【 寸又峡温泉~寸又川左岸林道~光岳 】歴史ある林道の全てが消え去る前に...。


- GPS
- 37:55
- 距離
- 65.1km
- 登り
- 5,550m
- 下り
- 5,036m
コースタイム
- 山行
- 13:32
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 14:21
- 山行
- 11:38
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 12:39
03:33 寸又川左岸林道起点------ [ 0:27 〈0:36〉 75%]-
04:00 朝日岳登山口--------- [ 1:35 (2:15) 70%]-
05:35 造林小屋----------- [ 1:18 (1:30) 87%]-
06:53 お立ち台 13分休憩------- [ 1:35 〈2:06〉 75%]- 以降バリエーション並
08:41 大樽沢登山口--------- [ 1:07 〈1:59〉 56%]-
09:48 大樺沢登山口--------- [ 0:34 〈1:12〉 47%]-
10:22 小根沢橋 15分休憩------- [ 2:57 〈3:28〉 85%]-
13:34 大根沢橋----------- [ 0:32 〈1:26〉 37%]-
14:06 椹沢山経由光岳登山口 14分休憩- [ 0:33 〈0:58〉 57%]-
14:53 栃沢橋------------ [ 1:22 〈2:04〉 66%]-
16:15 釜ノ島小屋 7分休憩------ [ 0:49 〈0:50〉 98%]- 小屋内部散策
17:11 赤沢橋------------ [ 0:44 〈1:34〉 47%]-
17:55 柴沢小屋
※ ( )は山と高原地図のコースタイム。【 】はGoogleマップのタイム。〔 〕はガイドブック等のコースタイム。〈 〉はCTMakeで計算。
歩行時間 13:33 +休憩時間 0:49 =全行程 14:22
標準コースタイム 19:58 、短縮率 72.0% (休憩込み)、 67.9% (休憩のぞく)
沿面距離(GPS): 39.8 km
累積標高差(高度計):+ 1,500 m、- 810 m
ルート定数: 63 、体力度: 7 、難易度: F
●5月5日(土)
04:50 柴沢小屋---------- [ 0:08 〈0:16〉 50%]- バリエーション並
04:58 光岳登山口--------- [ 0:56 〈1:48〉 52%]- 以降バリエーション良
05:54 営林小屋跡--------- [ 0:15 〈0:31〉 48%]-
06:09 ワイヤー散乱地帯 9分休憩-- [ 1:49 〈3:36〉 50%]-
08:07 百俣沢の頭 7分休憩----- [ 1:07 (1:20) 84%]-
09:21 光岳 4分休憩-------- [ 0:08 (0:10) 80%]-
09:33 光石 5分休憩-------- [ 0:10 (0:15) 67%]-
09:48 光岳------------ [ 0:17 (0:15) 113%]-
10:05 光岳小屋 17分休憩----- [ 0:32 (1:00) 53%]-
10:54 三吉平----------- [ 1:00 (1:20) 75%]-
11:54 易老岳 9分休憩------- [ 1:09 (1:50) 63%]- 少し下ったところで休憩
13:12 希望峰----------- [ 0:42 (1:00) 70%]-
13:54 茶臼岳----------- [ 0:14 (0:30) 47%]-
14:08 茶臼小屋 14分休憩----- [ 0:45 (1:40) 45%]-
15:07 横窪沢小屋 5分休憩----- [ 0:36 (1:10) 51%]-
15:48 ウソッコ沢避難小屋 6分休憩- [ 0:39 (1:05) 60%]-
16:33 ヤレヤレ峠--------- [ 0:19 (0:30) 63%]-
16:52 茶臼岳登山口-------- [ 0:37 (0:40) 93%]-
17:29 沼平ゲート
※ ( )は山と高原地図のコースタイム。【 】はGoogleマップのタイム。〔 〕はガイドブック等のコースタイム。〈 〉はCTMakeで計算。
歩行時間 11:23 +休憩時間 1:16 =全行程 12:39
標準コースタイム 18:56 、短縮率 66.8% (休憩込み)、 60.1% (休憩のぞく)
沿面距離(GPS): 26.5 km
累積標高差(高度計):+ 2,580 m、- 2,760 m
ルート定数: 69 、体力度: 7 、難易度: D
天候 | ・5月5日 曇りのち晴れ ・5月6日 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
※危険箇所などは現在の状況を記したものです。写真や映像では実際よりも簡単に見えますので決して安易に踏み込まないでください。 寸又峡から光岳を目指すという目的なら左岸稜線の朝日岳~三方峰~大根沢山~信濃俣~百俣沢ノ頭~光岳の方が安全・容易です。 コースタイム・歩行速度は一般の方より速いと思います。 左岸林道を一日で柴沢まで行くのはかなりハードですので時間に余裕をもって計画してください。 ・朝日トンネル~お立ち台 落石、軽い崩れはあるものの歩行・MTBには支障はないレベル。 ・お立ち台~柴沢 お立ち台から1km程の崩壊箇所を境に林道の状況が激変し、この崩壊だらけの林道に比べれば普通の登山道は高速道路と言えるくらい快適です。 今回はザイルを出した場所は6カ所でしたが堰堤崩壊箇所・大根沢橋手前・釜ノ島小屋の先は特にザイル無しでの通過は考えられません。 ・柴沢~光岳 吊橋から上部の尾根までは以前のトラバースルートは消失しており、急坂の直登になります。 滑り落ちると柴沢まで落ちてしまうので注意が必要です。 かつては濃かった踏み跡も今では稀薄になり、多くのマーキングが地面に落ちていましたが、残っている踏み跡・マーキング・標識はあり危険箇所はないので個人的には破線コースレベル。 ・光岳~茶臼岳~沼平 一般ルートで特に問題ありません。 今回は光小屋~易老岳の区間は残雪がルート上にあり正規のルートが分かり難かったです。 |
写真
kaikaireiさんは、10kgのバネ秤が軽く振り切れた。12~15kgくらいかな。炊事用具とか色々持ってもらったので重そう。ありがとう
(qwg)2個目の崩壊地点もパスするため、もうちょいトラバースするために登ります。この先で懸垂したらちょうどいいところに降りられた
https://youtu.be/FeCkZ3INcrw
https://youtu.be/HO-F-m50MGU
https://youtu.be/RhKord5Wci8
(qwg) 寸又川左岸林道その4の動画場所
https://youtu.be/wEZbreCVqP8
一つ上部の堰堤がトラバースできそうなので、崩壊したキワを登り、懸垂下降できそうな木までトラバースしました。
https://youtu.be/SxqI11Zz73A
(qwg)光岳小屋のHPに書かれてる33km地点はここみたい。
手元のGPSログだと37kmくらい(巻いたりしてるので林道の距離表示より多い)。
露岩のキワ(中央やや右)をトラバースして、溝状のところをちょいと登って倒れた木の当たりをトラバースしたと思う
(qwg) 寸又川左岸林道その8と9の動画場所
https://youtu.be/FA-MK7okjDc
https://youtu.be/Cu8Bc1BNVEw
感想
寸又川左岸林道は、昨年お立台から樽沢登山口までの短い区間を歩き、これでおしまいかと安堵していましたが、kaikaireiさんからお呼びがかかり行くことに。
歩いたことがないルートを制覇していくのが最近の楽しみなので断る理由は無いわけで・・・。
遭難しないで生還することを目標に行ってきました。
静止画ではヤバさが伝わりにくいと思いますので、動画もいくつか撮影しておきました。
これを見て行きたいと思った人は、遭難しても人(身内やレスキューなど)に迷惑をかけないようにお願いします。
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●寸又川左岸林道その1
●寸又川左岸林道その2
●寸又川左岸林道その3
●寸又川左岸林道その4
●寸又川左岸林道その5
●寸又川左岸林道その6
●寸又川左岸林道その7
●寸又川左岸林道その8
●寸又川左岸林道その9
●おまけ 茶臼岳下降点暴風
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《寸又峡から左岸林道を歩き光岳!!!》
これは僕が南アルプス・深南部に興味を持つようになってから常に夢として抱いていたコースです。
ただの林道歩きのルートがなぜ『夢』なのかと言うのは、平成23年の台風6号・台風12号及・台風15号の影響で林道が完全に崩壊し通行不可能となってしまったからです。
僕が登山を始めた頃に買った「山と高原地図」では赤線が引かれた現役の登山道でした。 ただ当時は北アルプスの岩稜ばかり行っていたので、樹林帯メインの南アルプスや、展望も無くヒルがいっぱいの深南部なんて更に興味がありませんでした。
そして月日は過ぎ、故郷の南アルプスを本格的に登るようになり「静岡百山」を踏破の際にもラストを光岳に設定し、寸又峡~左岸林道~光岳というルートを計画しましたが林道は既に崩壊し通行不能で時既に遅し...。
代替えとして千頭山~柴沢~光岳というルートで登り柴沢登山口から光岳という課題はクリアしましたが、池口岳からわざわざ柴沢に下降して登り返すというルートは非常に強引で純粋なものでは無いと引っ掛かっていました。
やはり、自分の中でのクラシックルートは寸又峡~左岸林道~光岳でした。
その後、自分で林道の状況を見に行ったり、インターネットで調べたりしたのですが
現在、僕の知る限りで左岸林道全般で最新の記録は2011年の「光小屋さんのホームページ」と「南アルプス南部調査人のブログ」でした。 もう7年前の記録でその後の情報は断片的で多くは「お立ち台から1km地点の崩壊地」まで。
また、こうした事を調べているうちに、この寸又山域、左岸林道の歴史と言うものに興味を持つようになりました。 簡単ですが少し触れておきます。
・左岸林道の歴史
この左岸林道を語るうえで『林業の歴史』は非常に強く結びついています。
その歴史は古く、1614年に駿府城本丸用材としてヒノキ、ツガ、ケヤキなどが伐り出され、当時は大井川流域では丸太をそのまま川に放流する方法が用いられ運搬されていたようです。
その後、電源開発の目的で「寸又川専用軌道」が敷設されることとなり昭和5年に沢間集落から始まり急ピッチで終点の柴沢まで進んでいきました。
昭和44年に東京営林局管内最後の森林鉄道「千頭森林鉄道」が廃止され代替となる林道(左岸林道・日向林道)が年10km以上という、現在としては考えられないくらいのハイペースで建設されていたそうです。
・昭和44年当時の千頭(せんず)営林署は、全国350の営林署のなかで最大の予算規模を誇っており千頭営林署を所管する東京営林局の中でも同署が最大の営林署でありました。
現在の寸又峡からは想像も出来ないほど賑やかで、多くの労働者がこの山奥で働いていたのでしょう。
その後、平成に入りこの山域での事業を終了し寸又川左岸林道の木材運搬としての使命は終え、林道の管理も以前ほど積極的では無くなり前述の台風などで現在の廃林道へと移り変わっていきました。
また、この山域では想像を絶する構造物もあり、中でも天地索道は途中に支柱が無くワンスパンで1400mという当時東洋一を誇っていた索道で現在でもその姿は見る事が出来ます。
そして、狂気の沙汰としか思えない「無想吊橋」。長さ144m、高さ83m。長さは144mとかなりのものですが、下を流れる逆河内河内と83mの高低差は日本一怖い吊橋と言われただけの事はあります。 この無想吊橋は現在では荒廃し通行する事はできません。(崩壊し廃吊橋となった姿は残ってます。)
※ヨッキれんさんのブログを参考にさせていただきました。
・1日目
今回の計画はqwgさんと2泊3日で寸又峡(朝日トンネル)→左岸林道→柴沢→光岳→茶臼岳→沼平という行程で、登攀道具・沢靴・晴天が予想されるのでストックシェルターでの幕営道具一式+食料をパッキングして3時30分に朝日トンネル脇の左岸林道起点を出発。
山と高原地図では「林道完全崩落」とされいるスタートして直ぐの崩壊地は既に補修されており難なく通過。
「お立ち台」までの林道は落石・軽い崩れなどは有るもののMTBでも来る事が出来そうな感じ。(勾配があるのでキツイけど...)お立ち台まで約2時間半。
ここから1km地点の崩壊地を境に一気に道路状況が悪化している事は昨年の山行で確認しているので、お立ち台でヘルメット・ハーネスを装着し進む。
一年ぶりに再会する1km地点の崩壊地は相変わらずカチカチに固く滑れば止まらない感じですが、昨年に比べ少しだけ甘くなったような気がしたのは気のせいだろうか...。
どちらにしろ、上を巻いて通過出来る事を知っているのに(巻道に取付く所が難しいのが難点)トラバースして通過する必要はないので、素直に崩壊地上部を通過してトラバースし、更にその数10m先崩壊地も一気に巻いて下降。
下降した林道はもう数年は管理されていない様子で先ほどまでの林道が嘘のように落石・崩壊のオンパレードが続く。 最初は写真を撮っていましたが、その数がハンパではないので面倒になり通行が困難な大規模崩壊地だけになり、この林道をこの先23kmも歩くと思うと気が重くなった。
結果的に崩壊箇所は大小合わせて恐らく100箇所以上あり、通過に緊張を要する大規模なもので20か所前後、ザイルを出した箇所が6箇所でした。
ザイルを出した場所は全て通過困難なのですが、特に小根沢~大根沢間の崩壊堰堤、大根沢橋手前の崩壊地、釜ノ島小屋先の崩落地は危険だと感じqwgさんが一緒でなければ通過出来なかったと思います。
また悪場の通過中にも容赦なく落石が落ちてくるので、こちらのプレッシャーもかなりのものでした。
お立ち台崩壊地以降は落石だらけで浮石が多いというより浮石以外無く、この長い林道(GPSで40kmくらい)を歩くのは固い路面とグラつく足首、尖った石での突き上げで本当に疲れました!!!
そして崩壊地の恐怖感に慣れてしまい、滑れば止まることなく谷底に滑落という場所でも「このくらいなら行ける」と平気で行ってしまうのは後から考えると感覚が麻痺して非常に危ない事だったと思います。 安全を最優先に考えていましたが長い距離の歩行や悪場の通過で心身ともに疲れザイルをセットするのは時間も掛かるし面倒だと無意識に感じていたのでしょう。
釜ノ島小屋先の崩落地を過ぎると、軽い崩壊地はあるものの危険を感じる悪場は無く光登山口のある柴沢に到着。光岳登山口から200m程進むと今晩泊まる柴沢小屋が見えてきました。
内部は相変わらず清潔な感じでしたが、ストーブの煙突が外れてしまい小屋内に雨漏りする状態になっていました。今後、雨が吹き込んで小屋が痛まなければ良いのですが、、、。
柴沢の水は増水して少し濁っていたので枝沢から水を汲み、質素な晩御飯。
長い距離を歩きお腹が空いていたのでレトルトカレーとペンネをダブルで食べ持参した梅酒でqwgさんと沢の音色を聴きながら至福の時間。
酔いも手伝い横になってなったら直ぐに寝てしまったようです。
・2日目
3時半に起床。
ラーメンとコーンスープを食べ身支度を整え明るくなった5時前に出発。
柴沢吊橋は敷板が朽ちて、ワイヤー・番線は錆び少し左に傾いてているが、まだまだ現役。恐らく吊橋を渡りが落ちても再び吊橋を掛ける事は無いと思うので、とても吉な存在です。
本来なら吊橋を渡ると左にトラバースするのが一般ルートでしたが現在はルートが消失し上部の尾根まで直登!朝イチからこの急登は堪えます。
現在、このルートを歩く人は減り踏み跡は分かり難く倒木などの処理もしていないので、本来の静かな姿に戻ろうとしています。
2200m辺りから残雪も現れましたが、今朝の冷え込みで締まって歩きやすく大助かり!
ルートは無視して登ったので左岸稜線との合流箇所は見逃し、光岳方向へと北に進み、ハイマツ南限と言われている地点から見る光岳~茶臼岳~赤石岳は昨日の雪をうっすら纏い素晴らしい景色でした!
小屋分岐から西へ光岳山頂へ。 しっかりと積もった雪道を10分程歩くと光岳山頂標識が見え、ついに寸又峡~左岸林道~光岳の登頂です。
山頂から展望の良い光岩へ移動し深南部全域を見渡し、今回のルートを振り返ると、とても険しく長い林道を歩いた末の登頂の充実感は格別でした!
これはqwgさんと一緒で無ければ達成出来ないルートでした。 ありがとうございます!
ここからは一般ルートを茶臼岳経由で沼平へ向けて下山です。
2日目は行程的に余裕と思っていたのですが、茶臼岳への登り辺りから疲れが出て、茶臼小屋から大吊橋への下りは辛かった!
山行計画では2日目は余裕と思っていましたが、ランニングから登山に復帰3戦目でまだまだハードな登山に対応した身体に戻ってませんでした。
今年は南アルプス最難のピーク『嫦娥岳』や北アルプスの明神岳など計画しているのでまた一から鍛え直し自分らしい登山を楽しみたいと思います。
・感想
今回は長年思い続けた寸又川左岸林道からの光岳という歴史あるクラシックルートを忠実に歩き感じた事は、日本一と言われるほど栄えた千頭山域も林業の衰退と大自然の猛威により失われつつある...正確には既に失われ人間が安全に通行できる道では無くなりました。
ここ数年、寸又川左岸林道の復旧に関する話を耳にする事もありましたが、既に林業としての役目を終えた道を復旧する見込みは無いようです。
しかし、今回の山行で知ったルートは、この先歩くであろう深南部の藪尾根を歩く際に必ず役立つ経験だったと思います。
残るもう一つの廃林道「日向林道」。
こちらの荒廃も左岸林道に負けず劣らず激しいと耳にします。 またいつか機会がありましたらqwgさん、再びご一緒お願いします!
コメント
この記録に関連する登山ルート
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いつ滑り落ちちゃうんじゃないかと見ていてドキドキするわ
これから更に風雨にさらされて荒廃は進むでしょうから下手したらお二人が最後の歩行者になるかもしれませんね
お疲れさまでした
>お二人が最後の歩行者に
お二人の最期じゃなくてよかったですよ。ほんと。
寿命がまた縮まって、毛もだいぶ抜けたんじゃないかなぁ
inaminさん、こんにちは!
この山域って北アルプスや丹沢に比べるとマイナーで地味な存在ですが、他の山域では少し考えられないような、少しイカれたとてもコアなファンがいらっしゃるので、必ず廃道になっても向かう方はいるでしょう。
qwgさん同様、最後の歩行にならずに済んで良かった!!! 僕もだいぶ抜けました
こりゃ、私の様なハイカーでは無理な山遊びですわ😅
ほんと恐ろしい崩落地の連続。
感覚が麻痺するのも、わかりますが、
何ともなくて良かったですよ。
ちなみに稜線もかなり寒そうで(*_*)
私にはそちらもヤバイです。
タップリお話聞かせてくださいね(^-^)
yamayoさん、こんばんは~!
登攀用具はqwgさんが貸してくれたと思いますので、変○ハイカーのyamayoさんなら楽しめたと思いますよ
タイミング的に遭遇はしなかったですが、この日は県内の知り合いが茶臼岳辺りに多く登っていたようですね。 この季節としては珍しく猛烈な風でしたが小屋前遭難まではいかなかったと思いますよ(笑)
また近いうちに深南部行きましょう!!!
崩壊地のトラバースは結構シビアでしびれました。
慣れてくると滑る感覚がわかってくるし石ころの大きさとか地面の色でどんな感じかつかめてくるので、あとは度胸さえあれば・・・。
kaikaireiさんがほぼ先に行ってくれたので、後続の私はどんな具合かわかってるし、ステップもできてて割と楽でした。
yamayoさんには、寒さのほうがきつかったと思います。朝方の冷え込みは半端なかったです。寝袋にストックシェルター被ったけど寒さで何回も目が覚めました。
行動中も作業用のゴム手袋は、指先がかじかんで感覚無くなるし、冷たい西風がこたえました。
お二人様、こんばんは!
予告通りに行かれましたね。
ヤマレコを初めてから、最長の拝読時間が掛かりました。
動画がスリリングで、ドキュメンタリー映画そのもの
でも、法面工事の作業員に、見えなくもないですが
それにしても、よくぞやり遂げられましたよ!
フンだらけの建屋は不気味ですね
私、山奥で1番怖いのは、生活の痕跡が残る場所です。
そこに転がっている頭骨、カモシカではありませんか?
食べちゃったとか...。くわばら、くわばら
稜線に乗ってからは、流石に南アルプス!
雄大な眺めでそそられます。
それなのに、態々ルートをハズしてハイマツ漕ぎ
脱ルートで、脱毛が更に進みますよ
冗談ですので、真に受けないでね<(_ _)>
tailwindさん、おはようございます!
貴重なお時間をマニアックな3流ドキュメンタリーにお付き合い頂きありがとうございました
言われてみれば確かに法面工事の方に近い事やってますね
釜ノ島小屋ですが、一面糞だらけにシュラフに頭蓋骨...少し鳥肌が立ちました。でも登山者や釣り師は平気で寝れるみたいです
しかも三階にはポルノ的なポスターなんかもあったりして不覚にも違うものも立ってしまうところでした
冗談なら良いのですが、今年で40才になり脱一般ルートと共に脱毛も進んでしまいそうです
tailwindさん計画書をご覧になってたんですかぁ。
林道の画像は、崩壊地と小屋ばかりで興味の無い方には退屈かと思います。
kaikaireiさんが、左岸林道の記録はしっかり残したいとおっしゃっていたので、面倒でしたがマメに撮影しておきました。おかげさまで画像枚数がすごいことに。
だいぶ減らしたんですけど、それでも多いですね。
どの小屋も窓が割れていたりで、私的に寝る気になれるところは、あまりありませんでした。
鹿の糞が床一面びっしりあったのは、さすがに鳥肌ものですよ。
稜線の雪は、中途半端な状態で一番歩きにくい時期かも知れません。
ハイマツは、疲れていて足が上がらない状態だったので、まさに地獄でした。幸い短い区間だったので良かったですが、あれば長く続いたら精も根も尽きてたと思います。
高価なオーバーパンツもビリッと逝ってしまい悲しいです。
修理代を考えるとまた毛が抜けます・・・。
ボクが山を登り始めた頃は光はこのルートが一般的だったので長い林道を歩いた記憶がよみがえります。
今はなかなか...ね。
時間と体力と技術を駆使して歩く山は素晴らしいですね。
無事下山お疲れ様でした。
mamepyonさん、こんにちは!
幼い頃から南アルプスを歩かれていたmamepyonさんは深南部の変化を肌で感じてきたのでしょうね...。
現在は諸沢山や釜ノ島山などは地理的な距離以上に遠い山になってしまいましたね。
でもこの山域はmamepyonさんのように経験豊かで熱心なファンがいるので林業が衰退しても深南部の登山は衰退する事はないでしょう!!!
コメントありがとうございました。
はじめまして、sumikosanといいます。記録拝見いたしました。スゴイ、の一言です。崩壊もさることながら、あのような場所を突破したお2人に感動です。
実は私も15年位前からずっと左岸林道から光岳に行くことを夢見ていたのですが、のろのろしているうちに、どんどん崩壊が進んでしまいました。
光小屋の主人が、「覚悟を決めていけば大丈夫だ」と言っていたころに決行すれば良かったと後悔しています。
写真や動画のあのザレ場を見るとやはりもう永遠に行けなくなってしまった!と思い、悲しいような、でもあきらめきれないような…
何とか歩けるような状態に復活させてくれないものでしょうかね!?
リニア通すなら、その代わりに左岸林道整備しろ!!とひそかに思っていますが~(^_^;)
貴重なご報告ありがとうございました。
今後もぜひ深南部の記録参考にさせてくださいね。
sumikosanさん、はじめまして!
過去の記録を拝見しましたが、南アルプスや深南部に多く登っておられ、僕の方こそ参考にさせて頂きたい記録が多くありました
15年前というと千頭営林署が廃止された5年後ですね。 僕は全く登山と無縁でしたので資料の中でしか分かりませんが、まだ左岸林道も現役の林道だったんですね。
リニアの代わりに→qwgさんが「南アルプスの真ん中に駅を作ってエレベーターで山頂まで行けるようにすればいいのに...」と言っていました。(笑)
川根本町が整備に乗り出す!という話しなどもあり期待しましたが、立ち消えてしまったようなので残念ですが今後整備される事はないでしょうね...。
僕が行けたので...などと簡単に勧める事は出来ませんが、こういった山行を得意としているガイドさん(三上ガイド)もいらっしゃるのでご相談されてみてはいかがでしょうか?
コメントありがとうございました!!!
kaikaireiさん、ありがとうございました。
整備の話は立ち消えてしまったのですね、超残念です…(T_T)
皆で踏んで道を作りましょう!!と言いたいところですが、きっと更なる崩壊のスピードの方が速いですね…(^_^;)
深南部は静岡県の宝と思います。
と言う割には私はよその山への浮気が多いですが、またどこかでバッタリお会いできたらよいですね!
そうなんですよね~
仰る通り深南部は静岡県の宝ですね!
僕に深南部の素晴らしさを教えてくれたone-hunter先生や愛読書である『南アルプス・深南部』の著者である永野さんのように自由にこの奥深い深南部の尾根を歩き回りたいと思います。
僕もたまに浮気しますが深南部や南アルプスをメインに活動してますので、どこかでお会いしましたらよろしくお願いします!
kaikaireiさま、はじめまして!
fujiyoshiと申します。
今回の山行は計画がUPされていたの知っていました。5日の日左岸林道に降り立ったらゲートにどう見ても釣師でない車があったのできっと行かれたんだなと思いました。
このレコを見て昔を懐かしむ方、あきらめる方、火が付く方それぞれですが両氏の詳細なレポは貴重な資料として活かされると思います。
日向林道もどこかで計画されているようですね。
体力、登攀能力、判断力うらやましい限りです。
ありがとうございました。
fujiyoshiさま、はじめまして?ですね。(笑)
fujiyoshiさんの事は深南部を精力的に歩いておられるので、僕の行きたいコース付近を地図検索すると必ず出てきますし、共通の知人のコメントでも拝見しております。
先日の黒法師岳南尾根ではfujiyoshiさんの記録を参考にさせて頂きました。ありがとうございます!
ご存知かと思いますが、ヤマレコを含めこの林道に関して新しい記録や資料が見当たりませんでした。 深南部のコアな部分を登ろうとする者にとって左岸林道はアプローチや下山ルートの生命線である事は間違いないと思います。
そんな事から僕自身がこの林道の新しい記録が欲しくて堪りませんでした。
そこでqwgさんにお願いして多くの写真や動画まで撮ってもらい、深南部の熱心なファンの方に少しでも参考にして頂ければ...と思ったのですが文章を簡潔に纏める能力に乏しく今回はかなりの長文になってしました
僕自身の登攀能力や体力なんて大した事はありません。
今回同行してくれたqwgさんの登攀能力やリスク管理が凄まじいので安心して頼りっぱなしでした
いつも近い場所を歩いているので、またお会いしたらよろしくお願いします!!!
qwgさん、kaikaireiさん、こんにちは。
本ルートはkaikaireiさんが何度も偵察していたのをレコで見ていたのでこちらもずっと気になっていた場所でした
おっしゃるとおり、写真ではそこまで悪くないように見えても、動画があると迫力が違いますね。高画質なこともありザレの悪さと、そこを通過するときの緊張感が嫌でも伝わってきます。
ここを好んで歩く人は相当なアレでしょうから、技術的なこともあり今後歩く人は現れないかもしれませんねぇ。貴重な資料の一つになると思います。
ご無事でなによりでした。
mattsooさん、こんばんは! 娘さんとの登山、いいですね~
もう数年前からこの林道と日向林道に関しては何度も偵察のような事はしていましたが、qwg兄さんが同行してくれるという事で、いよいよ踏破する事ができました
山行中は結構ビビる場所が多かったのですが、「写真じゃ伝わんないんだよなぁ~」なんて言ってました。動画だと結構リアルで、qwgさんはかなり高価な機材を持っていたので画質も良いですしね
今回は技術的に非常にレベルの高いqwgさん同行でしたので上も下も完全にボロボロな絶壁以外は通過出来るだろうと思っていましが、この林道はホールドが脆すぎて高巻きの時も全然信用できず「お願いだからモゲないで~!!!」と祈りながら登ったりもしました(笑)
でもきっと同じような事を考えている方はいると思います。
こちらに帰ってきたら、釣りを兼ねて遊びに行きましょう!!!
mattsooさんご無沙汰してます。
動画楽しんでいただけたようで何よりです。
SONYのRX-0というマッチ箱サイズの1インチデジカメで撮影しました。
ズームはないし手ぶれ補正もないので動画向きではないのですが、静止画はRX-100並の高画質なので、重量を減らしたいときによく持って行きます。
沢をやってる人ならこのルートはそれほど難しいところはないと思います。私からすれば、コケが付いたヌルヌルした岩のほうがよっぽど恐ろしいです。
これで左岸林道の全容がわかってしまったので、挑戦する人が増えないか心配です。
47年前の夏、単独で寸又峡温泉から北岳を目指して40食分の食糧を担ぎ、工事中の林道に何度も高巻きさせられたり、ヒルの攻撃や、道が不明なところが多く探し回ったりして、1日目小根沢作業所、2日目柱だけの芝沢小屋、3日目に立派な光小屋到着したことを懐かしく思い出しました。貴重な記録有り難うございます。
k3456さん、はじめまして。
寸又峡~北岳までの縦走とは凄まじい事をやっていたんですね!40食分を背負うとなると重量が凄い事になりそうですが、昔の山屋さんは屈強だったのでしょうね。
今回の記録に関してこのようなコメントを頂ける事は書き手としてこの上ない喜びです。
僕は現在の左岸林道の状況を知るという事と、昔の林道の様子を考えながら歩き、この道を登山者が往来していた事を想像していました。
実際に歩いた方に当時の事をお聞かせいただき、ありがとうございました。
実は、、
GWのすごいレコ募集!に、推薦しちゃってました
先日すごいレコの発表があり、載ってたので嬉しくなりました
(自分で歩いたわけではないのに・・
迫力があり、素晴らしいレコで皆さんも応募してたのでしょうね
光岳は一度登っていますが、南アの深部の雰囲気が漂う大好きな山だなぁ~と感じてます。
私にはマネのできないコースですが、レコ読ませていただいて、
自分もハラハラドキドキしながら一緒に歩かせていただいた気分になっていました
pikachanさん、はじめまして。
この「GWのすごいレコ募集!」に掲載された日から急激に訪問者が増え驚いていたんですよ
このようなマニアックでごく一部の人の目にしか触れない記録を評価していただきまして、ありがとうございます!!!
僕にとって光岳は自宅から一番近い百名山です
その最短距離のルートが今回の左岸林道でしたので、頼れる兄さんと一緒に踏破する事が出来てとても満足しています。
光岳より南の深南部と言われる山域は森林限界を超えた山はありませんが、原生林のまま残っている山域などとても静かで神秘的な山域ですので機会がありましたら是非!!!
今回は推薦ありがとうございました
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