灼熱〜槍穂縦走諦め西鎌尾根に逃げる
- GPS
- 56:00
- 距離
- 35.3km
- 登り
- 2,864m
- 下り
- 2,942m
コースタイム
- 山行
- 8:23
- 休憩
- 2:04
- 合計
- 10:27
- 山行
- 8:27
- 休憩
- 2:33
- 合計
- 11:00
天候 | 全日快晴灼熱 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし。雪なし。 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
装備
個人装備 |
テント
ヘルメット
ストック
6本爪アイゼン(未使用)
|
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備考 | 簡易アイゼン、ヤッケ、ダウンジャケットは未使用。 長袖シャツとグローブは槍穂先のみ使用。 夏用シュラフ430gは暑くて掛け布団として使用、シュラフカバーで良かったかな。 |
感想
1泊目槍ヶ岳山荘、2泊目穂高岳山荘にテント泊して新穂高温泉から「ぐるっと槍穂周遊コース」を思いつき、久しぶりのジャンダルムを楽しむ計画であった。
荷も軽量化して水入れても16kgに抑え、45lザックでコンパクトにした。
ところが初日、槍平ですでにバテ、その後樹林の登りは蒸し暑さで、森林限界過ぎるとギラギラとした直射日光で、息が上がるわけでもないのに足が進まなくなり、100m標高上げる度に休止する始末となる。昨夜の睡眠2時間か、一月半山を空けた影響か、はたまた僕の衰えなのか。人にどんどん追い抜かれ、それでも同じように進む方たちと励まし合いながら、また槍ヶ岳山荘のテント場が空いてるかを心配しながら、やっとこさ山荘に到着する。先に着いたテン泊の方から「やっぱり満杯でした」と聞き、すぐに殺生ヒュッテに降りた。
諸々の要因が重なったとは言え、最大は僕が暑さに弱いことだろう。寒さには強くて好きなのだが、雪山シーズンが終わると陸に上がった河童のようになる。
二日目、まずは山荘に上がって穂先を往復しよう。途中から渋滞している。頂上の方が長居して下りてこないようだ。頂上は昨秋にも来たから感激はない、が、絶好の眺めで見える限り見える。相性いいな、曇ったことがない。
ここに前日来て穂高に向かったpi-tiさんがお宝を隠してる。写真待ち行列に断りながらあちこち探すも見つからず。どうしたんだろ。申し訳ないな。時間切れでアウト。
山荘に下りて、奥穂西穂縦走を止めて笠ヶ岳を目指して西鎌尾根に進むことにした。穂高岳山荘に着いてもテント場がまた満杯だったら涸沢に下りなきゃならないし、昨日の暑さと歩みでは順調にいける自信が無かった。
西鎌尾根を下ってしばらくアップダウンすると、なだらかな緑、僕の好きな牧歌的な風景、花も満開だ。
双六小屋でまず迷う。悪魔がここで泊まれ、無理しても楽しくないぞと唆す。10時台なのにビール飲んでる人がいる。しかし、テント張っても暑いな、まだ進んでみるかと消去法的決断で歩きを続けた。
弓折乗越で、ここから笠まで4時間、また思案する。鏡平小屋が下に見える。確かかき氷があったなと思い出すと俄然イチゴミルクが取り付いた。温度計見ると30度、狂気の沙汰だ。登山する温度じゃない。止めた、笠は止めた、下山じゃ。
鏡平小屋に着くと速攻で注文、イチゴの練乳かけがあった。多分人生最高に美味しいかき氷であった。
秩父沢で頭を冷やし、ワサビ平小屋に着くと林檎とコーラをまず頼み、本日午後はとことん快楽を追求した旅であった。
nagaさん、こんにちは。
おじゃまいたします。
いいお天気に最高の景色ですね。絶景に花*花
高山でも暑いんですね。
氷イチゴミルク(^^)私も行ったら食べようと思いました。
miruru
miruruさん、ありがとうございます。
いい天気に、最高の景色、最盛期のお花、日本一の稜線と役者は揃っていましたが、唯一の減点が酷暑で、その暑さに弱いわたくしは、最後までシナリオ通り演じきることはできませんでした。
でもまあいいか、かき氷が旨かったから。
miruruさんも大石茶屋でイチゴミルク食べてましたね。
今回は、計画とアドバイスをありがとうございました。
1日先出でしたが、身近に感じられ楽しかったです。
宝探しは上手くいきませんでしたが思い出になりました。
このコース、またいつかチャレンジしたいと思います。
pi-tiさん、お疲れさまでした。
お互いに当初計画は完遂できませんでしたが、酷暑の中頑張りましたね。
お宝は探し出せなくて残念です、今も眠っているかな?
僕も涼しくなったら北穂〜ジャンダルムにリトライしようと思ってます。
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