記録ID: 1946932
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大雪山
大雪山・トムラウシ山(暴風から絶景)
2019年07月27日(土) ~
2019年07月29日(月)


体力度
9
2~3泊以上が適当
- GPS
- 23:53
- 距離
- 48.0km
- 登り
- 2,704m
- 下り
- 3,353m
コースタイム
1日目
- 山行
- 5:09
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 5:24
距離 12.3km
登り 1,304m
下り 618m
2日目
- 山行
- 7:54
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 8:42
距離 18.3km
登り 689m
下り 990m
3日目
- 山行
- 8:32
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 9:27
距離 17.5km
登り 713m
下り 1,763m
天候 | 7月26日 暴風雨 7月27日 午前ガス 午後 晴れ 7月28日 晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
往路 旭川駅~旭岳温泉 「いでゆ号」 (旭川電気軌道)1430円 旭川電気軌道HP http://www.asahikawa-denkikidou.jp/ 旭岳ロープウェイ 片道 1,800円 http://asahidake.hokkaido.jp/ja/ ※ 旭岳ロープウェイは風速18m/s以上あると運行休止になります。 注意が必要です。 復路 トムラウシ温泉~新得役場前 北海道拓殖バストムラウシ線 2000円 予約が必要ですが、空席の場合乗れます 新得役場前~旭川駅 ノースライナー (北海道拓殖バス) 1,850円 北海道拓殖バスHP https://www.takubus.com/ 要予約 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■特に注意が必要と思った地点 旭岳~白雲岳避難小屋 大雪山系全般が風衝地となっています。悪天候時はものすごい風が吹きます。 しかもガス発生時は目標物が見つけにくく、道迷いの危険性が高いです。 GPSの携帯が必携です。私はヤマレコMAPを見ながら進路を探しました。 ヒサゴ沼キャンプ指定地~稜線の分岐点 キャンプ地よりまず最初に池上部の雪渓を横切る地点はステップが無く非常に滑りやすい状態でした。落ちたら冷たいヒサゴ沼で泳ぐ事になります。 渡れないグループが引き返して来ていました。 二つ目の縦に登る雪渓は、雪渓下部は傾斜がきついので、右側の溶けている所を登ります。上部は傾斜が緩やかになり雪渓上を歩けます。 |
その他周辺情報 | ■山の最新の情報や、注意点など確認出来ます 旭岳ビジターセンター https://www.asahidake-vc-2291.jp/ 大雪山国立公園連絡協議会 登山情報 http://www.daisetsuzan.or.jp/trail-news/ ■テント場及び水の状況 【白雲岳避難小屋】 管理人在中 テントは20張くらい可 協力金 300円 避難小屋利用 1,000円 常設トイレ有(ペーパーは持ち帰りの為、密閉できる袋を用意しておくと良い) 水場は白雲岳の雪渓の雪解け水が沢山流れています(取水場もはっきりしています) 【ヒサゴ沼避難小屋】 今年は避難小屋が改修工事の為使用できません(小屋・トイレ・テント場も使用不可) 詳細は北海道十勝総合振興局 http://www.tokachi.pref.hokkaido.lg.jp/index.htm ※ 白雲岳避難小屋の管理人さんに、工事は8月から着工になるのでまだ利用できますよとお聞きしたのでテン場をお借りしました。 【南沼キャンプ指定地】 テン場は10張位 携帯トイレブース有 2基 水場はキャンプ横の雪渓の雪解け水(まだ流れています) ■ヒグマ対策 ヒグマには必ず合うものだと思って行動しました。だって彼らの棲みかにお邪魔するのですから。ただし突然近くで出くわすのは嫌なので、熊鈴、音程を外したひどい歌を大声で歌う(これが一番効果あったも?)で対処しました。 実際、化雲岳からヒサゴ沼に降りる雪渓で、200m位先に悠然と雪渓を横切る親熊がいました。羆の方が完全に人間を無視していたので、恐怖は感じませんでした。 ■エキノコックス対策 北海道では、キタキツネを媒介するエキノコックス寄生の可能性が あるため水を飲むのは浄水器の使用か、煮沸が必要です。 私は行動中、携帯浄水器(スーパーデリオス)を使用しました。多少手間はかかりますが冷たい水をすぐ飲めるというのは助かります。 ■ガスカートリッジ販売店 新千歳空港 スノーショップ出発店にて購入しました。 商品は陳列していません。レジで声かけして下さい。 旭岳ロープウェイ売店にもあるそうです。 十勝岳の山行とあわせ10食分使用しましたが、1缶で足りました。 イワタニ・プリムスカートリッジ販売店リスト http://www.iwatani-primus.co.jp/guslist.html |
写真
感想
前日十勝岳から移動し、天気予報も午後から良くなる予報だったので旭岳から登る事に決行しましたが、旭岳ロープウェイに着いてみるとまさかの運行休止、1日遅らせようかと思いましたが、待っていると運行開始、いそいで飛び乗りましたが姿見駅に着いてみると別世界、強い風が吹いていて登山をあきらめかけましたが、比較的気温が高いので決行しました。その日はそのまま風が強かったのですが翌日から別世界、素晴らしい山行を満喫できました。
大雪山と十勝連峰、“カムイミンタラ(アイヌ語で神々の遊ぶ庭)”と呼ぶにふさわしく、その素晴らしさは私の想像を超えていました。
どこまでも続く広大な台地と、登山道を覆いつくすほどの高山植物とそのお花畑、大地に暮す野生動物、どれをとっても言葉に言い表せない程です。自分の肉体が自然と一体化している様に感じてしまいました。
それに、たまにすれ違う人達との情報交換や語らいなど、自然と生まれる仲間意識は他の山域では味わえません。
今回、グラウンドトラバース完走は出来なかったのですが、十分に満足でした。
オプタテシケ山と美瑛岳は次回に残します。
北海道の山の虜になりそうです。
bun3さん、雄大な縦走おつかれさまでした
姿見駅から旭岳は、自分も同じようなコンディションでした
その先にはお花もあって、クマもいて🐻
トムラウシ山については、参考にさせていただきます
写真の雰囲気からすると、庭園があったりとか雲ノ平感があるんですね
エゾシマリス?は利尻で会いましたが、ナキウサギには会ってみたいです
shevaさんこんにちは、コメントありがとうございます。
一足お先に北の大地みたいだったようですね。
今年の北海道は天候不順で計画通りにはいきませんでした。これからは安定した天候になるのではないでしょうか?
トムラウシはこれからみたいですね、ぜひ化雲岳までの稜線をお勧めします。雲ノ平とはスケールが違いました。
それから、温泉側からの登山道上部は非常にぬかるんでいます。注意して下さい。
sahvaさんの百名山達成レコを楽しみにしています。
初めまして、拍手いただき感謝です。健脚ですね(羨ましい)😅 2012年から夏になると向かった、素晴らしい北海道の山と出逢った人々に感謝です🙏
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する