飯豊山(ダイグラ尾根登り・テント泊)
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 28.8km
- 登り
- 2,620m
- 下り
- 2,618m
コースタイム
- 山行
- 9:47
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 10:42
- 山行
- 9:49
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 11:01
次回は、最高峰 大日岳 2128mへ登頂計画を練ります
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
妻の実家に帰省 米沢市〜自家用車で飯豊山荘まで義父に送って戴く 帰りは飯豊山荘まで義母に迎えに来て戴く 飯豊山荘までの道中には、「小国道の駅」、「道の駅いいで」があり車中泊も可能です。 生きてるうちにトラバース 日本百名山 第44座目 飯豊山 ピークハント |
コース状況/ 危険箇所等 |
ダイグラ尾根 登り 東北地方の記録的な日照り続きにより、とんでもなく暑いうえに、道中の水場は全て枯れているため、今期は管理棟や山荘に水場を確認して、担ぐ水の量を考える必要がある。4.5Lの水を担いで登ったが、飯豊本山手前で全て無くなった。この時期は暑さとの戦いです。避難小屋も何もありません。ミニミニキレットはあり、ところどころ絶壁はあるが、注意すれば滑落するような個所はない。登り返しが続くため醍醐味はありますが、8月の快晴は暑すぎるので初心者はダイグラ尾根の登りは避けましょう。 飯豊本山〜飯豊本山小屋〜御西小屋〜烏帽子岳〜北股岳〜門内岳〜扇ノ地紙 本山小屋、御西小屋ともに水場で確保できるが、チョロチョロしか確保出来ず、水場は行列になることもありました。 高山植物・花が咲き乱れる稜線歩きは高低差も少なく楽園を歩いているかのようでした。 梶川尾根 下り 梶川尾根の水場は問題なく水の確保が可能です。 湯沢峰までは急降下も少なく危険個所も少ないが、飯豊山荘が近づくにつれて、急降下始まります。逆に言えば、山荘からの登りはいきなり急登で始まります。下山時は木の根っこに引っかからないように注意が必要です。 |
その他周辺情報 | 飯豊山荘 日帰り入浴 ¥500 シャンプー、ボディソープあり ただし、洗い場は1箇所しかなくピーク時は混雑が予想されます。 http://www.siroimori.co.jp/iidesansou/index.html |
写真
こちらもカップヌードルやビール、ペットボトルは販売してます
石転び沢へはここから下ります。
が、10本、12本爪のアイゼンが必要のようです。
落石注意
なので、梶川尾根へ向かいます
ダイグラ尾根も急登ありましたが、こちらのコースも登るとなると最初で体力奪われそうです!
遠方から寝ずに登るのはこの時期は危険かもしれません。
身をもって体験しました。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
---|---|
備考 | 暑すぎたため、水は5L〜6L必要でした。個人差はあるでしょうけど。。。 私のようにテントを遅く張るのは注意されます。もっと早めに張りましょう。 |
感想
飯豊山荘登山口
米沢市内より義父に送って戴き、車中で登山道やコース、危険箇所などのレクチャーを受ける。一度、登ってみたかったダイグラ尾根コースを選択
今年は置賜地区が記録的な晴天続きで、水不足。田畑も水不足。
そのため水場は期待できないと義父に教わり、4.5Lのスポーツドリンクと水
テント泊装備を合わせる結構なザックの重さになった。
登山口では管理人の方が親切に登山ルートやコース、危険箇所、装備などを確認して戴き、登山届を提出。有難い限りです。
そしていよいよ登山開始。
つり橋を渡り、長坂清水の手前辺りから急登も始まり、何より暑くて汗が止まらず、水の消費は進むがペースは上がらない。前にも後ろにも人影はなかったが、清水を越えたあたりで、健脚の青年がいいペースで私を追い越していきました。あれぐらいのペースで登れたら山頂もあっという間につくのでしょうね。コースタイムの半分ぐらいのペース。同じテント泊なのに早い!2時間ほど歩いていると、何故か先ほどの青年に私が追いついてしまいました。あれ?と思い声を掛けたら、どうも脚がつって動けないとのこと!? え!と思い、水もあまり持っていないとのこと!? さらにえ!と思い 私の水とアミノバイタル4000を提供。無理しないで下さいと声をかけ、飯豊本山を目指す! 休場の峰で下ってくる5人組の青年と言葉を交わし、千本峰を越えたあたりで、シェパードを連れたご夫婦?と遭遇。聞けばお二人で9.5Lの水を担いでいるとのこと。暑さが続き、私の水の消費ペースもあがり、これはセーブしないと山頂まで持たないと飲む量を制限。ただ、標高が上がっても一向に暑さは揺るがず、さらにバテてきて、ペースが上がらない。途中で東京の山岳会の女性4人組に追いつき、追い越して山頂を目指す。がしかし宝珠山を越えたあたりからいよいよ水が怪しくなり、休憩を多めに登っていると、先ほどの4名様と追い越されたり追いついたりの繰り返しになり、岩場で休憩していると、「もしかして、水がなくなったの?」と声をかけて戴きました。山頂ももうすぐだったので、一応遠慮をしましたが、「私たちは水余ってるから」と女神が舞い降りたのごとく、水を分けて戴きました。本当にありがとうございました。感謝感謝!でそうこうしていると、後ろから、先ほど私が水をあげた青年が追いついて来たのです!
「あれ!? 復活したの?」と話していると2時間ほどじっとしていると治ったのこと!? すごい回復力にびっくり。さらに助けた私が、助けられた話をしている最中、その青年も同郷の岡山からバイクで来たとのことでさらにビックリ!
山は助け合いと改めて感じた山行になった飯豊山でした。
ありがとうございました。
東京の山岳会の♀たちでしたか。
まさしく女神様ですね!!わたしたちも追い越されて行かれましたがみなさん健脚揃いでした。
お兄さんもかなりの健脚さんなのに驚きました♪幕営装備であの時間のあのペースとは、さすがです。
こはくが暑さにバテてきたのと重量過多がたたって、宝珠山の肩で打ち止めビバークしました。そこからの本峰までの3時間が厳しいと判断して、翌日に回しましたが…翌日には梶川下山されてたとは。。。。笑。
その健脚さに本当に敬服いたします♪
またどこかのおやまでお会いできると嬉しいです♪こはくとやまんぽへ向かってるので、すぐわかりそうですよね♪
tenjinyamaさん、こんにちは。飯豊山、お疲れ様でした〜。
いいな、いいな、飯豊山。私もいつかは山行したいですが...近いようで遠い山形県。しばらくは計画倒れですね
しっかしあっつそうですね〜。写真から伝わってきますね。水の女神に出会えたのは良かった。この時期はホントに水は命
私は岩手山でした。お互い東北の山を登っていたなんて不思議ですね〜
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する