紅葉狩りに、大日岳〜立山(北ア)
- GPS
- 28:47
- 距離
- 25.1km
- 登り
- 3,100m
- 下り
- 1,717m
コースタイム
- 山行
- 6:43
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 7:27
- 山行
- 5:12
- 休憩
- 2:30
- 合計
- 7:42
天候 | 1日目 晴れ 2日目 晴れ〜薄雲 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大日岳〜雷鳥沢 登山道は整備され歩きやすいですが、始めの登山道は新しめ岩がに崩落した箇所があり。牛ノ首付近は痩せ尾根がちょっとあり、万が一滑落するとアウト。大日平小屋からしばらく続く木道は濡れて滑りやすいです。大日岳からは登山道の幅が狭くすれ違いに注意。 雷鳥沢〜雄山〜別山 一ノ越手前の雪渓も無くなり特に危険な箇所は無いと思います。 |
写真
感想
【感想/記録】
登山グループの隊長と穂高方面へ行く予定がぽしゃったので、1人でテン泊できて紅葉が美しそうな立山行く事に。アルペンルートを使うと楽すぎて、トレーニングにならないので、称名滝登山口から大日岳、奥大日岳を経て雷鳥沢野営場へ向かいテン泊、2日目日は立山を周回する事に。
■1日目 活動時間:7時間27分活動距離:12.22km 高低差:1,572m 累積標高上り/下り:1,911m / 666m 消費カロリー:3087kcal
紅葉が見頃の時期なので、立山駅周辺の駐車場は激混みが予想され、称名滝駐車場からスタート。帰りは立山駅から便数が少ないバスに乗って帰って来なければいけませんが、早くスタートできます。途中でチラッと見た立山駅川沿いの駐車場は、5時45分頃なのに、かなり埋まっているようでした。桂台のゲートには6時前に到着し一番乗りでしたが1時間以上も待たねばならず暇です。
幸いゲートは6時40分過ぎにオープン、称名滝駐車場でトイレを済ませ、準備をして登山口へ向かいます。並んだ車の数は少なく駐車場は十分余裕がありました。歩いていると樹林帯はやっぱり暑く、汗だくになりそう。急坂を登っていると心拍数が140を超えたので、猿ヶ馬場で給水がてらちょっと一休み。重いザックを背負っているので痩せ尾根の牛ノ首は慎重にクリアして、急坂を登りきると木道が続く大日平か大日平山荘に到着し、行動食を食べて出発。
木道が続きしばらくすると、丸い岩が重なった登山道が続くようになります。ここも急坂ですが標高を上げていくと、キレイな紅葉が見えてきました。重いザックを背負っているので、歩みは遅いですが、10時半過ぎにようやく大日小屋分岐点に到着。剱岳が正面にドーンと見えました。ザックをデポして大日岳を目指します。重い荷物が無いとあっと言う間に山頂に到着。立山、薬師岳、遠くには槍ヶ岳も見えて最高のお天気です。
大日岳から降りて大日小屋の前で昼食を食べてから出発。中大日岳、七福園を過ぎて一旦下りまた登り返すと奥大日岳に到着、立山が大きく見えます。紅葉を見ながら小さなアップダウンを繰り返すと、雷鳥沢野営場が遠くに見えてきました。結構テントで埋まっており、急いで下山するため木道は走って、14時半過ぎに野営場に到着。幸いテントが設営できるスペースは十分余裕がありました。
テントをサクッと設営し受け付けを済ませ、ビールを飲んでマッタリしましたが、日差しが少しあってもやはり寒い。夕方近くには雲が出てきて日差しが隠れ、更に寒くなってきました。夕食のパスタを食べて7時前には寝ました。
■2日目 活動時間:5時間40分 活動距離:12.25km 高低差:751m 累積標高上り/下り:1,274m / 1,118m 消費カロリー:2480kcal
翌日は雄山でご来光を見るために3時過ぎに起床するも、寒くてシュラフから中々出られない。朝食用のお湯も沸くのに時間がかかり、結局予定より遅れて4時10分頃にテントを出発。今回はサブザックなので身体が軽い。地図には雷鳥沢から一ノ越までのショートカットがあるので、この登山道を進みます。でも一ノ越と室堂の分岐点を見逃し、結局室堂山荘より少し進んだところの登山道に合流。空が明るくなってきたので、休まずドンドン進みます。
一ノ越に到着すると、東の空が赤く染まってきました。ご来光間に合うようにガンガン登りますが、息が上がってスピードが出ない。三ノ越からは富士山もはっきり見えますが、頂上に出ないとご来光が見えない。息を切らせて登っている途中で、後ろの浄土山や薬師岳が赤く染まり、ご来光に間に合いませんでした。しばらく登るとようやく雄山の山頂に到着。ご来光の瞬間には間に合いませんでしたが、朝日と北アルプスの山々、八ヶ岳、南アルプスも見えました。
少し休んでから大汝山、富士ノ折立から下り、朝日を浴びる真砂岳の稜線を歩き、別山南峰に到着。ここで剱岳を見ながらパンを食べ、少し休んでから剣御前小舎を経て、雷鳥坂を下ってテントに帰還。時間がもったいないので、テントの撤収をしながらお昼ご飯のカレーの準備をし、立山を見ながらカレーを食べてコーヒーを飲んで、雷鳥沢野営場を後にしました。ここから石階段が永遠と続きますが、ドンドン登って室堂に到着。
雄山からのご来光に間に合わなかったので、来年は間に合うようにまた来たいと思います。弥陀ヶ原を歩き八郎坂を下って、称名滝駐車場へ戻る野望がありましたが、疲れたのであっさり日和り、アルペンルートのバスとケーブルカーに乗って下山しましたとさ(笑)。
【注意点や反省点】
ザックとカメラバッグ、ウエストポーチの重さは約16.5kg(水分850ml+ビール350ml含む)。
雷鳥沢野営場はソフトバンクが4Gでしたバッチリ繋がりネットが快適です。
日中は日差しがあると暑いくらいでしたが、日没後は急に寒くなり、19時前にはテントの結露が凍結していました。明け方は氷点下くらいに気温が下がりますので防寒対策はしっかりと。春秋用のシュラフでないと寒くて寝られませんでした。
寒さに弱いiPhoneをテントの中に放置していたら死にました。幸いモバイルバッテリーで充電したら蘇生しましたが、これからはiPhoneは保温しなければいけない季節ですね。
紅葉は大体標高2200〜1600mくらいまでが見頃のようでした。紅葉の見頃はこれからドンドン標高が下がると思いますが、近づくと枯れ葉のようで、発色は今ひとつのようでした。
齢五十半ばだと気になるのが自身の健康です。8月に受けた生活習慣病の結果は、検査項目全てAでした。洞性徐脈の指摘を受けた心電図は恐らくスポーツ心臓の影響。悪玉コレステロールが多めで、善玉コレステロールが少なめなのはまだ改善の余地ありです。登山を始める前はメタボで脂肪肝、挙げ句の果てに糖尿病と診断され、メタボ精鋭チームに選抜されて生活習慣指導を受けさせられました。炭水化物少なめの食生活、毎日の歩荷ウォーキングと毎週の登山での運動で生活習慣が改善されて、無事健康を取り戻せました(^_^)。もう平地の歩荷ウォーキングでは身体に負荷がかからなくなり、最近は走るようにしています。
【Apple Watch等による計測結果】
ムーブ(安静時を越える推定エネルギー消費量 / kcal)
759
816
エクササイズ( 活発に活動した分数 / 分)
39
63
スタンド(1時間のうち1分以上身体を動かした時間 / 時間)
15
13
登った階数( 一階=約3mの高度を上昇 / 階)
410
305
ウォーキングの距離(km)
21.4
21.9
歩数(1日で歩いた歩数 / 歩)
30,353
29,923
心拍数 (1日で最低、最高の心拍数)
51〜144
41〜150
体重
61.3 -> 61.8
2日目は楽な山行だったのか体重増加となりました(´Д`)。
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