白馬岳・栂池ルート(テント泊)敗退
- GPS
- 32:00
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 707m
- 下り
- 694m
コースタイム
天候 | 04/27(火)→はれ 04/28(水)→雪〜雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
■アクセス→長野自動車道あずみ野IC〜車で約70分。 ■駐車台数→300台 ■水場→なし。 ■トイレ→あり(24時間可能) ■登山ポスト→なし。 ※ゴンドラリフト・イヴ「栂池高原駅」まで片道400m。 ※夜間駐車が可能なのは第2駐車場だけです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山ポスト チケット売り場で乗車券の購入時に係員へ提出します(ビーコンの確認あり) チケット売り場とは別に、栂池登山相談所(栂池高原駅前)にあり、登山計画書の用紙や筆記用具が設置されています。 ■水場 自然園駅〜白馬岳のルートでは、栂池山荘〜天狗原の区間に地図では2ヶ所の水場があります(白馬大池山荘を除く) しかし、積雪期〜残雪期には雪に埋まり水場はありません。 テント泊の場合は2〜3mの積雪量があるので、雪から水作りをした方が水を担ぎ上げるより負担が少ないです。 ■栂池高原スキー場第2駐車場(809m) 上記のアクセス欄を参照して下さい。 夜間駐車が可能なのは、第2駐車場だけです。 栂池高原駅まで片道400m・徒歩約5分で到着です。 ■栂池高原駅(839m)〜栂の森駅(1,574m) チケット売り場から約1分で栂池高原駅に到着です。 栂池高原駅(降り場側)にトイレがあり、ゴンドラリフト・イヴに乗り栂の森駅へ向かいます。 運行区間→栂池高原駅〜白樺駅〜栂の森駅。 6人乗りゴンドラ、距離4,120m、標高差743m、乗車時間20分。 コロナ感染予防のため4人乗りで運行中(待ち時間はほぼ無し)です。 ※中間駅の白樺駅はゴンドラに乗車したまま通過します。 ■栂大門駅(1,560m)〜自然園駅(1,829m) 栂の森駅から約5分で栂大門駅に到着です。 ロープウェイに乗り、自然園駅へ向かいます。 運行区間→栂大門駅〜自然園駅。 71人乗りロープウェイ、距離1,200m、標高差284m、乗車時間5分。 コロナ感染予防のため定員30人で運行中(30分間隔で待ち時間あり)です。 ※栂の森駅を背にして、左側はスキーコースへ下降(リフト有り)で、栂大門駅には右側へ約100m進みます。悪天候・初めて行く場合・人が少ない場合は迷いやすいです。 ※栂池ロープウェイの運行(風・時期・雪の状況で運休あり)については事前に調べて下さい。 ※風速15mを超えた場合は、ロープウェイは運休します(事前にホームページで告知あり) 登山者が下山時に悪天候による運休の場合は、出来る限り速度を落として運行してくれるそうです(係員へ確認済み) ■自然園駅(1,829m) 栂池高原駅から約45分で自然園駅に到着です。 自然園駅にはトイレと休憩所(ベンチ・暖房)があります。 待ち時間・トイレ・荷作りを含めると、登山開始には栂池高原駅から約60分掛かります。 登山者は準備とゴンドラリフトの運行時間に注意が必要です。 自然園駅を背にして右側へ20m進むと3股分岐になり、左側は栂池山荘へ、中央は天狗原へ、右側は成城大ヒュッテへ向かいます。 明確な登山口の看板が無いので古い足跡を辿り尾根(鵯峰側)へ向かいます。スキーヤーは右側の尾根末端から、登山者は尾根正面を登り尾根に登り上げます。 栂池山荘から尾根に登り上げるには急斜面になりスキーヤーが転げ落ちていました。登る場合はスキー板を外した方が確実に安全です。 乗鞍岳・小蓮華山・白馬岳を目指すには鵯峰側(東側)より白馬岳側(西側)を短距離で無意識・心理的に登りたくなる気持ちになります。好天ならば爺ヶ岳〜白馬岳まで後立山連峰が見渡せながら天狗原まで登れますが、やはり安全なルートファインディングが必要です。 ■白馬岳神社・祠(2,203m) 中ノ原から約75分で白馬岳神社・祠に到着です。 広い雪原のハイマツ帯の小高い岩場の上に祠があります。 お神酒を奉納して、翌日のホワイトアウトから無事に下山できました。 ※写真105枚目の4番ルートからくの字に大きく迂回(祠や天狗原を目指さないスキーヤーのショートカット)して祠に向かいましたが、下山路(1番ルート・夏道の登山道)では地形の記憶もなく焦りました。 ■天狗原(2,203m) 白馬岳神社・祠から約5分で天狗原に到着です。 白馬岳神社・祠を背にして時計2時の方角へ約50m進むと天狗原の道標があります。 道標から正面約200m先にある白馬乗鞍岳の東斜面下部まで進みます。 ■白馬乗鞍岳(2,436m) 天狗原から約91分で白馬乗鞍岳に到着です。 急登を登り上げると広い雪田があり、窪地にある白馬乗鞍岳はハイマツ帯に囲まれて見えません(積雪期でハイマツ帯が雪で埋まった場合は雪田から直進100mで登頂) 登山道が不明で雪田から約200m戻った場所に、夏道の登山道(慰霊碑がある大岩が目印)がありピンクテープを目印に残しました(夏道を利用する場合は片道約500m歩く) 天狗原〜白馬乗鞍岳の区間では降雪直後やスキーヤーの滑走が誘発する雪崩や、悪天候による道迷いに注意が必要です。 また、白馬乗鞍岳までスキーヤーが多く登ります。 ※雪田にザックをデポして白馬乗鞍岳にピストンして雪田からハイマツ帯の岩場(雷鳥の生息地の為)を歩いて白馬乗鞍岳を経由して白馬大池山荘へ向かいます。 ※白馬乗鞍岳の周辺は登山道の岩場が露出しているのでアイゼンを外して短時間で白馬大池山荘へ行く事がオススメです。登りではアイゼンを付けて、下りではアイゼンを外して歩きました。 ※白馬乗鞍岳までスマートフォンの電波が入る(機種による)ので、最新の天気予報を必ず確認しましょう。 ■白馬大池山荘(2,380m) 白馬乗鞍岳から約73分で白馬大池山荘に到着です。 火山特有の大きな岩場の登山道を歩き、残雪期では一部池の上を歩きます(写真49枚目) 白馬大池は残雪期でも雪に埋まり池の上をショートカットで歩く登山者もいますが、融雪が進み雪が緩んでいるので注意が必要です(04/27(火)に白馬岳に登頂した登山者の足跡が白馬大池の中央にあります) ※白馬大池は最深部13.5m、平均水深6.5mあり危険です。 ※白馬大池山荘では3mの積雪量があるので水作り・雪洞・イグルー製作が可能です。 ※白馬大池山荘〜雷鳥坂を経由せず、白馬乗鞍岳〜船越ノ頭へ直登(写真46枚目・47枚目)すると約60分の時間短縮が可能です。 池や雪の状態や船越ノ頭の斜面の状況によります。 ※雪のない登山道をアイゼンを付けて歩いたので時間がかかりました。 ■今回の山行は、計画していた白馬鑓温泉〜白馬鑓ヶ岳が4月上旬の雪崩で温泉が埋まり、2時間のトラバースと雪崩が不安材料になり見送りました。 前週は風速20mを超えてロープウェイが終日運休。 27日に猿倉荘まで林道が開通した急斜面の大雪渓ルートか、緩斜面で長距離の栂池ルートと迷いましたがテント泊なので見所の多い栂池ルートで白馬岳を目指します。 不安要素は26日が好天で強風なので、山行を1日ずらす事で28日の悪天が早まる事です。 台風2号の影響で27日〜28日午前中まで晴れて午後から雪予報でしたが、実際には28日0時から風速10〜13mと降雪でした。 3月の登山でポールが折れたテントを使用した為に深夜〜翌朝までフライシートが外れる始末。強風でうるさくて一睡も出来ないのであらゆる場面を想定して作戦を練ります。 天候が回復する兆しはなく一刻も早く下山したい気持ちを朝食を取りながら落ち着かせ、下山ポイントを3つに絞ります。 ポイント1は窪地でガスが溜まりやすい視界不良の白馬大池からの脱出、ポイント2は白馬乗鞍岳〜天狗原までホワイトアウトの中で標高差220mの急斜面の下降、ポイント3は広い雪原の天狗原〜中ノ原の急斜面の下降です。 ★その他の注意点 白馬エリア(唐松岳・五竜岳)のゴンドラリフトの最終運行はほとんどが15時30分ですが、白馬岳の自然園駅は15時ととても早いです。 04/28(水)の日の入り→18時45分と陽が伸びたので谷川岳のように17時00分まで延長して欲しいものです。 ロープウェイを利用した場合は高低差1,103m、距離は往復20km、コースタイム10〜12時間になり1泊2日の登山行程になります(好天時の場合) 猿倉荘〜大雪渓ルートや、白馬鑓温泉からの三山縦走、白馬岳主稜に比べると栂池ルートは危険度が低いですが距離は長くなります。 白馬岳は後立山連峰の最高峰になり、標高2,900mを超えているので残雪期でも気温-10℃前後(夜間〜早朝)になるので防寒対策が特に必要です。 ★栂池高原スキー場第2駐車場まで国道148号線の自動車の運転は、鹿や動物の飛び出し・路面凍結・落石が多いので注意が必要です。 また冬季の白馬エリアでは、除雪された雪や屋根からの落雪で歩道が埋まります。 冬季には除雪作業者や歩行者が歩道を歩く事が多いので、自動車の運転には特に注意が必要です。 ★栂池高原スキー場第2駐車〜白馬大池山荘までの区間で、スマートフォンの電波は白馬乗鞍岳まで入りました(機種による) 寒さでバッテリーの消耗がとても早いので、予備の充電バッテリーの携帯が必要です。 ★自然園駅〜白馬岳の栂池ルートはゴンドラリフトとロープウェイがある事で、通年登山者が多いルートになります。 あらゆる斜面でスキーヤーの滑走跡があり、ショートカット跡が多数あります。 大きく登山道を外したルートがあるのでセルフレスキューとルートファインディング能力が必要になり、ツェルトと地図の携帯が必須です。 ★ストックは登りで自然園駅〜白馬大池山荘まで、下りで白馬大池山荘〜白馬乗鞍岳まで使用。 12本爪アイゼンは登りで自然園駅〜白馬大池山荘まで使用、下りで白馬乗鞍岳〜自然園駅まで使用。 ピッケルは登りで天狗原〜白馬乗鞍岳、下りで白馬乗鞍岳〜自然園駅まで使用。 ワカンは使いませんでした。 ★自然園駅〜白馬大池山荘の区間まで明確に道迷いする場所はほとんどありませんが、猿倉荘〜大雪渓ルートと比べると悪天候では迷いやすい広い雪原や緩斜面が多くあります。 また、スキーヤーの滑走跡が無数にあり積雪期〜残雪期には看板や道標が雪に埋まり登山道が不鮮明なので道迷い防止のピンクテープを目印で残しました。 ★雪山ではスマートフォンなど電子機器に頼りすぎてはいけません。バッテリーのリチウムイオン電池は暑さや寒さに弱く、すぐに使えなくなります。 電池切れ、故障、紛失を想定してアナログ機器も併用して使えるようにしましょう。 地図やコンパス、ルートや分岐点など登山計画書の作成時点から覚えて緊急事態に備え、登山記録を残して次の登山に活かしましょう。 雪山では、技術や経験や知識が全く通用しない場面に直面します。 ★白馬大池山荘について 白馬大池山荘の周辺には2〜3mの積雪量があり、05/06まで1週間以上も続けて降雪予報が出ています。 白馬乗鞍岳と船越ノ頭の中間点のコルにあり、風の通過点になり風が強い場所です。 当日は屋根からの落雪・落氷を避けて山荘の壁側にテントを設営、1mの雪壁を設置しましたが台風の影響とテントの故障もあり風除け不足でした(写真68枚目) 下山後に考えると、豊富に雪があるので雪洞かイグルー(地中から30cm下に硬い層あり)を作ればテントの重量(2kg)の軽量化が可能ですが確実に雪がある事が前提になります。 ★悪天候による天狗原について ホワイトアウトの中で白馬乗鞍岳〜天狗原まで下降する場合は、広い急斜面の右側に少ない低木帯があり下部と中間部に登る時にピンクテープを目印(写真添付)で残したので安心して下れました。 急斜面を背にして左側に白馬岳神社・祠があり、天狗原の左側沿いに夏道を直進すると中ノ原の急斜面を下り自然園駅に到着します。 しかし、急斜面を下れた安心感で気が抜けた事や前日の登りでは天狗原の右側(白馬岳側)から大きく周りこんだので下山路を見失い約30分間も道に迷いました。 再び白馬岳神社に戻り、コンパスと地図と古い足跡を頼りに自然園駅に辿り着きましたが、無闇に歩かずスマートフォンの電波が入る天狗原ですぐに現在地を確認すればもっと早く安全に脱出できたと反省点です。 ★雪山で先行者の踏み跡があるからといって100%安心しないで下さい。その踏み跡が正解とは限りません。 また、雪山では夏山と違って沢や谷が雪で埋まり自由に歩けます。 ショートカットや直登直下などで踏み跡がいくつもあり迷う事もあります。ピンクテープや赤旗を目印にして、道に迷ったら分かる所まで戻るのが鉄則です。 ★気温、風速、標高、積雪量、写真撮影、ルート工作、悪天候、危険箇所の確認をしながら登るので、コースタイムより遅くなります。 登山ルートや歩行時間は参考程度にして下さい。 ★近辺にはスキー場があるので、一般道路はよく除雪されていますが、タイヤチェーンやスタッドレスタイヤの装着が必要です。 白馬村は豪雪地帯に指定(長野県では4〜5月でも降雪あり)されているので、万が一大雪で立ち往生した場合を想定して、冬季は寝具(寝袋や毛布)、携帯トイレ、着替え、飲料水や食料(2日分)を自動車に用意しましょう。 また、雪山では車が雪で埋没した場合のスコップも必須です。 ★白馬エリアの山域では、融雪注意報が出ています。 残雪期を迎えて融雪が進み、斜面では多くのクラック(ひび割れ)がが確認できます。 また、十分な雪山装備と余裕を持った行動が重要です。 ★コロナ禍なので、登山の前後には店舗に原則立ち寄らず、食事もテイクアウトや車内で済ませ、限りなく人との接触を避けましょう。 マスクとアルコール消毒液を携帯して、健康第一に努めましょう。 ★登山の出発前に、車のルームライトや灯火類の消し忘れによるバッテリー上がりに注意が必要です。 また、雪山で車の鍵の紛失や落し物は致命傷になり、探し出すのは困難です。 下山後に、降雪で車が雪で埋没している場合があるので、スコップを積んでおくと安心です。 ★雪山では、食事(行動食)、トイレ、着替え、装備の脱着など面倒で後回しになりがちです。 これらは早めに済ませて、落雪・雪崩・落石・滑落など危険回避に神経を使いましょう。 ★冬季+コロナ禍で多くの山小屋が閉鎖しています。 登頂できても山岳バッジの購入ができず困っています。 道の駅「白馬」に白馬三山の山岳バッジが売っています。 ★残雪期の栂池高原駅〜白馬岳の区間では、トイレは栂池高原駅(出口側)と自然園駅にあります(山荘や山小屋は除く) 必ず紙おむつ・携帯トイレを持参しましょう。 ★緊急時の連絡先 .乾鵐疋蕁▲蹇璽廛ΕДい留森圓砲弔い 栂池ゴンドラリフト(株)→電話0261-83-2255 ▲好ー場内で怪我した場合→電話0261-83-2427 A難した場合→大町警察署→電話0261-22-0110 ★残雪期になり暖かくなりましたが、強い紫外線(積雪期の紫外線の照り返しは夏季より強い)を浴びて重度の日焼けや、雪目で視力低下による怪我・事故に注意が必要です。 ★中ノ原〜白馬乗鞍岳の周辺のハイマツ帯は雷鳥の生息地です。 ホワイトアウトで視界不良の中でも、鳴き声が聞こえて足に識別の足枷を付けた雷鳥を登山歴18年で初めて見ました。 雷鳥の生息地の保護の為に雪解けした残雪期のハイマツ帯への侵入は避けて、ゴミ等は必ず持ち帰りましょう。 ★反省点 ‥袈藐兇悩膿靴療卦ね淑鵑魍稜Г靴覆った事。 天狗原で道迷い防止の為に赤旗を使用しなかった事。 8両磴靴燭泙泙離謄鵐箸鮖藩僂靴浸。 た紊3.5L担ぎ上げた事(雪で水作りをすれば軽量可能) ソ蘰は行動食のみ、水分の補給不足、重装備(20kg)による強度の高い運動、テント故障による睡眠不足、吹雪と雨による低体温症からなる両太ももの痙攣(下山2日後も完治せず) ε仍各(夏道)を避けてショートカットを多用した事。 Д僖奪ングの軽量化不足。 26日27日で白馬岳へ登頂した登山者がいたので27日28日に変更して悪天候により敗退。 当初予定していた26日27日に登りれば登頂の可能性大、晴天で強風の26日を避けて悪天候で弱風の28日を選択した事が敗退の理由です。 ★栂池高原スキー場第2駐車場の10km圏内はガソリンスタンドやコンビニがなく、とても不便なエリアです。 しかも、場所によって車中泊の禁止や火気厳禁など禁止事項がありますので注意が必要です。 長く細かい説明になりましたが『安全第一』で白馬岳を楽しんでください。 |
その他周辺情報 | ■栂の湯 ■営業時間→12:00〜21:00(最終受付20:30) ■休館日→シーズン中は無休 冬季→11月下旬〜5月上旬 夏季→6月〜10月 ■料金→大人700円、小人500円。 ■マスクの着用義務あり。 |
写真
装備
個人装備 |
寝袋
エアーマット(160cm)
竹ペグ4本
テントシート
シュラフカバー
ペットボトル(1.5L)
ナルゲンボトル(1L)
ハイドレーション(1L)
長袖シャツ
靴下(冬用)
2足
固形燃料
コッヘル一式
ライター
ジョーゴ
鍋敷き
コーヒーフィルター4枚
水筒(湯・0.5L)
救急セット
救助笛
熊鈴
防犯ブザー
ちり紙
ゴミ袋
日焼け止めクリーム
リップクリーム
サングラス
コンパス
スマホバッテリー
ワイヤー1m
道迷い防止テープ
乾電池
三脚
筆記用具
腕時計
風速計
温度計
スノーソー
靴ひも(予備)
携帯トイレ
ゼリー飲料2ケ
粉末コーヒー4本
ソーセージ2本
粉末アミノ酸2本
ビスケット4枚
ようかん(小)1ケ
塩あめ3ケ
わりばし
ヘッドライト2ケ
LEDライト2ケ
12本爪アイゼン
ワカン
ピッケル
ヘルメット
アタックザック
ハードシェル
合羽(上)
スリング120cm
鍵(テント用)
インナーグローブ
防寒グローブ
バラクラバ
地図
登山計画書(控)
スマートフォン2台
キャップ
現金
マスク
アルコール消毒液
タイツ
インナーシャツ
ストック
赤旗(120cm×9本)
うどん2玉
もやし
ベーコン10枚
パン5ケ
麺つゆ
100gハンバーグ2ケ
|
---|
感想
【2021年/白馬岳・栂池ルート/1泊2日・敗退】
■2021年04月26日(月)
実家 23:05 5℃ 1,000m はれ
ローソン白馬神城店 02:00 8℃ m
仮眠 03:00〜07:30
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
■2021年04月27日(火) 1日目
※白馬岳・栂池ルート・登り はれ
ローソン白馬神城店 07:35 8℃ m
栂池高原スキー場第2駐車場 08:00 17℃ 805m
着替え・荷作り 08:00〜08:30
栂池高原駅 08:42〜50 17℃ 839m
白樺駅 08:55 ℃ 952m
栂の森駅 09:11 8℃ 1,582m
栂大門駅 09:19〜30 8℃ 1,560m
自然園駅 09:35 7℃ 1,829m
白馬神社・祠 11:25 4℃ 2,203m
天狗原 11:29 4℃ 2,203m
白馬乗鞍岳 13:00 4℃ 2,436m
白馬大池山荘 14:13 11℃ 2,380m
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
■テント場雪かき 14:16〜15:12
テント設営 15:17〜15:47
昼寝 15:47〜16:00
荷作り 16:00〜16:24
竹ペグ設営 16:24〜16:33
自由時間 16:33〜17:00
仮眠 17:00〜21:00 外0℃ 内3℃
夕食 21:00〜21:30 外℃ 内℃
消灯 21:30〜04:40 外℃ 内℃
※気温→外は屋外、内は屋内。
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
■2021年04月28日(水) 2日目
※白馬岳・栂池ルート・登り 雪
起床 04:40 0℃ 外0℃ 内2℃
朝食 04:40〜05:35
テント撤収・荷作り 05:35〜06:20
白馬大池山荘 06:20 0℃ 2,380m
白馬乗鞍岳 06:52 0℃ 2,436m
天狗原 07:35 1℃ 2,203m 雪→雨
中ノ原 08:20 2℃ 2,025m
自然園駅 08:40〜09:00 2℃ 1,829m
栂大門駅 09:08 3℃ 1,560m
栂の森駅 09:12 3℃ 1,582m
白樺駅 09:27 5℃ 952m
栂池高原駅 09:34 6℃ 839m
栂池高原スキー場第2駐車場 09:45 8℃ 805m
着替え 09:45〜09:50
実家 09:50〜13:10 13℃ 1,000m
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
■26日は、強風(風速20m以上)で日程変更。
台風2号の影響で、今後の1週間は降雪予報。
27日と28日を逃すと、しばらく登れない。
28日も昼過ぎから、天候が崩れる予報。
好天の27日にどこまで進めるかが正念場。
腐った雪と20kg装備で半分も進めなかった。
しかも、予報より早く天候が崩れ始める。
破損したテント内で、あらゆる作戦を練る。
白馬岳までの稜線は強風から逃げ場がなく断念。
吹雪の中で広い雪原を3時間下る決断をする。
案の定、広い雪原でホワイトアウトに遭遇。
コンパスと地図と古い足跡を頼りに脱出。
距離20km・高低差1,100m・標高2,932m、
ホワイトアウト・テント破損・体調不良と
不安要素が満載の状況から無事に生還。
敗退の悔しさより、下山した安堵感が勝る。
富士山頂上のホワイトアウトを思い出した。
雪山特有の天候の怖さが身にしみた山行。
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
■ 1日目
体重64.0kg 荷物20.20kg
日の出→04:50 日の入り→18:44
移動距離→7.76km(片道3.88km)
移動時間→06時間48分(合計)
(上り→04時間28分、下り→02時間20分)
休憩時間→00時間00分
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する