40年振りの南ア縦走(北岳から光岳を越え池口岳北峰を経て遠山郷へ)


- GPS
- 145:09
- 距離
- 85.1km
- 登り
- 8,236m
- 下り
- 8,871m
コースタイム
- 山行
- 2:19
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:19
- 山行
- 7:06
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 8:01
- 山行
- 8:02
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 9:15
- 山行
- 9:04
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 9:47
- 山行
- 10:15
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 11:11
- 山行
- 8:01
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 9:16
- 山行
- 7:21
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 7:59
北岳〜中白根山〜間ノ岳〜三峰岳〜安倍荒倉岳〜新蛇抜山〜北荒川岳〜
北俣岳〜塩見岳東峰〜塩見岳西峰〜本谷山〜三伏山〜烏帽子岳〜前小河内岳〜小河内岳〜大日影山〜板屋岳〜荒川前岳〜荒川中岳〜小赤石岳〜赤石岳〜P2814m〜大沢岳〜中盆丸山〜小兎岳〜兎岳〜聖岳〜南岳〜茶臼岳〜
仁田岳〜易老岳〜イザルヶ岳〜光岳〜加加森山〜池口岳北峰〜黒薙
今回の目的に山は
1 百名山2回り目 塩見岳西峰・赤石岳・聖岳・光岳
2 山梨百名山 新蛇抜山
3 ピークハント 大日影山・大沢岳・仁田岳・イザルヶ岳・加加森山
○40年前の記録
1978.7.30〜8.7
南アルプス縦走(北岳〜間ノ岳〜塩見岳〜荒川岳〜赤石岳から聖岳〜光岳)https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-288264.html
○41年前
1977.7.29〜31 夜行+2泊3日 素泊まり
白峰三山(北岳〜中白峰〜間ノ岳〜農鳥岳〜西農鳥岳)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-291827.html
○16年前
2002.8.17〜21 4泊5日 小屋泊まり
南ア縦走(夜叉神峠〜辻山〜薬師岳〜観音岳〜赤抜沢の頭〜高嶺〜赤薙沢の頭〜早川尾根の頭〜ミヨシノ頭〜アサヨ峰〜栗沢山〜北沢峠〜小仙丈岳〜仙丈岳〜(仙塩尾根)〜大仙丈岳〜伊那荒倉岳〜横川岳〜三峰岳〜阿倍荒倉岳〜北荒川岳〜北俣岳〜塩見岳東峰〜蝙蝠岳〜徳右衛門)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-593605.html
○北沢峠から芦安まで歩いた記録
1995.9.16 の翌日テクテク歩く
15時間半 北沢峠から甲斐駒ヶ岳〜鋸岳周回
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-424913.html
○1995年05月31日(水) [日帰り]
往復11時間 池口岳北峰(2392m)〜池口岳南峰(2375.6m・三等三角点)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-423628.html
天候 | 7/30 晴、7/31 晴のち濃霧、8/1 晴のち曇、8/2 晴、8/3 晴、8/4 曇、8/5 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
※甲府駅から乗客多く、10分遅れの10:15発。他に30分遅れで臨時便有り。臨時便の広河原到着は10分程度しか変らなかった。 8/5 平岡駅 15:46 +++ 18:24 豊岡駅 18:43 ++ひかり526号++ 20:10 東京駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
標識・歩道共良く整備されている。光岳〜加加森山〜池口岳分岐までの路も一部不明瞭な所もあるが、ほとんどが明瞭でテープも所々付いている。 |
その他周辺情報 | 白根御池小屋 1泊2食寝具付 8,300円 熊の平小屋 1泊2食寝具付 9,000円 三伏小屋 1泊2食寝具付 9,000円 荒川小屋 1泊2食寝具付 9,000円 聖平小屋 1泊2食寝具付 8,500円 光小屋 1泊2食寝具付 8,000円 |
写真
感想
7/30
千葉駅 6:38発 あずさ3号 自特1,730円
通勤客でほぼ満席だった。指定席にすれば良かった。途中から立っている人も結構いた。塩山を過ぎた頃から立っている人が居なくなった。
9:07〜10:15 甲府駅
10:05発だったが、乗客が多く臨時便のことで運転手が会社と連絡をしていたので定刻より10分遅れだった。バスは満席で臨時便が30分遅れで出たが、着いた時間は10分程度しか変わりなかった。立っている人も何人か居た。自分だったら次の便にするのだが。料金¥1950+100(協力金)
直接広河原に行かないで、途中の竜王駅を経由し、芦安温泉の登山者用駐車場を経由してなので、若干時間がかかる。多分、30分遅れの、臨時便は直接広河原に来たので時間がかからなかったのだろう。
23年前に北沢峠から広河原を経て夜叉神峠も越えて芦安温泉までテント担いで歩いたことがある。
11:54〜12:08 広河原
定刻より4分早く到着する。トイレに寄って、着替えてから出発する。 北岳は3年前に登ったので今回で4回目になる。2015.9.12(土)・1978.7.31(月)・1977.7.30(土)
今回は1978年以来40年振りの南アルプス縦走(北岳〜光岳)だ。40年前は30kgを越える荷物を持ったが今回は小屋泊まりで10.5kgでのスタートだ。初日は白根御池小屋までなので楽チンだ。
急登だが、良く整備された歩道なので歩き安いコースだ。
12:39 広河原約20分/白根御池約3時間の標識
この辺りは急登の連続だ。
14:08 白根御池小屋まであと20分の標識
この辺りから等高線沿いに山腹を巻いて小屋へ。
14:26〜5:29 白根御池小屋
平日の割りに宿泊客多かったが、一部屋に5人だったのでゆったりとスペースが取れた。夕食のデザートにすりおろし洋なしゼリーがでた。この小屋は水の便が良いので助かる。
肩の小屋もポンプアップで水の便は良いが。
1泊2食で\8300円也 朝食は塩鮭に卵焼きや納豆まで付いていた。ふりかけも有り、たっぷり食べることが出来た。
7/31 (泊1)
朝食は5時からなので5:29出発となる。半分以上の方は5時前に出発していた。5人の若者グループと朝食一緒になるが、隣の女の子は御飯を食べなかったので大丈夫だろうかと心配になる。
6:54 二俣分岐
7:05〜7:07 小休憩
稜線に出た所で小休憩。天気快晴、富士山もクッキリと見えた。鳳凰三山〜甲斐駒ヶ岳〜仙丈ヶ岳と展望が良い。
7:12 小太郎山分岐
3年前に登った山だ。直ぐ上にも 7:16小太郎山分岐がある。
7:47〜7:52 肩の小屋
3年前と41年前に泊った小屋だ。水がポンプアップしている小屋だ。
この先岩場の上りだ。
8:37〜8:50 北岳(きただけ・3193m・三等三角点)
天気晴、展望パノラマだ。三等三角点3192.5mと若干低い所にある。
平日にも関わらず大勢の人が登っていた。4度目の登頂。
9:18 八本歯のコル分岐
ここまで岩場の急斜面だ。
9:38〜9:48 北岳山荘
あんパン1個+ソーセージを食べる。
監視しているような人がいると思ったら、近くに雷鳥親子がいた。
北岳山荘は40年前に泊った時と同じようだが、自炊小屋が新しくなったようだ。当時の自炊小屋はボロで雨漏りがしていた。
10:25〜10:34 中白根山(なかしらねさん・3055m)
頂上岩場で展望パノラマだが、天気ガスって来て北岳も見えなくなった。残念。
10:56〜10:59 小休憩
間ノ岳・北岳の標識のある小ピークで小休憩。ガスって間ノ岳も見えなくなったが、三峰岳(ミブダケ)は見えた。
11:37〜11:46 間ノ岳(あいのだけ・3189.5m・三等三角点)
3度目の登頂。頂上岩場で展望パノラマだがガスって周りが見えなくなっている。単独者1名単独女性と4名グループと外人さんが上ってくる。間ノ岳から一気に駆け下る。何か急に調子が良くなり早くなる??
三峰岳直下に野呂川越分岐がる。このコースも16年前に仙丈ヶ岳から縦走して来たことがある。
12:17〜12:25 三峰岳(みぶだけ・2999m)
展望パノラマの頂上だが、濃霧で見えなくなる。残念。熊の平小屋まで長い下り坂だ。
13:00 農鳥小屋近道
間ノ岳を通らずに山腹を巻いて行く道の分岐
13:30〜4:55 市営熊ノ平小屋
思った以上に早く着いた。単独者は30分遅れ、グループは15時着だった。外人さんもその位に着く。
水がものすごく冷たく、5秒間も水に触れない位冷たい。1泊2食\9000円也。夕食のデザートにヨーグルト、主菜は大豆のトマト煮スープがでた。宿泊して夕食を食べたのは単独4人、仙丈ヶ岳から来た2人組、4人組、5人組の15名だった。17時過ぎに3人が来たので宿泊は18名位と空いていた。一番端の場所だったので良く眠れて良かった。
熊ノ平小屋は携帯通じなかった。
8/1(泊2)
朝食は4:30前から食べることが出来たので出発が4:55と早かったが半数はすでに出発していた。
朝食は納豆やシシャモ2匹やスクランブルエッグ等が出たので御飯2杯食べる。
5:13 熊ノ平20分の標識 本日はガスっている。
5:25〜5:30 安倍荒倉岳(あべあらくらだけ・2693m・ 三等三角点)
登山道に安倍荒倉岳の標識が有り、20m程で頂上だ。頂上狭くハイマツ等の低木で覆われ展望150度位と良さそうだが、本日ガスって展望無し。6:07〜6:10 吊り尾根見晴し?
展望良さそうだが濃霧で見えず。
熊ノ平小屋1時間20分の標識がある。
6:27〜6:33 新蛇抜山(しんじゃぬけやま・2667m)
登山道分岐部に新蛇抜山の標識が有り、3分程で頂上だが、分からなかったのでGPSを使い手前から登る。頂上尾根状で狭い。霧が出ていたのでブロッケンが見えた。先客いたが、着いたら下山して行った。昨日小屋で一緒だった人達だった。霧が無くなり塩見岳等が見えてきた。
6:35〜6:36 分岐部
分岐部から直ぐの所に親子連れが休んでいた。子供はまだ小学校前のように見えた。
7:17 鞍部から北荒川岳まで標高差110〜120mの上りだった。
7:38〜7:49 北荒川岳(きたあらかわだけ・2698m・三等三角点)
天気晴れてくる。頂上平坦で西から南側が崩壊しているので塩見岳方向が特に展望が良い。カメラの電池が無くなりかけている。
北荒川岳の東側に小さな避難小屋があったが寄らずに崩壊地に沿って進む。
8:30 北荒川岳鞍部
北荒川岳からここまでは割りに平坦な路だったが、この先、北俣岳まで緩やかな上りに見えるが急登だ。鞍部から標高差230〜240mも上る。途中で小屋で一緒だった人が降りてくる。
9:18〜9:29 北俣岳分岐
蝙蝠岳への分岐部だ。16年前に蝙蝠岳を経て二軒小屋まで降りた。
10:02〜10:05 塩見岳東峰( しおみだけとうほう・3052m)
頂上岩場で狭いが展望パノラマだがガスってくる。単独者2名が休んでいた+1名遅れて到着。
塩見岳東峰3回目の登頂だ。1978年8月2日の北岳から光岳までの縦走と2002年8月21日の鳳凰三山から仙丈ヶ岳を経て蝙蝠岳を経由して二軒小屋まで下る途中に寄っている。その時西峰は低いので寄らずに戻ったのだが。東峰から西峰まで3分程度だ。
10:07〜10:18 塩見岳西峰(しおみだけ・3047.3m・二等三角点)
頂上は東峰よりは平坦で休みやすい所だ。展望は東南方向に東峰がデンと構えているので、その後方は見えないが、パノラマ展望だ。でもガスって来てしまう。残念だ。
塩見小屋まではガレ場の急斜面の下りで歩きにくい。
11:01〜11:10 塩見小屋
レーズンパン1枚とソーセージ1本食べる。塩見小屋は新しそうな小屋だった。この先は樹林帯の急斜面の下りだ。沢筋の所まで下ると、その先は等高線沿いに山腹を巻くように進む。塩見新道で権右衛門山を往復しようと思ったら通行止めになっていた。
11:20 塩見新道分岐
通行止めになっていたので、もう少し下から路があるのかと思ったら無く、沢筋まで降りてしまう。
11:30 沢筋まで下ると小屋まで40分の標識がある。
チョロチョロと水が流れていたが、少し下らないと水は取れそうに無い。
11:59〜12:05 小休憩
12:21 P2608m
12:50〜12:57 本谷山(ほんだにやま・2658.3m・三等三角点)
本谷山頂上を通らないと思い、途中からGPSを使って三角点を探す。何のこと無く頂上を通るのだった。本谷山への上りは割りに緩やかな上りだったが、下りは急斜面だ。
13:15 旧三伏小屋分岐
40年前はここから下って避難小屋の三伏小屋に泊ったのだ。ボロ小屋だったが水が豊富で冷たく美味しかった。現在は、テントも禁止で廃道になっているようだ。三伏山途中の上りで降りてきた2人に道を譲ってやって挨拶もしたのに無視されしまう??何でだろう??
13:40〜13:42 小休憩 水を飲む
13:50〜14:00 三伏山(2,615m)
頂上平坦で展望良く、三伏峠小屋が見える。携帯を三伏小屋の方へ向けると通じるので不思議に思っていたら三伏峠小屋に電波塔が建っていた。14:06 荒川岳分岐 水場は荒川岳方向に下る。
14:10〜14:18 三伏峠小屋
受付をして荷物を置いて水場に向かう。水はペットボトル飲料\300円とのことで水汲みに行くことに。
14:30〜14:46 水場
水場まで往復20分と言うことだったが、20分ではキツい。水は冷たくない。身体を拭いてくる。水場にテント泊で大荷物の韓国人ペアが2組もいた。
15:15〜5:20 三伏峠小屋
夕食まで隣の人と話をする。山梨の方でかなり歩いているようで山に詳しかった。水場情報はかなり役だった。
カメラの充電小屋でやって貰う。無料だった。夕食はとても美味しかった。 1泊2食\9000円也。18時過ぎから大雨が降る。 18時頃に隣に予約した男2女1の3人が到着する。食事が済んでから隣でゴソゴソしたので眼が冴えてしまい、21時前に眠剤飲んだので4時までグッスリと眠ることが出来た。眠らないと疲れが取れない。
8/2(泊3)
朝食に生卵が出た。他は味付け海苔、塩鮭、レンコン、高野豆腐等で御飯1杯半食べる。
本日は晴れて展望が良い。
6:04〜6:10 烏帽子岳(えぼしだけ・2726m)
天気晴、頂上お椀型で展望パノラマだ。 遠く、小河内岳避難小屋が見える。途中の西側が大きく崩壊している。前方に単独者が見えた。
6:50 前小河内岳(2,784m)
展望パノラマ。
6:59 鞍部
頂上手前に小河内避難小屋分岐がある。
7:30〜7:45 小河内岳(こごうちだけ・2802m・二等三角点)
展望パノラマ
三伏峠小屋から前を歩いていた単独者はここから戻るとのことだ。高山裏避難小屋から来た単独者と少し話をしてから出発する。
8:35〜8:39 小休憩
8:58〜9:03 大日影山(おおひかげやま・2573m)
頂上は登山道から3〜4分程離れていて、樹林帯で展望樹間少々だ。微かな踏跡有り。本日は、ここまでで4人としか会っていない。小河内岳で小河内岳往復1人、高山裏避難小屋からの1人、途中で休んでいた1人、高山裏避難小屋から来たテント泊の1人だ。
9:45 板屋岳途中で荒川小屋から来たとても早い健脚君とすれ違う。
9:53〜9:54 板屋岳(いたやだけ・2646m)
尾根状のピークでハイマツが生い茂っているので、ピーク直下の登山道に頂上標識が建っていて高山裏避難小屋60分/小河内避難小屋80分とある。
10:19 高山裏小屋迄1km/三伏峠小屋迄7km の標識
10:29 高山裏小屋アト5分
10:35 高山裏避難小屋
40年前に台風の為にここに泊ろうと思ったが満員の為に荒川小屋まで行くことに。
10:40 高山裏5分(鞍部だ)
少し上った所で小休憩。この先山腹を巻くような緩やか上りが荒川小屋180分/高山裏避難小屋90分 の道標まで続く。
10:42〜10:50 小休憩 レーズンパン食べる。
11:10〜11:13 水場 とても冷たくて美味しい水だ。
11:55 この先急斜面に上りだが、ジグザクに切られている。
12:03 荒川小屋180分/高山裏避難小屋90分 の道標
12:39〜12:44 ガレ場の上り途中で小休憩
13:25〜13:30 稜線到着
天気ガスってきた。この先荒川前岳までの西側が大きく崩壊している。13:40〜13:46 荒川前岳(3068m)
天気ガスってきた。頂上平坦で展望パノラマだ。西側が大きく崩壊している。落ちたら大変だ。中岳の方から4人が上ってきたので、逆に中岳に向かうことに。カメラの電池が無くなりかけている。
13:51 荒川小屋分岐
荷物を置いて中岳を往復する。悪沢岳は時間が遅くなるので行くのを止める。荷物が無いと楽だが、だいぶ疲れたようだ。
13:57〜14:07 荒川中岳(3083.7m・三等三角点)
天気曇、頂上岩場で展望パノラマだ。直ぐの所に有人の避難小屋がある。椹島から荒川小屋へ向かうテント泊の単独者が上ってくる。
14:12〜14:13 荒川小屋分岐
途中のお花畑を鹿除けネットで大きく囲ってあった。出入口有り。
14:42 荒川小屋30分/荒川中岳避難小屋60分 の標識
この先に沢水有り。
15:07〜5:01 荒川小屋
15時までに着かなかった。水場は豊富な水量で冷たく美味しい。身体を拭く。着替えてから、また水場に行き、先程拭けなかった所を。
小屋は空いていて良かった良かった。1泊2食\9000円+トイレ使用\100円 自炊小屋、トイレ棟が別棟である。
最初からトイレ使用料取って貰った方が、いちいち100円入れるより良いと思う。
夕食はスパイスの効いたカレーライス。久しぶりのカレーライスはとても美味しかった。夕食で丁度前に座った人と話が合い、最後になってしまう。小屋空いていて静かだで良かったが、早出の人達が2時過ぎから動きだすのでウトウト状態で眼が覚めてしまう。
時間が長かったのに水はペットボトル2本で済んだ。
8/3(泊4)
4:30から朝食と早いので助かる。
5:33 大聖寺平 本日も天気良く快晴だ。
6:27 稜線に到着
6:42〜6:45 小赤石岳(こあかいしだけ・3081m)
天気晴、頂上からの展望パノラマ。富士山も見える。風が冷たく寒い。6:56 赤石小屋・椹島 分岐
下山中の単独者に雷鳥がいるのを教えて貰う。雛は見つけられなかった。
7:13〜7:22 赤石岳(あかいしだけ・3120.5m・一等三角点)
天気曇ってきた。頂上岩場で展望パノラマだ。直下に有人の新しい避難小屋がある。風が強い。40年前に床無しの土間の避難小屋に泊って、キレイな星空に感動した記憶がよみがえってきた。
赤石避難小屋分岐に【百間洞 トンカツは4時まで ファイト】の標識有り。好物のトンカツに生唾飲み込む。
単独者が大荷物を持って上って来たのとすれ違う。5分程前を歩いている単独者も見えた。
7:46 百間洞山の家120分/赤石避難小屋50分 の道標 ここから見る聖岳は遠い遠い。奥茶臼山〜尾高山の稜線も後方に見える。
8:14 4人グループとすれ違う。
8:31 百間平 百間洞山の家40分/赤石避難小屋120分 の道標
前を歩いた人に追いついたら、昨日水場で一緒になったテント泊の人だった。3:30出発で兎の避難小屋に泊るとのことだった。
この先、百間洞までは急斜面の下りだ。下る途中から大沢岳の展望良い。
9:10〜9:20 百間洞テント場
大沢岳分岐で小休憩。レーズンパン2枚+ソーセージ食べる。水量豊富な沢水は冷たく美味しい。到着が10時過ぎたら百間洞山の家に泊ろうと思ったが、大沢岳経由で聖平小屋を目指す。
P2814mへは標高差約300mの上りだ。
10:09〜10:10 P2814m分岐
P2814mを往復する。踏跡有り。
10:15〜10:18 P2814m
頂上標識等無いが展望パノラマだ。標高差300mを1時間以内に上ることが出来た。1995/6/1に歩いた尾高山〜奥茶臼山が良く見える。
10:21〜10:25 P2814m分岐
直ぐに出発しようとしたら、沢筋を上ってくる若い女の人がいたので少し待っていると、百間洞山の小屋の人だった。荷物はウエストにだけで沢登り用の靴を履いていた。山の家からの標高差320m程でかなり早そうだから1時間かからずに上れたのだろう。
10:37〜10:44 大沢岳(おおさわだけ・2819.8m・三等三角点)
天気晴れてきた。頂上岩場で展望パノラマだ。聖岳はまだまだ遠い遠い。
10:47 聖平から来た単独者とすれ違う。
10:51 しらびそ峠分岐
10:56 百間洞1km/大沢岳0.6km/兎岳2km の標識
兎岳まで2kmしかないが、中盛丸山や小兎岳を越えるので大変だ。
11:11〜11:14 中盆丸山(なかもりまるやま・2807m)
天気晴、頂上平坦で展望パノラマと良い。この先、標高差約150mの急斜面の下りだ。
11:31 最低鞍部
中盆丸山から下りきった所から一旦少し上って、更に下った所だ。ここまで標高差約160m下り、小兎岳まで約100m上る。
11:37 女性2人 11:38 ペア とすれ違う。
11:51〜11:57 小兎岳(2,738m)
天気晴、頂上平坦で展望パノラマと良い。百間洞に向かうペアが休んでいた。女の人の方が荷物が多かった。
12:01 鞍部手前に岩に水と書いてあったが、往復何分かかるのだろうか?
12:10 年配と思われる単独女性とすれ違う。
12:14〜12:14 鞍部
鞍部から兎岳まで標高差約150〜160mも上る。
12:41〜12:44 兎岳(うさぎだけ・2818m)
天気曇ってきた。頂上傾斜地で南側が絶壁で展望パノラマだ。三等三角点へ向かう。三等三角点に向かう踏跡にうんちやオシッコ跡のテッシュが散乱していた。困ったものだ。
12:49〜12:51 三等三角点は分かりにくいところにある。
12:57〜13:00 兎岳
13:05 兎岳避難小屋分岐
コンクリの建物のようだったが寄らずに先を急ぐ。 聖平小屋240分/百間洞山の家180分 の道標 この先、険しいアップダウンを繰り返してから聖岳への急斜面の上りとなる。
13:20 単独の女性とすれ違う。
13:29 聖岳鞍部
ここから頂上まで標高差380〜390mだ。急斜面で中々足が進まない。勾配が緩くなってからスピードを少し上げる。
14:44〜14:50 聖岳(ひじりだけ・3013m)
天気曇、頂上尾根状で展望パノラマだ。奥聖岳へは時間が遅くなるのでパスすることに。 三角点まで行きたかったのだが。
14:57 兎岳避難小屋まで行く単独者とすれ違う。少しバテ気味のようだった。
15:05 小屋からの往復と思われる空身の単独者とすれ違う。
15:12 水場 聖岳を下りきった所の右下に水がチョロチョロ流れているように見えた。ここまでかなり急いで下る。
15:15 登山道近くに雷鳥の親子がいた。子は2羽か?刺激しないようにゆっくりと通過。
15:58 西沢渡 分岐
西沢渡180分/聖平小屋20分/聖岳130分 の標識
16:10 聖平小屋0.1km/上河内岳2.7km150分/聖岳2km160分 の標識 携帯はここから通じる。
16:12〜5:22 聖平小屋
金曜日のせいか宿泊客多かった。テントもたくさん張ってあった。部屋はロフトに4人でゆったりと休めた。宿泊では1番遅く着いたようだ。食事は3回に分けてで最初が16:30で3回目が17:50であった。1回24人分のようだ。夕食はおでんがメインだった。おでんの品数も多く御飯も2杯食べてお腹一杯になる。夕食66番・朝食41番だった。
17時頃より雨脚の凄い夕立となる。トイレに小屋の長靴履いて行く。傘を差しても濡れてしまう凄い雨だ。夕方になると雨になるのでなるべく15時までに入りたかった。本日は距離も長く赤石岳・聖岳と大きな山を2座も越えたので時間的にはほぼ予定どおりだったので出発を早出する必要があった。小屋からは携帯圏外だ。
1泊2食\8,500円と他小屋より安かった。寝具は寝袋で枕無し。小屋も大きく従業員も多かった。小屋の玄関に水道が有り、水洗トイレは少し遠いがキレイだった。疲れすぎて中々寝付けず、眠ったと思ったら2時頃から早立ちさん達がザワザワし始めウトウトだった。
8/4(泊5)
朝食は4:30と5:00からで、到着が遅かったので5:00からの方だった。味付け海苔、ウインナー、卵焼き、梅干し等だった。いつものように2杯食べて出発。
5:25〜上河内岳 分岐
6:40 茶臼小屋から百間洞まで行く単独女性とすれ違う。随分と早い時間だ。
6:53 南岳(みなみだけ・2702m)
天気濃霧の為展望不明、頂上平坦だ。
上河内岳60分/聖平小屋60分 の道標有り。
7:21 上河内岳肩
上河内岳15分/聖平小屋1:10/茶臼小屋90分 の道標有り。光岳に15時前に着くために上河内岳はパスする。
8:00 平坦地
広い草原の感じで花はぽつりぽつり咲いているだけのようだ
8:23〜8:25 茶臼小屋分岐
上河内岳150分/畑薙大吊橋270分/茶臼岳20分 の道標
8:46〜9:04 茶臼岳(ちゃうすだけ・2604m)
天気濃霧、頂上岩場で展望パノラマだろうが、周りガスって展望無し。珍しく15分以上休む。頂上に着いたら神戸から来た人が休んでいた。一緒に来た人達は光岳往復に向かったとのことだ。直ぐに、テント持った若い女の人が登ってくる。ここまで4:30とのことだ。随分と早い。
9:16 仁田池
少し濁っているような水だった。この先木道が敷いて有るのでとても歩き安い。
9:39〜9:40 希望峰
茶臼岳50分/仁田岳15分/易老岳80分 の道標がある。光岳から来た4人休んでいた。仁田岳に水だけ持って向かう。直ぐ見えるピークが頂上と思ったら、まだ先があった。
9:55〜10:01 仁田岳(にっただけ・2524.2m・三等三角点)
周りガスって展望パノラマなのに遠くは見えず。三等三角点確認漏れ、失敗した。うんちやオシッコ跡のテッシュがあったので先に行かなかった。GPS分岐に置いてきてしまう。持ってくれば良かった。
10:15〜10:24 希望峰
食パン1枚とソーセージ食べる。横窪沢小屋から来た2人が上って来た。11:35〜11:41 易老岳(いろうだけ・2354m)
茶臼岳160分/易老渡170分/光小屋160分 の道標がある。
頂上平坦で樹木に覆われているので展望無し。易老渡に下る単独者がいた。仁田岳から携帯電源切るの忘れた為にメモリが一つ減ってしまう。
光岳の方から来る人と結構すれ違う。
12:09 三吉のガレ
ガレているところが結構多い。この先小さなアップダウンを繰り返して三吉平へ。
12:38 三吉平
3人休んでいた。男2女1 この先静高平の水場まで上りだ。
途中で会った年配の単独者は4:30出発しての日帰りとか。
12:58〜13:04 小休憩
途中トリカブトの群落だ。
13:40〜13:59 静高平水場
6人程水場で休んでいた。水場の下の方で身体を水拭きする。気持ち良い。
14:06 イザルヶ岳分岐
荷物を置いて空身で出発する。往復15分と書いてあったが、汗をかかないようにゆっくり歩く。
14:15〜14:16 イザルヶ岳(2540m)
頂上平坦で広く、展望パノラマだがガスって遠くは見えず。
14:25 イザルヶ岳分岐 木道が敷いて有るので歩き安い。
14:38〜5:18 光小屋
15時までに入れば食事が出ると思ったら、予約して、尚且つ15時までに入る必要があるとのことだ。ネットの読み方が悪かったか?
聖平小屋の方から自分が行くことの連絡があったとのことだ。感謝感謝。5時頃から雨が降る。
食事は天ぷら。御飯2杯食べる。美味しいがカロリーが少なく19時にはお腹が空いてしまう。ふりかけを使えば良かったのだが忘れていた。食事食べたのは夕5人、朝4人だった。寝る場所は一番端だったので、ゆっくり眠れると思ったのだが、18:10頃に鈴女が小屋にチリンチリンと鈴を鳴らしながら来たので眼が覚める。声は若々しいが??次に消灯後隣になった若者の今までに聞いたことのないようなの怪獣の叫び声のようなイビキでで中々寝付けず。朝起きて、同じ千葉県から来た同年代者に眠れたか聞いたら、両脇のイビキで良く眠れなかったとのことだ。多分耳鼻咽喉科系に異常があるのかもしれない。鈴女と猛獣で睡眠不足。トイレは電源が入った時だけ使えるバイオトイレもあった。1泊2食 寝具付き 8,000円 建物はキレイで寝袋だった。
8/5(泊6)
朝ご飯は持参のフリカケで2杯食べる。
5:21 柴沢吊橋分岐 お地蔵さんが鎮座している。
光小屋5分/柴沢吊橋280分/光岳15分 の道標有り。
5:32〜5:38 光岳(てかりだけ・2591.5m・三等三角点 晴)
天気晴、頂上樹木に覆われているが展望30度位ある。顔の写真撮ったらヒゲモジャでむさ苦しい。
5:43 テカリ石/加加森山 分岐
5:46〜5:48 テカリ石 岩峰だ。
5:53 テカリ石/加加森山 分岐
この先、思っていたより踏跡がしっかりしている。シダ類の植物が生い茂っている所は一部不明瞭だ。下りは早く楽だ。
6:20 下りきった所
6:50 P2381m
7:10 P2430m手前のピーク
7:18 P2430m
頂上にストックが置いてあった。ストックは邪魔になるので回収せず。7:33 加加森山分岐
7:36〜7:56 加加森山(かがもりやま・2419.4m・二等三角点)
天気晴晴れているが、頂上狭く樹木に覆われ展望無し。食パン1枚+ソーセージ1本を食べる。携帯通じる。
7:59 加加森山分岐
この先も一部不明瞭な所もあるが、ほぼ明瞭だ。テープも所々にある。8:14 小さな湿地帯 GPSで2410m地点
加加森山を下りきった所で倒木が多い。
8:20 立ち枯れしているところの踏跡不明瞭だが、尾根筋を下る。
8:55 水場下降点 どの位下れば水場に着くのか不明。
8:59〜9:00 小休憩
9:10 池口岳/加加森山 分岐
荷物を置いて、水だけ持って池口岳北峰だけ往復することに。池口岳への路の方が歩きにくい。
9:25〜9:28 池口岳北峰(いけぐちだけ・2392m)
天気晴、頂上樹木覆われ展望無し。三角点のある南峰には行かず。
1995.5.31(水)以来2度目だ。
9:38〜9:45 池口岳/加加森山 分岐
この先急斜面だ。アップダウンを繰り返しながら下る。
10:21〜10:30 P1983m手前で小休憩
食パン1枚食べる。残り 水ペットボトル(600㎖)1本+予備350㎖ 食パン3枚+行動食+飴1袋+ソーセージ2本+ソーセージ小2本有り。
10:34 P1983m
10:46 水場下降点
テント場の人に聞いたら往復1時間以上かかるのでは?とのことだった。
10:49 テント場
昨日泊って、池口岳を往復して、これから下山する2人がいた。
10:58〜11:01 P1971m
11:08 単独者が登ってくる。ヤマビルがいるとのことだ。危ない危ない。
11:15 P1902m この先、一旦下ってから黒薙まで上る。
11:50 黒薙(くろなぎ・1838m・三等三角点)
南側が大きく崩壊ている。三等三角点は探さず。池口岳北峰3:40/池口岳登山口1:40 の道標有り。 ここからタクシーを予約しようと思ったら圏外、この先ほとんど下りなので急ぐ。
12:21 牛首
12:30 面切平
12:36 山の神
山の神に安全登山できたことに感謝を込めて参拝しなければならないのに、急いでいたので素通りしてしまう。登山口で山の神に怒られてしまう。
12:44 入野平
12:47 徳造平
12:55〜12:57 池口岳登山口
林道へあと3歩と言うところで右足が滑って転んでしまい、右手首の10cm位の所を20mm×1mm程擦りむいてしまう。
遠山タクシー 0260-32-2061 に電話して平岡駅まで頼む。30分程かかるので遠山家まで降りて下さいとのこと。
13:17〜13:27 遠山家
遠山家は人が住んでいないようだった。遠山家入口で着替えと荷物の整理をする。終わる前にタクシーが上ってくる。23年前に遠山さんの林道を通して貰うために挨拶行った記憶がよみがえってきた。
遠山温泉郷かぐらの湯で温泉に入ってから乗り合いタクシーで平岡駅まで行けば安かったが、疲れていたのと面倒なので直接平岡駅へ。タクシー代\6,080円也。
13:52〜15:46 平岡駅
ふれあいステーション龍泉閣1階にあるレストランで冷やし中華(\820円)を食べたら、辛子が超辛かった。14時前に入れたので食事が出来たが、過ぎると閉まってしまう。運転手さんが頑張ってくれたので食べることができた。
14:13〜15:00 ふれあいステーション龍泉閣 の温泉に入る。\300円と安く貸しきりだった。
出発時間まで駅改札の2Fでウロウロする。外は暑いので中で待つ。列車はガラガラだった。車内で切符購入。
18:24〜18:43 豊橋駅
ヒレカツ弁当(\980円)を買って車中で食べる。指定も取れた。
ひかり526号線 (\4,060円)
20:10 東京駅
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