鬼怒沼山-会津駒ヶ岳-燧ヶ岳-至仏山-笠ヶ岳 2018夏山
- GPS
- 46:28
- 距離
- 86.8km
- 登り
- 5,332m
- 下り
- 5,667m
コースタイム
- 山行
- 4:36
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:36
- 山行
- 10:22
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 10:26
- 山行
- 10:43
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 11:24
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 7:19
- 山行
- 11:04
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 11:31
11:54 女夫淵
13:36 日光澤温泉
16:11 鬼怒沼湿原南端
16:20 鬼怒沼巡視小屋
2日目 7月30日
05:34 鬼怒沼山
07:20 小松湿原水場
08:14 黒岩山分岐
08:36 黒岩山 08:40
08:56 黒岩山分岐 09:01
10:24 赤安山付近
10:46 赤安清水(水なし)
11:49 送電線
12:06 大清水分岐
12:18 尾瀬沼分岐
12:59 大江湿原 13:05
13:53 沼山峠
14:20 抱返の滝
15:26 送電線鉄塔そば
3日目 7月31日
04:25 送電線鉄塔そば
04:40 七入山荘
05:14 キリンテ登山口
08:37 大津岐峠
09:50 駒の小屋
10:07 会津駒ケ岳
10:37 中門岳 10:54
11:32 駒の小屋
12:44 大津岐峠
13:58 電発避難小屋 14:13
15:11 大杉岳 15:20
4日目 8月1日
04:42 車道
04:49 御池駐車場
04:53 登山口
04:55 上田代分岐
05:48 広沢田代
06:42 熊沢田代
08:11 俎グラ 08:17
08:42 柴安グラ 08:55
09:17 温泉小屋分岐(廃道)
11:30 見晴新道分岐
11:49 見晴キャンプ場
5日目 8月2日
05:02 見晴キャンプ場
05:28 竜宮小屋
06:07 牛首
06:41 山の鼻
09:28 至仏山
10:10 小至仏山
10:29 悪沢岳分岐
10:39 悪沢岳
11:32 小笠
12:18 笠ヶ岳分岐
12:34 笠ヶ岳 12:53
13:07 笠ヶ岳分岐
13:17 片藤沼
13:41 水場 13:56
14:07 水場
14:12 水場
14:13 水場
14:20 倒木
14:42 咲倉沢頭避難小屋 14:50
15:46 ワラビ平
15:57 P1187 16:07
16:33 キャンプ地
6日目 8月3日
04:38 キャンプ地
05:08 十字路
05:16 山道
05:37 車道
05:50 湯の小屋バス停
天候 | 29日:曇りのち雨、のち晴れ 30日:快晴 31日:晴れのち曇り、のち晴れ 1日:晴れのち、曇り、時々晴れ 2日:曇り、時々晴れ、至仏山にて風あり 3日:薄い曇り、晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
04:30 自宅〜徒歩で駅まで 05:00 町田 05:09 小田急小田原線、新宿行き 340円 05:42 代々木上原 05:49 東京メトロ千代田線・取手行 240円 06:24 北千住 06:42、東武特急リバティ会津101号・会津田島行 1360円 08:34 鬼怒川温泉(↑指定席、1440円) 10:15(1550円)日光市営バス 11:50 女夫渕 復路 2018年8月3日(金) 06:00 湯の小屋 07:25、関越交通バス 1550円 08:03 水上 08:22 JR上越線・新前橋行、3020円 09:15 新前橋 09:17 JR両毛線、高崎行 09:27 高崎 09:54 JR上野東京ライン、熱海行、事故で遅延で10:05? 11:15 赤羽 11:51 JR埼京線、新木場行 4駅 12:06 新宿 12:11 小田急小田原線快速急行・藤沢行、370円 12:43 町田 12:47 神奈川中央交通、200円 12:57 南中学校前、徒歩で自宅 13:07 関越交通バス http://www.kan-etsu.net/publics/index/20/ |
その他周辺情報 | 前回の登山、花戸山 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1533763.html 次回の登山、武尊山 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1562799.html |
写真
感想
後日
直前に台風が来て、大雨が心配ではあったが一日入山をずらして、結果的には歩行中に雨に降られたのは初日だけで、天気に恵まれた。暑さとの戦いと言うほどでもなく、ゆっくりながら計画通りに下って来れたことにほっとする。山から降りてきて余計に平地の暑さが堪えるのは確かだが(笑)
北千住駅のいままでは、快速会津田島行の出るホームの北寄りに向かうと別の改札がホーム上にあり、特急列車などの乗り場となっている。いままでもあったのかもしれないが、気が付いていなかった。改札の駅員にPCで印刷した特急指定席の購入履歴を見せながら乗車券を北千住までしか買っていない事を伝えると、降車駅で清算してくださいとのことだった。先ほどまでその事がずっと気がかりだったのだ。一度駅を出て乗車券を買おうかとずっと考えていたのだった。
インターネットで特急券をあわてて購入したが、座席は半分ほどは空いたままだった。鬼怒川温泉駅では1時間以上もバス待ちがあるが、食堂も早くてやっていないので、お土産屋のおやじが、コンビニがやっていると言うのでそこでパンを買った。
パンを一つ食べてもまだ時間がたっぷりある。SL大樹の時刻表を見ると、もうすぐ汽車が入って来る時間だったので駅の外で待っていると、ゆっくり入って来た。
女夫淵から、日光澤温泉までは、前回歩いていて問題ない。日光澤温泉で登山届というか、計画書をポストに入れた。そこで霧雨のように降ってきたので、カッパの上だけ着て、ザックカバーを付けて登る。すぐに鬼怒沼方面との分岐を右に行く。水の流れを避けるように登って行く。傾斜が緩くなってさらに進むと鬼怒沼に出た。途中ですでに雨が上がり、谷に虹が見えるほどだった。草原の中に木道が続いている。北に数百メートルほど進んだ辺りに道が分岐していたので、それを進むと巡視小屋があったが、非常時以外の使用はご遠慮ください云々と書かれていたし、窓もなく壁際一周回る感じにベンチ状の板が設置してあるだけの簡易な小屋だ。
朝はもやが掛かっているようだったが、明るくなると晴れて快晴の天気になった。鬼怒沼山へ上る分岐を頂上へ向かうと、行き止まりだったので、ザックを置いてくればよかったのだ。小松湿原水場では、水は沢のように流れていたが、まだ、水は減っていないので素通り。黒岩山の分岐ではちゃんとザックを置いて、空身で登る。思っていたより、藪っぽく歩きづらい登りだったが、頂上からは360度の景色が望めるのが良かった。赤安山は山頂のすぐ下を通るが、山頂に行く元気はなく、先を急ぐ選択。赤安清水では水は出ていなかった。沢を下らなければならないのかも? 送電線の所で少し休む。空が開けていて気持ち良い。すぐに大清水分岐になり、木道が増えてくる。尾瀬沼分岐と大江湿原辺りではヘリコプターがひっきりなしに飛んでいる。この辺りからは、登山客が多くなってきた。最後の沼山峠の登りは、日差しも暑く少々バテた。峠には立派な建物があって、土産物を売っているのが見えた。古い感じの会津バスが1台止まっていた。そこから七入に向かう道は歩く人が少ないらしく。寂しげ。途中幾つかの沢を渡って高度を下げていく。
朝キリンテ登山口に上る直前の車道を高校生だろうか、ジョギングしていてすれ違い様に、挨拶をされたので、返す。今日も天気は良かったのだが、登っていく途中で、すっかり曇ってしまった。大津岐峠にザックを置いて、駒ヶ岳までピストン。サブザックを忘れたので、スタッフバッグに水と軽く食料を詰めて出かける。しばらく曇っていたが、山頂に近づくにつれ雲が取れていく。急な登りを登りきると駒の小屋のまえに出た。ここからは登山者が沢山いて、小屋の周辺にも寛いでいる。木道と木の階段を登って行くと十数分で駒ケ岳の山頂に着いた。たまたま山頂に誰もいなかったので、カメラを標識の反対側に置いて自撮りする。すぐに中門岳のほうへ進む。階段を下って行くと中門岳まで、なだらかな草原のような尾根が広がっていた。傍らにニッコウキスゲの咲き残りがあった。中門岳までずっと木道の小さなアップダウンがあるが、池塘や高山植物があふれ、谷を挟んだ隣の尾根や越後方面の山並みなどの景色が素晴らしい。駒ケ岳まで来る人は大勢いる様子だが、意外にというか、やはりというか、中門岳まで足を延ばす人は少ないようだ。
中門岳の池の傍のベンチで、ひと時の幸福を感じつつ、飛んでいるトンボを眺めた。赤とんぼより少し大きな、見慣れないトンボが、羽化に失敗したのか、ボロボロの羽で近くを這いまわっていた。
駒の小屋まで戻って、小屋の中でオリジナルな手拭いを購入。大津岐峠まで戻って重いザックを背負って、大杉岳を目指す。途中、燧ケ岳が大分近づいて来た。送電線鉄塔の横の電発避難小屋の所まで来た。利用できないと書いてあっても
覗いてみたくなるのが心情。鉄製の梯子を登ると、やはり鍵が掛かっていた。しかし山奥の事。鍵は見えづらい所に隠してあることがよくあるだろうと思ったら。
案の定である。
緩い登りが延々と続く大杉山の頂上は林に囲まれて展望は全くない御池登山口までは、あと少し。夕立があった。フライの縁に食器を置いといたら、すぐに水が溜まり行動中の水ボトルは一杯になった。
朝の御池登山口はガスに包まれていて、燧ケ岳は全く見えないが、天気予報を信じて登るしかない。雨こそ降っていないが、登山道は夕べの雨の影響もあるのだろうか?沢登り状態がしばらく続く。2人組、二組、一人の方に、追い越される。
最初の二人組の方は沢状のガレ場の下で早くも下山して来た。祠のある山頂に着いたが誰もいない。もう一方が実質的な山頂なのだろが、ガスで近くにあるはずの双耳峰も見えないが、矢印に従って歩いていく。 墓石のような山頂標識の所で写真を撮る。ガスが薄くなって来たのか、時折下の尾瀬ヶ原の草原状の平地が見えて来た。完璧にガスが取れる前に下山にかかる。
ガイド地図にあるように、ぬかるんだ道になって来た。2回ほど滑ってコケそうになったが、ザックが尻餅を付く程度で済んだ。見晴らしキャンプ場では、どこかの高校生らしきクラブの学生が8時ころまで騒いでいて、ちかくにテントを張ってしまったもので、水場のある小屋の所に移動する学生がテントの傍を歩いて落ち着かない。ヘッドランプの光もまぶしい。朝はおかげで、目覚ましを掛けずにいたが、早く起きることが出来た。山の鼻方面へ向かって歩き始めると、小屋に泊まっていた人たちであろう方々が、カメラを片手に木道の上にちらほらと歩いている。
昨日の午後天気が良かったので、濡れていた靴下などを乾かしたのだが、夜雨がちょっと降ったのか?湿っぽくなっていた。また、木道にはみ出ている草などの夜露によってすぐに靴はビショビショになってしまった。山の鼻の前では、人が大勢いて、これから至仏山に登る人たちや、周辺を散策する人などだろうか。登山口から少し登ると、尾瀬ヶ原や燧ケ岳などがよく見える。茶褐色の蛇紋岩?というのだろうか、人が多く歩いている所は黒く光って本当に滑り易い。登り始めからちらほらと高山植物の花が沢山咲いている。特に目立ったのは、山頂近くのナデシコなど
山頂標識に寄りかかり山座同定をしている奴がいたので、登頂写真を撮らずに先を急ぐ。遥かに遠くに見える山並み、どれが何の山だか、まだわからない。隣に見える小ピークが小至仏山だろうことはわかる、反対側からも登ってくる人が絶えない。下の方に鳩待峠だろうか、建物と駐車場が見える。小至仏山の先割沢山分岐から、西に入ると人通りは全くなくなった。いくつかの足跡が見えるのみだ。こっちのルートには人はいないのだろうかととも思ったが、笠ヶ岳に近づいた付近で何人かの登山者とすれ違った。西村知美似の人に縦走ですか?と訊かれる。最後の登りだと思い、ザックを分岐に置かず背負って山頂へ行った。数年まえにihara1990さんとスキーで片藤沼まで来て以来の場所だ。登りは短いながらも、思っていたより急で、雪の時では、ピッケルアイゼンはやはり必要だったなと思った。笠ヶ岳に着くとすでに山頂には誰もいなかったので、ザックを降ろしてひと時の貸し切りの山頂を楽しむ。ならまた湖がすぐ近くに見える。武尊山もすぐ近くに見えたが、この時は山名は分っていなかった。まだ、歩いてない山域なのだ。意を決して下りにかかる。途中、先ほど撮り損ねた黄色い花の写真を撮る。片藤沼まではすぐ着いたので、写真を撮って先へ進む小さなピークを過ぎて方向を変えて下る。山腹をトラバースするように進む途中に小さな沢が現れる!ここが水場かと思い、沢を渡った数歩上にザックを置き、空になった方の容器に水を汲む。沢の落差が小さく、沢を数歩下って少しでも落差のあるところで、1Lのペットボトルが75度位になる場所を作って水を汲み、それを大きな容器に移すように水を一杯汲んだ。しかしさら数分下った所にも何か所か水が出ている所があった。途中笹が道を覆っている場所が数百メートル?に渡って断続して続いている。道を外すようなほどではないが、要注意。一か所、倒木で完全に道が塞がれている所があり、2~3メートル横を藪漕ぎしなければならないところもあった。咲倉沢避難小屋で少し休む。武尊山は目の前に見える。ここからは少し急な下りで痩せた尾根の北側は切れ落ちていて、重いザックでは不安を感じる。わらび平で泊りにする計画だったが、翌日の行程を少しでも減らそうともう少し先へ行ってみる。十字路まで1時間のコースタイムなので、その半分辺りを目途に歩く。
ガイド地図にあるように、小さなアップダウンがさらに十数回続く。最後に大きく方向を変えて、下ると平坦な所を過ぎた辺りで小さな沢を下って行くとトンネルの横辺りの車道に出た。沢を歩いてる辺りでは急にアブが増えて何度か噛まれた。車道で終わりかと思うと、車道を跨いでさらにもう少し登山道を下り、温泉宿の上の空き地の所に出て来た。登山口の所は笹に覆われている。宿の横を通る際に繋いである犬に吠えられる。湯の小屋バス停まではもう少し車道を歩いたとこあった。バス停の待合小屋の前で、最後の食料を食べたり、体を拭いたり髭を剃ったりしていると暫くしてバスがやって来た。バスの出発までまだ時間があるので、まだ外でなんとなく時間が来るのを待った。運転手さん曰く、今日はアブはいないから大丈夫かな?といいつつ、2,3匹車内にいたアブを雑巾で押さえては、外に出していた。
つづく
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