記録ID: 2541345
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無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
槍ヶ岳(西鎌尾根)
2020年08月26日(水) ~
2020年08月29日(土)
apukashi
その他2人
- GPS
- 80:00
- 距離
- 39.8km
- 登り
- 2,718m
- 下り
- 2,304m
コースタイム
1日目
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 2:05
- 合計
- 9:05
2日目
- 山行
- 6:37
- 休憩
- 2:08
- 合計
- 8:45
3日目
- 山行
- 6:57
- 休憩
- 2:06
- 合計
- 9:03
7:20
7:25
11分
グリーンバンド水場
7:36
7:42
23分
水沢
11:15
11:15
25分
ババ平キャンプ場
15:15
天候 | 晴れもしくは快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
飛行機
【帰り】上高地(アルピコ交通)→松本(JR)→新宿/羽田(JAL)→新千歳 |
その他周辺情報 | 【宿泊施設の主な感染症対策】 完全予約制、チェックイン時の検温、宿泊者名簿の提出、館内でのマスク着用、アルコール消毒液の設置、密にならない部屋割り など ・双六小屋:個室に3人(個室料金加算) ・槍ヶ岳山荘:蚕棚の下段に3人 ・徳沢ロッヂ:8人ドミトリーに3人 |
写真
感想
文庫版『日本百名山』の槍ヶ岳の写真は、西鎌尾根からのものらしいということが帰宅後分かった。内田良平の撮影によるものだ。
そして、改めて本文を読み、深田久弥の文章に何度もうなずいた。富士山との対比はまったくそのとおりだ。
「一生に一度は富士山に登りたいというのが庶民の願いであるように、いやしくも登山に興味を持ち始めた人で、まず槍ヶ岳の頂上に立ってみたいと思わない者はいないだろう」。
まさに私もその一人であった。いつかは槍にと思い、かなり前から表銀座、東鎌尾根をたどる計画を温めていた。
西鎌尾根を経ることにしたのは、表銀座の1泊目にと思っていた大天井ヒュッテが今季休業したこともあるが、近い将来歩いてみたい雲ノ平へのコースも想定してのことだった。
かくして実行した山行は、ありがたい好天に恵まれた。穂先に立ったときこそ、湧きあがる雲で360度の展望は得られなかったが、登りの西鎌尾根、下山時の天狗池、槍沢から「その鋭い三角錐」の姿を堪能した。まったくそれは「悲しいまでにひとり天をさしている」ものであった。
それにしても千丈乗越から槍の肩に向かう登りはきつかった。標高3,000mともなるとやはり空気の薄さを感じる。しかし、そこでしか見られない景色と達成感を得るためには、苦しさを超えなければならない。これは修行に通じるものがあると思った。「播隆上人さまーっ、私もそこへ参りまーす」と心の中で叫んだかもしれない。
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