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Yamareco

記録ID: 2081646
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

光岳〜聖岳(芝沢ゲートから周回)静かな山旅、小屋を除いて

2019年11月02日(土) ~ 2019年11月04日(月)
情報量の目安: S
都道府県 長野県 静岡県
 - 拍手
dokoiko その他1人
GPS
56:00
距離
42.2km
登り
4,156m
下り
4,143m

コースタイム

1日目
山行
7:17
休憩
1:36
合計
8:53
5:07
59
6:06
6:13
67
7:20
7:33
137
9:50
9:56
49
10:45
75
12:00
12:51
13
13:04
13:08
9
13:17
13:32
11
13:43
17
2日目
山行
6:57
休憩
0:39
合計
7:36
5:15
51
6:06
47
6:53
7:02
74
8:16
8:21
43
9:04
9:12
103
10:55
10:56
7
11:03
11:17
4
11:21
11:23
22
11:45
63
12:48
3
12:51
3日目
山行
7:55
休憩
1:08
合計
9:03
5:30
3
5:33
18
5:51
6:00
36
6:36
6:43
55
7:38
7:54
36
8:30
30
9:00
9:15
45
10:00
40
10:40
85
12:05
12:16
37
12:53
12:55
23
13:18
13:26
67
天候 11/2(土)晴
11/3(日)ガス→曇時々晴→曇
11/4(月)晴!
過去天気図(気象庁) 2019年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・芝沢ゲート駐車場(無料)約50台駐車可
 駐車場に至る道が工事のため「8時〜12時、13時〜17時」は通行止めになっていました。
 土日祝は関係ないと思っていましたが、そうじゃなかったようで(休工は日曜日だけ?)、帰り道で2時間の足止めに。事前確認が必要でした。
コース状況/
危険箇所等
・易老渡までの林道で崩落している所が2箇所あり、迂回路が設置されています。
・熊の痕跡(糞・引っ掻き傷)が多数。鈴等を持っておられない方が多かったですが、必携だと思います。
・稜線部は天候次第で強風、低温にさらされるので注意が必要です。
・聖岳山頂部の数日前に降った雪の残りはガリガリで氷化していました。
・薊畑〜苔平間には大きな倒木が多数あり、道迷いに注意が必要です。
その他周辺情報 ●光岳小屋(冬季避難小屋)無料
 トイレは小屋のすぐ近く、水場はかなり急な道を下ったところにあり。
 11/2(土)は大混雑!宿泊者は40人以上でゴミゴミでした。
●聖平小屋(冬季避難小屋)無料
 トイレは小屋から100mくらい?離れたところ、水は小屋横の聖沢から取水。
 11/3(日)の宿泊者は15人くらいでした。
 窓を開けて庇を上げないと小屋内は真っ暗です。
●かぐらの湯 530円(JAF会員割引で100円引き)
 とても広くてきれいな施設。下山後の食事もここでいただきました。
 http://tohyamago.com/osusume/kaguranoyu/
易老渡からこの橋を渡って登山開始。
2019年11月02日 06:06撮影
11/2 6:06
易老渡からこの橋を渡って登山開始。
急な登り
2019年11月02日 06:37撮影
11/2 6:37
急な登り
面平
2019年11月02日 07:21撮影
11/2 7:21
面平
巨木がいっぱい!
2019年11月02日 07:23撮影
11/2 7:23
巨木がいっぱい!
易老岳。噂通り疲労だけ?
2019年11月02日 09:50撮影
11/2 9:50
易老岳。噂通り疲労だけ?
雲に浮かぶ御嶽山。
2019年11月02日 10:18撮影
11/2 10:18
雲に浮かぶ御嶽山。
ホシガラス。いつもはギャーギャー鳴くのに、ピュイーンと電子音のような声を出してました。調子が悪かったのかな??
2019年11月02日 10:42撮影
3
11/2 10:42
ホシガラス。いつもはギャーギャー鳴くのに、ピュイーンと電子音のような声を出してました。調子が悪かったのかな??
急な涸れた沢の中を歩くようなところ。
2019年11月02日 10:50撮影
11/2 10:50
急な涸れた沢の中を歩くようなところ。
庭園風。麓から登ってきて、この辺が一番しんどかった。
2019年11月02日 11:18撮影
11/2 11:18
庭園風。麓から登ってきて、この辺が一番しんどかった。
静高平。水場もあります。
2019年11月02日 11:36撮影
3
11/2 11:36
静高平。水場もあります。
木道に出ました。一枚撮っていただきました。
2019年11月02日 11:50撮影
1
11/2 11:50
木道に出ました。一枚撮っていただきました。
これが亀甲壌土。
2019年11月02日 11:50撮影
2
11/2 11:50
これが亀甲壌土。
この稜線はずっと富士山の展望地ですね。
2019年11月02日 12:00撮影
2
11/2 12:00
この稜線はずっと富士山の展望地ですね。
光岳小屋に到着。階段を上って2階から入るのが冬季のマナーです。
2019年11月02日 12:01撮影
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11/2 12:01
光岳小屋に到着。階段を上って2階から入るのが冬季のマナーです。
本日一番乗り。数時間後には大賑わいでゴミゴミに。
2019年11月02日 12:01撮影
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11/2 12:01
本日一番乗り。数時間後には大賑わいでゴミゴミに。
光岳へハイキング。
2019年11月02日 12:51撮影
11/2 12:51
光岳へハイキング。
光岳到着。百名山66座目ゲット♪
2019年11月02日 13:05撮影
4
11/2 13:05
光岳到着。百名山66座目ゲット♪
光岳山頂近くにある展望地から見た光石
2019年11月02日 13:09撮影
1
11/2 13:09
光岳山頂近くにある展望地から見た光石
光石への途中にあった池。がっちり全凍してます。
2019年11月02日 13:12撮影
11/2 13:12
光石への途中にあった池。がっちり全凍してます。
光石に登りました!親切な方に撮っていただきました。
2019年11月02日 13:19撮影
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11/2 13:19
光石に登りました!親切な方に撮っていただきました。
光岳小屋に戻って水汲みへ。水場までは急な階段道を下ります。登り返しがしんどい…。
2019年11月02日 14:06撮影
11/2 14:06
光岳小屋に戻って水汲みへ。水場までは急な階段道を下ります。登り返しがしんどい…。
光岳小屋から見た聖岳(中央)と上河内岳(右)。
2019年11月02日 14:24撮影
11/2 14:24
光岳小屋から見た聖岳(中央)と上河内岳(右)。
夕日に照らされた聖岳。うっすらと雲も。
2019年11月02日 16:39撮影
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11/2 16:39
夕日に照らされた聖岳。うっすらと雲も。
雲海に浮かぶ夕富士
2019年11月02日 16:43撮影
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11/2 16:43
雲海に浮かぶ夕富士
希望峰へのハイキング道。ガスっていますが、快適です。
2019年11月03日 07:21撮影
11/3 7:21
希望峰へのハイキング道。ガスっていますが、快適です。
展望が開け、聖岳が見えました。
2019年11月03日 08:24撮影
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11/3 8:24
展望が開け、聖岳が見えました。
茶臼岳への稜線
2019年11月03日 08:28撮影
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11/3 8:28
茶臼岳への稜線
縦走路には木道もあります。
2019年11月03日 08:38撮影
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11/3 8:38
縦走路には木道もあります。
登ってきた道を振り返る。中央一番奥が光岳。
2019年11月03日 08:50撮影
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11/3 8:50
登ってきた道を振り返る。中央一番奥が光岳。
聖岳と上河内岳
2019年11月03日 09:01撮影
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11/3 9:01
聖岳と上河内岳
茶臼岳に到着。
2019年11月03日 09:04撮影
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11/3 9:04
茶臼岳に到着。
次は上河内岳を目指します。
2019年11月03日 09:06撮影
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11/3 9:06
次は上河内岳を目指します。
左(西側)を見ると、変わった形の雲発見!
2019年11月03日 09:18撮影
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11/3 9:18
左(西側)を見ると、変わった形の雲発見!
広い草原に出ました。
2019年11月03日 09:43撮影
11/3 9:43
広い草原に出ました。
ピラミダルな山容の上河内岳。登頂意欲がそそられます。
2019年11月03日 10:11撮影
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11/3 10:11
ピラミダルな山容の上河内岳。登頂意欲がそそられます。
右(東側)にダムが見えました。
2019年11月03日 10:17撮影
11/3 10:17
右(東側)にダムが見えました。
高山の感じ。
2019年11月03日 10:21撮影
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11/3 10:21
高山の感じ。
遠くに遠山郷下栗地区が見えました。天空の何とかですね。
2019年11月03日 10:21撮影
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11/3 10:21
遠くに遠山郷下栗地区が見えました。天空の何とかですね。
上河内岳の肩を目指していると…
2019年11月03日 10:35撮影
11/3 10:35
上河内岳の肩を目指していると…
雷鳥さんに遭遇♪さて、何羽いるでしょう??
2019年11月03日 10:36撮影
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11/3 10:36
雷鳥さんに遭遇♪さて、何羽いるでしょう??
こういういかにも高山という風景が大好きです。
2019年11月03日 10:53撮影
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11/3 10:53
こういういかにも高山という風景が大好きです。
上河内岳の肩はこの上。
2019年11月03日 10:53撮影
11/3 10:53
上河内岳の肩はこの上。
上河内岳の肩にザックをデポし、上河内岳へ。
2019年11月03日 10:56撮影
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11/3 10:56
上河内岳の肩にザックをデポし、上河内岳へ。
聖岳。近づいたらわかる、デカいやつやん!
2019年11月03日 10:59撮影
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11/3 10:59
聖岳。近づいたらわかる、デカいやつやん!
上河内岳に到着。とても良い展望地です。
2019年11月03日 11:05撮影
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11/3 11:05
上河内岳に到着。とても良い展望地です。
赤石岳(左)と悪沢岳(右)
2019年11月03日 11:07撮影
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11/3 11:07
赤石岳(左)と悪沢岳(右)
中央から聖岳、赤石岳、悪沢岳
2019年11月03日 11:10撮影
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11/3 11:10
中央から聖岳、赤石岳、悪沢岳
これから行く聖平小屋が見えました。
2019年11月03日 11:11撮影
11/3 11:11
これから行く聖平小屋が見えました。
ザックを回収し、聖平小屋を目指します。
2019年11月03日 11:25撮影
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11/3 11:25
ザックを回収し、聖平小屋を目指します。
赤石山脈(=南アルプス)の名の由来、赤色チャートがあちこちに転がっていました。
2019年11月03日 11:27撮影
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11/3 11:27
赤石山脈(=南アルプス)の名の由来、赤色チャートがあちこちに転がっていました。
チングルマも冬仕様になっていました。
2019年11月03日 11:36撮影
11/3 11:36
チングルマも冬仕様になっていました。
左側が崩壊している登山道
2019年11月03日 11:56撮影
11/3 11:56
左側が崩壊している登山道
聖岳の山頂には雪が見えます。
2019年11月03日 12:22撮影
11/3 12:22
聖岳の山頂には雪が見えます。
聖平小屋近くのdocomoポイントに到着。ここでスマホを機内モードから電波モードに戻しメール等のチェック。新着なし笑。
2019年11月03日 12:43撮影
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11/3 12:43
聖平小屋近くのdocomoポイントに到着。ここでスマホを機内モードから電波モードに戻しメール等のチェック。新着なし笑。
木道を通って聖平小屋へ。
2019年11月03日 12:49撮影
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11/3 12:49
木道を通って聖平小屋へ。
聖平小屋に到着。写真の左の棟が冬季小屋です。
2019年11月03日 12:51撮影
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11/3 12:51
聖平小屋に到着。写真の左の棟が冬季小屋です。
13:25で7.5℃。
2019年11月03日 13:25撮影
11/3 13:25
13:25で7.5℃。
最終日、薊畑にザックをデポして聖岳へ。
2019年11月04日 06:12撮影
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11/4 6:12
最終日、薊畑にザックをデポして聖岳へ。
夜明けの富士山
2019年11月04日 06:12撮影
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11/4 6:12
夜明けの富士山
小聖岳に到着。
2019年11月04日 06:36撮影
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11/4 6:36
小聖岳に到着。
聖岳へ。
2019年11月04日 06:44撮影
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11/4 6:44
聖岳へ。
風もなく快適な登頂です。
2019年11月04日 06:52撮影
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11/4 6:52
風もなく快適な登頂です。
振り返って。登ってきた道がゴジラの背のよう。
2019年11月04日 07:05撮影
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11/4 7:05
振り返って。登ってきた道がゴジラの背のよう。
急なザレ場を登る。
2019年11月04日 07:06撮影
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11/4 7:06
急なザレ場を登る。
青空と太陽、それに雲海!
2019年11月04日 07:10撮影
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11/4 7:10
青空と太陽、それに雲海!
急斜面を登ってきました。
2019年11月04日 07:24撮影
11/4 7:24
急斜面を登ってきました。
ルートはしっかりしています。
2019年11月04日 07:28撮影
11/4 7:28
ルートはしっかりしています。
登山道に雪が出てきました。氷化していてガチガチです。
2019年11月04日 07:30撮影
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11/4 7:30
登山道に雪が出てきました。氷化していてガチガチです。
聖岳山頂が見えました。
2019年11月04日 07:38撮影
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11/4 7:38
聖岳山頂が見えました。
聖岳到着。百名山67座目ゲット!赤石岳をバックに。
2019年11月04日 07:41撮影
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11/4 7:41
聖岳到着。百名山67座目ゲット!赤石岳をバックに。
山頂から見た中央アルプス。
2019年11月04日 07:44撮影
11/4 7:44
山頂から見た中央アルプス。
穂高連峰に槍ヶ岳。
2019年11月04日 07:44撮影
11/4 7:44
穂高連峰に槍ヶ岳。
中央に赤石岳、右端に前聖岳。
2019年11月04日 07:44撮影
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中央に赤石岳、右端に前聖岳。
聖岳山頂部と富士山
2019年11月04日 07:45撮影
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11/4 7:45
聖岳山頂部と富士山
名残惜しいですが、下山します。
2019年11月04日 07:54撮影
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11/4 7:54
名残惜しいですが、下山します。
雲海きれい。
2019年11月04日 07:58撮影
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11/4 7:58
雲海きれい。
大展望の下山。
2019年11月04日 08:04撮影
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11/4 8:04
大展望の下山。
振り返って聖岳。
2019年11月04日 08:29撮影
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11/4 8:29
振り返って聖岳。
今朝出発した聖平小屋が見えました。
2019年11月04日 08:44撮影
11/4 8:44
今朝出発した聖平小屋が見えました。
薊畑に戻ってきました。
2019年11月04日 09:00撮影
11/4 9:00
薊畑に戻ってきました。
ザックを回収し、下山開始。
2019年11月04日 09:16撮影
11/4 9:16
ザックを回収し、下山開始。
苔平の上部辺りは倒木が激しいです。
2019年11月04日 09:26撮影
11/4 9:26
苔平の上部辺りは倒木が激しいです。
紅葉
2019年11月04日 10:36撮影
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11/4 10:36
紅葉
紅葉
2019年11月04日 10:46撮影
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11/4 10:46
紅葉
カラマツ林とその奥にある山肌の紅葉がきれいでした。
2019年11月04日 11:20撮影
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11/4 11:20
カラマツ林とその奥にある山肌の紅葉がきれいでした。
廃墟。何かの作業小屋跡でしょうか。
2019年11月04日 11:44撮影
11/4 11:44
廃墟。何かの作業小屋跡でしょうか。
西沢渡に出ました。
2019年11月04日 11:53撮影
11/4 11:53
西沢渡に出ました。
仮の橋が流されてなかったので、やむなくこれで。一生懸命引っ張ってかごを寄せます(写真には写ってませんが、私も手伝ってます笑)。
2019年11月04日 11:58撮影
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11/4 11:58
仮の橋が流されてなかったので、やむなくこれで。一生懸命引っ張ってかごを寄せます(写真には写ってませんが、私も手伝ってます笑)。
2人一気に乗っちゃいます。
2019年11月04日 12:00撮影
11/4 12:00
2人一気に乗っちゃいます。
オーエス!オーエス!綱引きみたいに息を合わせて引っ張ります(写真には写ってませんが、私も手伝ってます笑)。腕パンパン。
2019年11月04日 12:01撮影
11/4 12:01
オーエス!オーエス!綱引きみたいに息を合わせて引っ張ります(写真には写ってませんが、私も手伝ってます笑)。腕パンパン。
西沢渡からは遊歩道的になります。
2019年11月04日 12:18撮影
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11/4 12:18
西沢渡からは遊歩道的になります。
渓谷と紅葉
2019年11月04日 12:20撮影
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11/4 12:20
渓谷と紅葉
トンネルを通過。森林鉄道の跡だそうです。
2019年11月04日 12:48撮影
11/4 12:48
トンネルを通過。森林鉄道の跡だそうです。
便ヶ島の登山口に到着。下り長かった〜。
2019年11月04日 12:53撮影
11/4 12:53
便ヶ島の登山口に到着。下り長かった〜。
行きは真っ暗だった高巻き道へ。
2019年11月04日 14:14撮影
11/4 14:14
行きは真っ暗だった高巻き道へ。
このように崩落しています。作業の方、お疲れさまです!
2019年11月04日 14:20撮影
11/4 14:20
このように崩落しています。作業の方、お疲れさまです!
芝沢ゲートに到着〜、
2019年11月04日 14:33撮影
11/4 14:33
芝沢ゲートに到着〜、
と思ったら、ゲートを越えたところにマムシ!ビックリ。
2019年11月04日 14:34撮影
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11/4 14:34
と思ったら、ゲートを越えたところにマムシ!ビックリ。
無事駐車場に到着しました。
2019年11月04日 14:35撮影
11/4 14:35
無事駐車場に到着しました。
法面工事による足止めポイント。ここで2時間過ごしました。
2019年11月04日 14:54撮影
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11/4 14:54
法面工事による足止めポイント。ここで2時間過ごしました。

感想

 山岳会の方と未開拓の光岳と聖岳を縦走してきました。
 ルートは一日に登る標高差を考慮し、光岳→聖岳の周回で計画しました。
 易老渡までの林道は2箇所で崩落していて、高巻き道が設置されています。その他は歩きやすい道ですが、単純に長いです。易老渡から易老岳まではひたすら急な登り。展望もあまりなくただただ忍耐です。易老岳から光岳小屋まではなだらかな道や涸れた急な沢の中を歩くような道で、前夜あまり寝ていないこともあり、アップダウンが体に堪えてしんどかったです。
 光岳小屋にはこの日一番乗りで到着しました。とてもきれいな小屋で展望も良かったです。水場は小屋近くの急斜面を降りたところにありますが、登り返しが地味にきついです。小屋での荷物整理後に光岳へ。大菩薩嶺みたいな感じの残念な山頂でしたが、百名山66座目をゲットできました。その後、時間もあるので光石へ。巨大な石灰岩の塊は周りの雰囲気に合わない不思議な姿で、この山が百名山に選ばれた理由がわかったような気がしました。
 小屋に戻ると人がいっぱい!その後も次々と人が押し寄せ、最終的には40人以上に。シーズンさながらの混雑ぶりでした。後で聞いた話だと、我々と逆向きの聖岳→光岳ルートだと小屋はかなり空いていたようです。また、夜の寒さが心配でしたが、エアマットに3シーズン用シュラフ(イスカAir450)で十分でした。
 2日目は聖平小屋までの縦走。朝からガスが立ち込め気味で展望はあまり期待できませんでしたが、時間とともに晴れてきて快適な縦走を楽しむことができました。特に上河内岳山頂からの展望は素晴らしかったです。ちょこっと寄り道になりますが、ぜひ登るべきだと思いました。また、冬仕様に変貌しかけた雷鳥さんにも会うことができたのもラッキーでした。
 聖平小屋もきれいな小屋でしたが、窓の外側に庇が下ろされた状態で雨戸的になっているため、小屋内は真っ暗。ヘッドランプだと心もとないので、ランタンがあると便利だと思います。この日の宿泊は15人ほどで、ほとんどの方が我々と同じく光岳から来たようでした。
 3日目、いよいよ聖岳へ。朝から晴れ、さほど寒くもない好条件。薊畑に荷物をデポし山頂へアタック。樹林帯から森林限界を超えて足元はガレ場へと変わり、高山の感じに。じっとしていると寒いですが、暑がりの私は半袖Tシャツにロングスリーブでちょうどいい感じでした。急な登りで呼吸も苦しくなるはずですが、体が麻痺しているのか、気分が高揚しているのか、妙に元気でした。目の前に広がる絶景を堪能しながら、氷化した雪が残る山頂へ。素晴らしい展望の中、百名山67座目をゲットできました。山頂からは赤石岳や悪沢岳、塩見岳のほか、遠く穂高岳や槍ヶ岳も見えました。
 絶景が名残惜しいですが、これからが大変な標高差2,300mの下山。膝が崩壊しないように体を労わりながら下山しました。西沢渡の川渡しのかごは噂通り力が要って大変で、腕がパンパンになりました。
 その後、長い林道を歩き切り、いざマイカーで帰ろうとすると帰り道が通行止め。工事があるのは看板等で見ていましたが、まさか祝日もやっているとは思わず、作業が終わる17時まで2時間ほど足止めに。正直「えー通られへんのー?」と思いましたが、こういう工事をしていただいてこそ通れるもの。ありがたいことですし、「ほんま、お疲れさまです!」という感じです。
 11月に登る光岳と聖岳。気温や天候、小屋の感じなど、心配要素もありましたが、とても充実した山行になりました。

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未入力 塩見・赤石・聖 [4日]
技術レベル
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無雪期ピークハント/縦走 塩見・赤石・聖 [2日]
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 塩見・赤石・聖 [日帰り]
光岳 日帰りチャレンジ
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
5/5

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