槍ヶ岳＋大天井岳＋燕岳（上高地BT発・槍沢〜表銀座逆ルート・1泊2日）

2018年08月19日(日) ~ 2018年08月20日(月)

• GPS: 16:39
• 距離: 44.0km
• 登り: 3,212m
• 下り: 3,270m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:37
• 休憩: 0:28
• 合計: 7:05

8:32 上高地バスターミナル
8:35 8:35 無料トイレ
9:05 9:05 明神館
9:36 9:36 徳沢公衆トイレ
9:46 9:46 新村橋(パノラマ分岐)
10:16 10:19 横尾 (横尾山荘)
10:46 10:46 槍見河原
10:54 10:54 一ノ俣
10:59 10:59 二ノ俣
11:20 11:27 槍沢ロッヂ
11:42 11:42 赤沢岩小屋（ババ平）
12:10 12:10 槍沢大曲り
12:47 12:56 槍沢・天狗原分岐
13:20 13:29 天狗池
13:56 13:56 槍沢・天狗原分岐
14:37 14:37 坊主岩屋下
14:44 14:44 播隆窟
15:37 槍ヶ岳山荘

2日目

• 山行: 8:14
• 休憩: 1:12
• 合計: 9:26

5:19 宿泊地
5:47 5:53 ヒュッテ大槍
6:45 6:46 水俣乗越
7:29 7:36 ヒュッテ西岳
8:00 8:02 赤岩岳
8:39 8:40 貧乏沢下降点
8:59 9:11 大天井ヒュッテ
9:42 9:42 大天荘
9:50 9:51 大天井岳
9:57 9:57 大天荘
10:09 10:12 槍ヶ岳・大天井岳、常念岳分岐
10:13 10:14 小林喜作レリーフ
11:09 11:09 大下りの頭
11:22 11:23 蛙岩
11:48 12:12 燕山荘
12:17 12:17 いるか岩
12:29 12:29 めがね岩
12:34 12:41 燕岳
12:45 12:46 めがね岩
12:54 12:55 いるか岩
12:59 13:00 燕山荘
13:06 13:06 ベンチ
13:18 13:18 合戦山(合戦沢ノ頭)
13:26 13:26 合戦小屋
13:40 13:42 富士見ベンチ
13:56 13:57 第３ベンチ
14:12 14:12 第２ベンチ
14:25 14:25 第１ベンチ
14:45 中房温泉登山口

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

【登山口:上高地バスターミナルまで】
松本駅から松本電鉄『新島々駅』へ30分。バス接続し、『上高地BT』まで60分。松本駅から2450円。

【下山:中房温泉】
中房温泉から乗合バス、JR大糸線『穂高駅』まで1700円、55分。バスは1日5便、最終15時55分。

写真

8/19 8:35

4日ぶりに上高地に戻ってきた。今回は不安定な天気に怯えることもない、希望に満ちたスタート。

8/19 9:25

気持ちに余裕があり、長い林道歩きでもモチベーション維持。

8/19 10:47

横尾から先、石や木の根が徐々に増えて、登山道っぽくなる。
チラリズム槍。

8/19 11:01

沢沿いに道を進めていく。

8/19 11:20

槍沢ロッジに到達。休憩。

8/19 12:09

大曲。
槍沢からキャンプ場「ババ平」までややきつい登り。その後はまた沢の横を登っていく。

8/19 12:13

沢沿いに標高を徐々に上げていく。

8/19 13:03

天狗池分岐に到着。
ザックデポし、天狗池方面へ。カールを横切ったので、角度的に槍が顔を出せる様に。

8/19 13:29

天狗池で逆さ槍パチリ。

8/19 13:37

天狗池への寄り道ルートから。分岐に戻る際、分岐に近寄るクマを発見。槍沢を降りる登山者や鈴を鳴らしながら近寄る自分の存在で茂みに姿を消す。

8/19 14:39

ファミコンの隠しコマンドのような殺生ヒュッテへのガレ場の登り

8/19 14:55

常念はかっこいいなぁ。

8/19 15:11

気力で登る。

8/19 15:11

殺生ヒュッテ。

8/19 15:15

もうすぐ槍。

8/19 15:34

山荘まであと僅かというところ。虹の祝福（？）

8/19 15:41

もうすぐもうすぐ。

8/19 15:42

槍の肩直下の分岐まできたー

8/19 15:43

槍ヶ岳山荘まであと少し。少し登っては息整えての繰り返し。ばてばて。

8/19 15:45

槍ヶ岳山荘到着。ゼーハー。

8/19 17:09

山荘で30分ほど休憩の後、槍の穂先に登った。1度目は展望なかったので嬉しい。先客1名いらして、程なく下りていかれたので独占状態を楽しみました。

8/19 17:09

穂先より南側。穂高方面。

8/19 17:12

穂先からの下り。自分のほか誰も登下降していないので座れるスペースで雲海を眺める。

8/19 17:15

穂先直下のハシゴ。上り下り別。慎重に行き来すれば大丈夫。

8/19 17:18

さらに下の鎖場。

8/19 17:39

裏銀座方面の名だたる山々。全部見える！

8/19 18:09

雲海遮る西鎌尾根

8/19 18:31

雲海に夕陽。左端のピークは笠ヶ岳。

8/19 18:33

夕陽に照らされる槍の穂先。

8/20 5:57

朝は風が強かった。慎重にヒュッテ大槍〜水俣乗越方面へ向かう。
ヒュッテ大槍または水俣乗越で、槍沢へエスケープも考える。

8/20 6:22

ヒュッテ大槍で東鎌尾根のルート状況を少し聞き、進むことにした。

8/20 6:23

高度感あるハシゴ。ほか、痩せ尾根など、東鎌尾根は緊張感のある場所も幾つかあるが多くはない。部分部分で慎重に進めば問題ない。

8/20 6:23

南岳方面。

8/20 6:51

表銀座逆走。槍を遠ざけて行く。名残惜しく度々振り返る。

8/20 7:29

ヒュッテ西岳到着。ヒュッテのベンチは槍見の特等席か！

8/20 7:30

ヒュッテと西岳。ピークへは寄らずに進む。

8/20 7:42

ヒュッテ西岳と、奥に穂高連峰。

8/20 7:49

8/20 7:51

8/20 8:08

8/20 8:21

気持ちの良い縦走路。

8/20 8:32

8/20 8:35

8/20 9:00

8/20 9:11

大天井ヒュッテと牛首展望台

8/20 9:14

コマクサ。

8/20 9:24

8/20 9:41

大天荘

8/20 9:42

8/20 9:49

【200名山】大天井岳、到着。

8/20 9:49

立山方面。高瀬ダム湖が見える。

8/20 9:51

三角点は山頂標識手前の位置に倒れていた。

8/20 9:52

大天荘、常念岳への稜線。

8/20 10:00

さあ燕山荘への縦走だ。

8/20 10:12

槍、常念、燕と豪華過ぎる分岐点。

8/20 10:37

8/20 10:40

8/20 11:08

8/20 11:16

8/20 11:23

行いが悪いとプレスされそう。

8/20 11:29

8/20 11:46

燕岳が近づいてきた。3、4度は登った山だけど、岩岩した槍ヶ岳から来たせいか以前より美しく感じる。癒しだ。。。

8/20 11:55

チキンインドカレー（900円）で蘇生！スパイシーで骨つき肉もスプーンでほどける〜。食事頼むとお水も頂ける。
喫茶室の中で食べられます、とスタッフさん。喫茶室へは玄関回っていくので宿泊者かどうか尋ねられることあり（本当に良かったのかな？）

8/20 12:14

燕岳へ向かう途中、遠くで猿が争う声が。
昨日はクマ、今日はサル。

8/20 12:16

岩場に猿。槍へ行くルートを考えているのか、な？

8/20 12:18

燕岳へ行く途中にコマクサ群落。

8/20 12:21

8/20 12:27

燕山荘でカレーを食べたら12時。中房温泉発のバスが14時00分、15時55分とのこと。下りに2時間、下山後温泉で＋30分はほしい。バスに間に合っても汗は流せない中途半端…。ということで燕岳山頂に寄ることにした。

8/20 12:32

槍の雲が取れた瞬間。今日あそこから来たんだなあ。

8/20 12:35

【200名山】燕岳、ピーク到達、っと。親孝行な息子さんを見ました。

8/20 12:54

コマクサ群落斜面の手前（燕山荘側）にイルカ居たんだね！

8/20 12:56

燕山荘への帰路で猿のお出迎え。
「つばくろ登ってきたんか。ご苦労さん。」

8/20 14:45

中房温泉に下山。下山口すぐ脇の立ち寄り湯を利用。

8/20 14:48

戦利品。槍ヶ岳キーホルダー、槍ヶ岳バッヂ、ヒュッテ大槍Tシャツ。
槍ヶ岳山荘では好きな色のTシャツ売り切れ。

撮影機器：

iPhone 6 Apple

装備

個人装備

Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 地図（地形図） ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 携帯 タオル ヘルメット

感想

記録

◆お盆休み後半14日(火)、15日(水)に奥穂高の山行を終え、今年の夏は終わりと満足していたが、18日(土)からの週末の天気は今年の8月では珍しいほど安定しているとのこと。しかし金曜の仕事終わりから出発する気力もなく、ウダウダと土曜の昼に突入。今年の夏も一度きり、と気持ちを奮い立たせ松本に近い中央本線沿いのビジネスホテルを予約して前泊。朝一で上高地へ入山。
前回の奥穂高山行の際は長野駅に前泊したが、松本駅の乗り換えが8：00になってしまった(大糸線)。ムーンライト信州も通っている中央本線沿いの駅を前泊にしたところ、6：31の乗り換えに間に合っている。
◆とにかく北アルプスの稜線を長く歩きたい。表銀座を歩いてみたい。どうせなら槍ヶ岳周辺の小屋が良い。一泊で。テント装備でなければ今年白馬や穂高で9時間〜11時間の標準CTのルートはやってきている、表銀座を逆走すればなんとか行けるかも、ということで今回のルート選定。
2日目の体調によっては槍沢ルートを往復するとして登山届に出している。

●40�劵�ーバーのロングトレイルがウレシイ！
上高地からの林道歩きが半分近いとは言え、1泊2日の山行でフルマラソン以上の距離を歩けたことが嬉しかった。
●縦走ルートを繋げたことがウレシイ！
上高地から中房温泉まで、単体で登った槍ヶ岳から燕岳を線で繋げられたこと。数年前に登った西鎌尾根に続いて、槍沢、東鎌尾根を歩けたことが嬉しかった。槍へのルート、残るは…(ゴクリ)
●野生動物との遭遇がウレシイ...？
今回は20〜30メートル先で茂みに入ったツキノワグマ、通過ルート真正面でハイマツの実を食べていたサルとの遭遇(ハプニング？)が良かった。またイワヒバリやホシガラスも燕近くで多く出会った。燕はトンボも多かった。

■各ピークへの寄り道（※山と高原地図標準タイム）
・大天井岳
『大天井ヒュッテ』→『槍・大天井・常念分岐』35分のところ、
『大天井ヒュッテ』→『大天荘』→『大天井岳往復』→『大天荘』→『槍・大天井・常念分岐』75分。
・燕岳
『燕山荘』からすぐに下山せずに『燕岳』往復55分（登り30分/下り25分）。


■穂高近辺よりもヘルメット所持者はだいぶ少なかった。今回のルートでは東鎌尾根がヘルメット推奨山域とのこと。山行中はどこからどこまでが東鎌尾根かわからなかったため、槍ヶ岳山荘から西岳まで装着した。その間すれ違った登山者で、ヘルメット装着している方は少なかった。
■槍ヶ岳山荘で晩酌中に話に付き合ってくれた水8�斑瓦い播个蕕譴燭�兄さん、バーナーの着火が悪くライターをお貸しいただいた方、各ピークでカメラ撮影していただいた登山者の皆さん、ありがとうございました。