聖岳東尾根〜赤石岳(マイチャリハイキング:井川駅〜椹島〜白樺荘)


- GPS
- 37:42
- 距離
- 100km
- 登り
- 6,586m
- 下り
- 6,490m
コースタイム
2日目 椹島(5:49)-尾根取り付き(6:12)-ジャンクションピーク(11:40)-白蓬ノ頭(14:00)
3日目 白蓬ノ頭(7:00)-東聖岳()-奥聖岳(9:56)-前聖岳(10:19)-兎岳(12:37)-中盛丸山(14:53)-百間洞山の家(16:07)
4日目 百間洞山の家(6:03)-百間平(7:06)-赤石岳避難小屋(8:55)-赤石岳(9:08)-赤石小屋(11:41)-樺段(13:51)-椹島(16:23)
5日目 椹島(6:33)-赤石ダム(7:10)-中ノ宿吊橋(7:42)-畑薙橋(8:00)-畑薙第一ダム(9:10)-白樺荘(9:46)
天候 | 1日目:晴れ 2日目:晴れ 3日目:晴れのち雨 4日目:雨のち曇り 5日目:晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
自転車
帰り:白樺荘-井川-静岡-東京-大宮 |
コース状況/ 危険箇所等 |
聖岳東尾根 ネットで調べたとおり28番鉄塔巡視路から取り付き 下部のつづれおれは落ち葉で滑りやすくかった。直登で登った方が時短出来たかも 白蓬ノ頭にテント適地有り。 奥聖手前のザレのトラバースの手前にテントが張れそうな適地有り。 トラバースは距離が短く問題なし、ザレを渡った後すぐに奥聖へ直登 全体的に印は多数有り、迷うことは無かったが、白蓬ノ頭の前後が少し迷いやすそうだった。 |
写真
感想
9月から行こうと計画していたが、なかなか行くことが出来ずに11月になってしまったが、ようやく聖岳東尾根にマイチャリハイキングで行くことが出来た。
1日目
始発で家を出ても井川に着くのがお昼になってしまい、明るいうちに椹島に着けそうに無かったので、前日に島田のルートインに泊まってアプトラインの始発に間に合うように出発した。それでも井川駅には10時過ぎの到着となった。田代を過ぎると民家は無くなるが、何台か車とすれ違う、畑薙ロッジは取り壊され跡形もなくなっていて、代わりに真新しい白樺荘が道を挟んで反対側付近に出来ていて車が何台か駐車していた。すれ違った車の大半はここまで温泉に入りに来たのだろう。ここからは畑薙第一ダムまでは、大根沢東尾根を登ったときに歩いていて1時間もかからなかったのでもう少しだ。畑薙第一ダムには13時過ぎに到着した。なんとか明るいうちに椹島に着けそうだ。畑薙大吊橋まで苦労せず到着したが、余裕がなく吊橋は渡らなかった。畑薙橋までは砂利道で登り坂もほとんどなく順調だったがこの先小岩混じりの道となり、急な登り坂はほとんど自転車を降りて手押しで進んだ。聖沢登山口を過ぎて東尾根の取りつきの目印となる28番鉄塔巡視路標識を気にしながら進んだが気がつかないうちに27番の標識が出てきてしまった。ここから椹島まではすぐで明るいうちに着くことが出来た。椹島でテント泊は自分だけだった。
2日目
暗いうちに出発するつもりだったが、もう明るくなり始める中、牛首峠への近道を行き、昨日ロッジの方に聞いた大きな石を目安に28番鉄塔巡視路標識を探しながら進み今度は見落とすことなく見つけることが出来た。ここから東尾根に取り付き登り始めるが、つづら折りの登りに時間をとられてなかなか標高が上がらず、聖沢登山道からの道が合流するジャンクションピークまでなかなか着かず苦労した。ようやく14時になって白蓬ノ頭に着くことが出来た。天気もよかったがすっかり疲れてしまい。今日はここまでとして早々にテント適地にテントを張ってしまった。当初は今日のうちに兎岳の避難小屋まで行き、悪沢岳を回って二軒小屋に降りる予定だったが完全に悪沢岳はあきらめて赤石岳から赤石岳の東尾根を直接降りる事に計画変更をしたので、南アルプス南部の景色をゆっくり楽しんだ。
3日目
起きたらもう6時になっていた。明日は雨の予報なので今日はがんばって赤石岳山頂の避難小屋までいこうと思っていたが、百間洞山の家までいっぱいいっぱいか?白蓬ノ頭からしばらくは山稜が広がって少しわかりづらい箇所が続いたが、登りにかかると道が明瞭になってくる。奥聖手前のガレのトラバース前にテント適地が有り、昨日ここまで来ておけばよかったかなと少し後悔した。トラバースは距離が短く問題なく通過できた。ガレの通過後直登して奥聖岳山頂に出たここからは数回歩いた道となるが、毎回塩見岳方面から歩いているので、逆コースは始めてだ。前聖に行くと先着のご夫婦がいらした。旦那さんの方はちょうど聖岳が百名山目との事で、お祝いのブランディー入りチョコレートをお裾分けしてもらった。兎岳の避難小屋は外見は昔のまま荒れていたが、内部はきれいに改装されていた。中盛丸山の山頂手前で冬毛に変わりかけの雷鳥がいてしばらく様子見ていると斜面を飛んで降りていった。雷鳥が飛ぶところを初めて見れてよかった。中盛丸山から下り始めたところで小雨が降り出したが、降ったりやんだりしていたので雨具は出さずに百間洞山の家まで急いだ。小屋は2階が解放してあると事前に調べていたが、扉が重く始めしまっていると思い焦ったが、再度扉を引くと無事に中に入ることが出来た。
4日目
天気予報通り朝から雨が降っている。明るくなるのを待ってから出発する。雨は小雨が降っていて時折強風で強く吹き付ける程度だったので折りたたみ傘を差しながらゆっくりと百間平への登りを進んでいく、ほぼコースタイム通りに百間平に着くことが出来た。雨が降っていたので休憩する気にもなれなく、そのまま先に進み赤石岳の登りに入る手前のガレの巻き道あたりでほとんど雨がやんでいたのでここで一息入れてから山頂に向けて出発する。巻き道が終わったところに避難小屋まで30分の標識が有りもう一息だと思ってしまったが、登り切ってから避難小屋までが長く感じた。前から、百間洞から赤石岳への登りを歩いてみたかったが、高山裏避難小屋方面からの荒川前岳の登りに比べると随分楽だった。赤石岳避難小屋の2階解放部分を確認して少し休もうと思ったが、動いていないとさすがに寒いのでそうそうに山頂に向かい写真もとらずに椹島への下山に取りかかる。赤石小屋までは調子よく下りてきた、ここから椹島まで後3時間半の標識が有りもう一息だと思いまた、雨もほとんどやんできていたので気楽になったが、残り1時間半の標識の場所からが時間がかかり長かったが、椹島には余裕を持って着くことが出来た。行きはテント泊だったが帰りは夜食付きの宿泊でお願いした。さすがに泊まり客が少ないのか一部屋に一人だったのでゆっくり眠ることが出来た。
5日目
途中登り坂で自転車を降りて押していると後ろから来た椹島ロッジのバスの運転手がパンクしたのかと声をかけてくれた。この時点では何の問題なかったので大丈夫だ返事したが、換えチューブは持ってきていたが空気入れを忘れた事を思い出してしまいやな感じがしたが、大丈夫だと思っていたが、畑薙橋手前の小岩の下りでパンクしてしまった。畑薙橋から先は砂利道だったので最後の最後でパンクしてしまいがっくりした。ここからしばらくは自転車をおして歩いていたが、途中から開き直って登り坂以外は、パンクしたまま自転車に乗って進んだ。畑薙第一ダムからは舗装路の下りとなり一番楽しい所だったが、パンクしたタイヤでがたがたいいながら下っていった。10時前に白樺荘まで着くことが出来た。白樺荘で温泉と食事をとって時間を潰して13時前の井川地区自主運行バスを待った。自転車を載せてくれるか心配だったが、快く乗せてもらい助かった。井川駅でさらに一時間待ちで、千頭でまたまた1時間待ちとなり合計4時間待ちとなってしまったので、パンクしていなければ、予定通り自転車で静岡に向かった方がひょっとしたら早かったかもしれない?
今回、大型ザックでも軽量化を図ればなんとかマイチャリハイキングが出来ることが判り、また白樺荘で一泊すればさらに楽に行けそうなので再度マイチャリハイキングで畑薙方面から残りの荒川岳、塩見岳、光岳へ行こうと思った。
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