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Yamareco

記録ID: 2590067
全員に公開
沢登り
剱・立山

スゴ谷-鳶谷下部ゴル探検-スゴ一ノ谷右俣-薬師岳-折立

2020年09月19日(土) ~ 2020年09月22日(火)
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
33:12
距離
43.5km
登り
3,786m
下り
3,782m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:05
休憩
3:00
合計
7:05
距離 13.0km 登り 553m 下り 677m
7:42
138
10:00
10:30
90
スゴ谷出会い
12:00
12:20
0
取水堰堤
12:20
13:00
0
取水堰堤のまき
13:00
14:30
17
プール付き滝の右岸スラブヤブ2p
14:47
標高1280mスゴ1,2の谷二股C1
2日目
山行
8:42
休憩
0:00
合計
8:42
距離 11.1km 登り 1,317m 下り 1,102m
6:18
72
標高1280mスゴ1,2の谷二股C1
7:30
30
工事現場基地前林道T字路標高1380
8:00
180
標高1480鳶谷二股
11:00
70
鳶沢逆コの字の先標高1570m二股引き返し
12:10
20
スゴ一の谷1300のトンネル+橋
12:30
0:00
60
C1に荷物回収
13:30
25
スゴ一の谷1300のトンネル+橋
13:55
65
標高1360滝巻き始め
15:00
スゴ一の谷標高1450mC2
3日目
山行
7:32
休憩
0:00
合計
7:32
距離 6.0km 登り 1,150m 下り 244m
5:47
169
スゴ一の谷標高1450mC2
8:36
144
20mチョック1830m
11:00
139
標高2200付近からの連瀑帯
13:19
標高2350mC3
4日目
山行
7:06
休憩
1:51
合計
8:57
距離 13.5km 登り 784m 下り 1,790m
5:53
145
標高2350mC3
8:18
8:49
40
9:29
10:09
10
10:46
21
11:07
19
11:26
24
11:50
12:14
16
12:30
19
12:49
12:56
41
13:49
13:57
18
14:15
14:16
30
14:50
ゴール地点
極めて記録の少ない流域。松のヴィンテージ計画の栓を抜く。
全体に、登れない大滝がビシビシとあり、捲きのルート取り、小さくやり過ごす登攀力、すべて問われる深山幽谷。
天候 霧、霧、霧、晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
ファイル
(更新時刻:2020/09/23 20:39)
(更新時刻:2020/09/27 21:27)
折立から2時間半トコトコ歩いて、スゴ谷出会い。この道を突き進むと立山カルデラに至るらしい。
2020年09月19日 10:16撮影 by  iPhone XR, Apple
1
9/19 10:16
折立から2時間半トコトコ歩いて、スゴ谷出会い。この道を突き進むと立山カルデラに至るらしい。
スゴ谷始めの堰堤を前にサル軍団
2020年09月19日 10:56撮影 by  iPhone XR, Apple
3
9/19 10:56
スゴ谷始めの堰堤を前にサル軍団
サル軍団お迎え
2020年09月19日 10:57撮影 by  iPhone XR, Apple
4
9/19 10:57
サル軍団お迎え
サル軍団
2020年09月19日 10:57撮影 by  iPhone XR, Apple
1
9/19 10:57
サル軍団
一発目堰堤
2020年09月19日 11:01撮影 by  iPhone XR, Apple
1
9/19 11:01
一発目堰堤
最初の滝が見えた
2020年09月19日 11:37撮影 by  iPhone XR, Apple
3
9/19 11:37
最初の滝が見えた
右(左岸)から小さく巻く
2020年09月19日 11:40撮影 by  iPhone XR, Apple
1
9/19 11:40
右(左岸)から小さく巻く
まきの上から取水堰堤施設遠望。連バクでいい沢なのになあ
2020年09月19日 11:50撮影 by  iPhone XR, Apple
3
9/19 11:50
まきの上から取水堰堤施設遠望。連バクでいい沢なのになあ
まきの途中より覗き込む。何か取水堰堤施設関連のコンクリ壁。これも上を巻く
2020年09月19日 11:54撮影 by  iPhone XR, Apple
3
9/19 11:54
まきの途中より覗き込む。何か取水堰堤施設関連のコンクリ壁。これも上を巻く
まきの途中
2020年09月19日 11:54撮影 by  iPhone XR, Apple
2
9/19 11:54
まきの途中
取水堰堤下に降り立つ。どこからも登れない。
2020年09月19日 12:02撮影 by  iPhone XR, Apple
1
9/19 12:02
取水堰堤下に降り立つ。どこからも登れない。
また左岸からまく
2020年09月19日 12:19撮影 by  iPhone XR, Apple
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9/19 12:19
また左岸からまく
まきの途中
2020年09月19日 12:36撮影 by  iPhone XR, Apple
1
9/19 12:36
まきの途中
かなりコワい草付き斜面のトラバースを三箇所ほど通過。淵滝もまとめていくつか。
2020年09月19日 12:46撮影 by  iPhone XR, Apple
1
9/19 12:46
かなりコワい草付き斜面のトラバースを三箇所ほど通過。淵滝もまとめていくつか。
河原に降り立つ
2020年09月19日 13:06撮影 by  iPhone XR, Apple
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9/19 13:06
河原に降り立つ
プール付き3m滝、これも右岸から巻く。本日3つ目の巻き
2020年09月19日 13:18撮影 by  iPhone XR, Apple
4
9/19 13:18
プール付き3m滝、これも右岸から巻く。本日3つ目の巻き
スラブになっていたのでザイル2p出して巻く。
2020年09月19日 13:33撮影 by  iPhone XR, Apple
2
9/19 13:33
スラブになっていたのでザイル2p出して巻く。
最後は懸垂で降りる。
2020年09月19日 13:56撮影 by  iPhone XR, Apple
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9/19 13:56
最後は懸垂で降りる。
その後もヘツリや段差のクライムたのしく続く
2020年09月19日 14:28撮影 by  iPhone XR, Apple
4
9/19 14:28
その後もヘツリや段差のクライムたのしく続く
その後もヘツリや段差のクライム続く
2020年09月19日 14:33撮影 by  iPhone XR, Apple
5
9/19 14:33
その後もヘツリや段差のクライム続く
その後もヘツリや段差のクライム続く
2020年09月19日 14:33撮影 by  iPhone XR, Apple
1
9/19 14:33
その後もヘツリや段差のクライム続く
この辺で泊まるか〜。標高1280mスゴ1,2の谷二股C1
2020年09月19日 14:44撮影 by  iPhone XR, Apple
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9/19 14:44
この辺で泊まるか〜。標高1280mスゴ1,2の谷二股C1
一泊目、点火。
2020年09月19日 16:10撮影 by  iPhone XR, Apple
6
9/19 16:10
一泊目、点火。
一泊目
2020年09月19日 16:53撮影 by  iPhone XR, Apple
3
9/19 16:53
一泊目
ナポリタン500グラム
2020年09月19日 17:00撮影 by  iPhone XR, Apple
5
9/19 17:00
ナポリタン500グラム
一泊目
2020年09月19日 17:00撮影 by  iPhone XR, Apple
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9/19 17:00
一泊目
朝イチの滝2条
2020年09月20日 06:26撮影 by  iPhone XR, Apple
4
9/20 6:26
朝イチの滝2条
朝イチの滝2条
2020年09月20日 06:28撮影 by  iPhone XR, Apple
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9/20 6:28
朝イチの滝2条
朝イチの滝2条
2020年09月20日 06:28撮影 by  iPhone XR, Apple
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9/20 6:28
朝イチの滝2条
朝イチの滝2条
2020年09月20日 06:29撮影 by  iPhone XR, Apple
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9/20 6:29
朝イチの滝2条
ヒモも出す
2020年09月20日 06:36撮影 by  iPhone XR, Apple
3
9/20 6:36
ヒモも出す
いきなり堰堤工事用林道があらわれる。
2020年09月20日 06:49撮影 by  iPhone XR, Apple
1
9/20 6:49
いきなり堰堤工事用林道があらわれる。
堰堤!
2020年09月20日 07:01撮影 by  iPhone XR, Apple
1
9/20 7:01
堰堤!
堰堤!
2020年09月20日 07:23撮影 by  iPhone XR, Apple
1
9/20 7:23
堰堤!
ハンバ現る。きょうは工事休みのよう。
2020年09月20日 07:33撮影 by  iPhone XR, Apple
1
9/20 7:33
ハンバ現る。きょうは工事休みのよう。
現場
2020年09月20日 07:33撮影 by  iPhone XR, Apple
1
9/20 7:33
現場
哀れ本流
2020年09月20日 07:36撮影 by  iPhone XR, Apple
1
9/20 7:36
哀れ本流
柱状節理
2020年09月20日 07:36撮影 by  iPhone XR, Apple
1
9/20 7:36
柱状節理
最奥の堰堤製作中のところ。
2020年09月20日 07:40撮影 by  iPhone XR, Apple
9/20 7:40
最奥の堰堤製作中のところ。
岩の架け橋のある珍しいところ
2020年09月20日 07:49撮影 by  iPhone XR, Apple
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9/20 7:49
岩の架け橋のある珍しいところ
小瀧始まる
2020年09月20日 07:51撮影 by  iPhone XR, Apple
1
9/20 7:51
小瀧始まる
ナメもきれい
2020年09月20日 07:54撮影 by  iPhone XR, Apple
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9/20 7:54
ナメもきれい
ナメもきれい
2020年09月20日 07:54撮影 by  iPhone XR, Apple
3
9/20 7:54
ナメもきれい
なめプール
2020年09月20日 07:55撮影 by  iPhone XR, Apple
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9/20 7:55
なめプール
鳶谷出会い1480mの狭い入り口
2020年09月20日 08:00撮影 by  iPhone XR, Apple
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9/20 8:00
鳶谷出会い1480mの狭い入り口
鳶谷出会いの狭い入り口、入り〼
2020年09月20日 08:26撮影 by  iPhone XR, Apple
9/20 8:26
鳶谷出会いの狭い入り口、入り〼
清々しい
2020年09月20日 08:28撮影 by  iPhone XR, Apple
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9/20 8:28
清々しい
岩盤のサワ
2020年09月20日 08:30撮影 by  iPhone XR, Apple
2
9/20 8:30
岩盤のサワ
奥の方にすごいのが見えてきた
2020年09月20日 08:30撮影 by  iPhone XR, Apple
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9/20 8:30
奥の方にすごいのが見えてきた
標高1500mF。細い20m
2020年09月20日 08:33撮影 by  iPhone XR, Apple
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9/20 8:33
標高1500mF。細い20m
左岸の岩壁の上をまき
2020年09月20日 08:37撮影 by  iPhone XR, Apple
9/20 8:37
左岸の岩壁の上をまき
草付きをがおろさん
2020年09月20日 08:43撮影 by  iPhone XR, Apple
2
9/20 8:43
草付きをがおろさん
草付きをがおろさん、外傾バンドへ
2020年09月20日 08:52撮影 by  iPhone XR, Apple
9/20 8:52
草付きをがおろさん、外傾バンドへ
草付きをがおろさん、外傾バンドへ
2020年09月20日 09:02撮影 by  iPhone XR, Apple
9/20 9:02
草付きをがおろさん、外傾バンドへ
草付き1pめで狭いテラスへ
2020年09月20日 09:24撮影 by  iPhone XR, Apple
2
9/20 9:24
草付き1pめで狭いテラスへ
2pめゆるいが高度感ある数mを登り滝上の終了点
2020年09月20日 09:41撮影 by  iPhone XR, Apple
3
9/20 9:41
2pめゆるいが高度感ある数mを登り滝上の終了点
滝上にも小滝や淵が続いて誘う
2020年09月20日 09:41撮影 by  iPhone XR, Apple
3
9/20 9:41
滝上にも小滝や淵が続いて誘う
滝上にも小滝や淵が続いて誘う
2020年09月20日 09:44撮影 by  iPhone XR, Apple
3
9/20 9:44
滝上にも小滝や淵が続いて誘う
バンドからジャンプの岩もあった〜
2020年09月20日 09:55撮影 by  iPhone XR, Apple
2
9/20 9:55
バンドからジャンプの岩もあった〜
こういう感じでたのしく前進
2020年09月20日 09:55撮影 by  iPhone XR, Apple
2
9/20 9:55
こういう感じでたのしく前進
地形図で目立った「コの字」のゴルジュ疑惑地帯は、特に大したものはなかった。この先1570二股にて引き返す。
2020年09月20日 10:53撮影 by  iPhone XR, Apple
1
9/20 10:53
地形図で目立った「コの字」のゴルジュ疑惑地帯は、特に大したものはなかった。この先1570二股にて引き返す。
巻いた20m滝を懸垂上段。直径6センチの灌木に捨て縄
2020年09月20日 11:14撮影 by  iPhone XR, Apple
1
9/20 11:14
巻いた20m滝を懸垂上段。直径6センチの灌木に捨て縄
懸垂上段
2020年09月20日 11:16撮影 by  iPhone XR, Apple
1
9/20 11:16
懸垂上段
懸垂上段
2020年09月20日 11:16撮影 by  iPhone XR, Apple
9/20 11:16
懸垂上段
懸垂下段。リスにハーケン二枚。
2020年09月20日 11:26撮影 by  iPhone XR, Apple
3
9/20 11:26
懸垂下段。リスにハーケン二枚。
懸垂下段
2020年09月20日 11:26撮影 by  iPhone XR, Apple
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9/20 11:26
懸垂下段
懸垂下段
2020年09月20日 11:27撮影 by  iPhone XR, Apple
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9/20 11:27
懸垂下段
懸垂下段
2020年09月20日 11:29撮影 by  iPhone XR, Apple
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9/20 11:29
懸垂下段
懸垂下段
2020年09月20日 11:29撮影 by  iPhone XR, Apple
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9/20 11:29
懸垂下段
あらためて見上げる標高1500の大滝。狭い谷間に光が当たる時間帯に輝く。
2020年09月20日 11:33撮影 by  iPhone XR, Apple
6
9/20 11:33
あらためて見上げる標高1500の大滝。狭い谷間に光が当たる時間帯に輝く。
帰りは林道使う。3つも4っつも堰堤の上り下りはゴメンである。下にはすごい工事現場と堰堤新築中。
2020年09月20日 12:07撮影 by  iPhone XR, Apple
9/20 12:07
帰りは林道使う。3つも4っつも堰堤の上り下りはゴメンである。下にはすごい工事現場と堰堤新築中。
立派すぎる林道。道は標高1400mからすこしずつ下がりスゴ一の沢の標高1300にかかる堰堤記号の上にできた橋に向かう。
2020年09月20日 12:12撮影 by  iPhone XR, Apple
9/20 12:12
立派すぎる林道。道は標高1400mからすこしずつ下がりスゴ一の沢の標高1300にかかる堰堤記号の上にできた橋に向かう。
スゴ一の谷1300の堰堤記号の左岸には高さ数百mの法面と、堰堤の上に橋、そのままトンネルが貫通していた。幸い工事は休業日。ここに荷物置いて、C1に食料など取りに戻る。
2020年09月20日 12:15撮影 by  iPhone XR, Apple
9/20 12:15
スゴ一の谷1300の堰堤記号の左岸には高さ数百mの法面と、堰堤の上に橋、そのままトンネルが貫通していた。幸い工事は休業日。ここに荷物置いて、C1に食料など取りに戻る。
荷物とってきて、スゴ一の谷にかかる工事林道の上から。右岸の石垣は工事のもの。美しい小滝も石垣で固められている。
2020年09月20日 13:30撮影 by  iPhone XR, Apple
9/20 13:30
荷物とってきて、スゴ一の谷にかかる工事林道の上から。右岸の石垣は工事のもの。美しい小滝も石垣で固められている。
スゴ一の谷進むといきなりすごい滝1360。
2020年09月20日 13:51撮影 by  iPhone XR, Apple
3
9/20 13:51
スゴ一の谷進むといきなりすごい滝1360。
右岸を大きく巻くことになる。標高差100m近く、小尾根一本またぐ感じ。この途上で古い遭難跡を見つける。
2020年09月20日 13:53撮影 by  iPhone XR, Apple
3
9/20 13:53
右岸を大きく巻くことになる。標高差100m近く、小尾根一本またぐ感じ。この途上で古い遭難跡を見つける。
倒木だらけのパラダイス周辺でC2を探す。
2020年09月20日 14:58撮影 by  iPhone XR, Apple
9/20 14:58
倒木だらけのパラダイス周辺でC2を探す。
薪の宝庫の対岸が幕営適地なので、重いやつを一本橋で難往復もして運ぶ。
2020年09月20日 15:35撮影 by  iPhone XR, Apple
3
9/20 15:35
薪の宝庫の対岸が幕営適地なので、重いやつを一本橋で難往復もして運ぶ。
カレー雑炊、野菜別茹でトッピング
2020年09月20日 17:47撮影 by  iPhone XR, Apple
4
9/20 17:47
カレー雑炊、野菜別茹でトッピング
呆け
2020年09月20日 18:01撮影 by  iPhone XR, Apple
7
9/20 18:01
呆け
朝一番。
2020年09月21日 05:59撮影 by  iPhone XR, Apple
4
9/21 5:59
朝一番。
小滝が続く
2020年09月21日 05:59撮影 by  iPhone XR, Apple
2
9/21 5:59
小滝が続く
巨岩多し
2020年09月21日 06:08撮影 by  iPhone XR, Apple
3
9/21 6:08
巨岩多し
胎内くぐり
2020年09月21日 06:11撮影 by  iPhone XR, Apple
1
9/21 6:11
胎内くぐり
小滝多し
2020年09月21日 06:14撮影 by  iPhone XR, Apple
2
9/21 6:14
小滝多し
滝、滝
2020年09月21日 06:17撮影 by  iPhone XR, Apple
3
9/21 6:17
滝、滝
また小滝
2020年09月21日 06:21撮影 by  iPhone XR, Apple
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9/21 6:21
また小滝
また小滝
2020年09月21日 06:21撮影 by  iPhone XR, Apple
3
9/21 6:21
また小滝
また小滝
2020年09月21日 06:26撮影 by  iPhone XR, Apple
3
9/21 6:26
また小滝
また小滝
2020年09月21日 06:38撮影 by  iPhone XR, Apple
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9/21 6:38
また小滝
また小滝
2020年09月21日 08:26撮影 by  iPhone XR, Apple
1
9/21 8:26
また小滝
また小滝
2020年09月21日 08:30撮影 by  iPhone XR, Apple
1
9/21 8:30
また小滝
また小滝
2020年09月21日 08:33撮影 by  iPhone XR, Apple
1
9/21 8:33
また小滝
20mチョック標高1830m右岸の草付きから巻く。ノーザイルの途上松が数m転落、肋を痛める。
2020年09月21日 08:36撮影 by  iPhone XR, Apple
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9/21 8:36
20mチョック標高1830m右岸の草付きから巻く。ノーザイルの途上松が数m転落、肋を痛める。
20mチョック
2020年09月21日 08:37撮影 by  iPhone XR, Apple
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9/21 8:37
20mチョック
数段の登れない滝、これは左岸側を結構巻く
2020年09月21日 09:16撮影 by  iPhone XR, Apple
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9/21 9:16
数段の登れない滝、これは左岸側を結構巻く
巻きの途中から連バクを見る
2020年09月21日 09:25撮影 by  iPhone XR, Apple
1
9/21 9:25
巻きの途中から連バクを見る
また滝
2020年09月21日 09:31撮影 by  iPhone XR, Apple
3
9/21 9:31
また滝
ようやく日が当たる
2020年09月21日 09:35撮影 by  iPhone XR, Apple
3
9/21 9:35
ようやく日が当たる
穏やかな感じになったと思った
2020年09月21日 10:11撮影 by  iPhone XR, Apple
3
9/21 10:11
穏やかな感じになったと思った
空も晴れた
2020年09月21日 10:17撮影 by  iPhone XR, Apple
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空も晴れた
日を浴びる小滝郡
2020年09月21日 10:23撮影 by  iPhone XR, Apple
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日を浴びる小滝郡
大日岳方面の背景
2020年09月21日 10:27撮影 by  iPhone XR, Apple
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大日岳方面の背景
輝く渓谷
2020年09月21日 10:27撮影 by  iPhone XR, Apple
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輝く渓谷
ガスが来て連幕帯始まる
2020年09月21日 10:57撮影 by  iPhone XR, Apple
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ガスが来て連幕帯始まる
2020年09月21日 11:00撮影 by  iPhone XR, Apple
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2020年09月21日 11:32撮影 by  iPhone XR, Apple
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連幕帯
2020年09月21日 11:37撮影 by  iPhone XR, Apple
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連幕帯
右岸を巻く。延々上がって藪こぎ。
2020年09月21日 11:38撮影 by  iPhone XR, Apple
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右岸を巻く。延々上がって藪こぎ。
樹林限界近くでてエンバニ決める。巨石をどけ整地して3人スペースを作る。
2020年09月21日 13:18撮影 by  iPhone XR, Apple
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樹林限界近くでてエンバニ決める。巨石をどけ整地して3人スペースを作る。
ちょうど二股
2020年09月21日 13:18撮影 by  iPhone XR, Apple
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ちょうど二股
タープ
2020年09月21日 13:28撮影 by  iPhone XR, Apple
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タープ
2020年09月21日 13:28撮影 by  iPhone XR, Apple
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2020年09月21日 13:59撮影 by  iPhone XR, Apple
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テン場シューズに自作わらじ
2020年09月21日 14:50撮影 by  iPhone XR, Apple
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テン場シューズに自作わらじ
少ない薪を焚く
2020年09月21日 14:51撮影 by  iPhone XR, Apple
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少ない薪を焚く
時折青空
2020年09月21日 15:13撮影 by  iPhone XR, Apple
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時折青空
時折青空
2020年09月21日 15:14撮影 by  iPhone XR, Apple
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時折青空
2020年09月21日 15:14撮影 by  iPhone XR, Apple
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出発
2020年09月22日 06:06撮影 by  iPhone XR, Apple
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出発
富山平野
2020年09月22日 06:18撮影 by  iPhone XR, Apple
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富山平野
ツメはガレで助かった
2020年09月22日 06:34撮影 by  iPhone XR, Apple
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ツメはガレで助かった
水が尽きたので、フェルト保護のためわらじをつける。
2020年09月22日 06:45撮影 by  iPhone XR, Apple
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水が尽きたので、フェルト保護のためわらじをつける。
ツメ揚げのガレ
2020年09月22日 06:56撮影 by  iPhone XR, Apple
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ツメ揚げのガレ
剣、立山が見えた
2020年09月22日 07:26撮影 by  iPhone XR, Apple
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剣、立山が見えた
赤牛、水晶と槍、黒部の谷
2020年09月22日 07:59撮影 by  iPhone XR, Apple
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赤牛、水晶と槍、黒部の谷
北薬師岳山頂
2020年09月22日 08:20撮影 by  iPhone XR, Apple
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北薬師岳山頂
北薬師岳山頂
2020年09月22日 08:26撮影 by  iPhone XR, Apple
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北薬師岳山頂
北薬師岳山頂。文登研の知り合いにあって撮ってもらう
2020年09月22日 08:47撮影 by  iPhone XR, Apple
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北薬師岳山頂。文登研の知り合いにあって撮ってもらう
薬師岳と北カール
2020年09月22日 08:53撮影 by  iPhone XR, Apple
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薬師岳と北カール
薬師岳山頂
2020年09月22日 09:41撮影 by  iPhone XR, Apple
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薬師岳山頂
薬師岳山頂
2020年09月22日 10:40撮影 by  iPhone XR, Apple
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薬師岳山頂
太郎平
2020年09月22日 11:07撮影 by  iPhone XR, Apple
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9/22 11:07
太郎平
太郎平
2020年09月22日 11:07撮影 by  iPhone XR, Apple
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太郎平
太郎平
2020年09月22日 11:46撮影 by  iPhone XR, Apple
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太郎平
太郎平
2020年09月22日 11:46撮影 by  iPhone XR, Apple
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太郎平
太郎小屋
2020年09月22日 11:50撮影 by  iPhone XR, Apple
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9/22 11:50
太郎小屋
五光岩
2020年09月22日 12:41撮影 by  iPhone XR, Apple
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9/22 12:41
五光岩
撮影機器:

装備

個人装備
ハーネス+メット フェルト地下足袋 シュリンゲ+ビナ+ 確保器 防寒具 カッパ シュラフカバー マット 水筒 その他沢個人基本装備(ナイフや灯り地図磁石)
共同装備
ツエルトかタープ ストーブ(非常用) バイルハンマー ハーケン 焚き付け+ライター ロープ50m

感想

初日:堰堤だらけのスゴ谷下部通過
コロナ休止半年ぶりの山。長良川河畔の松宅に国鉄+バス乗り継いで前夜泊。未明にガオロさんお迎えで4時間費やし折立へ。4連休で広い駐車場みっちり。カルデラ工事作業林道を徒歩で2時間半、数十台のトラックに抜かれすれ違い、スゴ谷出会いへ。

デカい堰堤とサル軍団のお迎えだ。堰堤を越え、小瀧を超え、巨大取水施設までは水が殆どない。巨大取水施設のコンクリ壁は超えられず、左岸を大きく巻いて、美しい函滝群もまとめてまく。泥の傾斜にポキポキの草を押さえて、足の親指一本をねじ込ませて立ち込むようなトラバース2箇所ほど通過。松っちゃん、こんなとこよくノーザイルで抜けるよなあ。でも地下足袋の親指一本が効くのだ。今回は3人とも秀岳荘のフェルト地下足袋という足ぶれ。

一の谷、二の谷の二股にちょうどよいテン場。人造物多かったけど、谷はサスガ深山奥山だけある風格。松の奥様が握ってくれた玄米おにぎりの腹持ちがすごく効く。

二日目:鳶谷探検
松が久しく地形図に印をつけていた、鳶谷のコンタ1500m付近の大きな「コ」の字屈曲部にゴルジュを求めて出かける。テン場を出るとすぐに美しい二条の滝。なのにその後巨大堰堤が連発。どこから作りに来たのかと思えば上流から林道が伸びてきている。その道は、トンネルからやってきていた。今も進行中。最上流の「第五谷止」というところでは、これからコンクリ流し込みという段階だった。今日は作業休みのようでパトロールに来ていた大型のクマに会った。

現場をあとにすると、10mほどもある墓石を架けたような石橋のある珍しい場所がある。美しい岩盤と小滝の連発をすぎて鳶谷出会いへ。狭く、秘密にふさわしい入り口だ。程なく狭い割れ目にひょろりと水流をくねらす20m滝1500m。右岸の岩壁の左の草付きをがおろさんがメキメキ登る。ハング気味のバンド状を右へ進み、安定のバンドへ15m。2p目は傾斜はないが滝の横の岩面を15m上がる。滝の上も岩盤ヘツリや滑床が続き、美しい沢だ。さて問題の「コ」の字エリアは、両岸おっ立った岩壁ではあるが、地形的に困る狭さにはなっていなくて、すっと通れてしまった。探求を終え、二股で一服して引き返す。この沢の記録は松によれば「わらじの仲間」でも活躍された矢本氏のパーティーが1994.8に溯行し立山カルデラに抜けた記録一本だけとのこと。下流部堰堤だらけになる前のことなのだろう。

20m滝を懸垂して下り、工事現場へ戻る。帰りはこの林道を探求して歩き、このあと遡行する一の谷へ。そこでは、高さ数百mの法面をコンクリで硬め、林道は土手っ腹のトンネルに消えていた。ここからテン場の二股へ巨岩の沢を下り、荷物を取ってまた戻る。

工事現場をあとに登るとすぐ、1360mに20m滝。両岸で男女が向かい合い、鼻を付けているように僕には見える。少しゆっくりしてから右岸の草付きルンゼを上がる。足場は決まるが、結構登っても右側の崖がついてくる。結果、尾根を上がって超えるほどの大きな高巻きになった。途中、藪の中の幅50センチほどの安定したふわふわのバンド上で頭骨を見つけた。形、大きさとも人類のものと思われる。どんな境遇だったのか手を合わせお経を上げる。巧みなルート取りで、ロープ無しで降り立つ。その先の倒木がガッサリ溜まっている近くにテン場とする。整地すれば3人寝られる砂地あり。

三日目:スゴ一の谷遡行
巨岩の多い沢で、全身運動が続く。胎内くぐりで抜けるポイントもある。美しい函滝が延々続き、凡庸な河原が続かない。

1830のチョックストーンの滝20m。右岸のルンゼ草付きから右上のヤブへ取り付くあたりで先頭の松が頭くらいの落石2,3個もろとも転落して5〜6mでつかんで止まった。脇を打ったようでこのあと肋骨の痛みが続いた。

その後、登れない連瀑帯が2100m付近から現れ、延々右岸の藪こぎ高巻きになる。太い笹にハイマツも現れ、久しぶりのマジ藪こぎ。標高差100m以上は漕いだと思う。弱点を探してようやく水に戻り、2350二股で、樹林もなくなった。泊まるならこのあたりが限界というあたりでテン場。後半の連瀑帯は予想外だった。

巨岩を馬鹿力でどけて、三人分の寝床を確保。ただ風が吹き抜け、寒い夜になった。雨は幸い山行中一滴も降っていない。夜は星、富山平野の明かりが輝いている。寝袋無しで来たので震えて眠る。

四日め:薬師岳〜折立
C3より上は快適に高度を稼ぐ。源頭はヤブなく助かった。巨ガレ登りで劔立山が見え始め、稜線に出た。北薬師の山頂にも縦走登山者多し。がおろさんお知り合いの文登研のお二人に会う。久しぶりの晴天でどこまでも見える。信州を遠く離れてしまった気がしていたが、槍や鹿島槍がすぐそこに見える。薬師岳のカール底にはモレーンも見える。赤牛や水晶、鷲羽、唐沢岳など、ここ数年の山行のラインを眺める。中腹の、誰も行かないところにテーブル湿原があちこちにあって興味を引く。がおろさん、あそこも滑ったこと有るそうで。

薬師如来像に手を合わせ、南無阿弥陀仏を10回。20年前、鳶沢登ってここに一緒に来た梶田さんを思い返す。その後、滝のヘツリで落ちて死んでしまった。

フェルト地下足袋の底フェルト消耗防止の為、手編みのポリ紐わらじをつけて登山道を下る。4連休でもあるし、小さな子供もいる家族登山が何組も居た。駐車場に戻るとお隣さんの若い女性二人組は出発時と同じ人だったのでごあいさつ。沢登りも嗜むそうで、松ちゃんの知り合いを知っていた。岐阜の北までまたがおろさんに載せてもらってバスで岐阜へ、国鉄で名古屋へ。栄の八百屋「ぴぴっと愛知」が、21時までやっていて助かった。自転車こいで帰宅して、半額レタスとミニトマトにかぶりつく。下山で食いたいのは、前は肉だったけど、最近は生野菜。





 今回の、4日間に渡るスゴ谷溯行に求めたのは|録泙埜加な一支流、鳶谷の「鳶口(とびくち)ゴルジュ」と、一ノ谷の右俣奥に垂れる滝の解明にあった。
 スゴ谷は凄谷であったか? 極端な難しさはないにせよ、地図で想像する以上の渓相ではあった。あれ程取り組めず捲かされる滝の連続は、高瀬川西沢以来か。
 ‘韻(名の)鳶谷でこうも違うか!という程に、西隣に流下する鳶谷とは性質が対照的であった。ゴルジュに関心ある向きには見て見ぬふりの出来ない地図上地形を含む今回の鳶谷は短くはあったが雰囲気ある典型的ゴルジュを成して、わざわざ訪れて取り組む甲斐ある谷であった。二十年来思い焦がれたゲジゲジだったので、通過が許された際には心底満足し、下降にも痺れた。
 一ノ谷右俣は、すぐ西隣の鳶谷からは想像もできないほどに悪相の滝が断続的に現れて苦しめられた。それを思うと隣の岩井谷支流鳶谷は捲き無しオールフリーの易しい谷だった【2001.8】。今回捲いた滝にも取り組む余地はあったので、良いスタイルでの再登報告を待ちたい。

 いつもの米松コンビに加えて今回は、攀じれる男Gaoro氏の参加をみてゴルジュの通過を許されまた、悪い滝群を足下にして無事に山行を終えることができた。

 緊張から解放されて眺めた山脈を前に、次のアイデアが浮かんだ。
 三人に共通項のある、腹にグッとくる三日山行計画が出来上がったので、来秋にまた是非御一緒願います。

久々の充実山行でした。
次までに少しは鍛えておこうと思います。
https://sspaces.exblog.jp/29194851/

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コメント

たき火
ご無沙汰しています米さん、久しぶりの沢見たいですね。
沢でのたき火は、やっぱり良いですよね
燃料代も掛からないし、体もあったまる
たき火最高。
2020/9/24 10:16
サワヤさんRe: たき火
お久しぶりです。今回シュラフカバーだけで、寝袋省略だったので夜は震えて寝ました。火にあたって蓄熱して。コロナで半年ぶりの山です。
2020/9/24 21:07
Re: たき火
沢ヤ様
コメントありがとうございます。森吉・様の沢の九階の滝をごく最近登られたんですね、素晴らしい。 どうやらあの大西氏もこの夏登ったようです。
2020/9/25 17:37
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