双六岳〜鷲羽岳 双六テン泊 新穂高から

2018年07月11日(水) ~ 2018年07月12日(木)

• GPS: 24:44
• 距離: 43.9km
• 登り: 3,395m
• 下り: 3,340m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:32
• 休憩: 2:05
• 合計: 10:37

5:21 新穂高温泉バス停
5:24 5:24 新穂高温泉駅
5:29 5:32 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
5:48 5:48 お助け風穴
6:01 6:01 中崎橋
6:12 6:12 笠新道登山口
6:22 6:22 わさび平小屋
6:42 6:43 小池新道入口
7:26 7:26 秩父沢出合
7:41 7:42 チボ岩
8:00 8:00 イタドリが原
8:25 8:26 シシウドヶ原
9:13 9:13 鏡池
9:22 9:26 鏡平山荘
10:23 10:31 弓折乗越
10:54 10:54 花見平
11:09 11:09 くろゆりベンチ
11:42 11:42 双六池
11:56 12:49 双六小屋
13:08 13:09 双六岳巻道分岐
13:14 13:14 双六岳中道分岐
14:10 15:02 双六岳
15:39 15:39 双六岳中道分岐
15:42 15:43 双六岳巻道分岐
15:58 双六小屋

2日目

• 山行: 12:52
• 休憩: 1:08
• 合計: 14:00

4:00 双六小屋
4:16 4:16 双六岳巻道分岐
4:19 4:20 双六岳中道分岐
4:56 4:59 中道分岐
5:27 5:27 丸山
5:54 5:59 三俣蓮華岳
6:10 6:10 三俣峠
6:38 6:41 三俣山荘
7:48 7:57 鷲羽岳
8:56 9:25 三俣山荘
10:00 10:01 三俣峠
10:11 10:13 三俣蓮華岳
10:32 10:32 丸山
11:00 11:02 中道分岐
11:23 11:24 双六岳
11:51 11:51 双六岳中道分岐
12:19 12:19 双六小屋
12:56 12:56 双六池
13:31 13:31 くろゆりベンチ
13:42 13:42 花見平
13:53 13:58 弓折乗越
14:28 14:28 鏡平山荘
14:33 14:33 鏡池
15:01 15:02 シシウドヶ原
15:18 15:18 イタドリが原
15:30 15:31 チボ岩
15:39 15:39 秩父沢出合
16:04 16:04 小池新道入口
16:28 16:28 わさび平小屋
16:44 16:44 笠新道登山口
16:59 16:59 中崎橋
17:19 17:19 お助け風穴
17:42 17:46 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
17:54 17:55 新穂高温泉駅
17:59 17:59 新穂高登山指導センター
18:00 ゴール地点

天候

7/11　曇り時々晴れ
7/12　曇り時々小雨　午後から雨時々小雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

7/11現在
郡上方面から高山へは通常、東海北陸自動車道と中部縦貫道または国道156号線と158号線を利用するのですが、高速道路は荘川〜飛騨清見で通行止、国道はひるがの〜荘川の一部で156 号線が通行止。高速、国道でそれぞれ通して通行することは不可能でした。
今回は高速道路を使用し荘川〜飛騨清見は国道を使用しました。

※道路の規制状況は1日ごとに変わっていきます。出発前にご確認を！
　東海北陸自動車道の通行止は7/13に解除されました。

深山荘前無料駐車場　
5時前に到着。最上段が空いていました。

写真

7/11 5:20

今回は双六でテン泊。少し遅めの出発です。

7/11 6:02

オオヤマレンゲ
中崎橋周辺にまだ残っていました。蕾も2,3個ありましたが間もなく終わりそうですね。

7/11 6:38

大ノマ岳方面がはっきり見えます。

7/11 6:45

ウツボグサ　
今回のお花の撮影は今年初めての花と何か気になった花だけにする予定です。

7/11 7:24

ミソガワソウ

7/11 7:25

秩父沢

7/11 7:25

上流には雪渓が残っています。

7/11 7:26

下流方面には下丸山、中崎尾根にはガス。

7/11 7:33

クルマユリ
少し下から覗いてみます。
見かけたのはこの一輪のみ。

7/11 8:50

キヌガサソウ　
何度も見ていますがやはり足が止まってしまいます。この花には私を引き止める魔力？がありそうです。

7/11 8:51

熊の踊り場周辺にはたくさん咲いています。

7/11 8:59

キヌガサソウ　
ほんのりピンクバージョン

7/11 9:12

鏡池はガスガスなのでスルー

7/11 9:16

鏡平山荘　
ここで小休止、ビールを飲みたいところですがノンアルで我慢。

7/11 9:54

この先で今回初の雪の上。
ツボ足で行けます。転倒よりも踏み抜きが心配。

7/11 9:58

その先にもうひとつ。
雪切りしてあるので歩きやすい。

7/11 10:05

サンカヨウ　
まさか花が見られるとは思いませんでした。

7/11 10:26

弓折乗越　
槍穂高方面はガッスガス！

7/11 10:26

稜線へ　
右に巻いて上れますがザレていて歩きにくいので雪の上を直進。

7/11 10:31

ハクサンチドリ

7/11 10:31

ミヤマダイモンジソウ

7/11 10:39

ニッコウキスゲ　
これも何度も見ていますがやはり撮ってしまいます。

7/11 10:49

花見平　
まだ雪が残っています。

7/11 10:49

ハクサンイチゲやシナノキンバイ

7/11 10:50

正面には鷲羽と水晶。そしてふと右を見ると…

7/11 10:51

槍が❗

7/11 10:50

この後すぐにガスで見えなくなりました。

7/11 11:07

くろゆりベンチが見えてきました。

7/11 11:10

名前に偽りなし。ちゃんと咲いています。

7/11 11:18

7/11 11:18

双六小屋のバックに鷲羽岳、水晶岳。
いつ見ても絵になる。

7/11 11:19

鏡平山荘〜双六小屋間の雪はこれで最後です。

7/11 11:39

双六谷方面にはコバイケイソウがたくさん

7/11 11:52

双六小屋に到着。
テン場の受付と昼食を取ります。

7/11 11:59

五目ラーメン　
これを食べたらテントを設営。

7/11 12:38

テント設営完了！
登山道の偵察のため双六岳へ

7/11 13:08

巻道分岐

7/11 13:09

巻道は雪が残っているので止めたほうが良いと小屋の方に言われましたが、そもそも今回の計画には入っていません。

7/11 13:10

ツマトリソウ
ピンクの縁取りが可愛かったのでつい撮ってしまいました。

7/11 13:12

稜線直登ルートには雪。アイゼン、ピッケル装備なら行けると思います。実はピッケルも持って来ましたが結局使いませんでした。

7/11 13:13

注意看板

7/11 13:13

中道分岐

7/11 13:30

春道分岐

7/11 13:30

再び注意看板

7/11 13:43

中道と三俣までの稜線にも雪はなさそうです。

7/11 13:48

稜線ルートに合流。
双六岳山頂は左、山頂標識が見えます。
何かが違う?ちょっと近すぎるのかな？

7/11 13:48

ということで山頂の前に反対側へ行ってみます。

7/11 13:49

この道の先には槍ヶ岳が見えるはずなのですが。

7/11 13:52

やはり稜線ルートは始めから登りたいですね。

7/11 13:53

双六岳を見るのはこの距離がいいと私は思っています。

7/11 13:55

明日は三俣蓮華、鷲羽、水晶へ行く予定ですが、かなりのスピードハイクでないとキビシイ。

7/11 13:55

鷲羽、水晶もまだ見えています。

7/11 14:10

双六岳山頂

7/12 4:01

翌朝、東の空は一部明るくなっています。
3時に出る予定でしたがガスと霧雨で視界が利かず、少し明るくなってから出発しました。

7/12 4:55

中道稜線分岐　
この先で霧雨から小雨に

7/12 5:44

タカネヤハズハハコ
蕾は赤いですが花は白いそうです。

7/12 5:49

黒部五郎分岐
雨で歩行スピードが上がらず、そして数々のお花の誘惑に抗えず足を止めてしまい気付けば6時前。水晶岳は諦めました。

7/12 5:53

三俣蓮華岳到着。
この先にはあの独特な山頂標識があります。

7/12 5:56

微妙に曲がった山頂標識(笑)

7/12 6:02

山頂直下のお花畑‼
ザレ場で見とれてスリップ転倒しないように注意。

7/12 6:10

巻道分岐

7/12 6:39

三俣山荘

7/12 6:43

谷から吹き上がる風が硫黄臭を運んできます。

7/12 7:43

ガスで視界の悪い中ガレ、ザレ道を歩くこと約1時間。ようやく山頂が見えてきました。

7/12 7:46

鷲羽岳山頂　
4年前は360度の眺望でしたが今日は360度真っ白。

7/12 9:13

三俣山荘で休憩　
コーヒーとアップルパイ　
小屋開け直後なのでケーキはこれだけでした。

7/12 9:23

休憩が終わると青空が

7/12 9:34

三俣山荘見納め　
鷲羽が見えれば最高。
山岳雑誌の表紙を飾るほどの景色なのです。

7/12 9:55

伊藤新道（廃道）がクッキリ。

7/12 10:00

巻道分岐　
巻道を歩いた方によると特に問題はないと言っていたそうです。又聞きです。通行は自己責任で。

7/12 10:14

再び三俣蓮華

7/12 10:37

ライチョウ
さらに私の足を止める存在(笑)
見事な保護色、一瞬気が付きませんでした。

7/12 10:38

登山道をテクテク

7/12 10:40

ハイマツの切れ目に入って

7/12 10:42

毛繕い　
これで5分程足止め

7/12 10:58

まもなく中道稜線分岐　
眺望は望めませんが再び双六山頂へ向かいます。

7/12 10:59

ハクサンフウロ

7/12 11:05

ここはハクサンチドリゾーン。
その他にもハクサンイチゲやヨツバシオガマなど

7/12 11:22

双六山頂到着

7/12 11:27

昨日よりもガスガス

7/12 11:43

中道にはハクサンイチゲ、キバナシャクナゲ、チングルマなどなど

7/12 12:47

最後に三俣山荘と鷲羽岳を

7/12 12:54

テント撤収直後に雨。ギリセーフでした。

7/12 14:15

雨の中山荘スタッフが雪切りをしています。
私が安全に山に登れるのも、このような方々のおかげです。
ありがとうございます。

7/12 14:33

雨の鏡池　
特に風情はありません。

7/12 16:46

わさび平小屋の前　
いつもの光景です。

7/12 17:09

オオヤマレンゲ　
昨日と違う場所にもありました。
レンズが曇ってソフトフォーカス風。

7/12 18:10

無事到着。
前回の笠ヶ岳みたいにヘロヘロではありません。体力には余裕があります。ただテン泊装備で負荷のかかった膝と拇趾付け根が少し心配です。

撮影機器：

OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II オリンパス

OLYMPUS Tough TG-5 オリンパス

感想

よりみち

2年ぶり3回目の双六テン泊はガスガスそして雨。
今回の目的は
　1.双六山頂とその稜線及び中道（中道は未踏）。
　　天気が良ければ山頂付近で1日中のんびりできます。
　2.双六〜三俣蓮華の稜線。未踏区間。
　3.水晶岳。鷲羽からここは未踏区間。
主に赤線繋ぎです。
1,2は達成しましたが3は次回以降の課題。
雨で歩行スピードが上がらなかったこともありますが、想像を超える花の種類と量！
目移りしてなかなか先へは進めません。

以下、今回見かけた花を列挙（順不同）
タカネヤハズハハコ、ヤマハハコ、ヤマオダマキ、オオヒョウタンボク、ツマトリソウ、オオヤマレンゲ、ミネズオウ、アオノツガザクラ、コメバツガザクラ、キバナシャクナゲ、ハクサンシャクナゲ、アカモノ、ゴゼンタチバナ、ミヤマシシウド、マイヅルソウ、チングルマ、ミヤマダイモンジソウ、スダヤクシュ、サンカヨウ、カラマツソウ、モミジカラマツ、ハクサンイチゲ、ミツバオウレン、イワツメクサ、サラシナショウマ、コバイケイソウ、キヌガサソウ、オオバミゾホオズキ、ミヤマキンバイ、ミヤマダイコンソウ、ミヤマキンポウゲ、シナノキンバイ、ニッコウキスゲ、オオバキスミレ、キバナコマノツメ、オトギリソウ、アザミ、ヨツバシオガマ、コイワカガミ、ハクサンフウロ、ベニバナイチゴ、ニガイチゴ、タカネザクラ、ハクサンチドリ、ミソガワソウ、ショウジョウバカマ、クルマユリ、ミヤマシャジン、クロユリ、オオウバユリ、ウツボグサ、タニウツギ、ミヤマリンドウ、ヤマアジサイその他同定できない花、見逃した花も多分たくさん。

コメント

yamasemi

息子のテント！
yomiuraさん お久しぶりです

双六、鷲羽お疲れ様でした
たくさんの花やライチョウと！ 山歩きを満喫されていて羨ましいです

私は先日ジョギング中に肉離れを起こし、しばらく山を休んでいます いつ復帰できるのか⁉

代わりに⁉ というわけではありませんが、浜松に住む息子が双六に登ってきました 自宅に帰ってきて、一緒にヤマレコ見ていたら、105の写真に自分のテントが写っていることに気づいて喜んでました

私も早く復帰したいですが、もうしばらく辛抱しないといけないかな⁉ これからも気をつけて山歩き楽しんでくださいね！

よりみち

Re: 息子のテント！
yamasemiさん　ご無沙汰しております。

お住まいの下呂市は今回とその前の大雨で大変だったと思いますが現在はどうでしょうか？
私の住む郡上市北部もひどい雨で自宅近くの長良川支流の水かさは堤防スレスレでした。
ちなみに国道156号線は2箇所で通行止になっています。（迂回路はあります）

それにしても親子で山の会話ができるのはイイですね。
私は「人生も単独行」でお気楽ですが、ちょっと羨ましくも思います。

なおひと月前の日記は拝見しております。槍の途中じゃなくて本当に…
33回目の槍ヶ岳登頂レコ（もちろんこれ以外レコも）を
心待にしている者の一人として一日も早い回復を願うばかりです。