大菩薩嶺・小金沢連嶺縦走
- GPS
- 01:08
- 距離
- 27.3km
- 登り
- 2,185m
- 下り
- 2,613m
コースタイム
裂石登山口8:00→丸川峠分岐8:25→丸川峠10:10-20→大菩薩嶺11:45→雷岩11:55-12:05→大菩薩峠12:35
→石丸峠13:05-13:15→小金沢山14:25-14-40→牛奥ノ雁ガ腹摺山15:20→賽の河原15:30(幕営)
(7時間30分歩行6時間35分)
■2日目
賽の河原6:35→川胡桃沢ノ頭6:55→黒岳7:25-30→白谷ヶ丸7:45-55→湯ノ沢峠8:30-9:00→大蔵高丸9:40→破魔射場丸10:05
→天下石10:30→米背負峠10:45-50→大谷ヶ丸11:10→鎮西池12:00→滝子山12:10-40→檜平13:00-05→林道終点14:20-35→初狩駅15:00
(8時間25分歩行6時間35分)
天候 | 8日晴れのち曇り 9日快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2007年12月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
富士を見ながら冬枯れのロングトレイルを縦走できるお勧めコース。 ただし距離が長い(約28Km)ので、2泊3日の方がゆったりと景色を楽しみながら歩けるかも。 1泊だと初日上日川峠から上がるか、大菩薩周辺に泊まり、 2日目湯ノ沢峠から甲斐大和へ下山するコースの方がゆとりのある山行になるでしょう。 大菩薩周辺、湯ノ沢峠周辺、滝子山以外は人も少なく、静かな山歩きができます。 展望がないと魅力が激減するコースだと思うので天気が良い時を狙ってください。 確実な水場は、裂石(ミソギ沢)、湯ノ沢避難小屋、滝子山。滝子山は下山口近くなのであまり関係ないか。 今回のコースでは湯ノ沢峠までは水の補給が確実視できないので、4リットル担ぎ上げました。 丸川峠の水場は泉水谷へ下るらしいが小屋主の話だと結構下るそうです。 湯ノ沢避難小屋で出会った地元のおじいさんの話では、「滝子山の水場は下痢する」らしいですが事実かどうかは未確認。 牛奥ノ雁ヶ腹摺山から下った、「賽の河原」と呼ばれる鞍部には西側に水場の道標があります。 ここが出てれば樂ですが、残念ながら確認はしてません。 大菩薩〜狼平までは国立公園内のため幕営ができません。 指定地は、福ちゃん荘とロッヂ長兵衛。 狼平→小金沢山間では幕営適地はありません。 幕営適地は、牛奥ノ雁ヶ腹摺山ピーク付近、賽の河原、川胡桃沢ノ頭。 日が長い時期で黒岳、白谷ヶ丸まで足を伸ばせればこのあたりでも良い。 コース上、特に危険な箇所はありませんが、小金沢山以南、倒木が厄介なところが数箇所あります。 基本的に踏み跡は明瞭で、要所には赤テープや指導標があります。 ルート中、唯一大谷ヶ丸山頂から滝子山へ向かうところが不明瞭でわかりにくかった。 いったん来た道を2,3分戻ると、滝子山への分岐があるのでここから行った方がルートは明瞭です。 下山後の入浴は「日の出鉱泉 」へ。 初狩駅から大月市街地に向かい、笹子川を渡って少し進んだ国道20号沿い右側に ある鉱泉。700円。普通の古い民家です。徒歩30分ぐらいかかります。 (帰りはご主人の御厚意で駅まで送ってもらいました。) 無色透明で泉質不明。つげ義春の世界が好きな人は是非。逆に言うとそれ以外の人にはお勧めできません(笑)。 行く前に電話しておくとおじいさんが薪で沸かしておいてくれます。 時間が止まってるような世界ですが、ほんとに壁の時計も止まってました。 他には初狩駅裏にも入浴できる「八幡荘」というところがあるようです。 |
写真
感想
【装備】
雨具上下
ダウンジャケット
ツェルト、ペグ、細引き
3季用シュラフ、マット
ヘッドランプ、ローソク
コンロ、コッヘル、ガス缶小1
軽アイゼン、スパッツ、
替衣類(下着・靴下各1)、手ぬぐい2、手袋3(薄手2 ウインドストッパー1)
地図・コンパス
テルモス、水筒
予備電池・ライター、マッチ、ラジオ、手帳、ナイフ、熊鈴
医薬品、デジカメ、GPS
【食事】
8日
朝 電車内でコンビニおにぎり2コ
昼 なし(行動食のみ:カロリーメイト3袋、粉コーヒー)
夕 マッシュポテト、アルファ米、レトルトハヤシライス、お吸い物
9日
朝 FDチーズパスタ、レモネード粉末
昼 なし(行動食のみ:カロリーメイト3袋、コーンポタージュスープ)
予備:カロリーメイト3袋
カロリーメイトは1日分4袋(2箱分)用意したが、消費量は3袋で充分だった。
その他、ブドウ糖タブレットを適宜(最後のひとふんばり時)使用。
酒:焼酎300ml
つまみ:「唐辛子の種」1袋
お茶、レギュラーコーヒー、レモネード、粉コーヒー各2
今回、装備の軽量化に気を使って、水4Lを含めて何とか15キロ以内に抑えることができた。
15キロの壁というか、15キロを超えると体に対する負荷が違ってくるような気がする。
この限界点を超えられるように体力・持久力をつけたいところだ。
前日まで風邪気味だったせいか、丸川峠から大菩薩嶺までの登りが一番きつかった。
あとは最後の滝子山。
ツェルトは就寝までは快適だったが、夜中、結露が発生して凍りつき、
風で揺れるたびにパラパラと落ちてきて顔に当り、目が覚めてしまう。
シュラフも濡らした。
夜半過ぎから風強まり、明け方は結構吹いていたが、ツェルトは持ち堪えた。
寝てるとき、足で支柱代わりのストックを蹴倒し、2−3回倒壊しかけた。
朝方の気温はツェルト内で−5℃前後。
ありったけ着込んでもちょっと寒かった。
幕営地周辺は鹿が多いのか、鳴き声が良く聞こえた。
滝子山からの下り道に雉がいた。
個人的には白谷ヶ丸が一番気持ちの良い場所でした。展望も最高。
天気もよく、気持ちの良さそうなコースですね。
おつかれさんです。帰りの湯がまた渋い。。。
ツェルトでビバーク訓練したりして・・・・・・
な〜んか、またこの冬、企んでますね?!
出発時間とコースタイムの関係で大菩薩経由にしましたが、本当は奥多摩小菅から牛ノ寝通り〜石丸峠経由で歩きたいコースでした。歩き甲斐のあるコースなのでZun氏も是非挑戦してみてください。
大菩薩行って来ました。
レポート参考にさせていただきました。
行ってみると、確かにこのルート、富士山を見ながらの楽しそうな山旅になりそうですね。
が、勧められといて行かない、あまのじゃくな私。
逆に氏が行きたかったルートを選ぶ嫌味な私。
先の楽しみにこのルート取っときます。
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