッパイイッパイであまり余裕がなかったこともあり、「今度4人でコラボするときはガンガン歩くよりカンマンボロン探しのような『企画モノ』がイイね」などと話してますので、今後にご期待ください
ちなみに、山頂でのアクションですが、、、皆さん絶景に見とれている隙にササッと済ましているので全然大丈夫だと思いますケド。。。
とくにカカト落しは写真をお願いした方にも好評(だったと思います)!
ということで、皆さんの「変な山頂ポーズ」を期待して止まないhonsamaでした。。。
honsamaさんとまた同じ日にいかれたんですね
あのかかと落としをみれば一発で声をかけれそうですよね
北岳、間ノ岳、農鳥、やっぱり素敵ですねぇ。
今回「岳人」でも特集が組まれていて、山々の連なる写真にかなり行きたい度があがっています。
テン泊で行きたいなぁ。
bekopapaさんのお花も山の写真もきれいですね!!
また楽しみにしています
tamaoさん、コメントありがとうございます。
返事が遅れてすみません。塩見岳〜北岳縦走してたもので。こんなに長い距離を歩いたのに、また雷鳥には逢えずじまいでした
プロフィールの写真、雷鳥のヒヨコに変えましたね。
とってもかわいくて良いですね
北岳、間ノ岳、農鳥の縦走。北岳山荘が混むので、テン泊すれば気楽で良いでしょうね。北岳にはtamaoさんの好きな花の種類も豊富ですし
日帰り派の私でしたが、夏山は山頂に着く頃ガスで眺望を楽しめないので、やはり山中泊が良いですね。
私もこれからテン泊の道具を揃えようかな、なんて思っています。
塩見岳〜北岳をアップしましたのでまた見てください
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