【4:00 七倉ダム(七倉山荘前)到着】
前日22:30に東京竹橋を出発した毎日アルペン号にて、まだ夜明け前の七倉ダムに到着。
駐車場には車中泊をしてる人・空きスペースにテントを張って前日泊してる人など多数いた。
←七倉ダムの駐車場の様子
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【4:00 七倉ダム(七倉山荘前)到着】
前日22:30に東京竹橋を出発した毎日アルペン号にて、まだ夜明け前の七倉ダムに到着。
駐車場には車中泊をしてる人・空きスペースにテントを張って前日泊してる人など多数いた。
←七倉ダムの駐車場の様子
バスを降りると、とりあえず真っ暗闇の中ポツンと明かりが灯る七倉山荘前まで移動。
山荘前のベンチでパッキングをしたり、朝ごはんを食べたりして出発の準備。
←七倉山荘。出発準備には小屋から漏れる明かりが有り難かった。
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バスを降りると、とりあえず真っ暗闇の中ポツンと明かりが灯る七倉山荘前まで移動。
山荘前のベンチでパッキングをしたり、朝ごはんを食べたりして出発の準備。
←七倉山荘。出発準備には小屋から漏れる明かりが有り難かった。
そして山荘の斜め向かいにある公衆トイレに寄ってから出発することに…。
←奥に見える建物が公衆トイレ
(自動センサーで電気が点くし、とてもキレイです)
この付近は平坦で広いので前日泊をしているテントもあります。
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そして山荘の斜め向かいにある公衆トイレに寄ってから出発することに…。
←奥に見える建物が公衆トイレ
(自動センサーで電気が点くし、とてもキレイです)
この付近は平坦で広いので前日泊をしているテントもあります。
←トイレの前には登山相談所がありますが、この時間はシャッターが下ろされていました。
登山届は手前にある黄色いポストに入れるようです。
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←トイレの前には登山相談所がありますが、この時間はシャッターが下ろされていました。
登山届は手前にある黄色いポストに入れるようです。
【4:39 七倉ダム出発】
ここから高瀬ダムまではタクシーで15分・一台2100円程度で行けるのですが、まだ夜間通行止めだったので歩いていくことにしました。(実はこの時、通行止め解除は通常時の6:30だと勘違いしていた)
←そんなこととは露知らず、まずは規制ロープを跨いで高瀬ダムへと出発。すぐに目の前に見える真っ暗なトンネルへ突入!
本当に真っ暗で距離も長いしかなり怖かった。
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【4:39 七倉ダム出発】
ここから高瀬ダムまではタクシーで15分・一台2100円程度で行けるのですが、まだ夜間通行止めだったので歩いていくことにしました。(実はこの時、通行止め解除は通常時の6:30だと勘違いしていた)
←そんなこととは露知らず、まずは規制ロープを跨いで高瀬ダムへと出発。すぐに目の前に見える真っ暗なトンネルへ突入!
本当に真っ暗で距離も長いしかなり怖かった。
【5:34頃 高瀬ダム直下】
そしてその後も幾つかのトンネル&ロックシェッドを潜り1時間程歩いた頃、ようやく高瀬ダムのロックフィル堰堤が見えてきた。
流石ロックフィルでは日本1位、全ダムでも黒部ダムに次いで日本2位を誇る高さです。
…とその時、背後から次々と追い越していくタクシーの列!?…どうやら繁忙期という事で通常よりも1時間も早くゲートが開いたらしい。
完全に事前調査ミス!しかもこの頃になると陽が昇って暑いしなかなか辿り着かないし、ここの堰堤の登りで予想外に体力を削られた…タクシーで来れば良かった…
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【5:34頃 高瀬ダム直下】
そしてその後も幾つかのトンネル&ロックシェッドを潜り1時間程歩いた頃、ようやく高瀬ダムのロックフィル堰堤が見えてきた。
流石ロックフィルでは日本1位、全ダムでも黒部ダムに次いで日本2位を誇る高さです。
…とその時、背後から次々と追い越していくタクシーの列!?…どうやら繁忙期という事で通常よりも1時間も早くゲートが開いたらしい。
完全に事前調査ミス!しかもこの頃になると陽が昇って暑いしなかなか辿り着かないし、ここの堰堤の登りで予想外に体力を削られた…タクシーで来れば良かった…
【6:00 高瀬ダム到着】
七倉を出発して1時間20分。ようやく高瀬ダムに到着。朝イチのラッシュが終わり、そろそろ帰り支度を始めているタクシーが恨めしい。
←硫黄臭がかすかに漂う高瀬ダム。烏帽子岳のピークがちろっと見えている!?
ダムまで登りつめると意外と風が強く、また湖面を冷たい風が渡ってきて少し肌寒かった。
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【6:00 高瀬ダム到着】
七倉を出発して1時間20分。ようやく高瀬ダムに到着。朝イチのラッシュが終わり、そろそろ帰り支度を始めているタクシーが恨めしい。
←硫黄臭がかすかに漂う高瀬ダム。烏帽子岳のピークがちろっと見えている!?
ダムまで登りつめると意外と風が強く、また湖面を冷たい風が渡ってきて少し肌寒かった。
しばらくダムの畔でおにぎりを食べたりして休憩。北ア3大急登のブナ立尾根へ取り付く前に態勢を整えておく。
因みに今日の天気は晴れ一時雷雨の予報。休みながらも早く出発しなくてはと気ばかりが焦る。
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しばらくダムの畔でおにぎりを食べたりして休憩。北ア3大急登のブナ立尾根へ取り付く前に態勢を整えておく。
因みに今日の天気は晴れ一時雷雨の予報。休みながらも早く出発しなくてはと気ばかりが焦る。
【6:23 高瀬ダム出発】
ブナ立尾根のCTは5時間〜6時間。標高差は1200m。
烏帽子小屋までトイレはないので、湯俣方面にある公衆トイレで用を済ませてから高瀬ダムを出発。
←先ずは堰堤の先にある不動沢トンネルを潜って登山道へ突入。
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【6:23 高瀬ダム出発】
ブナ立尾根のCTは5時間〜6時間。標高差は1200m。
烏帽子小屋までトイレはないので、湯俣方面にある公衆トイレで用を済ませてから高瀬ダムを出発。
←先ずは堰堤の先にある不動沢トンネルを潜って登山道へ突入。
←トンネルを抜けるとすぐに不動沢吊り橋を渡ります。
いつもながら吊り橋は冒険心を掻き立てられるようでワクワクします。
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←トンネルを抜けるとすぐに不動沢吊り橋を渡ります。
いつもながら吊り橋は冒険心を掻き立てられるようでワクワクします。
広々とした不動沢に架かる吊り橋を渡ると、その先には濁沢キャンプ場があります。
←白い砂地のキャンプサイトはとても寝心地が良さそうですが、増水時には注意だそうです。
というか、ここにもトイレがあったんですね…
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広々とした不動沢に架かる吊り橋を渡ると、その先には濁沢キャンプ場があります。
←白い砂地のキャンプサイトはとても寝心地が良さそうですが、増水時には注意だそうです。
というか、ここにもトイレがあったんですね…
キャンプ場を過ぎると、すぐに仮設足場のような階段が現れ、それを登ります。
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キャンプ場を過ぎると、すぐに仮設足場のような階段が現れ、それを登ります。
階段上部で左に折れ樹林帯に突入しますが、道が悪いのか所々こうやって足場が補強されています。
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階段上部で左に折れ樹林帯に突入しますが、道が悪いのか所々こうやって足場が補強されています。
そして薄暗い樹林帯を過ぎると、視界が開けて夏の日差しと白砂が眩しい濁沢を通過。
←しかし濁沢に架かっていたはずの吊り橋は、現在流失していて渡れません。
「この先の丸太橋を渡って下さい」とのこと。
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そして薄暗い樹林帯を過ぎると、視界が開けて夏の日差しと白砂が眩しい濁沢を通過。
←しかし濁沢に架かっていたはずの吊り橋は、現在流失していて渡れません。
「この先の丸太橋を渡って下さい」とのこと。
案内板に従って上流へ目を向けると、確かに丸太橋が架かっている。
突然、南アの農鳥岳からの下り…あの大門沢の丸太橋の恐怖が鮮烈に脳裏に蘇った。あれは本当に怖かった…
←写真奥には濁沢大滝が見える
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案内板に従って上流へ目を向けると、確かに丸太橋が架かっている。
突然、南アの農鳥岳からの下り…あの大門沢の丸太橋の恐怖が鮮烈に脳裏に蘇った。あれは本当に怖かった…
←写真奥には濁沢大滝が見える
ドキドキ緊張しながら丸太橋へと移動。
しかしここの丸太は幅も広く足場もフラットなので全く問題なく渡ることが出来た。ホッと一安心。
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ドキドキ緊張しながら丸太橋へと移動。
しかしここの丸太は幅も広く足場もフラットなので全く問題なく渡ることが出来た。ホッと一安心。
【6:49 濁沢・裏銀座登山口到着】
そして丸太橋を渡るとすぐに水場&ブナ立尾根の登山口に到着。
←指導標の下には水場への案内板があった
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【6:49 濁沢・裏銀座登山口到着】
そして丸太橋を渡るとすぐに水場&ブナ立尾根の登山口に到着。
←指導標の下には水場への案内板があった
←指導標から左へ入ると最後の水場があります。
……が、「煮沸して利用すること」って……えーっ!?
先月の折立登山口の水場といい、ここも要煮沸の水場だったのか……orz
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←指導標から左へ入ると最後の水場があります。
……が、「煮沸して利用すること」って……えーっ!?
先月の折立登山口の水場といい、ここも要煮沸の水場だったのか……orz
しかし今更どうしようもないので、一応水を補給しておきます。
体調に自信がない方は予め飲料水を持参したほうがよさそうです。
←水場は普通の沢水。上部の方は落石注意なので気をつけながら水を汲みます。
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しかし今更どうしようもないので、一応水を補給しておきます。
体調に自信がない方は予め飲料水を持参したほうがよさそうです。
←水場は普通の沢水。上部の方は落石注意なので気をつけながら水を汲みます。
【6:56 濁沢・裏銀座登山口出発】
いよいよ標高差1200m、北ア三大急登のブナ立尾根を登り始めます。
←はじめは鬱蒼としたブナ林の中の登り。暑いので日陰が有り難い。
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【6:56 濁沢・裏銀座登山口出発】
いよいよ標高差1200m、北ア三大急登のブナ立尾根を登り始めます。
←はじめは鬱蒼としたブナ林の中の登り。暑いので日陰が有り難い。
←そしてすぐに建設現場のような階段が現れます。しかもかなり長い区間続きます。
滑落注意!ということで慎重に上ります。
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←そしてすぐに建設現場のような階段が現れます。しかもかなり長い区間続きます。
滑落注意!ということで慎重に上ります。
その後も樹林帯の中を黙々と登ります。
登山道はよく踏まれているし、時折階段があったりと、よく整備されています。
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その後も樹林帯の中を黙々と登ります。
登山道はよく踏まれているし、時折階段があったりと、よく整備されています。
【8:32 7番ポイント通過】
ブナ立尾根は、登山道の要所要所に番号が振ってあります。
←12番から始まった番号は、登山口から約1時間30分登った時点で7番になりました。
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【8:32 7番ポイント通過】
ブナ立尾根は、登山道の要所要所に番号が振ってあります。
←12番から始まった番号は、登山口から約1時間30分登った時点で7番になりました。
【8:51 6番ポイントにて休憩】
約2時間登った所で休憩。
見晴らしはありませんが、ここは平坦な場所もあるので、休憩ポイントとして最適です。
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【8:51 6番ポイントにて休憩】
約2時間登った所で休憩。
見晴らしはありませんが、ここは平坦な場所もあるので、休憩ポイントとして最適です。
【9:06 6番ポイント出発】
15分ほど休んで再び出発。
北アの中では人が少ない方だと思っていたブナ立尾根ですが、休んでいる間に登山者が続々とやってきました。流石お盆休み…
←まだまだ樹林帯が続きます。
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【9:06 6番ポイント出発】
15分ほど休んで再び出発。
北アの中では人が少ない方だと思っていたブナ立尾根ですが、休んでいる間に登山者が続々とやってきました。流石お盆休み…
←まだまだ樹林帯が続きます。
6番ポイントから10分も登ると、樹林の隙間から漸く景色が見えてきました。
←木の陰になってしまいましたが、正面に南沢乗越が見えます。
そしてその右側には不動岳が見えるのですが、その豪快な崩壊っぷりにちょっと胃が痛くなる…明日あそこを歩くんだよな〜
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6番ポイントから10分も登ると、樹林の隙間から漸く景色が見えてきました。
←木の陰になってしまいましたが、正面に南沢乗越が見えます。
そしてその右側には不動岳が見えるのですが、その豪快な崩壊っぷりにちょっと胃が痛くなる…明日あそこを歩くんだよな〜
【9:32 5番ポイント通過】
それにしてもこの番号…かなりアバウトな間隔で現れるので、あまりアテにはなりません。でも少しは励みにはなります。
因みに7番ポイントまで写真がなかったのは、権太落としと呼ばれる登りが苦しくてそれどころじゃなかったからですw
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【9:32 5番ポイント通過】
それにしてもこの番号…かなりアバウトな間隔で現れるので、あまりアテにはなりません。でも少しは励みにはなります。
因みに7番ポイントまで写真がなかったのは、権太落としと呼ばれる登りが苦しくてそれどころじゃなかったからですw
【9:50 三角点通過】
そして4番ポイントでもある三角点を通過
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【9:50 三角点通過】
そして4番ポイントでもある三角点を通過
←三角点は一応写真を撮っておく主義です。
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←三角点は一応写真を撮っておく主義です。
ブナ立尾根は基本的にアップダウンは少なく、ズバリ「登りオンリー」といった感じですが、たまこういうなだらかな場所もあって、疲弊し折れかけた心を癒してくれました。
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ブナ立尾根は基本的にアップダウンは少なく、ズバリ「登りオンリー」といった感じですが、たまこういうなだらかな場所もあって、疲弊し折れかけた心を癒してくれました。
【10:11 タヌキ岩通過】
←タヌキ岩
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【10:11 タヌキ岩通過】
←タヌキ岩
タヌキ岩を過ぎると視界が開けて崩壊地の脇を通過。
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タヌキ岩を過ぎると視界が開けて崩壊地の脇を通過。
【10:25 3番ポイント通過】
このころになると鬱蒼としていた樹林も背丈が低くなり、明るい日差しが入り込むようになりました…地味に日光が痛い!
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【10:25 3番ポイント通過】
このころになると鬱蒼としていた樹林も背丈が低くなり、明るい日差しが入り込むようになりました…地味に日光が痛い!
大きな岩がゴロゴロ転がる道を登ります。
←この付近もかなりキツイ登りです。この先の2番ポイントの所では思わず倒れこむように休憩してしまったほど。
実は同じ三大急登の合戦尾根と同じと思ってナメてました。
…というか先月の薬師岳〜室堂でも感じたけど最近体力落ちたかも…つか5日分の食料重すぎw
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大きな岩がゴロゴロ転がる道を登ります。
←この付近もかなりキツイ登りです。この先の2番ポイントの所では思わず倒れこむように休憩してしまったほど。
実は同じ三大急登の合戦尾根と同じと思ってナメてました。
…というか先月の薬師岳〜室堂でも感じたけど最近体力落ちたかも…つか5日分の食料重すぎw
【11:02 1番ポイント通過】
最後のポイント札は樹洞に入ってましたw
あともう少し〜
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【11:02 1番ポイント通過】
最後のポイント札は樹洞に入ってましたw
あともう少し〜
1番ポイントを過ぎると景色が一変し、広々とした開放的な道になって辺りはお花畑に!
途中何度も倒れ込みそうになりながら、苦労して登ってきたかいがあったというものです。
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1番ポイントを過ぎると景色が一変し、広々とした開放的な道になって辺りはお花畑に!
途中何度も倒れ込みそうになりながら、苦労して登ってきたかいがあったというものです。
辺りの景色も樹林に遮られること無く、よく見えるようになりました。
←手前が不動岳、中景が船窪岳と七倉岳、奥が針の木岳と蓮華岳。右端に七倉ダムが見えます。
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辺りの景色も樹林に遮られること無く、よく見えるようになりました。
←手前が不動岳、中景が船窪岳と七倉岳、奥が針の木岳と蓮華岳。右端に七倉ダムが見えます。
【11:15 烏帽子小屋到着】
高瀬ダムから約4時間50分、登山口から約4時間20分で烏帽子小屋に到着。想定していた到着時間よりも時間が押してしまった。
とりあえず日陰にザックを下ろしここで水の補給。
受付でお金を払ってセルフで水瓶から水を汲むのですが、漏斗を使っての補給は結構テクが要ります。
(セルフと書きましたが、翌朝に水の補給をした時は女性のスタッフが入れてくれたので、その時によって違うのかも…)
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【11:15 烏帽子小屋到着】
高瀬ダムから約4時間50分、登山口から約4時間20分で烏帽子小屋に到着。想定していた到着時間よりも時間が押してしまった。
とりあえず日陰にザックを下ろしここで水の補給。
受付でお金を払ってセルフで水瓶から水を汲むのですが、漏斗を使っての補給は結構テクが要ります。
(セルフと書きましたが、翌朝に水の補給をした時は女性のスタッフが入れてくれたので、その時によって違うのかも…)
小屋前からの眺め
←目の前には赤牛岳の稜線。その奥に1ヶ月前に縦走した薬師岳〜室堂へと続く稜線がのびています。
右端に写るのはスゴの頭と越中沢岳…あの地獄のようなアップダウンが既に懐かしい。
そして小屋前はイワギキョウのお花畑。とっても気持ちのいい景色です。
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小屋前からの眺め
←目の前には赤牛岳の稜線。その奥に1ヶ月前に縦走した薬師岳〜室堂へと続く稜線がのびています。
右端に写るのはスゴの頭と越中沢岳…あの地獄のようなアップダウンが既に懐かしい。
そして小屋前はイワギキョウのお花畑。とっても気持ちのいい景色です。
さて、本当はここ烏帽子小屋でテントを張り、空身で野口五郎岳をピストンしようと計画していたのですが、時刻は既に12:00。
野口五郎まで往復6時間なので微妙なところ。
今は快晴だけど心なしか嫌な風が吹いているし、夕方から雷雨という予報なので、ここでかなり悩んだ。
←烏帽子小屋のトイレ
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さて、本当はここ烏帽子小屋でテントを張り、空身で野口五郎岳をピストンしようと計画していたのですが、時刻は既に12:00。
野口五郎まで往復6時間なので微妙なところ。
今は快晴だけど心なしか嫌な風が吹いているし、夕方から雷雨という予報なので、ここでかなり悩んだ。
←烏帽子小屋のトイレ
【12:00 烏帽子小屋出発】
とりあえずテン場の様子を見てそれから考えようということで、野口五郎方面にあるテン場へと移動。
←トイレの横を通過し登山道へ入る
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【12:00 烏帽子小屋出発】
とりあえずテン場の様子を見てそれから考えようということで、野口五郎方面にあるテン場へと移動。
←トイレの横を通過し登山道へ入る
すると1〜2分でテン場が見えた。あとは目の前の斜面をガンガン下ればテン場。
←登山道正面には三ツ岳がそびえ立っている。
思っていたよりもその山容は大きく迫力満点。今からあれ登るの?
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すると1〜2分でテン場が見えた。あとは目の前の斜面をガンガン下ればテン場。
←登山道正面には三ツ岳がそびえ立っている。
思っていたよりもその山容は大きく迫力満点。今からあれ登るの?
【12:05 烏帽子岳テン場通過】
テン場はまだお昼ということもあって、小屋から近い場所でもまだ余裕があった。
しかしこれからテント設営してピストンするとなると帰還は19:00近くになりそう…ブナ立尾根の急登で体力も消耗していたし途中で雨に降られるのも嫌だ…ということで、安全策を取って今日は野口五郎小屋で素泊まりに計画変更した。
←烏帽子岳小屋のテン場。白砂の平坦地で寝心地良さそう♪
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【12:05 烏帽子岳テン場通過】
テン場はまだお昼ということもあって、小屋から近い場所でもまだ余裕があった。
しかしこれからテント設営してピストンするとなると帰還は19:00近くになりそう…ブナ立尾根の急登で体力も消耗していたし途中で雨に降られるのも嫌だ…ということで、安全策を取って今日は野口五郎小屋で素泊まりに計画変更した。
←烏帽子岳小屋のテン場。白砂の平坦地で寝心地良さそう♪
そうと決まれば再び重いザックを背負って野口五郎へと出発。
明日の朝、また重い荷物を背負ってここまで戻ってくるのかと思うとちょっと気が重い…。
←テン場から少し下ると池があった。
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そうと決まれば再び重いザックを背負って野口五郎へと出発。
明日の朝、また重い荷物を背負ってここまで戻ってくるのかと思うとちょっと気が重い…。
←テン場から少し下ると池があった。
←烏帽子岳のテン場からはこんな道を歩いて行きます。
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←烏帽子岳のテン場からはこんな道を歩いて行きます。
少し登った場所から振り返ってみました。
←烏帽子岳とニセ烏帽子岳のピークがはっきり見えます。
そして右側には烏帽子小屋とテン場もしっかり写ってます。
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少し登った場所から振り返ってみました。
←烏帽子岳とニセ烏帽子岳のピークがはっきり見えます。
そして右側には烏帽子小屋とテン場もしっかり写ってます。
←そしてこちらがこれから登る三ツ岳。
どっしりとして凄くカッコいい山です。
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←そしてこちらがこれから登る三ツ岳。
どっしりとして凄くカッコいい山です。
【12:46 三ツ岳の肩(北峰?)通過】
白砂の登山道をジグザグに登り、↑の写真に写る左側の肩の部分に到着。
しかし登りはまだまだ続きます。テン泊装備の詰まったザックが一段と重く感じられますが、それでも漸く身体が慣れてきたのか、この辺りはテンポよく登れた気がします。
←広い砂地に指導標が立っていた。
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【12:46 三ツ岳の肩(北峰?)通過】
白砂の登山道をジグザグに登り、↑の写真に写る左側の肩の部分に到着。
しかし登りはまだまだ続きます。テン泊装備の詰まったザックが一段と重く感じられますが、それでも漸く身体が慣れてきたのか、この辺りはテンポよく登れた気がします。
←広い砂地に指導標が立っていた。
指導標から少し登った地点から振り返ってみた。
まだ大して登ってきていないけど、ここまでくると大沢乗越付近の崩壊地が見え、奥には針ノ木・蓮華岳が見えていた。
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指導標から少し登った地点から振り返ってみた。
まだ大して登ってきていないけど、ここまでくると大沢乗越付近の崩壊地が見え、奥には針ノ木・蓮華岳が見えていた。
←こちらは東側の景色
燕岳〜大天井岳〜槍ヶ岳の稜線。
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←こちらは東側の景色
燕岳〜大天井岳〜槍ヶ岳の稜線。
【13:12 三ツ岳道標通過】
三ツ岳の山頂は登れないのでその手前に山頂標が立っています。
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【13:12 三ツ岳道標通過】
三ツ岳の山頂は登れないのでその手前に山頂標が立っています。
←三ツ岳の山頂を巻くようにして先に進みます。
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←三ツ岳の山頂を巻くようにして先に進みます。
【13:35 お花畑コース&展望コース分岐】
三ツ岳の山腹をトラバースして辿り着いたコルからは、お花畑コースと展望コースに道が分岐します。
この辺りは広々とした白砂の地でとてもいい雰囲気。近くにはビバークした跡もありました。
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【13:35 お花畑コース&展望コース分岐】
三ツ岳の山腹をトラバースして辿り着いたコルからは、お花畑コースと展望コースに道が分岐します。
この辺りは広々とした白砂の地でとてもいい雰囲気。近くにはビバークした跡もありました。
←分岐からお花畑コース方面(野口五郎岳まですぐ着くんじゃないかと錯覚しそうな眺め)
お花畑コースはいわゆる巻き道です。悪天時やお急ぎの時はこちらを利用した方が良さそうですが、今回は天気もよく視界も良いので展望コースを選びました。
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←分岐からお花畑コース方面(野口五郎岳まですぐ着くんじゃないかと錯覚しそうな眺め)
お花畑コースはいわゆる巻き道です。悪天時やお急ぎの時はこちらを利用した方が良さそうですが、今回は天気もよく視界も良いので展望コースを選びました。
展望コースは三ツ岳西峰まで10分ほどの登り。展望が良いので気持ちよく登れます。
←登りながら振り返ってみた景色
右端が三ツ岳の巻き道・正面に烏帽子と不動岳、左奥に見えるのが龍王岳と立山
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展望コースは三ツ岳西峰まで10分ほどの登り。展望が良いので気持ちよく登れます。
←登りながら振り返ってみた景色
右端が三ツ岳の巻き道・正面に烏帽子と不動岳、左奥に見えるのが龍王岳と立山
【13:45 三ツ岳西峰到着】
そして展望コースのピークに到着。
ハイマツと岩と白砂で丁度日本庭園のような雰囲気。
景色も最高に良いので、ザックを下ろしてしばらく休憩することにした。
←ピークからは水晶岳が見える。
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【13:45 三ツ岳西峰到着】
そして展望コースのピークに到着。
ハイマツと岩と白砂で丁度日本庭園のような雰囲気。
景色も最高に良いので、ザックを下ろしてしばらく休憩することにした。
←ピークからは水晶岳が見える。
←ピークからみた烏帽子・針ノ木岳方面の縦走路。
明日あの稜線を延々と縦走するんだよな〜
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←ピークからみた烏帽子・針ノ木岳方面の縦走路。
明日あの稜線を延々と縦走するんだよな〜
←こちらがこれから向かう野口五郎岳方面の縦走路。
野口五郎岳の奥に槍ヶ岳がみえる。
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←こちらがこれから向かう野口五郎岳方面の縦走路。
野口五郎岳の奥に槍ヶ岳がみえる。
【14:00 三ツ岳西峰出発】
15分程休憩して再び出発。
ここからは比較的なだらかな稜線歩きが始まり、まさに空中散歩な気分です。
←双六岳直下にある、あの『西部劇の荒野』みたいな稜線の雰囲気。
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【14:00 三ツ岳西峰出発】
15分程休憩して再び出発。
ここからは比較的なだらかな稜線歩きが始まり、まさに空中散歩な気分です。
←双六岳直下にある、あの『西部劇の荒野』みたいな稜線の雰囲気。
そして稜線歩きの最後に、岩がゴロゴロと積み重なった巨岩地帯を登り切ると、野口五郎小屋はもうすぐ。
←巨岩地帯を抜けた地点。丁度陰になって見えませんが、ここから少し下ると野口五郎小屋があります。
そして目の前に見えるのが野口五郎岳(ここからでも山頂標が見える)
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そして稜線歩きの最後に、岩がゴロゴロと積み重なった巨岩地帯を登り切ると、野口五郎小屋はもうすぐ。
←巨岩地帯を抜けた地点。丁度陰になって見えませんが、ここから少し下ると野口五郎小屋があります。
そして目の前に見えるのが野口五郎岳(ここからでも山頂標が見える)
【15:25 野口五郎小屋到着】
烏帽子小屋から約3時間30分で野口五郎小屋に到着。まぁだいたいCT通り。
とりあえず素泊まりの受付を済ませる。割り当てられた部屋は、短い梯子を上った屋根裏的2階部屋(どこかの小屋と似た感じなのだが思い出せない) 時間的にまだ閑散としている部屋は、なかなかいい雰囲気で先客の方とそこで少し談笑した。
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【15:25 野口五郎小屋到着】
烏帽子小屋から約3時間30分で野口五郎小屋に到着。まぁだいたいCT通り。
とりあえず素泊まりの受付を済ませる。割り当てられた部屋は、短い梯子を上った屋根裏的2階部屋(どこかの小屋と似た感じなのだが思い出せない) 時間的にまだ閑散としている部屋は、なかなかいい雰囲気で先客の方とそこで少し談笑した。
【15:50 野口五郎小屋出発】
その後、外のベンチに置きっぱなしだったザックを回収し相方と合流、サブザックを背負って野口五郎岳までのピストンに出発。
明日のCTを計算したらかなりキツキツだったので、今日のうちに五郎岳を登ってしまうことにした。
小屋から出ると、先ずは稜線へとちょっとだけ登リ返す。
←そしてそのまま稜線の上をゆるく登っていくと、辺りは野口五郎岳の名前の由来にもなったゴーロ地帯になっていく。
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【15:50 野口五郎小屋出発】
その後、外のベンチに置きっぱなしだったザックを回収し相方と合流、サブザックを背負って野口五郎岳までのピストンに出発。
明日のCTを計算したらかなりキツキツだったので、今日のうちに五郎岳を登ってしまうことにした。
小屋から出ると、先ずは稜線へとちょっとだけ登リ返す。
←そしてそのまま稜線の上をゆるく登っていくと、辺りは野口五郎岳の名前の由来にもなったゴーロ地帯になっていく。
←ゴーロ地帯を過ぎると、ふと傾斜がゆるみ辺りには高山植物が咲き乱れていた。
そしてその先には山頂標が見えていた。
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←ゴーロ地帯を過ぎると、ふと傾斜がゆるみ辺りには高山植物が咲き乱れていた。
そしてその先には山頂標が見えていた。
【16:05 野口五郎岳到着】
小屋から15分程で野口五郎岳に到着!これで今回の目的の一つである稜線繋ぎが完了!!
前回は雲の平→高天原→水晶岳と経由して登った野口五郎岳だけど、2回目となる今回は、時間が時間なので誰もいないひっそりとした山頂を満喫することが出来た。
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【16:05 野口五郎岳到着】
小屋から15分程で野口五郎岳に到着!これで今回の目的の一つである稜線繋ぎが完了!!
前回は雲の平→高天原→水晶岳と経由して登った野口五郎岳だけど、2回目となる今回は、時間が時間なので誰もいないひっそりとした山頂を満喫することが出来た。
←前回(4年前)に歩いてきた水晶岳方面への登山道を眺めてみた。
手前に見えるのが真砂岳…あそこからの竹村新道の下りが地獄だったなぁ〜と、当時の記憶が懐かしく蘇ってきた。
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←前回(4年前)に歩いてきた水晶岳方面への登山道を眺めてみた。
手前に見えるのが真砂岳…あそこからの竹村新道の下りが地獄だったなぁ〜と、当時の記憶が懐かしく蘇ってきた。
←水晶岳アップ
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←水晶岳アップ
←野口五郎小屋と今日歩いてきた稜線
前回来た時、白砂の上で布団を干している野口五郎小屋の様子をここから眺めていたんだけど…まさかその小屋に泊まることになるとは、当時微塵も思ってもみなかったなぁ…
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←野口五郎小屋と今日歩いてきた稜線
前回来た時、白砂の上で布団を干している野口五郎小屋の様子をここから眺めていたんだけど…まさかその小屋に泊まることになるとは、当時微塵も思ってもみなかったなぁ…
【16:20 野口五郎岳出発】
さて、15分程山頂を散策してると少し肌寒くなってきたので、そろそろ小屋へと戻ることにした。
←山頂から野口五郎小屋方面
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【16:20 野口五郎岳出発】
さて、15分程山頂を散策してると少し肌寒くなってきたので、そろそろ小屋へと戻ることにした。
←山頂から野口五郎小屋方面
【16:30 野口五郎小屋到着】
同じ道を辿り10分程で小屋へ帰還。
まだ少し早いけど夕飯を先に済ますことにし、その足で自炊室へと移動。自炊室は小屋を出て左手にあるのだが、外トイレと隣接しているので臭いがちょっと気になった。そして夕飯の後はビールを飲んだりして時間を潰し、食堂でTVの天気予報を観て19:00には就寝。今日はお盆だし混むかもと思われたが1人1つの布団で眠れた。
この日は結局天気が崩れることはなく、この季節には珍しく雲一つない澄みきった空は19:00過ぎまで明るかった。
…これだったら烏帽子小屋にテントを張って空身でピストンすれば良かった…
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【16:30 野口五郎小屋到着】
同じ道を辿り10分程で小屋へ帰還。
まだ少し早いけど夕飯を先に済ますことにし、その足で自炊室へと移動。自炊室は小屋を出て左手にあるのだが、外トイレと隣接しているので臭いがちょっと気になった。そして夕飯の後はビールを飲んだりして時間を潰し、食堂でTVの天気予報を観て19:00には就寝。今日はお盆だし混むかもと思われたが1人1つの布団で眠れた。
この日は結局天気が崩れることはなく、この季節には珍しく雲一つない澄みきった空は19:00過ぎまで明るかった。
…これだったら烏帽子小屋にテントを張って空身でピストンすれば良かった…
【2日目/3:55 野口五郎小屋出発】
睡眠不足は小屋泊の宿命…22:00に窓を叩く嵐のような風の音で目を覚まし、その後は殆ど眠れないまま布団の中で時を過ごし2:00前には起床。昨日中に準備していた荷物を持って自炊室へ移動し、真っ暗闇の中ヘッデンの明かりを頼りに朝食…そしてパッキング。
準備を済ませ外へ出ると、昨日とは打って変わり、真っ白いガスが強風に煽られるように流れていた。この日はペルセウス流星群の極大日だけど、この分では見られそうにもない。
夜明け前でかなり寒いのでレインウエアを着込んで、完全防備の態勢で出発した。
←小屋前の道標(まだ真っ暗で写真に撮れそうなものが他になかった)
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【2日目/3:55 野口五郎小屋出発】
睡眠不足は小屋泊の宿命…22:00に窓を叩く嵐のような風の音で目を覚まし、その後は殆ど眠れないまま布団の中で時を過ごし2:00前には起床。昨日中に準備していた荷物を持って自炊室へ移動し、真っ暗闇の中ヘッデンの明かりを頼りに朝食…そしてパッキング。
準備を済ませ外へ出ると、昨日とは打って変わり、真っ白いガスが強風に煽られるように流れていた。この日はペルセウス流星群の極大日だけど、この分では見られそうにもない。
夜明け前でかなり寒いのでレインウエアを着込んで、完全防備の態勢で出発した。
←小屋前の道標(まだ真っ暗で写真に撮れそうなものが他になかった)
小屋を出発すると、昨日歩いてきた道を戻るように先ずはひと登り。
ここから先はゴーロの下りなのだが、暗闇と白い濃霧の影響でマーキングが全く見えない!!仕方ないので、時々立ち止まりヘッデンを翳し道筋を確認しながら慎重に下っていったのだが…なんかもう凄く心細かった。
←お花畑コースと展望コースの分岐点(左へ行くと展望コース)
昨日は展望コースを歩いたので、今日はこのまま直進しお花畑コースを通ることにした。
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小屋を出発すると、昨日歩いてきた道を戻るように先ずはひと登り。
ここから先はゴーロの下りなのだが、暗闇と白い濃霧の影響でマーキングが全く見えない!!仕方ないので、時々立ち止まりヘッデンを翳し道筋を確認しながら慎重に下っていったのだが…なんかもう凄く心細かった。
←お花畑コースと展望コースの分岐点(左へ行くと展望コース)
昨日は展望コースを歩いたので、今日はこのまま直進しお花畑コースを通ることにした。
←お花畑コースに入り、行く手を眺めてみた
ここから先は三ツ岳付近まで基本トラバース。山腹を通ることで風も遮られてやっとひと心地つくことが出来た。
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←お花畑コースに入り、行く手を眺めてみた
ここから先は三ツ岳付近まで基本トラバース。山腹を通ることで風も遮られてやっとひと心地つくことが出来た。
←日の出はまだか…と縋るように眺めた東の空。
この頃になるとようやく辺りも明るくなってきてガスも晴れてきた。
ずっと稜線上で強風に曝されてきたので、太陽の暖かさが恋しい。
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←日の出はまだか…と縋るように眺めた東の空。
この頃になるとようやく辺りも明るくなってきてガスも晴れてきた。
ずっと稜線上で強風に曝されてきたので、太陽の暖かさが恋しい。
←三ツ岳側の分岐へ近づくと、お花畑コースもそろそろ終わり。
この近辺にはビバーク跡があちこちにあるのだが、お花畑コース脇にあったこのポイントは、ハイマツに囲まれてなかなか居心地がよさそうだった。
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←三ツ岳側の分岐へ近づくと、お花畑コースもそろそろ終わり。
この近辺にはビバーク跡があちこちにあるのだが、お花畑コース脇にあったこのポイントは、ハイマツに囲まれてなかなか居心地がよさそうだった。
【5:02 三ツ岳付近の分岐通過】
小屋から約1時間で、三ツ岳側の分岐に到着。
←歩いてきた道を振り返ってみた
正面に真っすぐ伸びる道がお花畑コース・右側の稜線が昨日歩いた展望コース
奥に見える野口五郎岳にはまだガスが掛かっている。
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【5:02 三ツ岳付近の分岐通過】
小屋から約1時間で、三ツ岳側の分岐に到着。
←歩いてきた道を振り返ってみた
正面に真っすぐ伸びる道がお花畑コース・右側の稜線が昨日歩いた展望コース
奥に見える野口五郎岳にはまだガスが掛かっている。
【5:20 三ツ岳山頂標通過】
ここからは再び昨日歩いた道を辿る。
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【5:20 三ツ岳山頂標通過】
ここからは再び昨日歩いた道を辿る。
烏帽子小屋のテン場までは基本下り道なので気分は楽♪
昨日苦労して登ってきた道をジグザグに軽快に下っていく。
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烏帽子小屋のテン場までは基本下り道なので気分は楽♪
昨日苦労して登ってきた道をジグザグに軽快に下っていく。
←坂道を下りながら今日これから歩く道筋を確認。烏帽子岳に不動岳、七倉岳がよく見える。
明日登る予定の蓮華岳と明後日登る予定の針の木岳はガスの中。
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←坂道を下りながら今日これから歩く道筋を確認。烏帽子岳に不動岳、七倉岳がよく見える。
明日登る予定の蓮華岳と明後日登る予定の針の木岳はガスの中。
真正面に南沢乗越を眺めながらザレた道を下っていく。
あの南沢乗越付近の崩壊地をこれから歩くのかと思うとちょっと緊張…
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真正面に南沢乗越を眺めながらザレた道を下っていく。
あの南沢乗越付近の崩壊地をこれから歩くのかと思うとちょっと緊張…
←この付近の足元にはコマクサが咲いていた。
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←この付近の足元にはコマクサが咲いていた。
←奇岩の脇を通過する頃になると、烏帽子岳も随分と近くに見えてきた。
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←奇岩の脇を通過する頃になると、烏帽子岳も随分と近くに見えてきた。
【6:10 烏帽子小屋到着】
野口五郎小屋から2時間ちょいで烏帽子小屋に到着。夕べ宿泊した人達は早出をしたのか、既に小屋は閑散としていた。
基本トラバース&下りだったにもかかわらず、距離が長いせいかえらい疲れた。これからが本番…鬼のアップダウンコースに突入するというのに、ここでこんなに体力消耗してて大丈夫なのだろうか…。
とにかくCT約10時間のロングコースに備え、ここでトイレを済ませたり水の補給をしたりして態勢を整えた。
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【6:10 烏帽子小屋到着】
野口五郎小屋から2時間ちょいで烏帽子小屋に到着。夕べ宿泊した人達は早出をしたのか、既に小屋は閑散としていた。
基本トラバース&下りだったにもかかわらず、距離が長いせいかえらい疲れた。これからが本番…鬼のアップダウンコースに突入するというのに、ここでこんなに体力消耗してて大丈夫なのだろうか…。
とにかくCT約10時間のロングコースに備え、ここでトイレを済ませたり水の補給をしたりして態勢を整えた。
【6:25 烏帽子小屋出発】
しかし水の補給量の件でここで相方と意見がわかれた。
2人で4Lは必要だと私は思ったのだが、相方は2Lで良いと判断。昨日も2L程無駄に水を歩荷してしまったのを考慮したのだろうが、正直2Lだけじゃ不安。間をとって3L(1人1.5L)補給することにしたのだが、これが後で大変な結果につながった。
←そんなことはまだ知らずに烏帽子岳小屋を出発。先ずは樹林帯の細い道を烏帽子岳方面へと進む。
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【6:25 烏帽子小屋出発】
しかし水の補給量の件でここで相方と意見がわかれた。
2人で4Lは必要だと私は思ったのだが、相方は2Lで良いと判断。昨日も2L程無駄に水を歩荷してしまったのを考慮したのだろうが、正直2Lだけじゃ不安。間をとって3L(1人1.5L)補給することにしたのだが、これが後で大変な結果につながった。
←そんなことはまだ知らずに烏帽子岳小屋を出発。先ずは樹林帯の細い道を烏帽子岳方面へと進む。
登山道へ入ると、すぐに樹林帯は途切れ視界が開けた。
それにしても時間帯が他の人とズレているのか、単にこのルートを通る人が少ないのか、とにかく人の気配がまるで無い…とても静かな登山道だった。
←白い砂礫に花崗岩の岩群、そしてハイマツの緑…なんだか燕岳とか南アの鳳凰三山辺りの景色を思い出した。
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登山道へ入ると、すぐに樹林帯は途切れ視界が開けた。
それにしても時間帯が他の人とズレているのか、単にこのルートを通る人が少ないのか、とにかく人の気配がまるで無い…とても静かな登山道だった。
←白い砂礫に花崗岩の岩群、そしてハイマツの緑…なんだか燕岳とか南アの鳳凰三山辺りの景色を思い出した。
【6:40 前烏帽子岳通過】
10分ほど軽く登ると、前烏帽子岳の山頂を通過。
←山頂には様々なものが奉納されている。
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【6:40 前烏帽子岳通過】
10分ほど軽く登ると、前烏帽子岳の山頂を通過。
←山頂には様々なものが奉納されている。
そしてここまで登ってきてやっと烏帽子岳が見えた。
さて前烏帽子岳から烏帽子岳分岐までは下り道。
白砂で滑りやすいので足元に注意しながら下るのだが、ここから眺める烏帽子岳を中心とした景色は最高だった。
←左から烏帽子岳〜南沢岳〜南沢乗越〜不動岳と、これから歩く縦走路がはっきり見えている(針ノ木・蓮華はまだガスの中)
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そしてここまで登ってきてやっと烏帽子岳が見えた。
さて前烏帽子岳から烏帽子岳分岐までは下り道。
白砂で滑りやすいので足元に注意しながら下るのだが、ここから眺める烏帽子岳を中心とした景色は最高だった。
←左から烏帽子岳〜南沢岳〜南沢乗越〜不動岳と、これから歩く縦走路がはっきり見えている(針ノ木・蓮華はまだガスの中)
【6:50 烏帽子岳分岐到着】
前烏帽子から10分下って烏帽子岳分岐に到着。
烏帽子岳は縦走路から外れたところにあるので、ここにザックをデポしてピストンする。
ついでにこの頃になると日差しも出てきて暑くなってきたので、防寒着を脱いで身軽な格好になった。
←分岐から見た烏帽子岳(時折嫌なガスが流れ込んでいた)
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【6:50 烏帽子岳分岐到着】
前烏帽子から10分下って烏帽子岳分岐に到着。
烏帽子岳は縦走路から外れたところにあるので、ここにザックをデポしてピストンする。
ついでにこの頃になると日差しも出てきて暑くなってきたので、防寒着を脱いで身軽な格好になった。
←分岐から見た烏帽子岳(時折嫌なガスが流れ込んでいた)
【7:00 烏帽子岳分岐出発】
白い砂礫を通って烏帽子岳へと足を進めると、登山道は次第に岩がゴロゴロとした登りになった。
←植物が生い茂る鬱蒼とした細い道を、岩峰を目指して登る。
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【7:00 烏帽子岳分岐出発】
白い砂礫を通って烏帽子岳へと足を進めると、登山道は次第に岩がゴロゴロとした登りになった。
←植物が生い茂る鬱蒼とした細い道を、岩峰を目指して登る。
そして草いきれの漂う登山道を登りつめると、いよいよ岩峰の基部に到着。
いきなり垂直な岩壁が立ちはだかります。
←よくみると岩壁には窪みがあり、それを足場にして登れるようになっていた。
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そして草いきれの漂う登山道を登りつめると、いよいよ岩峰の基部に到着。
いきなり垂直な岩壁が立ちはだかります。
←よくみると岩壁には窪みがあり、それを足場にして登れるようになっていた。
←一通り垂直に登り切るとこんな看板が…
『落石注意!崩落が激しい為、自己責任、自己判断で登り降りして下さい。』
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←一通り垂直に登り切るとこんな看板が…
『落石注意!崩落が激しい為、自己責任、自己判断で登り降りして下さい。』
そしてその看板の箇所から左手に折れると、今度は岩壁の上部を水平にトラバース。
鎖を持って、足場の狭い岩場を平均台を渡るように歩いて行きます。
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そしてその看板の箇所から左手に折れると、今度は岩壁の上部を水平にトラバース。
鎖を持って、足場の狭い岩場を平均台を渡るように歩いて行きます。
するとすぐに岩峰のてっぺんが見えてきたので、最後のひと登り。
ここにも岩の窪みがあるので、それを足場にして難なくクリア!
←岩の上には山頂標がある
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するとすぐに岩峰のてっぺんが見えてきたので、最後のひと登り。
ここにも岩の窪みがあるので、それを足場にして難なくクリア!
←岩の上には山頂標がある
【7:07 烏帽子岳到着】
分岐から10分もかからずに烏帽子岳に到着。
←山頂標付近からみた本当のピーク?
あそこまではちょっと…流石に怖くて行けなかった…
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【7:07 烏帽子岳到着】
分岐から10分もかからずに烏帽子岳に到着。
←山頂標付近からみた本当のピーク?
あそこまではちょっと…流石に怖くて行けなかった…
←少し離れた所から見た烏帽子岳山頂
相方が頑張ってなんとかあそこまでは登った!(でも立つのはムリらしいw)
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←少し離れた所から見た烏帽子岳山頂
相方が頑張ってなんとかあそこまでは登った!(でも立つのはムリらしいw)
←烏帽子岳山頂から見下ろした景色
眼下に烏帽子田圃(四十八池)などが見え、その先には南沢岳や南沢の崩壊地が見える。
ここからの眺めはとても素敵だった。
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←烏帽子岳山頂から見下ろした景色
眼下に烏帽子田圃(四十八池)などが見え、その先には南沢岳や南沢の崩壊地が見える。
ここからの眺めはとても素敵だった。
【7:27 烏帽子岳分岐到着】
一通り山頂を満喫した後は、元きた道を辿って烏帽子岳分岐へと戻った。
そしてちょうど小腹も空いたので、ここで行動食を食べたりしてちょっと休憩。
山頂にも誰もいなかったし、行動食を持って行って上で食べてくれば良かった。
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【7:27 烏帽子岳分岐到着】
一通り山頂を満喫した後は、元きた道を辿って烏帽子岳分岐へと戻った。
そしてちょうど小腹も空いたので、ここで行動食を食べたりしてちょっと休憩。
山頂にも誰もいなかったし、行動食を持って行って上で食べてくれば良かった。
【7:35 烏帽子岳分岐出発】
腹ごなしも済んでいよいよ出発。
←来た時に掛かっていた嫌なガスもすっかり晴れて、この頃になると天気はピーカン。
日差しも痛いくらいになっていた。
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【7:35 烏帽子岳分岐出発】
腹ごなしも済んでいよいよ出発。
←来た時に掛かっていた嫌なガスもすっかり晴れて、この頃になると天気はピーカン。
日差しも痛いくらいになっていた。
烏帽子岳分岐を出発して10分もすると、烏帽子岳山頂から見えた烏帽子田圃を通過。
←目の前に見えるのはこれから登る南沢岳。
この辺りは高原植物も咲き乱れてるし、風も遮られて穏やか…この縦走で一番綺麗な場所だった。
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烏帽子岳分岐を出発して10分もすると、烏帽子岳山頂から見えた烏帽子田圃を通過。
←目の前に見えるのはこれから登る南沢岳。
この辺りは高原植物も咲き乱れてるし、風も遮られて穏やか…この縦走で一番綺麗な場所だった。
←こちらは池塘越しに振り返ってみた烏帽子岳
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←こちらは池塘越しに振り返ってみた烏帽子岳
←足元には高山植物
細い登山道の脇にはチングルマの群落。
花はもう散ってしまっていたけれど、最盛期はとても綺麗なんだろうな
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←足元には高山植物
細い登山道の脇にはチングルマの群落。
花はもう散ってしまっていたけれど、最盛期はとても綺麗なんだろうな
夢の様な烏帽子田圃を過ぎると、いよいよ南沢岳への登りへと取り付く。
まずは白い砂が眩しい登山道をゆるく登っていく。
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夢の様な烏帽子田圃を過ぎると、いよいよ南沢岳への登りへと取り付く。
まずは白い砂が眩しい登山道をゆるく登っていく。
←登る途中でふと立ち止まり、眼下を見下ろすと高瀬ダムが見えた。
そして写真に小さく写っているのはトンボ。
何故かこの辺りはトンボがたくさん飛んでいて、夏ももう終わりなのかな〜的な涼しい風が吹いていた。
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←登る途中でふと立ち止まり、眼下を見下ろすと高瀬ダムが見えた。
そして写真に小さく写っているのはトンボ。
何故かこの辺りはトンボがたくさん飛んでいて、夏ももう終わりなのかな〜的な涼しい風が吹いていた。
南沢岳の取り付きから15分〜20分位ひとしきり登ると稜線に到着。ここからは方向を右手に変えて尾根上を歩いて行く。
そういえば、地図上では南沢岳を登らずにトラバースするルートもあり、その分岐が途中にあったハズなのだが…どうやら気づかずに登ってきてしまったらしい。どっちみち山頂へ登るつもりだったので構わないのだけれど…
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南沢岳の取り付きから15分〜20分位ひとしきり登ると稜線に到着。ここからは方向を右手に変えて尾根上を歩いて行く。
そういえば、地図上では南沢岳を登らずにトラバースするルートもあり、その分岐が途中にあったハズなのだが…どうやら気づかずに登ってきてしまったらしい。どっちみち山頂へ登るつもりだったので構わないのだけれど…
さて、ここから山頂までは空中散歩のような稜線歩きが始まります。
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さて、ここから山頂までは空中散歩のような稜線歩きが始まります。
←よく写ってないけど、稜線上にはコマクサが一面に群生しています。
コマクサ好きには堪らない場所だろうな…
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←よく写ってないけど、稜線上にはコマクサが一面に群生しています。
コマクサ好きには堪らない場所だろうな…
【8:28 南沢岳到着】
めちゃめちゃ楽しい稜線歩きの終着点、南沢岳に到着。
烏帽子田圃〜南沢岳の区間は、天気も良かったしホントに楽しかった。南沢岳の登りも緩い登りだったしあっという間に感じた。
←とっても広い南沢岳山頂
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【8:28 南沢岳到着】
めちゃめちゃ楽しい稜線歩きの終着点、南沢岳に到着。
烏帽子田圃〜南沢岳の区間は、天気も良かったしホントに楽しかった。南沢岳の登りも緩い登りだったしあっという間に感じた。
←とっても広い南沢岳山頂
←山頂から歩いてきた道を振り返る
目の前に見えるのが烏帽子岳。その奥が三ツ岳
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←山頂から歩いてきた道を振り返る
目の前に見えるのが烏帽子岳。その奥が三ツ岳
←山頂から南西方面の景色
烏帽子方面はもとより、水晶岳〜赤牛岳の稜線や、薬師岳〜五色ヶ原の稜線が一望できた。
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←山頂から南西方面の景色
烏帽子方面はもとより、水晶岳〜赤牛岳の稜線や、薬師岳〜五色ヶ原の稜線が一望できた。
【8:48 南沢岳出発】
20分ほど休憩して南沢岳を出発。ここから先はいよいよ核心部…南沢乗越まで標高差約250mの下りが始まります。
先ずは滑りやすい砂礫の登山道を下って行くのですが、道が斜めに傾いていて右手の崩落斜面に引きずられそうな箇所もあったりして、自ずとへっぴり腰になりますw
…それにしても改めてその道筋を覗いてみると、もう嫌になるくらい乗越が遥か下に見えて心が折れそう…
(しかも乗越の手前に小ピークのアップダウンもあるし!)
←目の前に見えるのが次のピーク、標高2,595mの不動岳。その手前のコルが標高2,402mの南沢乗越
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【8:48 南沢岳出発】
20分ほど休憩して南沢岳を出発。ここから先はいよいよ核心部…南沢乗越まで標高差約250mの下りが始まります。
先ずは滑りやすい砂礫の登山道を下って行くのですが、道が斜めに傾いていて右手の崩落斜面に引きずられそうな箇所もあったりして、自ずとへっぴり腰になりますw
…それにしても改めてその道筋を覗いてみると、もう嫌になるくらい乗越が遥か下に見えて心が折れそう…
(しかも乗越の手前に小ピークのアップダウンもあるし!)
←目の前に見えるのが次のピーク、標高2,595mの不動岳。その手前のコルが標高2,402mの南沢乗越
←一通り下り切りふと右手を見てみると、地面にヒビが入り今にも崩壊しそうな登山道脇の斜面の先に、高瀬ダムとその堰堤が見えた。
そしてそのダムには白い砂が流れ込み堆積している様子が見て取れた。
…となると、この辺りが昨日高瀬ダムから入山した際に丸太橋を渡った濁沢の上部らしい。
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←一通り下り切りふと右手を見てみると、地面にヒビが入り今にも崩壊しそうな登山道脇の斜面の先に、高瀬ダムとその堰堤が見えた。
そしてそのダムには白い砂が流れ込み堆積している様子が見て取れた。
…となると、この辺りが昨日高瀬ダムから入山した際に丸太橋を渡った濁沢の上部らしい。
そして今度は乗越手前の小ピークを登る。
←標高が下がってくると、登山道脇一面が高山植物のお花畑になった。
爽やかな風が吹いていた南沢岳付近とは違って、辺りはむっとした草いきれが漂います。
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そして今度は乗越手前の小ピークを登る。
←標高が下がってくると、登山道脇一面が高山植物のお花畑になった。
爽やかな風が吹いていた南沢岳付近とは違って、辺りはむっとした草いきれが漂います。
それにしても大した標高差はないものの、このルートはこんな感じの細かいアップダウンが幾つもあって、微妙にしかし確実に体力と精神力を削っていった。
←目の前の小ピークまではハイマツに埋もれた登山道を進む。そしてそこから先は再び急降下が始まった。
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それにしても大した標高差はないものの、このルートはこんな感じの細かいアップダウンが幾つもあって、微妙にしかし確実に体力と精神力を削っていった。
←目の前の小ピークまではハイマツに埋もれた登山道を進む。そしてそこから先は再び急降下が始まった。
【9:15 南沢乗越通過】
コレでもかというくらいガンガン下って行き、南沢岳から約25分で南沢乗越を通過。
…さて、これからが本番!今まで下ってきたのと同じ、標高差約250mの登り返しが始まります。
←乗越からこれから登る崩落地を見上げた…といっても登山道は左手の草地のなかを進むので危険度はゼロ。
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【9:15 南沢乗越通過】
コレでもかというくらいガンガン下って行き、南沢岳から約25分で南沢乗越を通過。
…さて、これからが本番!今まで下ってきたのと同じ、標高差約250mの登り返しが始まります。
←乗越からこれから登る崩落地を見上げた…といっても登山道は左手の草地のなかを進むので危険度はゼロ。
崩壊地脇の急坂を登り切るとまた下り…そして細かいアップダウンを繰り返し、樹林がポツポツと林立する細い道を通って不動岳の登りへと取り付く。
不動岳の取り付きからは、草原のような山腹を斜めにトラバースするように登るので、ここの登りは気分的に凄く楽だった。しかしこの頃からまた少し雲が出てきて天気は不安定…何となく心細くなった。
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崩壊地脇の急坂を登り切るとまた下り…そして細かいアップダウンを繰り返し、樹林がポツポツと林立する細い道を通って不動岳の登りへと取り付く。
不動岳の取り付きからは、草原のような山腹を斜めにトラバースするように登るので、ここの登りは気分的に凄く楽だった。しかしこの頃からまた少し雲が出てきて天気は不安定…何となく心細くなった。
そして草付きのトラバースが、砂礫&ハイマツの景色に変わると随分と標高が上がったことを実感…山頂は近い!
コマクサの砂礫地帯を抜けて岩が点在するようになると不動岳山頂はすぐそこ。
←この辺りも登山道脇はコマクサの群落
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そして草付きのトラバースが、砂礫&ハイマツの景色に変わると随分と標高が上がったことを実感…山頂は近い!
コマクサの砂礫地帯を抜けて岩が点在するようになると不動岳山頂はすぐそこ。
←この辺りも登山道脇はコマクサの群落
【10:05 不動岳到着】
南沢岳から約1時間15分で不動岳に到着。この頃になると空はすっかり曇ってしまった。
山頂では船窪方面から来た登山者が3人程休憩していたので、登山道の様子など情報交換したりして談笑。…というか…烏帽子岳小屋を出発してから3時間40分ぶりに人に会ったよ!!お盆休みの北アルプスとは思えない閑散とした縦走路に感動!
←不動岳山頂から進行方向を見る。正面奥に見えるのは針ノ木岳と蓮華岳
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【10:05 不動岳到着】
南沢岳から約1時間15分で不動岳に到着。この頃になると空はすっかり曇ってしまった。
山頂では船窪方面から来た登山者が3人程休憩していたので、登山道の様子など情報交換したりして談笑。…というか…烏帽子岳小屋を出発してから3時間40分ぶりに人に会ったよ!!お盆休みの北アルプスとは思えない閑散とした縦走路に感動!
←不動岳山頂から進行方向を見る。正面奥に見えるのは針ノ木岳と蓮華岳
←山頂からこれからの進行方向を見てみた。
登山道の先にある岩場から一気に下り、その後2つ程ピークをアップダウン…
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←山頂からこれからの進行方向を見てみた。
登山道の先にある岩場から一気に下り、その後2つ程ピークをアップダウン…
←その後、第二ピーク・第一ピークを越えて、崩落地の上にある船窪のテン場までが今日の行程。
船窪から来た方の話だと、第一ピークの下り付近が一番の難所だとか…その話を聞いてちょっとだけビビる。
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←その後、第二ピーク・第一ピークを越えて、崩落地の上にある船窪のテン場までが今日の行程。
船窪から来た方の話だと、第一ピークの下り付近が一番の難所だとか…その話を聞いてちょっとだけビビる。
【10:22 不動岳出発】
山頂からこれから歩く縦走路の様子を観察し、その道程の長さ&アップダウンの過酷さを想像……
……いい具合に気が重くなった所で不動岳を出発。
というか、これからの行程を考えると、焦りにも似た気持ちが大きくてあまり落ち着いて休憩できなかった。
←出発した直後、山頂を振り返ってみた。
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【10:22 不動岳出発】
山頂からこれから歩く縦走路の様子を観察し、その道程の長さ&アップダウンの過酷さを想像……
……いい具合に気が重くなった所で不動岳を出発。
というか、これからの行程を考えると、焦りにも似た気持ちが大きくてあまり落ち着いて休憩できなかった。
←出発した直後、山頂を振り返ってみた。
不動岳を後にすると先ずは大岩の下り。鎖を掴んで慎重に降りていきます。
←下った後で大岩の鎖場を見上げてみた。
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不動岳を後にすると先ずは大岩の下り。鎖を掴んで慎重に降りていきます。
←下った後で大岩の鎖場を見上げてみた。
←そしてこの付近の岩場には猿の群れがいて、こちらをじっと見下ろしていた。
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←そしてこの付近の岩場には猿の群れがいて、こちらをじっと見下ろしていた。
←不動岳の下りから見た、第2ピーク・第1ピーク
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←不動岳の下りから見た、第2ピーク・第1ピーク
不動岳から下りきると、まずは最初の『名も無いピーク』へ向けて、鬱蒼とした樹林帯の中を歩きます。
…それにしても標高が低いので暑い…樹林に遮られて直射日光が届かないとはいえ、真夏のムワ〜ンとした空気はそれだけで体力を削って行きます。
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不動岳から下りきると、まずは最初の『名も無いピーク』へ向けて、鬱蒼とした樹林帯の中を歩きます。
…それにしても標高が低いので暑い…樹林に遮られて直射日光が届かないとはいえ、真夏のムワ〜ンとした空気はそれだけで体力を削って行きます。
←まず一つ目の2,341ピークを過ぎ、次のピークを見据える。
奥に見える山が今日のゴール。手前のピークの陰になって見えないが、後どれくらいアップダウンを続けるのだろう…
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←まず一つ目の2,341ピークを過ぎ、次のピークを見据える。
奥に見える山が今日のゴール。手前のピークの陰になって見えないが、後どれくらいアップダウンを続けるのだろう…
←不動岳から1時間も歩くと、崩壊地の脇を通過。
気をつけていれば危なくはないのですが慎重に歩きます。
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←不動岳から1時間も歩くと、崩壊地の脇を通過。
気をつけていれば危なくはないのですが慎重に歩きます。
←そして崩壊側とは逆の黒部側の道も一部崩壊。
ちゃんと整備されているので平気ですが、この辺りは基本的に地盤が脆い感じ。
ここだけでなく、道の崩壊によって登山道が何度も付け替えられている箇所があちこちにありました。
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←そして崩壊側とは逆の黒部側の道も一部崩壊。
ちゃんと整備されているので平気ですが、この辺りは基本的に地盤が脆い感じ。
ここだけでなく、道の崩壊によって登山道が何度も付け替えられている箇所があちこちにありました。
←ここはロープを使って登り、登り切った所から左手に直角に曲がります。
(そのまま直進すると崖になっているので注意)
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←ここはロープを使って登り、登り切った所から左手に直角に曲がります。
(そのまま直進すると崖になっているので注意)
そして不動岳から丁度2時間…幾度ものアップダウンを繰り返し、身体も心もボロボロになりかけた頃ようやく第2ピークが見えてきた。
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そして不動岳から丁度2時間…幾度ものアップダウンを繰り返し、身体も心もボロボロになりかけた頃ようやく第2ピークが見えてきた。
【12:30 船窪岳第2ピーク通過】
第2ピークは見晴らしもなく狭いので、もう少し先へ進んだ所で休憩することに。
←先客が1人休憩中で居場所がない第2ピーク(不動岳以来の他者との邂逅…どんだけ人がいないんでしょうか、このルートw)
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【12:30 船窪岳第2ピーク通過】
第2ピークは見晴らしもなく狭いので、もう少し先へ進んだ所で休憩することに。
←先客が1人休憩中で居場所がない第2ピーク(不動岳以来の他者との邂逅…どんだけ人がいないんでしょうか、このルートw)
そして目の前に船窪のテン場が見える登山道脇で休憩。
←正面の崩壊地のすぐ上の白くライン状に見える辺りがテン場
(既に何張りか張られてるのが見えて焦る。早くしないとテン場の場所が無くなりそうだ。)
とにもかくにも、ここでザックを道の脇に放り投げると、靴や靴下を脱ぎ体裁も考えずに仰向けに身体を投げ出した。
ここまでの気が滅入るほどのアップダウンと暑さで体力を使い果たした感じ。素足になった足先が疲労でジンジンと痺れていた。
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そして目の前に船窪のテン場が見える登山道脇で休憩。
←正面の崩壊地のすぐ上の白くライン状に見える辺りがテン場
(既に何張りか張られてるのが見えて焦る。早くしないとテン場の場所が無くなりそうだ。)
とにもかくにも、ここでザックを道の脇に放り投げると、靴や靴下を脱ぎ体裁も考えずに仰向けに身体を投げ出した。
ここまでの気が滅入るほどのアップダウンと暑さで体力を使い果たした感じ。素足になった足先が疲労でジンジンと痺れていた。
しかも水の残りももう少ない。標高が低いが故の暑さ(熱気)を考慮していなかったのが間違いの元…随分と水を消費してしまった。
時刻はお昼だけど何だか食欲もないし、テン場の場所も心配なので、足の遅い私は行動食もロクに取らずに相方を残して先に出発することにした。
←休憩した所からは高瀬ダムが見えていた。これまでと角度も変わって、ダムの堰堤が手前に見えていた(烏帽子方面から高瀬ダムをぐるりと巻き込むように歩いてきたのがわかる)
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しかも水の残りももう少ない。標高が低いが故の暑さ(熱気)を考慮していなかったのが間違いの元…随分と水を消費してしまった。
時刻はお昼だけど何だか食欲もないし、テン場の場所も心配なので、足の遅い私は行動食もロクに取らずに相方を残して先に出発することにした。
←休憩した所からは高瀬ダムが見えていた。これまでと角度も変わって、ダムの堰堤が手前に見えていた(烏帽子方面から高瀬ダムをぐるりと巻き込むように歩いてきたのがわかる)
【12:55 第2ピーク付近出発】
さて、第2ピークからは草木が生い茂る鬱蒼とした細い道を、標高差にして約250m下ることになる。
←第2ピークからの下り途中、登山道脇に1張張れるくらいの平坦地があった。
ロングコースなので、緊急時のために一応ビバーク適地をチェック
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【12:55 第2ピーク付近出発】
さて、第2ピークからは草木が生い茂る鬱蒼とした細い道を、標高差にして約250m下ることになる。
←第2ピークからの下り途中、登山道脇に1張張れるくらいの平坦地があった。
ロングコースなので、緊急時のために一応ビバーク適地をチェック
そういえば、不動岳で出会った登山者に「一番の難所は第一ピークへの登り」だと聞いていたのだが、ここの下りもなかなかアスレチックな雰囲気だった。
←崩壊した登山道には梯子状の橋が架かっている。
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そういえば、不動岳で出会った登山者に「一番の難所は第一ピークへの登り」だと聞いていたのだが、ここの下りもなかなかアスレチックな雰囲気だった。
←崩壊した登山道には梯子状の橋が架かっている。
←そして最後に一枚岩(?)の長い下り
ロープが架かっているので、それを掴みながら下ります。
特に恐怖感がある訳ではないのですが、疲れきった足が思うように動かず、岩の上に溜まった小石を落とさないように下るのがちょっとだけ疲れた。
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←そして最後に一枚岩(?)の長い下り
ロープが架かっているので、それを掴みながら下ります。
特に恐怖感がある訳ではないのですが、疲れきった足が思うように動かず、岩の上に溜まった小石を落とさないように下るのがちょっとだけ疲れた。
下ってきた岩盤を振り返ってみた
←中央に長いロープがぶら下がっているのが見えます。
ロープは振られやすいし、人為的に落石を起こしやすいので、一人ずつ通過したほうが良さそうです。
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下ってきた岩盤を振り返ってみた
←中央に長いロープがぶら下がっているのが見えます。
ロープは振られやすいし、人為的に落石を起こしやすいので、一人ずつ通過したほうが良さそうです。
さて、一通り下った後は、いよいよ難所と噂の『第一ピーク』への登りへと取り付きます。
ここは標高差100m程なので気が楽だけど、目の前にはまだしても長いロープ場が…なかなか簡単にはいかないようです。
←早速、長いロープが取り付けられた狭い岩場が現れた。道も細いし足場も悪そう…
数週間前にはこの付近で滑落死亡事故があったそうなので気を引き締めていきます。
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さて、一通り下った後は、いよいよ難所と噂の『第一ピーク』への登りへと取り付きます。
ここは標高差100m程なので気が楽だけど、目の前にはまだしても長いロープ場が…なかなか簡単にはいかないようです。
←早速、長いロープが取り付けられた狭い岩場が現れた。道も細いし足場も悪そう…
数週間前にはこの付近で滑落死亡事故があったそうなので気を引き締めていきます。
←↑の登りをこなした直後、またしてもロープがかけられた岩場が現れます。
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←↑の登りをこなした直後、またしてもロープがかけられた岩場が現れます。
←一通り登り終えて狭い岩場を通過すると、岩峰と岩峰の隙間から涼しい風が吹き上がってきた。
この辺りは標高2,200m程度…樹林の中でサウナのような暑さなので、一服の清涼剤のように感じた。
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←一通り登り終えて狭い岩場を通過すると、岩峰と岩峰の隙間から涼しい風が吹き上がってきた。
この辺りは標高2,200m程度…樹林の中でサウナのような暑さなので、一服の清涼剤のように感じた。
その後も樹林帯の中の登りは続きます。
←木製の梯子が出てきたりもします。
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その後も樹林帯の中の登りは続きます。
←木製の梯子が出てきたりもします。
その後も要所要所でロープや梯子を使い、細かいアップダウンを繰り返しながら進んでいく。
それにしてもこの時期一番虫が多いであろう標高2,200m付近の樹林の中だったが、幸いにも虫はそれ程いなかった。
(多少はいたが、アブや蚊などのように刺してくる不快な虫はいなかった)
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その後も要所要所でロープや梯子を使い、細かいアップダウンを繰り返しながら進んでいく。
それにしてもこの時期一番虫が多いであろう標高2,200m付近の樹林の中だったが、幸いにも虫はそれ程いなかった。
(多少はいたが、アブや蚊などのように刺してくる不快な虫はいなかった)
そして樹林帯の道を進んでいくと、ふいに視界が開けて行く先にヤセ尾根の白いザレ場が現れた。
よく見ると崩壊地の上にイカダのような橋がちょっと傾いた格好で架かっている。
…ひと目であそこがこのルートのハイライトだなと解る。
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そして樹林帯の道を進んでいくと、ふいに視界が開けて行く先にヤセ尾根の白いザレ場が現れた。
よく見ると崩壊地の上にイカダのような橋がちょっと傾いた格好で架かっている。
…ひと目であそこがこのルートのハイライトだなと解る。
←ヤセ尾根の崩壊地に架けられた橋を渡る相方
先ほどのロープの場所もそうだけど、この辺りは足場が脆いし滑りやすいので、雨の日などコンディションの悪い時には通過したくないな〜と思った。
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←ヤセ尾根の崩壊地に架けられた橋を渡る相方
先ほどのロープの場所もそうだけど、この辺りは足場が脆いし滑りやすいので、雨の日などコンディションの悪い時には通過したくないな〜と思った。
そして崩壊地を過ぎると再び鬱蒼とした樹林帯へ突入。
最後に2連チャンで梯子を通過すると…
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そして崩壊地を過ぎると再び鬱蒼とした樹林帯へ突入。
最後に2連チャンで梯子を通過すると…
【13:56 船窪岳第一ピーク通過】
…すぐに第一ピークの道標が現れた。
といっても展望もないし、ピークと言うよりは登山道の一部のような雰囲気。
そろそろ時間も押してテン場の場所取りが気になるので、このままここはスルーして先へ進むことにした。
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【13:56 船窪岳第一ピーク通過】
…すぐに第一ピークの道標が現れた。
といっても展望もないし、ピークと言うよりは登山道の一部のような雰囲気。
そろそろ時間も押してテン場の場所取りが気になるので、このままここはスルーして先へ進むことにした。
さて、第一ピークからは船窪乗越まで標高差約150mの下り。
難所も過ぎたことだし、肩の荷が降りたような気分で細い山道をジグザグに下っていった。
←登山道脇にはマルバダケブキの黄色い花
思わず「ここは南アルプスか!?」とひとりツッコミをしそうになったが、この鬱蒼とした雰囲気は、確かに北アルプスというよりは南アルプスのそれに近いかもしれない。
※マルバダケブキは南アルプス(特に仙塩尾根)でよく見かける花というイメージがあります。そういえば、仙塩もここも人が少なくて静かな縦走路という点でも似てるな…
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さて、第一ピークからは船窪乗越まで標高差約150mの下り。
難所も過ぎたことだし、肩の荷が降りたような気分で細い山道をジグザグに下っていった。
←登山道脇にはマルバダケブキの黄色い花
思わず「ここは南アルプスか!?」とひとりツッコミをしそうになったが、この鬱蒼とした雰囲気は、確かに北アルプスというよりは南アルプスのそれに近いかもしれない。
※マルバダケブキは南アルプス(特に仙塩尾根)でよく見かける花というイメージがあります。そういえば、仙塩もここも人が少なくて静かな縦走路という点でも似てるな…
そして15分も下ると、目の前に船窪乗越の指導標が見えてきた。
←崩壊地脇に立つ船窪乗越の指導標
船窪小屋(テント場)へはこのまま直進。ここから左手に折れると針ノ木谷。
それにしても登山道右側の崩壊っぷりは凄まじい。
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そして15分も下ると、目の前に船窪乗越の指導標が見えてきた。
←崩壊地脇に立つ船窪乗越の指導標
船窪小屋(テント場)へはこのまま直進。ここから左手に折れると針ノ木谷。
それにしても登山道右側の崩壊っぷりは凄まじい。
【14:13 船窪乗越通過】
というわけで、標高2,190m…この縦走で一番低い地点である船窪乗越に到着。
朝出発した『野口五郎岳』が標高2,924mだから、その差734m…あれ?大したことないな…
しかしこの草いきれ漂う蒸し暑さを思うと、今朝吹きっ晒しの稜線上で寒さに震えていた事が嘘みたいだ。
←指導標アップ(船窪小屋までは1時間)
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【14:13 船窪乗越通過】
というわけで、標高2,190m…この縦走で一番低い地点である船窪乗越に到着。
朝出発した『野口五郎岳』が標高2,924mだから、その差734m…あれ?大したことないな…
しかしこの草いきれ漂う蒸し暑さを思うと、今朝吹きっ晒しの稜線上で寒さに震えていた事が嘘みたいだ。
←指導標アップ(船窪小屋までは1時間)
さて、ここからテン場までは標高差120m程度を登るだけ!それで今日の行程はお終い!……なのだが……いよいよ水が無くなってしまった!
最後の登りでコレはキツイ!やはり1人1.5Lの水じゃ足りないって思ってたんだ…
しかもこの頃から身体に力が全く入らなくなって、10歩歩いた程度で疲れて立ち止まるようになってしまった。
←乗越からは不動谷の崩壊地脇を登ってテント場へ向かいます(ちょうど崩壊地の上の辺りにテン場がある)
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さて、ここからテン場までは標高差120m程度を登るだけ!それで今日の行程はお終い!……なのだが……いよいよ水が無くなってしまった!
最後の登りでコレはキツイ!やはり1人1.5Lの水じゃ足りないって思ってたんだ…
しかもこの頃から身体に力が全く入らなくなって、10歩歩いた程度で疲れて立ち止まるようになってしまった。
←乗越からは不動谷の崩壊地脇を登ってテント場へ向かいます(ちょうど崩壊地の上の辺りにテン場がある)
少ない水を節約してたために脱水症状を起こしたのか、それともロクに食事も取らなかったせいでハンガーノックを起こしたのか…とにかくこの最後の登りが苦しくてどうしようもなかった。
←写真を撮る余裕もなかったのに何故か一枚だけ撮っていたロープの登り。…どこだろう…あまり記憶にない。
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少ない水を節約してたために脱水症状を起こしたのか、それともロクに食事も取らなかったせいでハンガーノックを起こしたのか…とにかくこの最後の登りが苦しくてどうしようもなかった。
←写真を撮る余裕もなかったのに何故か一枚だけ撮っていたロープの登り。…どこだろう…あまり記憶にない。
【15:18 船窪のテント場到着】
船窪乗越から約55分…標準CTを押しまくってようやくテン場に到着。
しかし狭いテント場はもう既にいっぱい…整地された場所は無い状態だったのでテン場隅の草むらを確保。
とりあえずテントシートだけ敷き、そこに寝っ転がったまましばらくは動けなかった。
←8張りほどで満杯になる狭いテン場
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【15:18 船窪のテント場到着】
船窪乗越から約55分…標準CTを押しまくってようやくテン場に到着。
しかし狭いテント場はもう既にいっぱい…整地された場所は無い状態だったのでテン場隅の草むらを確保。
とりあえずテントシートだけ敷き、そこに寝っ転がったまましばらくは動けなかった。
←8張りほどで満杯になる狭いテン場
そして少し休んだ後、ここで役割分担。もう一歩も動けない私はここでテントの設営。そして相方は水汲みへGO!
ここの水場は物凄い崖にあるというので楽しみにしていたのだが、こんなフラフラな足取りでは危険過ぎる!何も予備知識のない相方はさぞかしビックリしたことだろうw。
←テン場の入口にある旧トイレ(今は使えない)の横を登った所に簡易トイレが一基あり、それを使用します(電灯や紙はありません。使った紙は原則持ち帰り)
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そして少し休んだ後、ここで役割分担。もう一歩も動けない私はここでテントの設営。そして相方は水汲みへGO!
ここの水場は物凄い崖にあるというので楽しみにしていたのだが、こんなフラフラな足取りでは危険過ぎる!何も予備知識のない相方はさぞかしビックリしたことだろうw。
←テン場の入口にある旧トイレ(今は使えない)の横を登った所に簡易トイレが一基あり、それを使用します(電灯や紙はありません。使った紙は原則持ち帰り)
そして水場から戻ってきた相方はそのまま小屋まで登ってビール調達してきてくれた。
その間に私は夕飯の調理をし、陽が暮れかけた頃ようやく夕飯…夕方になると多少ガスが出てきたものの、テントから見える景色は最高で、それを眺めながらの夕食はまた格別。
ここまで幾度ものアップダウンを繰り返して歩いてきた苦労が報われるような気がした。
そして食事を済ませると暗くなる前に歯を磨いて就寝。ここのテン場は山慣れてる人が多い感じで、とても静かで居心地が良かった。
←目の前には不動岳・その奥には薬師岳(写真は翌朝のもの/薬師岳上空に満月が浮かんでいて幻想的な朝だった)
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そして水場から戻ってきた相方はそのまま小屋まで登ってビール調達してきてくれた。
その間に私は夕飯の調理をし、陽が暮れかけた頃ようやく夕飯…夕方になると多少ガスが出てきたものの、テントから見える景色は最高で、それを眺めながらの夕食はまた格別。
ここまで幾度ものアップダウンを繰り返して歩いてきた苦労が報われるような気がした。
そして食事を済ませると暗くなる前に歯を磨いて就寝。ここのテン場は山慣れてる人が多い感じで、とても静かで居心地が良かった。
←目の前には不動岳・その奥には薬師岳(写真は翌朝のもの/薬師岳上空に満月が浮かんでいて幻想的な朝だった)
【3日目 4:30起床】
今日は針ノ木小屋まで標準CT6時間40分の予定。
周りはみな3時頃から起きて早立ちしていったようだけど、私達は行動時間が短いので遅めに起床。
朝食やパッキングを済ませると、既にテン場には誰もいなくなっていた。
←テン場から水場への案内板
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【3日目 4:30起床】
今日は針ノ木小屋まで標準CT6時間40分の予定。
周りはみな3時頃から起きて早立ちしていったようだけど、私達は行動時間が短いので遅めに起床。
朝食やパッキングを済ませると、既にテン場には誰もいなくなっていた。
←テン場から水場への案内板
【5:50頃】
さて、まずは出発の前に水の確保。
いよいよデンジャラスで有名な水場へGO!まずは水場テン場の奥へと進みます(暗くなってからの水汲みは危険だそうです)
そして植物が茂り鬱蒼とした細道をしばらく緩く下って行くと、突然右折していよいよ水場へ向かって急降下。
←道の脇にはロープが設置されていますが、足場が脆いのか結構滑りやすいです。
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【5:50頃】
さて、まずは出発の前に水の確保。
いよいよデンジャラスで有名な水場へGO!まずは水場テン場の奥へと進みます(暗くなってからの水汲みは危険だそうです)
そして植物が茂り鬱蒼とした細道をしばらく緩く下って行くと、突然右折していよいよ水場へ向かって急降下。
←道の脇にはロープが設置されていますが、足場が脆いのか結構滑りやすいです。
水場が見えてきた。
←先行する男性にモデルになってもらいましたが、あんな感じで水場まで下って行きます。
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水場が見えてきた。
←先行する男性にモデルになってもらいましたが、あんな感じで水場まで下って行きます。
5分くらいで水場へ到着。
足場が狭くすれ違いもできないので、先客がいる時には手前で待機してないとダメかも知れない…というくらいホントに狭い。
←冷たくて美味しい水が豊富に流れています。
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5分くらいで水場へ到着。
足場が狭くすれ違いもできないので、先客がいる時には手前で待機してないとダメかも知れない…というくらいホントに狭い。
←冷たくて美味しい水が豊富に流れています。
←水場から崖下を見下ろしてみた。谷底へ吸い込まれそう〜!
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←水場から崖下を見下ろしてみた。谷底へ吸い込まれそう〜!
さて、冷たい水で顔を洗い、水をたっぷり補給し終えたので、テン場へと戻ります。
←下ってきた道を戻ります。
繰り返すようですが、急傾斜で滑りやすいので、大量の水を抱えて登るのは一苦労。
ここの水場は両手が使えるようサブザックは必需品!
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さて、冷たい水で顔を洗い、水をたっぷり補給し終えたので、テン場へと戻ります。
←下ってきた道を戻ります。
繰り返すようですが、急傾斜で滑りやすいので、大量の水を抱えて登るのは一苦労。
ここの水場は両手が使えるようサブザックは必需品!
【6:15頃 テン場到着】
←テン場から槍ヶ岳が見えた。
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【6:15頃 テン場到着】
←テン場から槍ヶ岳が見えた。
【6:30 船窪岳テント場出発】
さて、テン場へ戻ってくると、汲みたての水をザックにしまって最終パッキング。
出発前に一服しつつ、忘れ物がないか辺りを点検していよいよ出発。
←すっかり誰もいなくなったテン場(このスタートの遅さを後々後悔するハメになります)
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【6:30 船窪岳テント場出発】
さて、テン場へ戻ってくると、汲みたての水をザックにしまって最終パッキング。
出発前に一服しつつ、忘れ物がないか辺りを点検していよいよ出発。
←すっかり誰もいなくなったテン場(このスタートの遅さを後々後悔するハメになります)
そしてテン場を出発すると早速現れるのがこの梯子w
補給したばかりの水を入れたザックが重くてちょっと辛い……
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そしてテン場を出発すると早速現れるのがこの梯子w
補給したばかりの水を入れたザックが重くてちょっと辛い……
←梯子を昇りきった地点から見下ろしてみたけど、上から見ると大したことないようにみえる…
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←梯子を昇りきった地点から見下ろしてみたけど、上から見ると大したことないようにみえる…
梯子を昇りひとしきり高度を上げていくと登山道は急に緩やかになり、船窪小屋までは気持ちの良い散歩道のようになります。
←テン場と船窪小屋の間にある分岐点
ここから左折するようにして七倉岳へと取り付くのですが、トイレなど済ませたい(テン場のトイレだと紙を持ち帰らなくてはならない)ので小屋へ寄り道。
ザックをここにデポして眼下に見える小屋までで下って行きます。
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梯子を昇りひとしきり高度を上げていくと登山道は急に緩やかになり、船窪小屋までは気持ちの良い散歩道のようになります。
←テン場と船窪小屋の間にある分岐点
ここから左折するようにして七倉岳へと取り付くのですが、トイレなど済ませたい(テン場のトイレだと紙を持ち帰らなくてはならない)ので小屋へ寄り道。
ザックをここにデポして眼下に見える小屋までで下って行きます。
【6:50 船窪小屋到着】
テン場から20分程で船窪小屋に到着。
分岐から小屋まで下って行く間、小屋の方がずっとこちらを見ていてお出迎え…というか出発する方のお見送り?登山者に高評判の小屋らしい一面を垣間見た気分。
←船窪小屋の様子。手前に見えるのがトイレ(個室2つ紙あり)緑色のが手洗い用の水。 右奥に見えるのが小屋の入り口
到着した時丁度トイレの清掃中だったが、その時の対応が凄く親切で評判に違わない良い小屋&スタッフだと思った。いつか七倉尾根から登って泊まってみたい!
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【6:50 船窪小屋到着】
テン場から20分程で船窪小屋に到着。
分岐から小屋まで下って行く間、小屋の方がずっとこちらを見ていてお出迎え…というか出発する方のお見送り?登山者に高評判の小屋らしい一面を垣間見た気分。
←船窪小屋の様子。手前に見えるのがトイレ(個室2つ紙あり)緑色のが手洗い用の水。 右奥に見えるのが小屋の入り口
到着した時丁度トイレの清掃中だったが、その時の対応が凄く親切で評判に違わない良い小屋&スタッフだと思った。いつか七倉尾根から登って泊まってみたい!
←小屋前のベンチからの景色
目の前には昨日歩いてきた三ツ岳〜不動岳の稜線、その奥には薬師岳〜立山までの稜線が見えて、ロケーションは最高!
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←小屋前のベンチからの景色
目の前には昨日歩いてきた三ツ岳〜不動岳の稜線、その奥には薬師岳〜立山までの稜線が見えて、ロケーションは最高!
【7:17 船窪小屋出発】
小屋で30分近く遊んでいよいよ出発。今日はCTが緩いのでのんびりしてもいいか!とこのときはまだ余裕だった。
というわけでハイマツに囲まれた登山道をザックをデポしてきた分岐まで登って行きます。
背後からは小屋の方のお見送りの視線…いや、あの…トイレ借りただけで宿泊者でもないのに…と申し訳ない気分
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【7:17 船窪小屋出発】
小屋で30分近く遊んでいよいよ出発。今日はCTが緩いのでのんびりしてもいいか!とこのときはまだ余裕だった。
というわけでハイマツに囲まれた登山道をザックをデポしてきた分岐まで登って行きます。
背後からは小屋の方のお見送りの視線…いや、あの…トイレ借りただけで宿泊者でもないのに…と申し訳ない気分
【7:25 分岐到着〜そして出発】
小屋からひと登りし、分岐でザックを拾ったらいよいよ出発。
←分岐から七倉岳へと向かう登山道を見上げる。
ここからハイマツ帯の中を登るのだが、既に稜線が見えてるので気分が楽♪
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【7:25 分岐到着〜そして出発】
小屋からひと登りし、分岐でザックを拾ったらいよいよ出発。
←分岐から七倉岳へと向かう登山道を見上げる。
ここからハイマツ帯の中を登るのだが、既に稜線が見えてるので気分が楽♪
【7:30 七倉岳到着】
ハイマツ帯を少し登るとすぐに稜線歩き…そして稜線の先に見える七倉岳の標柱を目印に歩いて行くと割とすぐに七倉岳へ到着した。
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【7:30 七倉岳到着】
ハイマツ帯を少し登るとすぐに稜線歩き…そして稜線の先に見える七倉岳の標柱を目印に歩いて行くと割とすぐに七倉岳へ到着した。
←写真左手が船窪小屋方面・右手が蓮華岳方面
目の前に見えるのが不動岳〜船窪岳の稜線・奥に見えるのが薬師岳〜立山の稜線・右端の山が針の木岳
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←写真左手が船窪小屋方面・右手が蓮華岳方面
目の前に見えるのが不動岳〜船窪岳の稜線・奥に見えるのが薬師岳〜立山の稜線・右端の山が針の木岳
山頂からこれから歩いて行く稜線を眺めてみた
←右から北葛岳→蓮華岳→針ノ木岳それにしてもここから見ると、北葛岳への登りもかなり大変そうだ…
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山頂からこれから歩いて行く稜線を眺めてみた
←右から北葛岳→蓮華岳→針ノ木岳それにしてもここから見ると、北葛岳への登りもかなり大変そうだ…
←左側が針ノ木岳・右側が蓮華岳
(蓮華岳と針の木岳の間のコルには今日泊まる予定の針ノ木小屋も見える)
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←左側が針ノ木岳・右側が蓮華岳
(蓮華岳と針の木岳の間のコルには今日泊まる予定の針ノ木小屋も見える)
【7:50 七倉岳出発】
山頂で文句のつけようのない素晴らしい景色を楽しんでいると、高くなった日差しが痛いくらいに突き刺すようになってきた。
ここで日焼け止めを追加塗布して縦走の核心へと出発!
←先ずは七倉岳のヤセ尾根を通り、北葛岳取り付きの鞍部まで下っていく。
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【7:50 七倉岳出発】
山頂で文句のつけようのない素晴らしい景色を楽しんでいると、高くなった日差しが痛いくらいに突き刺すようになってきた。
ここで日焼け止めを追加塗布して縦走の核心へと出発!
←先ずは七倉岳のヤセ尾根を通り、北葛岳取り付きの鞍部まで下っていく。
七倉岳の稜線を少し行くと、いよいよここから急降下が始まるのだが…
←どうやら北葛岳への取り付きまでは小ピークを越えていかなければならないらしい。
思ったよりも険しい道のりに愕然としつつも、とりあえず七倉岳からの脆く細い道を下っていった。
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七倉岳の稜線を少し行くと、いよいよここから急降下が始まるのだが…
←どうやら北葛岳への取り付きまでは小ピークを越えていかなければならないらしい。
思ったよりも険しい道のりに愕然としつつも、とりあえず七倉岳からの脆く細い道を下っていった。
七倉岳から30分弱、昨日の行程を彷彿とさせるようなアップダウンを繰り返していくと、ようやく北葛岳への取り付きでもある七倉乗越が見えてきた
←最後に細いロープを伝い、崩れやすい道を下って乗越に到着。
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七倉岳から30分弱、昨日の行程を彷彿とさせるようなアップダウンを繰り返していくと、ようやく北葛岳への取り付きでもある七倉乗越が見えてきた
←最後に細いロープを伝い、崩れやすい道を下って乗越に到着。
【8:18 七倉乗越到着】
七倉乗越は痩せた尾根上にあるので狭いけど、ここで少しだけ休憩。
ザックを大岩に立て掛けるようにして置き、日陰を探して腰を下ろした。
鞍部なので吹き抜ける風は涼しい…が、休憩してるうちに日陰はどんどん日向に侵食されて直射日光が挿し込むようになった。
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【8:18 七倉乗越到着】
七倉乗越は痩せた尾根上にあるので狭いけど、ここで少しだけ休憩。
ザックを大岩に立て掛けるようにして置き、日陰を探して腰を下ろした。
鞍部なので吹き抜ける風は涼しい…が、休憩してるうちに日陰はどんどん日向に侵食されて直射日光が挿し込むようになった。
【8:32 七倉乗越出発】
とうとう居場所が無くなってしまったので、重い腰を上げて出発。北葛岳へと取り付きます。
←乗越からはいきなりこんな感じで登って行きます。
岩峰の上部近くには梯子が掛かっていて、それが乗越からも肉眼で確認できるのでなおさら気合が入る。
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【8:32 七倉乗越出発】
とうとう居場所が無くなってしまったので、重い腰を上げて出発。北葛岳へと取り付きます。
←乗越からはいきなりこんな感じで登って行きます。
岩峰の上部近くには梯子が掛かっていて、それが乗越からも肉眼で確認できるのでなおさら気合が入る。
一通り登ると険しさも一段落。
北葛岳への登りは結構キツイけど、この時間帯はずっと日陰になっているので涼しくて気持ちいい。
この日は半端無く日差しが強く暑いので本当に助かった。
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一通り登ると険しさも一段落。
北葛岳への登りは結構キツイけど、この時間帯はずっと日陰になっているので涼しくて気持ちいい。
この日は半端無く日差しが強く暑いので本当に助かった。
←そんな日陰の登り道ですが、ジグザグに高度を上げていくので、意外と登りやすい。
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←そんな日陰の登り道ですが、ジグザグに高度を上げていくので、意外と登りやすい。
←途中には木の梯子もあったりします
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←途中には木の梯子もあったりします
そして日陰の中を20分も登っていくと、再び猛烈な日差しの中にさらされることになった。
←目指す北葛岳までの道のり…ここからは急な登りは無さそうだけど、まだまだ登ります。
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そして日陰の中を20分も登っていくと、再び猛烈な日差しの中にさらされることになった。
←目指す北葛岳までの道のり…ここからは急な登りは無さそうだけど、まだまだ登ります。
見晴らしが良くなったので、まわりの景色を楽しみながら登って行きます。
←五色ヶ原〜立山の稜線
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見晴らしが良くなったので、まわりの景色を楽しみながら登って行きます。
←五色ヶ原〜立山の稜線
←背後を振り返ってみると、七倉岳の稜線上に船窪小屋が見えた。
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←背後を振り返ってみると、七倉岳の稜線上に船窪小屋が見えた。
←針ノ木岳アップ
そしてハイマツ帯の中の登山道をジグザグに登っていくと、いよいよ北葛岳の山頂!
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←針ノ木岳アップ
そしてハイマツ帯の中の登山道をジグザグに登っていくと、いよいよ北葛岳の山頂!
【9:20 北葛岳到着】
七倉乗越から50分ほどで北葛岳に到着!
山頂は割と平坦で結構広い。とりあえずザックを下ろして、ここで行動食を食べたりして大休憩。
到着した時には誰もいなくて静かな山頂だったが、5分もすると蓮華岳方面から次々と登山者が到着してとても賑やかになった。
←山頂標のバックには針ノ木岳と……
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【9:20 北葛岳到着】
七倉乗越から50分ほどで北葛岳に到着!
山頂は割と平坦で結構広い。とりあえずザックを下ろして、ここで行動食を食べたりして大休憩。
到着した時には誰もいなくて静かな山頂だったが、5分もすると蓮華岳方面から次々と登山者が到着してとても賑やかになった。
←山頂標のバックには針ノ木岳と……
……蓮華岳が連なってみえるのだが、蓮華岳の方にはガスが次々と掛かってあまり良く見えなかった。残念。
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……蓮華岳が連なってみえるのだが、蓮華岳の方にはガスが次々と掛かってあまり良く見えなかった。残念。
【9:45 北葛岳出発】
山頂で景色を楽しんだり記念写真を撮ったあとは、本日最後のピーク蓮華岳へ向けて出発。
←蓮華方面へ下りながら北葛岳山頂を振り返ってみた。
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【9:45 北葛岳出発】
山頂で景色を楽しんだり記念写真を撮ったあとは、本日最後のピーク蓮華岳へ向けて出発。
←蓮華方面へ下りながら北葛岳山頂を振り返ってみた。
ここから蓮華岳取り付きの北葛乗越までは標高差276mの下り。
←まずはハイマツ帯のなか、小石がごろごろしてスリップしやすい道をガンガン下って行きます。
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ここから蓮華岳取り付きの北葛乗越までは標高差276mの下り。
←まずはハイマツ帯のなか、小石がごろごろしてスリップしやすい道をガンガン下って行きます。
←ひとしきり下りきった場所から北葛岳を振り返ってみたところ。ジグザグとしてるけど割と急な下りです。
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←ひとしきり下りきった場所から北葛岳を振り返ってみたところ。ジグザグとしてるけど割と急な下りです。
←そしてこちらは進行方向。
下りきった辺りは標高が下がったのか少し樹林帯っぽい雰囲気。
この先は細かいアップダウンがあるものの、割りと穏やかな道が続きます。
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←そしてこちらは進行方向。
下りきった辺りは標高が下がったのか少し樹林帯っぽい雰囲気。
この先は細かいアップダウンがあるものの、割りと穏やかな道が続きます。
暫く行くと視界が開けて蓮華岳が見えて来ました。
大町方面から途切れること無くガスが立ち込めてきてよく見えないのが残念だけど、この付近はとても雰囲気が良くて歩いていて気持ちの良い区間だった。
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暫く行くと視界が開けて蓮華岳が見えて来ました。
大町方面から途切れること無くガスが立ち込めてきてよく見えないのが残念だけど、この付近はとても雰囲気が良くて歩いていて気持ちの良い区間だった。
そしてその直後、一瞬だけガスが晴れて蓮華岳が見えた!
←岩がゴツゴツとした尾根筋付けられた登山道の様子がはっきり見えた瞬間!
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そしてその直後、一瞬だけガスが晴れて蓮華岳が見えた!
←岩がゴツゴツとした尾根筋付けられた登山道の様子がはっきり見えた瞬間!
←登山道アップ
これが標高差524mの蓮華の大下り(今回の場合は大登りになるわけだけど…)
…でも昨日のような鬼のアップダウンが続くよりは、一気に標高差を稼ぐ大登りの方が精神的に楽なような気がする…
↑すっかりこのドSコースに訓練されてます(笑
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←登山道アップ
これが標高差524mの蓮華の大下り(今回の場合は大登りになるわけだけど…)
…でも昨日のような鬼のアップダウンが続くよりは、一気に標高差を稼ぐ大登りの方が精神的に楽なような気がする…
↑すっかりこのドSコースに訓練されてます(笑
そして北葛岳から40分も歩くと、眼下に北葛乗越が見えてきた。
←乗越はちょっとザレた場所にあるようだが、休憩する場所くらいはありそうだ。
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そして北葛岳から40分も歩くと、眼下に北葛乗越が見えてきた。
←乗越はちょっとザレた場所にあるようだが、休憩する場所くらいはありそうだ。
【10:28 北葛乗越到着】
北葛乗越に到着すると目の前には険しい岩場がデーンと聳えていた。とりあえず取り付く前にここで大休憩。
……が、とにかく日差しが暑い!痛い!登山道脇にちょっとした木陰があったので、そこに潜りこむような形で緊急避難。
そこは風が通って涼しくて、まるでオアシスのよう…人も全く通らないので聴こえるのは風の音だけ。
これが山の静寂っていうものか〜と大の字に寝転びながら、思わず登山靴まで脱いでリラックスしてしまった。
ホント、ここが北アルプスだとは思えない(笑
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【10:28 北葛乗越到着】
北葛乗越に到着すると目の前には険しい岩場がデーンと聳えていた。とりあえず取り付く前にここで大休憩。
……が、とにかく日差しが暑い!痛い!登山道脇にちょっとした木陰があったので、そこに潜りこむような形で緊急避難。
そこは風が通って涼しくて、まるでオアシスのよう…人も全く通らないので聴こえるのは風の音だけ。
これが山の静寂っていうものか〜と大の字に寝転びながら、思わず登山靴まで脱いでリラックスしてしまった。
ホント、ここが北アルプスだとは思えない(笑
【10:45 北葛乗越出発】
15分休んで、いよいよ本日最後の登りに取り付きます。
蓮華岳への登りは、いきなり岩場&鎖場からのスタート!
危険地帯は短い区間に集中してあるので、気を引き締めて登ります。
←先ずはロープ伝いに岩場を登り始める。
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【10:45 北葛乗越出発】
15分休んで、いよいよ本日最後の登りに取り付きます。
蓮華岳への登りは、いきなり岩場&鎖場からのスタート!
危険地帯は短い区間に集中してあるので、気を引き締めて登ります。
←先ずはロープ伝いに岩場を登り始める。
←ロープ沿いに登っていくと、すぐに長い鎖場が現れます。
その後も鎖場が続くので気を抜かずに慎重に通過。
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←ロープ沿いに登っていくと、すぐに長い鎖場が現れます。
その後も鎖場が続くので気を抜かずに慎重に通過。
最初の岩稜地帯を過ぎれば、あとはひたすら登っていくだけ
←蓮華岳にかかっていたガスの中にとうとう突入してしまった。
視界が悪いと心細い気持ちになるけど、直射日光が遮蔽される事と程よい湿気で、登りでも暑くないのは嬉しい。
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最初の岩稜地帯を過ぎれば、あとはひたすら登っていくだけ
←蓮華岳にかかっていたガスの中にとうとう突入してしまった。
視界が悪いと心細い気持ちになるけど、直射日光が遮蔽される事と程よい湿気で、登りでも暑くないのは嬉しい。
一気に標高を上げてた後は、次第に傾斜も緩くなってきて登山道の様子もガレた感じに変化してきた。
←階段状に整備された登山道
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一気に標高を上げてた後は、次第に傾斜も緩くなってきて登山道の様子もガレた感じに変化してきた。
←階段状に整備された登山道
そしてハイマツと岩ばかりの無機質な登山道を登っていくと、登山道脇のハイマツ帯の茂みの中にライチョウを発見!!
実はライチョウを見つけたのは、私の後方を歩いていた相方。
相方からのコールでザックを登山道脇にデポし、ライチョウ発見現場まで登山道を約50m下って撮影。
相方はライチョウの声が聞こえたから気付いたそうだけど、直前に通過した私は全然気づかなかった…
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そしてハイマツと岩ばかりの無機質な登山道を登っていくと、登山道脇のハイマツ帯の茂みの中にライチョウを発見!!
実はライチョウを見つけたのは、私の後方を歩いていた相方。
相方からのコールでザックを登山道脇にデポし、ライチョウ発見現場まで登山道を約50m下って撮影。
相方はライチョウの声が聞こえたから気付いたそうだけど、直前に通過した私は全然気づかなかった…
その後ザックを拾って再び歩き始めると、すぐに最後の登りが現れた。
後は目の前に見えるザレた登山道を登っていけば終わり…そう思うと、やっとここ迄来たという安堵感が湧き上がり突然ここで休憩。
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その後ザックを拾って再び歩き始めると、すぐに最後の登りが現れた。
後は目の前に見えるザレた登山道を登っていけば終わり…そう思うと、やっとここ迄来たという安堵感が湧き上がり突然ここで休憩。
←休憩地点の様子
この辺りは砂礫地なのでコマクサを始めとする高山植物の宝庫だった。
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←休憩地点の様子
この辺りは砂礫地なのでコマクサを始めとする高山植物の宝庫だった。
軽く行動食を取ったりして15分間休憩した後は、いよいよ最後の登り。ここからはもう山頂が見えているので気分が楽。
砂礫にジグザグに刻まれた登山道をひたすらテンポよく登っていった。
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軽く行動食を取ったりして15分間休憩した後は、いよいよ最後の登り。ここからはもう山頂が見えているので気分が楽。
砂礫にジグザグに刻まれた登山道をひたすらテンポよく登っていった。
【12:50 蓮華岳到着】
遥か頭上に見える道標を目印に登ること約20分…北葛乗越から約2時間で蓮華岳に到着!
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【12:50 蓮華岳到着】
遥か頭上に見える道標を目印に登ること約20分…北葛乗越から約2時間で蓮華岳に到着!
と思いきや…ここから左手に折れて少し行った先に祠があるのを発見。
「ここはただの分岐点であちらが本当の山頂なのかな〜」と思いつつ、とりあえずそちらへ移動して休むことにした。
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と思いきや…ここから左手に折れて少し行った先に祠があるのを発見。
「ここはただの分岐点であちらが本当の山頂なのかな〜」と思いつつ、とりあえずそちらへ移動して休むことにした。
そして1〜2分程で祠に到着。
この頃になるとすっかりガスガスになって周りの景色も見られなくなっていた。
到着した時には先客が1人いたのだが、すぐに出発してしまったので山頂は誰もいなくて貸切状態♪
とりあえずザックを置いて山頂散策することにした。
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そして1〜2分程で祠に到着。
この頃になるとすっかりガスガスになって周りの景色も見られなくなっていた。
到着した時には先客が1人いたのだが、すぐに出発してしまったので山頂は誰もいなくて貸切状態♪
とりあえずザックを置いて山頂散策することにした。
←祠付近から先ほど登ってきた『蓮華の大下り』を見下ろしてみた
砂礫になだらかな下りですが、写真右端の辺りから岩稜地帯になる傾斜もきつくなります。
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←祠付近から先ほど登ってきた『蓮華の大下り』を見下ろしてみた
砂礫になだらかな下りですが、写真右端の辺りから岩稜地帯になる傾斜もきつくなります。
そして、しばらく祠周辺で記念写真を撮ったりして遊んでいるうちに、ふと三角点が無いことに気付く。
「もしかして先程の道標の所が本当の山頂だったのでは?」と思い、再びそちらへ戻ってみた。
←と、あったあった三角点!
先程は道標からすぐに左手へ折れて祠を目指してしまったので気付かなかったけど、山頂は道標の右手側にちゃんとありました。
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そして、しばらく祠周辺で記念写真を撮ったりして遊んでいるうちに、ふと三角点が無いことに気付く。
「もしかして先程の道標の所が本当の山頂だったのでは?」と思い、再びそちらへ戻ってみた。
←と、あったあった三角点!
先程は道標からすぐに左手へ折れて祠を目指してしまったので気付かなかったけど、山頂は道標の右手側にちゃんとありました。
←道標の奥にある小高い岩場に三角点が埋め込まれていました。ここが蓮華岳の山頂です!
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←道標の奥にある小高い岩場に三角点が埋め込まれていました。ここが蓮華岳の山頂です!
←山頂付近から見えた景色
ガスの切れ間から漸く山塊が見えたけど、ガスがかかりすぎてどこがどこだかさっぱり…七倉岳かな?
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←山頂付近から見えた景色
ガスの切れ間から漸く山塊が見えたけど、ガスがかかりすぎてどこがどこだかさっぱり…七倉岳かな?
←そしてこの日の山頂では、何故かツバメがたくさん飛び交っていた。
超低空飛行なので、風に乗って高速で飛び回るツバメの風切り音がビュンビュン聞こえて凄いかっこ良かった。
燕が低空飛行をしてると雨が降るというけど…この場合どうなんだろう…(標高的には高所なわけだけど)
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←そしてこの日の山頂では、何故かツバメがたくさん飛び交っていた。
超低空飛行なので、風に乗って高速で飛び回るツバメの風切り音がビュンビュン聞こえて凄いかっこ良かった。
燕が低空飛行をしてると雨が降るというけど…この場合どうなんだろう…(標高的には高所なわけだけど)
【13:20 蓮華岳出発】
山頂で30分近く遊んで下山開始。まだお昼を過ぎたばかりだし、あとは今日の宿泊地でもある針ノ木小屋まで下るだけなので楽勝!
先ずは祠の脇からザレた道を下り、針ノ木峠を目指す。
←これから向かう縦走路。針ノ木峠まで下るだけかと思ったら、あとひと登りしなくてはならないらしい。
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【13:20 蓮華岳出発】
山頂で30分近く遊んで下山開始。まだお昼を過ぎたばかりだし、あとは今日の宿泊地でもある針ノ木小屋まで下るだけなので楽勝!
先ずは祠の脇からザレた道を下り、針ノ木峠を目指す。
←これから向かう縦走路。針ノ木峠まで下るだけかと思ったら、あとひと登りしなくてはならないらしい。
←蓮華岳稜線から見えた景色(左側に見えるのが蓮華の大下りの稜線)
上部のなだらかな砂礫道と、その先の岩稜地帯からの急降下する尾根の様子が、先ほどの写真よりもよくわかる。
そして正面のガスの切れ間から見えるのが不動岳。その手前に連なるのは、昨日苦労して歩いてきた第2ピークと第一ピークかな?
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←蓮華岳稜線から見えた景色(左側に見えるのが蓮華の大下りの稜線)
上部のなだらかな砂礫道と、その先の岩稜地帯からの急降下する尾根の様子が、先ほどの写真よりもよくわかる。
そして正面のガスの切れ間から見えるのが不動岳。その手前に連なるのは、昨日苦労して歩いてきた第2ピークと第一ピークかな?
←視線を進行方向に戻すと、先ほど見えた登り道が待っていた。
そして、この辺りでこれから蓮華岳へ登る人達と大勢すれ違ったのだが、皆口々に「早くしないとテン場の場所無くなるよ」と教えてくれたので、思わず急ぎ足に!
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←視線を進行方向に戻すと、先ほど見えた登り道が待っていた。
そして、この辺りでこれから蓮華岳へ登る人達と大勢すれ違ったのだが、皆口々に「早くしないとテン場の場所無くなるよ」と教えてくれたので、思わず急ぎ足に!
そして目の前のピークを越え、砂礫地の高山植物が咲き誇るなだらかな稜線歩きを楽しむと、いよいよ針ノ木峠までの下りが始まった。
←目の前には針ノ木岳がデーンと聳えていて、その雄大な姿を眺めながら、登山道をジグザグに下って行きます。
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そして目の前のピークを越え、砂礫地の高山植物が咲き誇るなだらかな稜線歩きを楽しむと、いよいよ針ノ木峠までの下りが始まった。
←目の前には針ノ木岳がデーンと聳えていて、その雄大な姿を眺めながら、登山道をジグザグに下って行きます。
←そしてすぐに眼下に針ノ木小屋が見えてきた。
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←そしてすぐに眼下に針ノ木小屋が見えてきた。
←目の前には明日縦走する予定の針の木岳〜赤沢岳〜種池山荘の稜線
左から針ノ木岳・スバリ岳、ちょっと離れてガスが掛かってるのが赤沢岳
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←目の前には明日縦走する予定の針の木岳〜赤沢岳〜種池山荘の稜線
左から針ノ木岳・スバリ岳、ちょっと離れてガスが掛かってるのが赤沢岳
その稜線のスバリ岳と赤沢岳の間のガスが急に晴れてきて、一瞬だけ奥にある立山の山腹が見えた。
それにしても、スバリ岳からまたあんなに下るとは…そして何気に赤沢岳付近が岩場チック。
一応明日通るルートのイメージを脳内に焼き付けておいた。
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その稜線のスバリ岳と赤沢岳の間のガスが急に晴れてきて、一瞬だけ奥にある立山の山腹が見えた。
それにしても、スバリ岳からまたあんなに下るとは…そして何気に赤沢岳付近が岩場チック。
一応明日通るルートのイメージを脳内に焼き付けておいた。
←随分と下って近くなってきた針ノ木岳と針ノ木小屋
ところでこの日はテン場争奪戦が激しいようなので、場所取りが気になってテン場の様子を観察。う〜ん、どうやら微妙な感じ…
そんな時テント装備の単独行者が一人、針ノ木岳方面へと登っていくのが見えた。まさかテン場がイッパイで遠くのサイトに張らなくてはならないのだろうか…と嫌な予感。
そして結果を言ってしまえば、まさにその通り針ノ木岳へ10分ほど登った場所にテントを張るハメになった。
←写真上部、緑に囲まれた尾根の右斜面だけ赤土が露出してる辺りが臨時のテン場。
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←随分と下って近くなってきた針ノ木岳と針ノ木小屋
ところでこの日はテン場争奪戦が激しいようなので、場所取りが気になってテン場の様子を観察。う〜ん、どうやら微妙な感じ…
そんな時テント装備の単独行者が一人、針ノ木岳方面へと登っていくのが見えた。まさかテン場がイッパイで遠くのサイトに張らなくてはならないのだろうか…と嫌な予感。
そして結果を言ってしまえば、まさにその通り針ノ木岳へ10分ほど登った場所にテントを張るハメになった。
←写真上部、緑に囲まれた尾根の右斜面だけ赤土が露出してる辺りが臨時のテン場。
【14:07 針ノ木小屋到着】
そして小屋に到着しテン場の受付を済ませたら、何度も小屋とテン場を往復するのも嫌なので、ビールと水を補給してから針ノ木岳への急登に取り付いたのだが…実はこの時点で自分の体調に変化が生じてることに気付き、明日の縦走は断念することに決めた。
(連日の過酷な縦走…自分的には昨日の不動岳〜船窪岳での疲労と脱水症状による肉体的ストレスが原因だと思ってる)
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【14:07 針ノ木小屋到着】
そして小屋に到着しテン場の受付を済ませたら、何度も小屋とテン場を往復するのも嫌なので、ビールと水を補給してから針ノ木岳への急登に取り付いたのだが…実はこの時点で自分の体調に変化が生じてることに気付き、明日の縦走は断念することに決めた。
(連日の過酷な縦走…自分的には昨日の不動岳〜船窪岳での疲労と脱水症状による肉体的ストレスが原因だと思ってる)
という訳で、小屋番さんに指示された臨時テン場まで移動。重いザックを背負い、かなりの急登を登っていく。はっきり言って辛かった…
トイレへ行く度にこの急登を何度も往復しなければならないことを思うと、かなりゲンナリします。
←針ノ木小屋前から見た針ノ木岳(臨時テン場)方面の急登
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という訳で、小屋番さんに指示された臨時テン場まで移動。重いザックを背負い、かなりの急登を登っていく。はっきり言って辛かった…
トイレへ行く度にこの急登を何度も往復しなければならないことを思うと、かなりゲンナリします。
←針ノ木小屋前から見た針ノ木岳(臨時テン場)方面の急登
そしてようやく臨時テン場に到着。登山道脇にテントを張った痕跡が残っているので場所はすぐに分かった。
…のだが…通常はテン泊禁止の場所だということで、近くには『無断テン泊禁止』の看板が!
とにかくテント前の登山道を通過する人の視線が痛いったらない!!口々に「こんな所にテントを張って!」という非難めいた独り言を呟いていくので凄く肩身が狭い…
テン場が満員な日は小屋の人の指示で張る事もあるので、ここでの幕営に関してはあまり責めないで下さい…(小心者)
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そしてようやく臨時テン場に到着。登山道脇にテントを張った痕跡が残っているので場所はすぐに分かった。
…のだが…通常はテン泊禁止の場所だということで、近くには『無断テン泊禁止』の看板が!
とにかくテント前の登山道を通過する人の視線が痛いったらない!!口々に「こんな所にテントを張って!」という非難めいた独り言を呟いていくので凄く肩身が狭い…
テン場が満員な日は小屋の人の指示で張る事もあるので、ここでの幕営に関してはあまり責めないで下さい…(小心者)
と、そんなこともあって「テントを設営するのは登山者が少なくなってからにしよう」と荷物を置いて場所取りだけ済ませると、先ずはビールで乾杯!
登山道脇に腰を下ろしてビールを飲んでいると、目の前ではライチョウの親子がお散歩中。
確かにここは小屋から遠くて不便だけど、景色はいいし、テン場近くでライチョウがのんびり遊んでいるし、正規のテン場よりいい事もあった。
←臨時テン場のなかを走りまわるライチョウ親子
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と、そんなこともあって「テントを設営するのは登山者が少なくなってからにしよう」と荷物を置いて場所取りだけ済ませると、先ずはビールで乾杯!
登山道脇に腰を下ろしてビールを飲んでいると、目の前ではライチョウの親子がお散歩中。
確かにここは小屋から遠くて不便だけど、景色はいいし、テン場近くでライチョウがのんびり遊んでいるし、正規のテン場よりいい事もあった。
←臨時テン場のなかを走りまわるライチョウ親子
ライチョウを観察しながらビールを飲みひと息ついた後は、ようやくテントを設営して夕食タイム。
徐々に暮れていく夏空の下、スバリ岳〜爺ヶ岳の稜線を眺めながら「明日には下山しなければならないのか」と思うと少し寂しい気持ちになった。
←そして夕食後は、寝る準備を済ませるために一旦針ノ木小屋まで下山…やっぱり遠くて面倒くさい。
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ライチョウを観察しながらビールを飲みひと息ついた後は、ようやくテントを設営して夕食タイム。
徐々に暮れていく夏空の下、スバリ岳〜爺ヶ岳の稜線を眺めながら「明日には下山しなければならないのか」と思うと少し寂しい気持ちになった。
←そして夕食後は、寝る準備を済ませるために一旦針ノ木小屋まで下山…やっぱり遠くて面倒くさい。
小屋に到着すると、先ずは手前にあるトイレへ直行。
テン泊者用の外トイレは2基あって、和式のボットンながらどちらも綺麗に清掃されていた。
←針ノ木小屋の外トイレ
赤い屋根の方には覗き窓?が開けてあって、用を足しながらそこを覗くと槍ヶ岳が見えるようになっています(笑
それにしても風の向きのせいかトイレの匂いが辺りのテン場に充満してる気が…案外臨時テン場の方で良かったかも知れない。
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小屋に到着すると、先ずは手前にあるトイレへ直行。
テン泊者用の外トイレは2基あって、和式のボットンながらどちらも綺麗に清掃されていた。
←針ノ木小屋の外トイレ
赤い屋根の方には覗き窓?が開けてあって、用を足しながらそこを覗くと槍ヶ岳が見えるようになっています(笑
それにしても風の向きのせいかトイレの匂いが辺りのテン場に充満してる気が…案外臨時テン場の方で良かったかも知れない。
そしてついでに小屋の方へも寄り道。受付のある土間から食堂のTVが見えたので、明日の天気予報と19:00からのニュースをチェック。
天気予報は明日も相変わらずの晴天で猛暑が続くということ、そして今日のトップニュースは、記録的な猛暑日だったということと、それによる夕立で長野市内では洪水被害が出ているとのこと。
山の上では多少ガスがかかったものの夕立や雷はなかったので信じられない気分だった。
そしてしばらくニュースを見てから山の上のテン場へ帰還。星空を眺めながら歯を磨き20:00には就寝。寝る直前に少しガスが湧いてきたけど、とても静かで穏やかな夜だった。
←小屋の土間に貼ってあった扇沢から大町までのバスの時刻表(9:55を逃すと次の便まで1時間半時間が空くので注意)
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そしてついでに小屋の方へも寄り道。受付のある土間から食堂のTVが見えたので、明日の天気予報と19:00からのニュースをチェック。
天気予報は明日も相変わらずの晴天で猛暑が続くということ、そして今日のトップニュースは、記録的な猛暑日だったということと、それによる夕立で長野市内では洪水被害が出ているとのこと。
山の上では多少ガスがかかったものの夕立や雷はなかったので信じられない気分だった。
そしてしばらくニュースを見てから山の上のテン場へ帰還。星空を眺めながら歯を磨き20:00には就寝。寝る直前に少しガスが湧いてきたけど、とても静かで穏やかな夜だった。
←小屋の土間に貼ってあった扇沢から大町までのバスの時刻表(9:55を逃すと次の便まで1時間半時間が空くので注意)
【4日目 4:30起床】
今日はもう下山するだけなのでゆっくり起床。テントの外が徐々に明るくなっていく様子を眺めながらシュラフに包まってゴロゴロしていたが、いよいよ日の出か?という気配を感じ取ってテントの外に出てみた。
←テントの目の前には種池山荘〜爺ヶ岳の稜線。その奥に鹿島槍ヶ岳のシルエットが見えた。
そういえば昨夜には、種池山荘や新越山荘の灯りが稜線上にはっきり見えていたっけ…
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【4日目 4:30起床】
今日はもう下山するだけなのでゆっくり起床。テントの外が徐々に明るくなっていく様子を眺めながらシュラフに包まってゴロゴロしていたが、いよいよ日の出か?という気配を感じ取ってテントの外に出てみた。
←テントの目の前には種池山荘〜爺ヶ岳の稜線。その奥に鹿島槍ヶ岳のシルエットが見えた。
そういえば昨夜には、種池山荘や新越山荘の灯りが稜線上にはっきり見えていたっけ…
←そしていよいよ日の出。
テント前に見える蓮華岳の山腹から昇る朝日を見ながらまずは朝食。そしてテントの撤収。
朝食を食べている時にはまだ穏やかだった天気も、ちょうどテントを撤収しようとする頃になって風が強くなってきた。
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←そしていよいよ日の出。
テント前に見える蓮華岳の山腹から昇る朝日を見ながらまずは朝食。そしてテントの撤収。
朝食を食べている時にはまだ穏やかだった天気も、ちょうどテントを撤収しようとする頃になって風が強くなってきた。
【5:30 テン場出発】
そして強風の中パッキングを済ませて、とりあえずは針ノ木小屋まで下山開始!
体調不良がなければ今日は種池山荘まで縦走する予定だったのに…と悔しい思いでその稜線を目に焼き付けた。
←臨時テン場から眺めたスバリ岳〜種池山荘〜爺ヶ岳の稜線
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【5:30 テン場出発】
そして強風の中パッキングを済ませて、とりあえずは針ノ木小屋まで下山開始!
体調不良がなければ今日は種池山荘まで縦走する予定だったのに…と悔しい思いでその稜線を目に焼き付けた。
←臨時テン場から眺めたスバリ岳〜種池山荘〜爺ヶ岳の稜線
それにしても風はどんどん強くなってくる。
縦走したいという未練を振り切るために空を見上げてみると、その稜線の上空には吊るし雲が沢山浮かんでいた。
この雲が出るということは、稜線上はもっと風が強く天候悪化の兆しでもあるので「これで諦めが付く」と無理やり自分を納得させた。
←縦走予定の稜線上空にかかる吊るし雲
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それにしても風はどんどん強くなってくる。
縦走したいという未練を振り切るために空を見上げてみると、その稜線の上空には吊るし雲が沢山浮かんでいた。
この雲が出るということは、稜線上はもっと風が強く天候悪化の兆しでもあるので「これで諦めが付く」と無理やり自分を納得させた。
←縦走予定の稜線上空にかかる吊るし雲
そしてテン場を出発してすぐの岩場まで来ると、丁度視界が開けたのでここで少し景色を眺めてみた。
←昨日歩いてきた蓮華岳への稜線とその奥に槍ヶ岳が見えた。
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そしてテン場を出発してすぐの岩場まで来ると、丁度視界が開けたのでここで少し景色を眺めてみた。
←昨日歩いてきた蓮華岳への稜線とその奥に槍ヶ岳が見えた。
←槍ヶ岳アップ
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←槍ヶ岳アップ
←野口五郎岳方面から烏帽子岳〜不動岳〜船窪岳までの稜線アップ
奥には槍ヶ岳や薬師岳が見える
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←野口五郎岳方面から烏帽子岳〜不動岳〜船窪岳までの稜線アップ
奥には槍ヶ岳や薬師岳が見える
←今回3泊4日で歩いてきたルートを最後に一望することが出来て感無量。
辛いアップダウンやら何やら色々あったけど、よくここまで歩いてきたよなぁ〜と、その道筋を視野に収めながら達成感みたいなものを感じていた。
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←今回3泊4日で歩いてきたルートを最後に一望することが出来て感無量。
辛いアップダウンやら何やら色々あったけど、よくここまで歩いてきたよなぁ〜と、その道筋を視野に収めながら達成感みたいなものを感じていた。
【6:00 針ノ木小屋到着】
途中景色を眺めたり写真を取り巻くってたりしたので、テン場を出発してから30分後に小屋に到着。
ここで水を補給したりして下山への最終準備。
←蓮華岳方面から見た小屋の様子
乾燥室や室内トイレも外扉から出入りできるようだけど、宿泊者以外使用禁止のようです。
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【6:00 針ノ木小屋到着】
途中景色を眺めたり写真を取り巻くってたりしたので、テン場を出発してから30分後に小屋に到着。
ここで水を補給したりして下山への最終準備。
←蓮華岳方面から見た小屋の様子
乾燥室や室内トイレも外扉から出入りできるようだけど、宿泊者以外使用禁止のようです。
そして小屋前でパッキングを済ませながら、そこから見える北アルプス南西部(槍ヶ岳や薬師岳方面)の景色を堪能。
針ノ木峠から下ってしまうと、もうその景色は一切見られなくなってしまうので、最後とばかりに目に焼き付けた。
←針ノ木峠の指導標
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そして小屋前でパッキングを済ませながら、そこから見える北アルプス南西部(槍ヶ岳や薬師岳方面)の景色を堪能。
針ノ木峠から下ってしまうと、もうその景色は一切見られなくなってしまうので、最後とばかりに目に焼き付けた。
←針ノ木峠の指導標
【6:25 針ノ木峠出発】
小屋で30分近く遊んだ後、漸く下山開始!
先ずは滑りやすそうな細い登山道を下って行きます
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【6:25 針ノ木峠出発】
小屋で30分近く遊んだ後、漸く下山開始!
先ずは滑りやすそうな細い登山道を下って行きます
←一応階段状に整備されているけど、足場が悪いので慎重に下る。
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←一応階段状に整備されているけど、足場が悪いので慎重に下る。
5分程下った地点から振り返り、針ノ木峠を見上げてみた。
←結構な角度で一気に下ってきました。
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5分程下った地点から振り返り、針ノ木峠を見上げてみた。
←結構な角度で一気に下ってきました。
ふと上空を見上げてみると、細かい雲が羽毛のように筋状に広がっていた。
針ノ木峠から下った途端、こちら側は風が遮られて穏やかになったけど、やっぱり上空は相変わらず風が強いのかな…
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ふと上空を見上げてみると、細かい雲が羽毛のように筋状に広がっていた。
針ノ木峠から下った途端、こちら側は風が遮られて穏やかになったけど、やっぱり上空は相変わらず風が強いのかな…
そんなことを思いながら下って行くと、階段状に整備された区間も終わり、登山道は岩屑がゴロゴロと転がった感じの道に変化した。
←そして登山道に染み出したような沢を一跨ぎして先へと進む。
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そんなことを思いながら下って行くと、階段状に整備された区間も終わり、登山道は岩屑がゴロゴロと転がった感じの道に変化した。
←そして登山道に染み出したような沢を一跨ぎして先へと進む。
その後も岩屑が散乱した滑りやすい道をジグザグに下っていく。
←その後も染み出してきたような細い沢を何回か跨いでいきます。
それにしても景色は違うものの、この足場の悪い道をジグザグに下っていく感じは、槍ヶ岳の槍沢の下りに似てるような気がした。
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その後も岩屑が散乱した滑りやすい道をジグザグに下っていく。
←その後も染み出してきたような細い沢を何回か跨いでいきます。
それにしても景色は違うものの、この足場の悪い道をジグザグに下っていく感じは、槍ヶ岳の槍沢の下りに似てるような気がした。
【7:00頃】
そして暫く行くと、少し傾斜も緩くなって目の前に大きな岩が見えてきた。
これまで何度か転けそうになるくらいの急傾斜だったので、少しほっとした瞬間。
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【7:00頃】
そして暫く行くと、少し傾斜も緩くなって目の前に大きな岩が見えてきた。
これまで何度か転けそうになるくらいの急傾斜だったので、少しほっとした瞬間。
でもって、その岩を越えて10分もすると、登山道脇に最初の雪渓が現れます。
←雪渓下部から下ってきた方向を振り返ってみた。
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でもって、その岩を越えて10分もすると、登山道脇に最初の雪渓が現れます。
←雪渓下部から下ってきた方向を振り返ってみた。
←殆どは雪渓脇の登山道を歩いて行くのですが、最後の所だけ雪渓を渡ります。
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←殆どは雪渓脇の登山道を歩いて行くのですが、最後の所だけ雪渓を渡ります。
そして雪渓を渡ったと思ったらすぐに渡渉箇所が現れます。
これまで細い沢は何度か跨いできたけど、ここはちょっと幅広で水量も多かったです。
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そして雪渓を渡ったと思ったらすぐに渡渉箇所が現れます。
これまで細い沢は何度か跨いできたけど、ここはちょっと幅広で水量も多かったです。
【7:14 雪渓通過】
針ノ木小屋から下りはじめて約50分で大きな雪渓に突き当たった。
この時期雪渓は通行不可なので、ここから左手に折れて左岸の高巻きルートに入ります。
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【7:14 雪渓通過】
針ノ木小屋から下りはじめて約50分で大きな雪渓に突き当たった。
この時期雪渓は通行不可なので、ここから左手に折れて左岸の高巻きルートに入ります。
←高巻きルートに入る前に先ずは軽く渡渉。
沢の先に見えるのが高巻きルートの取り付き部
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←高巻きルートに入る前に先ずは軽く渡渉。
沢の先に見えるのが高巻きルートの取り付き部
←沢を跨ぎながら雪渓を見下ろしてみた。
そして雪渓の脇に見える砂地の斜面が高巻きルート。とにかく足場が狭くて滑りやすい…
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←沢を跨ぎながら雪渓を見下ろしてみた。
そして雪渓の脇に見える砂地の斜面が高巻きルート。とにかく足場が狭くて滑りやすい…
この頃になると少し体調も良くなってきて撤退したことを少し後悔…「もしかしたら種池まで縦走出来たかも」と思うようになってたけど、滑りやすい砂礫の道を高巻きしてると、陽が昇って暑くなってきたせいかクラクラと貧血を起こすようになった。やっぱり撤退して正解かも…とここで未練を振り切った。
←高巻きへ取り付いた場所がら針ノ木雪渓全体を見下ろした。
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この頃になると少し体調も良くなってきて撤退したことを少し後悔…「もしかしたら種池まで縦走出来たかも」と思うようになってたけど、滑りやすい砂礫の道を高巻きしてると、陽が昇って暑くなってきたせいかクラクラと貧血を起こすようになった。やっぱり撤退して正解かも…とここで未練を振り切った。
←高巻きへ取り付いた場所がら針ノ木雪渓全体を見下ろした。
そして双方向通行も困難なほど狭い高巻き道を通過すると、登山道は再び雪渓へ。
←一部ベンガラに沿って雪渓を歩く箇所もあります。
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そして双方向通行も困難なほど狭い高巻き道を通過すると、登山道は再び雪渓へ。
←一部ベンガラに沿って雪渓を歩く箇所もあります。
そして雪渓を下って行くと、今度は植物が生い茂った鬱蒼とした道を高巻きながら下っていきます。
←一部鎖場もあります
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そして雪渓を下って行くと、今度は植物が生い茂った鬱蒼とした道を高巻きながら下っていきます。
←一部鎖場もあります
そして15分ほどの高巻きルートも終わり雪渓下部に降り立つと、最後に大きな沢を渡渉。
←これまでにない水量と辺りに響く轟音にちょっとだけビビりますが、一応ロープが張ってあるので安心です。
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そして15分ほどの高巻きルートも終わり雪渓下部に降り立つと、最後に大きな沢を渡渉。
←これまでにない水量と辺りに響く轟音にちょっとだけビビりますが、一応ロープが張ってあるので安心です。
【7:40 雪渓のノド到着】
最後の渡渉をクリアした後は、雪渓のノドと呼ばれる場所に到着。
←渡渉した後、雪渓と左岸の高巻き道を振り返ってみた
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【7:40 雪渓のノド到着】
最後の渡渉をクリアした後は、雪渓のノドと呼ばれる場所に到着。
←渡渉した後、雪渓と左岸の高巻き道を振り返ってみた
←高巻きルートの取り付きアップ(ここは長い鎖場があります)
実はこの付近を下っていた時、後方から私達を追い越そうと勢い良く下ってきた人がいて、その人が落とした石が盛大に頭に降りかかりそうになって危ない思いをした。
脆い岩場で斜面の傾斜&距離が長いので、石を落とすと止まること無く転がり続けるので、ここは本当に落石危険地帯!!注意して下さい。
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←高巻きルートの取り付きアップ(ここは長い鎖場があります)
実はこの付近を下っていた時、後方から私達を追い越そうと勢い良く下ってきた人がいて、その人が落とした石が盛大に頭に降りかかりそうになって危ない思いをした。
脆い岩場で斜面の傾斜&距離が長いので、石を落とすと止まること無く転がり続けるので、ここは本当に落石危険地帯!!注意して下さい。
雪渓のノドからは、雪渓を渡って今度は右岸へと取り付きます。
←ベンガラに沿って雪渓を横断…雪渓を左手に見ながら、右岸斜面をトラバースするように下って行きます。
(ここも足元がザレていて滑りやすいので注意)
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雪渓のノドからは、雪渓を渡って今度は右岸へと取り付きます。
←ベンガラに沿って雪渓を横断…雪渓を左手に見ながら、右岸斜面をトラバースするように下って行きます。
(ここも足元がザレていて滑りやすいので注意)
そしてしばらく下ると、最後に雪渓の上を歩いて下るようになります。
ここも赤いベンガラ沿いに下っていくのですが、所々融雪が進んで穴が開いてたりと危ない箇所もあるので、時々ベンガラから離れて自己判断でルートを選択…結構距離が長いので、精神的にも肉体的にも疲れた。
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そしてしばらく下ると、最後に雪渓の上を歩いて下るようになります。
ここも赤いベンガラ沿いに下っていくのですが、所々融雪が進んで穴が開いてたりと危ない箇所もあるので、時々ベンガラから離れて自己判断でルートを選択…結構距離が長いので、精神的にも肉体的にも疲れた。
【8:00 雪渓下部(雪渓尻?)の橋にて休憩】
長い雪渓下りを終えると、橋が架かった河原に出たので、ここでザックを下ろして大休憩。
沢の冷たい水で顔を洗ったり、タオルを濡らして体を拭いたり、岩の上で行動食を食べたりして休んだ。
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【8:00 雪渓下部(雪渓尻?)の橋にて休憩】
長い雪渓下りを終えると、橋が架かった河原に出たので、ここでザックを下ろして大休憩。
沢の冷たい水で顔を洗ったり、タオルを濡らして体を拭いたり、岩の上で行動食を食べたりして休んだ。
【8:15 雪渓下部の橋出発】
そして15分ばかり休憩した後は、例の橋を渡って再び下山開始。
←橋の上から下ってきた雪渓を見上げてみた
(よく見ると雪渓の上に人がいるのだが、こちら側から見ると足元の雪渓がブリッジ状になっているので、見ていてドキドキハラハラします)
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【8:15 雪渓下部の橋出発】
そして15分ばかり休憩した後は、例の橋を渡って再び下山開始。
←橋の上から下ってきた雪渓を見上げてみた
(よく見ると雪渓の上に人がいるのだが、こちら側から見ると足元の雪渓がブリッジ状になっているので、見ていてドキドキハラハラします)
橋を渡った後は左岸の登山道を下って行きます。
←草いきれ漂う細い道を下って行くと「随分と標高が低くなったな」と実感します。
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橋を渡った後は左岸の登山道を下って行きます。
←草いきれ漂う細い道を下って行くと「随分と標高が低くなったな」と実感します。
←そしてついには背丈くらいの植物が生い茂る笹道へ突入!
マジで草深い場所もあってガチで藪漕ぎ状態だった。
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←そしてついには背丈くらいの植物が生い茂る笹道へ突入!
マジで草深い場所もあってガチで藪漕ぎ状態だった。
【8:45 大沢小屋通過】
そうして鬱蒼とした登山道を下って行くと、30分ほどで大沢小屋に到着。
←大沢小屋外観
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【8:45 大沢小屋通過】
そうして鬱蒼とした登山道を下って行くと、30分ほどで大沢小屋に到着。
←大沢小屋外観
←大沢小屋脇にあるレリーフ
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←大沢小屋脇にあるレリーフ
←小屋の前には雪渓のルート案内が貼ってあるので、針ノ木雪渓を登る人はここでルートを確認できます。
また大沢小屋では貸アイゼンもやってるそうです(500円)
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←小屋の前には雪渓のルート案内が貼ってあるので、針ノ木雪渓を登る人はここでルートを確認できます。
また大沢小屋では貸アイゼンもやってるそうです(500円)
小屋の玄関に「休憩無料」の札が掛かっていたので、室内を覗いてみた。
←誰もいなくてシーンとしていたけど、とても綺麗な小屋だった。
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小屋の玄関に「休憩無料」の札が掛かっていたので、室内を覗いてみた。
←誰もいなくてシーンとしていたけど、とても綺麗な小屋だった。
しかしさっき休憩したばかりだったので、小屋の様子をリサーチしただけで休憩はせずに先を急いだ。
←小屋のすぐ脇に「テント場」の看板があったので。ちょっと寄り道して偵察…
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しかしさっき休憩したばかりだったので、小屋の様子をリサーチしただけで休憩はせずに先を急いだ。
←小屋のすぐ脇に「テント場」の看板があったので。ちょっと寄り道して偵察…
細い道を行くとすぐに行き止まりになって、鬱蒼として場所に突き当たった。
…って、ここがテン場?凄く狭くね?
疑問は残るものの、バスの発車時間まで約1時間と迫っていたので、ここはあまり深く追求せずにスルー
今度来たときにでもちゃんと確認しようっと。
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細い道を行くとすぐに行き止まりになって、鬱蒼として場所に突き当たった。
…って、ここがテン場?凄く狭くね?
疑問は残るものの、バスの発車時間まで約1時間と迫っていたので、ここはあまり深く追求せずにスルー
今度来たときにでもちゃんと確認しようっと。
そして小屋を出発するとすぐに河原に出て沢を通過。
橋を渡って先へ進んでいきます。
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そして小屋を出発するとすぐに河原に出て沢を通過。
橋を渡って先へ進んでいきます。
←橋を渡って河原から見上げた景色
赤沢岳方面…かな?
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←橋を渡って河原から見上げた景色
赤沢岳方面…かな?
その後も鬱蒼とした登山道を下って行きます
←時々こんな沢を跨ぎながら…
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その後も鬱蒼とした登山道を下って行きます
←時々こんな沢を跨ぎながら…
そしていつの間にか辺りはブナ林に…
ここまで来るともう完全に山を下ってきたという気分。
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そしていつの間にか辺りはブナ林に…
ここまで来るともう完全に山を下ってきたという気分。
振り返ってみると山はずいぶん遠くになりました。
←最奥に見えるのが針の木岳(鞍部をよく見ると針ノ木小屋が見える)
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振り返ってみると山はずいぶん遠くになりました。
←最奥に見えるのが針の木岳(鞍部をよく見ると針ノ木小屋が見える)
←そして樹林帯の中を歩いて行くと、登山道の先に駐車場らしきものが見えてきた。
いよいよ登山道も終了か?
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←そして樹林帯の中を歩いて行くと、登山道の先に駐車場らしきものが見えてきた。
いよいよ登山道も終了か?
【9:25 駐車場通過】
…ゴール!といった気分で細い登山道を抜けると、無駄に広い広場に出た。
車の何台か停まってるけど駐車場?
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【9:25 駐車場通過】
…ゴール!といった気分で細い登山道を抜けると、無駄に広い広場に出た。
車の何台か停まってるけど駐車場?
←その駐車場?から、大沢小屋へと続く登山道を振り返ってみた…結構鬱蒼としています。
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←その駐車場?から、大沢小屋へと続く登山道を振り返ってみた…結構鬱蒼としています。
←その登山口にあった看板には『針ノ木自然遊歩道』とその地図が書いてあった。
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←その登山口にあった看板には『針ノ木自然遊歩道』とその地図が書いてあった。
さて登山口付近を少し散策した後は、駐車場のなかを突っ切って車道の方へと移動。
←移動しながら駐車場?からみえた針ノ木岳を撮影
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さて登山口付近を少し散策した後は、駐車場のなかを突っ切って車道の方へと移動。
←移動しながら駐車場?からみえた針ノ木岳を撮影
駐車場(?)を抜けると、ここから先は車道歩き…
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駐車場(?)を抜けると、ここから先は車道歩き…
…と思いきや、すぐに車道から逸れて『登山道』と書かれた看板のところから、再び鬱蒼とした登山道へ入ります。
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…と思いきや、すぐに車道から逸れて『登山道』と書かれた看板のところから、再び鬱蒼とした登山道へ入ります。
←植物の間を縫うように細い道を歩きます。
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←植物の間を縫うように細い道を歩きます。
そしてまた一時車道へ出て再び登山道へ…
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そしてまた一時車道へ出て再び登山道へ…
この頃になると、もうバスの時間が迫っていてギリギリ状態。
9:55分発を逃すと次のバスまで1時間半時間が開くので、時計とにらめっこしつつ「扇沢はまだか〜」と心のなかで叫びながら、鬱蒼とした登山道を早足で進んでいった。
←そんななか、登山道脇の植物の影に蝶を見つけて思わずパシャリ…あれ?結構余裕?
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この頃になると、もうバスの時間が迫っていてギリギリ状態。
9:55分発を逃すと次のバスまで1時間半時間が開くので、時計とにらめっこしつつ「扇沢はまだか〜」と心のなかで叫びながら、鬱蒼とした登山道を早足で進んでいった。
←そんななか、登山道脇の植物の影に蝶を見つけて思わずパシャリ…あれ?結構余裕?
【9:44 針ノ木岳登山口通過】
そんなこんなで漸く針ノ木登山口に到着。
登山口を通過した時にはバスの発車時刻10分前…思わず登山口でガッツポーズ!
登山口のすぐ左手にはゴールの扇沢のターミナルが見えているのでもう安心…間に合った!
←登山口には登山届ポストがあります
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【9:44 針ノ木岳登山口通過】
そんなこんなで漸く針ノ木登山口に到着。
登山口を通過した時にはバスの発車時刻10分前…思わず登山口でガッツポーズ!
登山口のすぐ左手にはゴールの扇沢のターミナルが見えているのでもう安心…間に合った!
←登山口には登山届ポストがあります
【9:45 扇沢到着】
登山口から直ぐに移動して扇沢のバスのりばを目指します。
←ターミナルの奥に停まっているバスが大町行きのバス。早くチケットを買って乗り込まなくては!
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【9:45 扇沢到着】
登山口から直ぐに移動して扇沢のバスのりばを目指します。
←ターミナルの奥に停まっているバスが大町行きのバス。早くチケットを買って乗り込まなくては!
←バスのりば付近(バスの時刻表とその奥に見えるのがバスのりば.時刻表の左奥にチケット売り場があります)
まだ少し時間があったので写真左側にあるトイレに寄ってからバスに乗り込み、その後は爆睡…気がついたら信濃大町駅に着いていた。
そして大町駅から在来線に乗り込み『穂高駅』まで移動…1日早く下山してしまったのでこのまま帰るのは勿体無い!
いい機会なので、北アルプスに来る度に気になっていた『大王わさび農園』を観光してから東京に帰ることにした。
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←バスのりば付近(バスの時刻表とその奥に見えるのがバスのりば.時刻表の左奥にチケット売り場があります)
まだ少し時間があったので写真左側にあるトイレに寄ってからバスに乗り込み、その後は爆睡…気がついたら信濃大町駅に着いていた。
そして大町駅から在来線に乗り込み『穂高駅』まで移動…1日早く下山してしまったのでこのまま帰るのは勿体無い!
いい機会なので、北アルプスに来る度に気になっていた『大王わさび農園』を観光してから東京に帰ることにした。
そして穂高駅に到着。ノープランでここまで来てしまったけど、駅前を歩いていたらレンタサイクルの勧誘が凄い!
観光客で大繁盛のレンタサイクル屋で手続きを済ませ登山ザックを預けると、とりあえず自転車でわさび農園まで移動。
農園近くは駐車場待ちの車で大渋滞…その反面チャリは渋滞知らずでちょっと優越感!牧歌的な田園風景の中を走ってあっという間に農園に到着した。
←大王わさび農園の水車
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そして穂高駅に到着。ノープランでここまで来てしまったけど、駅前を歩いていたらレンタサイクルの勧誘が凄い!
観光客で大繁盛のレンタサイクル屋で手続きを済ませ登山ザックを預けると、とりあえず自転車でわさび農園まで移動。
農園近くは駐車場待ちの車で大渋滞…その反面チャリは渋滞知らずでちょっと優越感!牧歌的な田園風景の中を走ってあっという間に農園に到着した。
←大王わさび農園の水車
【12:30頃】
大王わさび農園はお盆休みということもあって観光客で溢れかえっていた。
しかしそれにしても暑い…朝まで山の上にいたということもあるけど、この日は半端無く暑くて日差しも突き刺すよう…とりあえず日焼け止めを塗りたくって園内を散策。
時期的に圃場には黒い寒冷紗が掛けられて景観は良くなかったけど、定番のわさびソフトを食べたりお土産物屋さんを覗いたりして観光気分を堪能した。
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【12:30頃】
大王わさび農園はお盆休みということもあって観光客で溢れかえっていた。
しかしそれにしても暑い…朝まで山の上にいたということもあるけど、この日は半端無く暑くて日差しも突き刺すよう…とりあえず日焼け止めを塗りたくって園内を散策。
時期的に圃場には黒い寒冷紗が掛けられて景観は良くなかったけど、定番のわさびソフトを食べたりお土産物屋さんを覗いたりして観光気分を堪能した。
さて、1時間ほどわさび農園を観光した後は、そのままレンタサイクルで安曇野を散策。
それにしてもレンタサイクルで観光地を巡るのって、その土地に愛着が湧くし凄くいいなと思った。とにかくレンタ屋さんで貰った観光地図を片手に自由に走り回れて凄く楽しかった。
←川沿いを走ってたら映画の撮影地らしき看板発見!
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さて、1時間ほどわさび農園を観光した後は、そのままレンタサイクルで安曇野を散策。
それにしてもレンタサイクルで観光地を巡るのって、その土地に愛着が湧くし凄くいいなと思った。とにかくレンタ屋さんで貰った観光地図を片手に自由に走り回れて凄く楽しかった。
←川沿いを走ってたら映画の撮影地らしき看板発見!
【13:50頃】
そして最後に『安曇野わさび田湧水群』公園を散策。
湧水池の他に何も無いところだったけどとても静かで穴場…とにかく水はすごく綺麗だった!
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【13:50頃】
そして最後に『安曇野わさび田湧水群』公園を散策。
湧水池の他に何も無いところだったけどとても静かで穴場…とにかく水はすごく綺麗だった!
そんな感じで一通り安曇野を巡っていると徐々に雨が振りそうな空模様になったので、穂高駅まで戻りレンタサイクルを返却。
しばらく荷物は預かっておいてくれるというので、近くのおそば屋さんで遅い昼食を食べてから東京に帰ることにした。
←湧水公園の池…水が透き通ってて凄く綺麗だった。
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そんな感じで一通り安曇野を巡っていると徐々に雨が振りそうな空模様になったので、穂高駅まで戻りレンタサイクルを返却。
しばらく荷物は預かっておいてくれるというので、近くのおそば屋さんで遅い昼食を食べてから東京に帰ることにした。
←湧水公園の池…水が透き通ってて凄く綺麗だった。
【15:55 穂高駅】
有名なおそば屋さんなのか、小1時間ほど順番待ちして昼食を食べ、その後はレンタ屋さんに預けていたザックを回収して駅まで移動。
ここからは、穂高駅から松本へ出てそこから特急あずさで東京へと帰った。
丁度この日は諏訪湖の花火大会…大混雑の上諏訪駅を見ながら「相方の実家も近いし花火大会を観てから帰っても良かったかな〜」と一瞬だけ思った。
←穂高駅から見える景色と案内板。常念岳方面はすっかり雲がかかってしまっていた。
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【15:55 穂高駅】
有名なおそば屋さんなのか、小1時間ほど順番待ちして昼食を食べ、その後はレンタ屋さんに預けていたザックを回収して駅まで移動。
ここからは、穂高駅から松本へ出てそこから特急あずさで東京へと帰った。
丁度この日は諏訪湖の花火大会…大混雑の上諏訪駅を見ながら「相方の実家も近いし花火大会を観てから帰っても良かったかな〜」と一瞬だけ思った。
←穂高駅から見える景色と案内板。常念岳方面はすっかり雲がかかってしまっていた。
本一冊くらいになるんじゃないかというような、スゴいボリュームの記録ですね
(水晶岳〜)野口五郎〜烏帽子〜七倉〜蓮華は、私はまだ歩いたことがないのですが、数年後をメドに出かけたいと思ってます。
まだTIROLさんのこの記録は全く読めてないのですが
来年は半分くらいは歩きたいなぁ。
お久しぶりです。コメントどうも有難うございます
(水晶岳〜)野口五郎〜烏帽子〜七倉〜蓮華は本当に静かでいい縦走路でしたよ〜是非出かけてみて下さい!
私にはちょっとキツかったけど、masaiさんなら余裕で行けそうですよ
私もこのルートはもう一度歩いてみたいと思ってます!
それにしてもいつにもまして読むのが大変な記録でホントすみません
お気になさらず、お時間のある時にでもゆっくりお読みになってください。
今年もよろしくお願いします。
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