鋸岳から甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳【仙水小屋テント泊】
- GPS
- 16:38
- 距離
- 30.2km
- 登り
- 3,854m
- 下り
- 2,877m
コースタイム
- 山行
- 10:40
- 休憩
- 2:08
- 合計
- 12:48
- 山行
- 4:23
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 5:03
天候 | 8月4日(土)晴れ/夕立 8月5日(日)快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
※戸台大橋のゲート前を左折して民宿を抜けて河原に降ります ※スタート時は5台、帰りは10台以上停まっていました バス:北沢峠から戸台大橋まで、手回り品込で1170円 ※時刻表は10時からですが、その前後で乗客が集まれば増発します |
コース状況/ 危険箇所等 |
道の状況:破線ルートを含むので慎重に歩きましょう。 ■戸台〜角兵衛沢案内板 長い河原歩きで、堰堤を越えた左岸へ移ります ■角兵衛沢案内板〜コル 最初に渡渉があり、水量次第では膝上ほどになります。 樹林帯の急坂から、ガレ場の登りになりますが草付きの所に道が付いています。 コルが近づくにつれて崩れやすいガレになり、とても体力を消耗します。 ■コル〜第1高点 気は抜けませんが一般縦走路なので余裕です。 ■第1高点〜第2高点 距離はとても短いですが核心部で、ルートファインディングが必要になります。 いきなり小ギャップなので、長い鎖を使って下ったあとにすぐ鎖で登り返します。 小ピークはトラバース気味に歩きますが、慎重にルートを見極めることが重要です。 鹿ノ窓からルンゼ(岩溝)の下りになり、長い鎖を使って長野県側へ降り立ちます。 右手の草付きに道があるので少し下って、バンド(岸壁を横切る岩棚)を歩きます。 続いて大ギャップから落ち込んでくるガレ沢をトラバースします。 樹林の急坂に道が付いていて登り詰めて、適当に岩稜を登れば第2高点です。 ■第2高点〜甲斐駒ヶ岳 中ノ川乗越まではガレガレの下りで、降り立った所が熊穴沢の下降点です。 三ツ頭までは急坂でストック等を使った方が良く、ヘルメットも要らないです。 六合目小屋へは砂礫地(水場分岐)から樹林を5分ほど歩けば辿り着けます。 小屋の屋根上から岩塊斜面を適当に歩けば縦走路になり、花崗岩の快適な道です。 ■甲斐駒ヶ岳〜北沢峠 砂礫の斜面を摩利支天に向けて下った後、トラバースして六方石に向かいます。 仙水峠へは樹林の急坂で、仙水小屋へはゴーロ状の道が続きます。 北沢峠へは沢沿いの道で踏み跡を頼りにあるけば問題ありません。 ■北沢峠〜仙丈ヶ岳 南アルプスで一番歩きやすい山道で危険箇所もありません。 |
その他周辺情報 | 温泉:仙流荘 500円 |
予約できる山小屋 |
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写真
感想
200名山の鋸岳へは釜無川ゲートから、第1高点までは歩いたことがあります。
また、甲斐駒黒戸尾根から日向八丁尾根へも日帰りで歩いたことがあります。
今回は、第1高点から三ツ頭までを繋ぐ目的です。
来週の盆休みには北アルプスを縦走するので、トレーニングを兼ねてテント泊にしました。
猛暑が予想されましたが、角兵衛沢のコルまでは比較的涼しく順調でした。
第1高点までやってくると、六合目小屋に泊まったパーティに出会いました。
このコースは下り基調になる、甲斐駒から鋸岳へ縦走する方が圧倒的に多いようです。
核心部の第1高点から第2高点へは、ルートファインディングが重要です。
小ギャップの後に小ピークが続くのですが、残置スリングとロープがあったので、本来トラバースする所を登ってしまいました。
どうやったら下れるのかと思案していると、前方からパーティが来て間違いに気付きました。
やはりバリエーションに近いので、正規のルートから外れると、いきなり窮地に立たされると感じました。
憧れの鹿ノ窓を下ったら、S字を描くようなトラバースになり、足元をよ〜く見ていれば踏み跡が見つけられます。
六合目小屋に早めに付いたので北沢峠まで降りることにしましたが、途中で夕立にあって仙水小屋にテントを張って1日目が終了しました。
2日目は、頑張ったご褒美でアタックザックを使って軽い荷物で仙丈ヶ岳を周回で歩きました。
仙丈ヶ岳は積雪期に登ることが多くなっていたので、夏山も良いなぁと感じました。
仙流荘行きのバスは戸台大橋で降りると伝えると、入口付近を案内されました。
バスの運転手さんが険しい鋸岳と鹿窓の説明をしていて、乗客が感心しているのを聞いて誇らしく思えました。
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