木曽駒ヶ岳の花図鑑 ↑茶臼山↓福島B
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- GPS
- --:--
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 1,814m
- 下り
- 1,808m
コースタイム
天候 | 晴 時々 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・茶臼山コースの正沢川に架かっていた簡易的な吊り橋は流出のため、渡渉が必要 ・登山道上には残雪なし ・茶臼山コースの行者水、西駒山荘直下の天命水、福島Bコースの8合目の水場、4合目半の力水のすべての水場で流水あり |
その他周辺情報 | ・山上では山麓の中学校行事の登山が行われていました |
写真
九合目から七合目までは、足場が不安定なトラバース気味のやや難路、ここから下部は急な下りが多いが比較的歩きやすい針葉樹林帯の道
・木曽駒ヶ岳山頂まで4km
・コガラ登山口(福島Bコース)まで5km
・キビオ峠登山口(福島Aコース)まで6km
・麦草岳への取付
このすぐ右側の展望地からは御嶽山や北アルプスが見渡せますが、この日は雲に隠れていました
感想
コガラ登山口を薄暗い中スタートしました。
茶臼山コースの正沢川の橋がないことを知っていました。
渡渉点で飛石で渡れそうな所を探してみましたが、石が濡れていて、川に落ちる可能性が非常に高そうだったので、靴下と登山靴の底敷を外して、水深の浅い箇所を渡りました。増水している場合には流されるリスクもありそうです。
その先の5合目までのカラマツの植林地などの斜面の登山道は、草木などが生い茂り気味で露払いがあり、スパッツを付けていたもののすぐに靴中までびしょ濡れになってしまいました。渡渉時に靴下を脱いだことが結果として無駄でした。下の雨具を着用した方がよさそうでした。
五合目で靴下と登山靴の水を絞って、再スタートしました。五合目からは針葉樹下の明瞭な稜線となり、歩きやすい登山道となりました。
上部の稜線部からは木曽駒ヶ岳の山頂が見えました。雲が流れていて、山頂部にも雲がかかったり、切れたりを繰り返していました。
茶臼山の山頂は360度の見晴らしが良い場所でが、北アルプスや南アルプスは雲に隠れていました。
行者岩の稜線部を歩いている時には、日差しもありましたが、木曽駒ヶ岳の山頂部に雲がかかることもありました。
天命水の湧水の給水施設では冷たい水が流出していました。西駒山荘には、学校登山の中学校の生徒が集まっていました。
将棊頭山の山頂に立ち寄った時には、山頂部に雲かかり展望はありませんでした。
馬ノ背の稜線部を移動中に、雲が取れてきて、木曽駒ヶ岳の上空に青空が増えてきした。木曽駒ヶ岳の山頂に到着した時には、宝剣岳にかかっていた雲切れて、三ノ沢岳も雲が切れる時間帯がありました。
空木岳や中央アルプスの南部、南アルプス、御嶽山、北アルプスは雲に隠れたままでした。
下山時の福島Bコースの下部の林道では、林業関連の作業に伴って、道端の一部の植物が消失していたようでした。
■観察した花など
アオノツガザクラ、アカショマ、アキノタムラソウ?、アリドオシラン(蕾)、イワウメ(咲き残り)、イワカガミ(果実)、イワツメクサ、イワヒゲ、ウサギギク(咲き始め)、ウスギヨウラク?、ウド?、ウラシマツツジ(果実)、ウラジロナナカマド、エゾシオガマ(咲き始め)、エンレイソウ、オオウバユリ?(蕾)、オオヒョウタンボク、オオバタケシマラン、オガラバナ、オサバグサ、オヤマノエンドウ、カラマツソウ、ガンコウラン(果実)、キソチドリ、キツリフネ、キバナシャクナゲ、キバナノヤマオダマキ、ギンリョウソウ、クガイソウ(蕾)、クルマユリ、クロウスゴ、クロクモソウ、クロツリバナ、クロトウヒレン(蕾)、コイチヤクソウ、コイチヨウラン、コイワカガミ、コガネイチゴ、コケモモ、ゴゼンタチバナ、コバイケイソウ、コバノイチヤクソウ、コフタバラン、コマウスユキソウ(ヒメウスユキソウ)、コマクサ、サワギク、シナノオトギリ、シナノキンバイ、ジムカデ、ショウジョウバカマ(果実)、シロバナノヘビイチゴ、ジンヨウイチヤクソウ、ズダヤクシュ、セリバオウレン(果実)?、セリバシオガマ、センジュガンピ、タカネグンナイフウロ、タカネザクラ(果実)、タカネツメクサ、タカネナナカマド、タカネニガナ、タケシマラン、タマアジサイ(蕾)、タマガワホトトギス、チングルマ、ツガザクラ、ツクバネソウ、ツバメオモト(果実)、ツマトリソウ、ツルツゲ、ニッコウキスゲ、ノブキ、バイカオウレン(果実)、ハイマツ、ハクサンイチゲ、ハクサンシャクナゲ、ハリブキ、ハンショウヅル(果実)?、ヒメイチゲ(咲き残り)、ヒメイワショウブ、ヒメクワガタ、マイヅルソウ、マルバダケブキ(蕾)、ミツバオウレン、ミネウスユキソウ、ミネズオウ、ミヤマアキノキリンソウ、ミヤマカラマツ、ミヤマキンバイ、ミヤマシオガマ、ミヤマシグレ?、ミヤマダイコンソウ、ミヤマニガイチゴ、ミヤマフタバラン(蕾)、ミヤマムグラ、モミジカラマツ、ヤグルマソウ、ヤブジラミ(果実)?、ヤマアジサイ、ヤマホタルブクロ、ユキザサ、ヨツバシオガマ、ルイヨウショウマ(果実)
【 バックナンバー 木曽駒ヶ岳 】 季節ごとに色々な花が見られるようです。
・4月29日 (2007年)『麦草岳〜福島Bコース』 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-103191.html
・6月19日 (2009年)『木曽駒ヶ岳 〜上松Aコース』 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2346566.html
・7月3日 (2011年)『木曽駒ヶ岳にエーデルワイス咲いてる? 宝剣岳〜上松A』 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-119849.html
・7月10日 (2018年)『木曽駒ヶ岳 〜コガラ登山口(福島Bコース)のいきもの観察』 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1519885.html
・7月25日 (2019年)『木曽駒ヶ岳の花図鑑 ↑茶臼山↓福島B』 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1940884.html
・7月31日 (2017年)『木曽駒ヶ岳 〜コガラ登山口・高山と深山の素敵な花々』 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1212171.html
・8月8日 (2013年)『木曽駒ヶ岳 誰も知らない秘密の花園・山頂になぜ駒草?・福島Bコースの駒薄雪草』http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-330736.html
・8月10日 (2016年)『木曽駒ヶ岳〜トランスジャパンアルプスレースの選手と共に登頂〜福島B』http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-936601.html
・8月14日 (2015年)『木曽駒ヶ岳・宝剣岳 〜福島B(花図鑑:駒薄雪草、白花駒草)』http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-698292.html
・9月22日 (2014年)『木曽駒ヶ岳(福島B・野鳥図鑑・駒薄雪草と駒草)』http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-515749.html
・9月23日 (2011年)『木曽駒ヶ岳〜福島B クイズ『この実何の実?気になる樹になる実』』http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-135858.html
・9月26日 (2010年)『木曽駒ヶ岳・ツガサクラ咲く (上り:福島B、下り:将棊頭山-茶臼山)』 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-79815.html
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